社長が経営の事実である月次の数字と向き合う。
このスピードが経営速度に大きな差をもたらします。
年次決算のみの経営
年間の決算終了後、その2ヶ月後に年間の業績情報を知り、その情報で次の1年を戦うのがこのパターン。
これでは、最近の動きについては経営者の勘が頼りになります。
もしかしたら、現場にいない経営者では勘も働かないかもしれません。
ものすごく危うい経営になるでしょう。
普通月次決算を行う経営
月末の30日後、つまり翌月の頭に結果を業績を把握して、行動計画を修正し動く。
年次決算のみに比べるとかなりスピーディーですが、把握する業績は、すでに一月古い情報です。
毎月1回、自社の明確な立ち位置はわかるが、古いの情報なのでスピード経営が求められる業種や業態では不十分です。
リアルタイム業績把握の経営
月末の10日後に業績を見て、行動計画を修正し動く。
業績は10日前の情報なので、通常の月次決算よりも20日分行動が早くなります。
それぞれの経営を比べて見ると
常に5%UPを目標にしている場合。
スタートを100とすると・・・
年次決算のみの場合 | |
---|---|
現在 | 100 |
1年後 | 105 |
2年後 | 110 |
普通月次決算を行う場合 | |
---|---|
現在 | 100 |
1ヶ月後 | 105 |
1年後 | 179 |
2年後 | 322 |
リアルタイム業績把握の場合 | |
---|---|
現在 | 100 |
1ヶ月後 | 110 |
1年後 | 322 |
2年後 | 1,040 |
こんなに数字は違ってきます。
もちろん、勘でも正解の行動はできる可能性はありますし、業績をきちんと把握できても、動かないなら意味がありません。
早めの業績把握と早めの「目標のための」行動、この2つを確実にこなすから成長が倍速になるのです。
ソフトバンクの孫さんはこれを毎日のサイクルで3000もの指標で行うそうです。
中小企業に3000もの指標は必要ありません。
試算表だけでも何十もの指標は出ています。
まずは通常の会計上の数値だけでもリアルタイムに把握し、倍速経営への第一歩を踏み出しましょう。
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