京都・滋賀で事業を伸ばしたい経営者を、リアルタイム月次決算と行動計画で経営支援する、コーチ型経営支援税理士。
京都市下京区御供石町368番地 北阪ビル6階
  1. 事業の倍速コラム。
 

事業の倍速コラム。

2021/06/23
資金繰りの改善といえば、
・売上の増加
・利益の改善
・経費の削減
をイメージするのではないでしょうか?
事業の改善としては王道ですので常に考えるところではあります。

他にも現金を増やす以外にも改善につながることもあります。

入金は一日でも早く、支払いは一日でも遅く。

例えば、売上が末締、翌末日入金 支払いも末締め、翌末締払いの場合
入金が支払いに間に合ってそうですけど、入金が入るまでは手続きが間に合いません。
銀行が他行の場合・・・間に合わない可能性がでてきますね。
こうなってくると必要な資金は、たった一日なのに倍必要になってきいます。

入金を翌月25日にできたり、支払いを翌々月10日にするだけで、必要な金額は一月分ですみますね。

不足分は借入で

しかし、なかなか入金・支払日を変更することはできないことも多いです。
下請けの場合は、勝手に入金を伸ばされる・・・なんてこともあるかと思います。
回収の催促はするとしても、資金繰りに翻弄されると、本業に集中することができなくなってしまいます。
そのための借入が、運転資金の借入になります。
月末に資金が足りないからといって、急に借りれるわけではありませんので、
事前の対応が必要になってきます。

2021/05/31
人の信用を得るのは難しいですが、信用を失うのは簡単です。

ただ、人の全てを信用する、疑うのではなく、ある部分は信用する、ある部分は信用しない
といった関係が仕事では一般的だと思います。

お互いの相性にも繋がるんでしょうけど、お互いの勝手な阿吽の呼吸がズレているから起こる問題です。

言っていた事とやった事が違う。

よくあるトラブルのような話ですが、言った言ってないという誰が悪いんやと言う問題ではありません。

最初話に出ていたので、やってくれるのかな?と思っていた事が、相手は話が終わったから
もしくは変わったからしなくて良いだろうと判断した。
といったものが不信感の始まりだったりします。
客観的見れば、あえて再度お願いするような事か?と言ったレベルだけに相手が気付かない事も多いです。

思っていたレベルでやってくれない。

このレベルの仕事を依頼しているのだがら、やってくれていて当たり前の事。
特に日本に多いのだと思うのですが、サービスというものに対して過剰に求められる傾向にあります。
昔はしていて当たり前の事でも、今は当たり前でない事はたくさんあります。

費用対効果というもので、サービスを提供している側から見れば、その金額以上の仕事はしていますよ。
と思っているのですが、受ける側は書いてない事であっても当たり前にあるものと思っているものがあります。

仕事を受ける側はする事は伝えても、しない事まで伝えません。
特に、その当たり前だと思っているサービスが本業とはいえない事に関しては。

相手の求めているレベルを汲み取って、するしないを伝えられる実力というのは本当に難しいかと思います。

2021/01/25
とある本で、
「経営者とは負けないように勝負をしていくもの。」
とあり、とある本では
「リスクを取らないとリターンが得られない」
ってことが書いてあります。

人の性格だと思うんです。
負けるのが嫌いな人は、地道に進んでいく。
大きなリターンが得たい人は、リスクを取って行動していく。

どっちが悪いわけでもない・・・と思います。

ただ先に進んでない人は、
リスクがあるといって全く動かない人
リターンがあるからと、リスクではなく単に危険なことをしている人
のどっちかなんですけど。

なんもしない人と、何も考えてない人は成功がないということで。

2020/12/14
絶賛年末です。

コロナ禍で・・・といいつつも、ちゃんと業績を上げてられる人もいるもので。
個人の場合、

・節税なんかないん?
・この費用つかっていいん?
・iPhone買っていい?(なぜか毎年一定数います(笑))

なんてことを話したりします。
個人の節税は・・・まぁ、決まったものがいくつかあるので、説明するのですが。
(小規模企業共済とかセーフティ共済とか)

費用について。
人によるとは思いますが、
・真剣に払うか悩んでいるものが、未来の投資または未来の費用の先払い
・勢いで払ってしまおうとしているのが、浪費
というイメージです。

税金を減らすためだけに、税金以上の現金を減らす無駄はだけは避けるようにしてくださいね。

2020/10/05
・面倒なことややりたくないことは後回しにしたい。

こんなことは常に思ってることだと思います。
私だけですかね?(笑)

そのまま、せずに済むなら一番ですし、
しないですむようにするのが仕事のしどころとも言えますが。

なかなか、そうはいかないのが現状です。

ほっとけば、ほっとくほど、ろくなことになりませんし、
不安だけがかけめぐり、悪循環となります。


解決方法は、いややけど、ほんの少しだけ進める。

これが一番かと。
少し進めてみると、全体像が見えてきます。
全体像が見えると不安がなくなります。
不安がなくなると、面倒が消えてきます。
好循環ですね。

問題は、それがわかっていても、やりたくないものはやりたくない。
という頑固な意志なんですけど。


2020/09/28
同じ税理士がどんな広告をしているのか。
気になるところです。
・・・・の割には自分で見に行くことはないんですけど(笑)

さて、特に私のような「一般的には」お堅いイメージのある職業のチラシを見てると

「専門書かよ!」

と突っ込みたくなるような、漢字と専門用語が並んでいます。
限度のある文字数の中で、一番かっこよく書こうとするとそうなってしまうのと
いい加減な言葉を使うと、正しくは違う意味に取られてしまう可能性があるので
仕方ない部分があります。

が、同じ業界でもできれば関わりたくない用語が連発している広告を
ターゲットは理解できるのでしょうか?
そもそも、見ようとするのでしょうか?

チラシの作成する側の理解度は常に100%ですけど、
チラシを見る側の理解度はこれだと限りなく0%になってしまいます。

相手の理解度を100%に近づける努力。
ついつい忘れがちになりますね。



2020/09/14
以下の中で、どれが一番信用できるでしょうか?

(1)いつか、この会社引き継いてもらおうと思っているから。

(2)3−5年後に、会社渡すから、今この仕事手伝って。

(3)5年後に、あなたに会社を引き継いでもらいたい。
 そのため5年間にこのように進めたいと考えている。
 計画通り、まずこの仕事をしてもらえないか。

並べるとわかりやすいですけど、(3)だというのは納得していただけるかと思います。

(1)だと「みんなにいってるんじゃないの?」
(2)だと「3−5年後って、いつやねん。すでに10年たってるやん」ってことも多いです。
(3)だと上記の考えは出にくいですね。

ただし、(3)だと相手も覚悟をせざるをえませんので、「私には無理です。」
という回答もでてくるかと思いますが。

相手に納得してもらうには、「情報の開示」「期限」「覚悟」を並べないと難しいのが現状です。

昔は(1)でもいけたんでしょうけどねぇ。

 

2020/08/31
安倍総理の辞めた時期はどうなのか。
といった話ではありません。

政治的にどうかは人それぞれでしょうし、それは、個人的にお会いするときにでも。
(特に深い意見ありませんけどね)

会社と作ったときには全く考えてないですが、
・事業の辞め時
・会社の辞め時
・会社の引き継ぎ時
といったものは出てきます。
引き際ってやつですね。

会社をやめた後の事を明確にしている人は
引き際は綺麗です。
なにせ次への明確な目的等がありますので。

逆に今の事で精一杯という人は、先のことはなかなか考えられないです。
今はしゃーないやん。
という意見もあるでしょうが、昔なら考えてたかというと
それも考えてなかったかと思います。

自分があと何年働けるかを考えた時に、一人で事業をしていても
周りの関係者に迷惑をかけないことは考えてみてはいかがでしょうか?

会社を手放す。
色んな方法がありますが、もしお金を最大限に手に入れようと考えられるなら・・・
事前準備とタイミングが大事になりますね。
もし、興味がありましたらご連絡を。

それはともかく、
「あと2・3年したら交代するわ。」
と言ってる人で、交代した人は見たことがない。
というのが人生中途半端な状況ですが、学んだことの一つです。


2020/08/24
仕事の途中では、
相手に動いてもらわないと終わらないもの
という部分があります。

税理士の王道の仕事、申告業務であれば、
・相手に資料を準備してもらわないといけない
・相手に必要なデータを入力してもらわないといけない
・申告をするために相手に説明して納得してもらう時間のとってもらわないといけない
なんて感じです。

反応まちー・・・・って感じにしておくと、あっという間に期限直前ってことになりがちです。
相手は、なぜかしら、その対応をしたら(例えば、資料を渡しさえすれば)
その日のうちに出来上がって完成すると思っているからです。
なので、ギリギリでも良いと考えます(笑)
(全員ではないです(笑))

前回の動かすと同じですが、相手に資料を持ってきてもらうまでして一段落です。
連絡だけしたというのは一段落していません。

相手の対応を待っていると・・・一定量超えると自分の時間が足りなくなってきます。
自分の予定が相手の気分に左右されるからです。

相手に気分良く短期間でどう動いてもらうか。
簡単なようで、難しい課題です。

2020/08/17
人を動かすというと、

「従業員を動かして・・・」

と言ったイメージが強いかと思います。


しかし、

・チラシを作るときは「(未来の)顧客を動かす。」
・計画を作るときは「自分(と仲間)を動かす。」

と、仕事に絡むことであれば、

なにかをする=(対象となる)人を動かす。

となるかと思います。
と思ったときに、作ったチラシや計画をみたときに・・・

具体的にどう行動するか書いてない。
動きたくなるモチベーションにさせていない。

なんてことだと・・・

人間察して動ける人はごく一部です。

ってことは、書いてない=動いてくれない。
ってことは、動いてくれない=その仕事の効果がない

ということになりますのでご注意を。



2020/06/08
投資と言っても、証券やFXの話ではありません。
証券やFXは投資ですけど、それは専門家の人に話してもらうとして。

税理士としての投資。
というより、経営者としての投資。
となると、人・モノ・カネ・時間を使って投資していく形になります。

殆どは、自社の本業。
たまに、本業ではないところでの投資も可能性としてあるかと思います。

株式や証券、FXやその他色々。
こういった金銭債権の投資というものは
・損切りの大事さ
・利益確定の難しさ
など、色々言われております。
ちゃんとできている人は一握りなんだろうなぁとは思いますが。

しかし、意外と事業としての投資のときは
「これはしなあかんもんやねん。」
というお話は聞きますが、

・リターンは年間いくらで、トータルどれぐらいの稼ぎになるのか
・どの時点で損切りすべきか(いくらでも。人とお金と時間が突っ込めるもの限定ですけど)

を聞くことは、少なかったりします。

たとえば、ホームページを作るときに
「これからオンラインが必須やから最低でもホームページはいるんや」
という話になったりしますが、そのホームページでどれぐらいの集客ができて、どれだけの稼ぎになるか
なんて考えて作ってる人は殆どいないと思います。
(私も名刺代わりぐらいにしか思ってませんでしたし)

しかし、曲がりなりにも経営者。
なんでも思いつきでするのはいかんなーと思ったりするのですが、
みなさんは、どんな感じですかね?

個人的には、なんとなくMacBookを買って、
「趣味:MacBook」って事でごまかそうとしているという現状ですけど。

2020/05/25
今年ほど、補助金や給付金の情報について聞かれた年はないのだろうと思います。

メジャーなものは流石に把握していますが、本当に色々あるものです。
受けようとしている人の半分ぐらいは、国が求めてる用途とずれているなーと感じていますが。
ま、それはさておき。

やろうとしていることに対して補助等がでるなら受ける価値は当然あります。
費用対効果を求めるのが当たり前ですので。

が、補助金だけを求める。それはお得感は満載ですけど、事業はその補助金で改善するのか。
それを明確に答えられる人が少ないように感じます。

このコロナの状況がいつ終わるのか
非常事態宣言があけ、日常に戻ったときに、自分(自社)はどうしないいけないのか。

そんなことを明確に答えられる人はなかなかいません。
正直わからないと言っても、なんでわからへんねん!とは言われないかと思います。

ただ、わからないからとはいえ、考えないわけにはいけません。
今できること、今後しないといけないこと。
その行動と補助金が・・・あまりにずれていると、目先のお得に負けて、将来の利益を削ってるかもしれませんよ。

しかし・・・国はともかく、地方自治体は補助金の差がありすぎて本当にむずい・・・

2020/04/27
努力は無駄にはならない。

基本は間違ってないかと思います。

ただし、

「自分(もしくは会社)が行きたい方向に進むには正しい努力をする必要がある」

と思います。

・期限が定めてある。
・努力できる時間が決まっている。

というのが仕事の場合ほとんどです。

そのときに回り道になる努力をしていても進まない。
そのときに、経営者やリーダーが正しい方向性に導く必要がある。

がんばっている従業員にその頑張りは無駄だとは言えないですが、
ただしい努力に導くというのは常に考えてないといけませんね。

2020/04/13
コロナの話題で持ちきりですが、みなさまどのような対応をされてますでしょうか?

こういったときに人間性がはっきりと出てくるものですが・・・

それはさておき、まずは資金繰りです。
潤沢であれば良いのですが、一般的には潤沢である会社は少ないかと。

・セーフティネット保証
・無利子・無担保融資

など、金融機関経由であったり、日本政策金融公庫に直接申込するものであったりと
色々あるかと思います。

詳しくは経済産業省のHPにて

大事なのは、先を見て
・いつまでに必要なのか
・いくら必要なのか
を考えて申し込むことだと思います。

無利子で無担保が一番ですが、日本政策金融公庫は今対応に追われており、
借入にどうしても時間がかかります。
セーフティネット保証のほうが今なら少し早いかもしれません。
(手続きを手伝ってくれる金融機関もありますし)

特に今まで借入をしていない場合、金融機関であっても、日本政策金融公庫であっても、
さらに時間がかかってしまいます。

ゆとりのない会社は既に動いていますが、
ゆとりのある会社もいつも以上に時間がかかるということを考えて行動してください。


2020/03/16
小さい事業主はなにかに特化していかないと。

よくある話です。
間違っているとは思いません。

ですが、今のように状況が一変するとき、
今までの事業では全く先が見えない。

そんなこともあるかと思います。

では分散するのか。
確かにいくつかの分野で事業をしているのであれば
急激に成長ができなくても、安定するかもしれません。

しかし、そもそも分散するパワーがないので分散ができていないのです。

では、どうするか。
特化しつつも、次の事も考えておく。

なにかが起こる前に常に先のことを考えておかないと
なかなか先にはすすめないですから。

たまーに、危機が起こるたびに対策案を思いつき
躊躇なく実行する人間がいますけどね。

多分、その人が特殊ですので、なんとかなるとだけは思わないほうがいいですね。


2020/03/09
タイトルだけ聞くと、インターネットのウイルス対策のようにも見えますが、

災害や今回のコロナウィルスのように、経済に大規模な影響を与える状況で
一定の条件に当てはまれば、今借りている借入金とは別枠で借りることが可能な制度
(今回のコロナ関係はセーフティネット4号です)

ようは借入金なわけです。
セーフティネット自体の書類は市区町村に提出するようですが、お金を貸すのは金融機関です。

しかし、管轄の役所に電話が殺到しているようです。
それだけ影響が多いいということなのでしょうけど。

最終的に貸すかどうかは金融機関が決めるので、金融機関経由で聞いたほうが効率がよいかと。
おそらくは役所の窓口では対応しきれない電話数でも、金融機関ならスムーズに対応してくれますので。
金融機関によっては、書類作成の手伝いもしてくれるそうなので。

しかし・・・どれだけ影響がでるかわからないものは怖いですね。



2020/02/17
私用でもお仕事でも、
相手に良かれと思ってしていることがあるかと思います。

・時間
・お金
・人

などをかけてしているわけです。
なぜか?

それは、気に入っていただきたいから。
俺は無意識にしているんや!って方もいるかも知れませんが。

しかし、それが

・効果が出ている。
・当たり前だと思われてる(寂しい限りですが)

であれば、まだ良いのですが。

・要らない、かえって邪魔。

と思われることもあるという可能性は考えたことありますか?
世間にはいろんなサービスが溢れてますが、意外とうざいサービスもあったりするものです。
感じ方は人それぞれですが。

自分が「気に入ってもらいたい」相手に対して行う自社のサービス・・・
いつまでも・誰にでも「効果があるサービス」とは限りませんよ。

2020/01/27
キャッシュレス還元を受けるために、
今まで現金払いばかりの人がカードを積極的に使う。

ってことも増えているようです。
スマホに慣れている人は、PayPayなどのスマホのバーコード決済を使われることも多いようです。
(たまにポイント当たりますしね)

使う側は、ポイント還元であったり、便利性だったりでいい事だらけですが
(後先考えずに使って、後でお金に困るってこともあるでしょうけど)

今回は使う側の資金繰りではなく、今まで現金商売をしていた人が
キャッシュレス(しかもクレジットカード)商売にしたときの注意点を。

現金商売は、管理は面倒ですが、資金繰りでは一番ラクです。
特に、飲食業のように、入金は現金即金で、支払いは掛けの商売は(全部ではないでしょうけど)。
なにせ先にお金が入ってきますので。

しかし、現金商売の人が、キャッシュレスの取り扱った場合は、先に支払いがいくらか出てくることがありますので、
一定の資金を準備しておく必要があります。

他に、手数料が取られることもありますのでご注意を。

今は、バーコード決済系は手数料も無料のものが多いですし、即時入金されているようですけど、
これも淘汰されてきたら変わってきそうな気がしますね。




2020/01/14
経営は未来を考え、今行動するもの。

とか思ったりします。
過去をいくら考えても変えれないですしね。

しかし、経営、特にお金に関することについては過去を見られることが多かったりします。
過去のお金の使い方が、未来永劫変わらないと思われているようです。
多分、ほとんどがそうだったという積み上げがあるのでしょうけど。

ですので、過去にお金に関する黒歴史
(破産という大きなものから、ローンの支払を一度止めてしまった等)
があったりすると、とたんにお金を借りるということが厳しくなります。

その時は深く考えていなかった、実は親が原因で・・・などなど。
色々理由はあるでしょうけど、残ってるんですよこれが。

簡単に調べられるそうです。
(一回教えてもらったんですけど、忘れてしまって・・・)

もう歴史は変えられない・・・なら、まだきれいな歴史のままなら(殆どがそうですが)
・預金の残高の確認
・保証人にならないように注意
・自分の大事な判子、ID、パスワード等はちゃんと管理
は注意しておきましょうね。

経営者は、会社用のカードを従業員に渡したりもしてますし。

しかし・・・借り入れに関する仕事をするときに、何回かに一回出会うんですよね。そういう人に。
十分ご注意を。

2019/12/23
今年ももう少しで終わりますね。

事務所的には今年をそんな簡単に終わらせている場合ではないのですが、
時間は確実に進んでいきます。

前回のコラムに書いた届け出の期限や、申告の期限以外で
年末までにしておいたほうが良いこと。
それは、

「今年に経費に入れたいものは今年のうちに。」

実際に購入して現金を払ったものもそうですが、物だけ先にもらって支払いが来年でも立派な経費です。
カード払いも同じようなものですし。
今年は売上がいい感じであれば、本来来年することでも前倒ししておくのも良いかと思います。
無駄に使うのは論外ですけど。

パソコンであればwindows7のサポート終了が1/14だったと思います。
どうせなら今年のうちに買ってしまえばよいかと。

10万円未満のパソコンであれば経費になりますが、
10万円以上だと固定資産になりますので注意ください(全部経費にする方法もあります。青色なら)

2019/11/25
夢や目標はいくら大きくても特に問題はないかと思います。
大きければ大きい程、それを達成するまでにしないといけないことが多いだけで。

ただ、自分の立ち位置をわかっていなければ、目標までの距離感も
そのためにしないといけないことも明確にはわかりません。
自分の立ち位置、いい意味でも悪い意味でも日々変わっているものです。

定期的に、自分の現在の立ち位置を確認することも
前を見るために大事かもしれませんね。

最近年をとったのか、段差がある場所に気づかず、盛大にぐねってしまい
歩くのも辛い捻挫に苦しんでいる私のようにならないでくださいね(笑)
アシイタクテシンドイ(´・ω・`)

2019/11/11
相続や事業承継で一話の中心になるのは

・自社株

です。

・誰に渡るのか
・いくらにするのか
・渡すタイミングは
・時価をどう下げていくのか(上げていくのかはあまりないです)

などなど。
いろんな方向から考えて決めていくんですが、金額等イメージできると人間安心するものです。

安心してもらうこと自体はいいことなんですけど、
実行する日までほっとけばいいかというとそうではありません。

ちゃんとどのように実行するか(特に誰にいくら渡すのか)を
みんなに明確にしておく必要があります。
遺言書とかですね。

そんなことしなくても、そのときに言えばいいだけ。
と言われる人も多いのですが・・・

あなたがその時、その意思決定ができる状況とは限らないのです!

若くても死ぬこともありますし、死ななくても意思決定できないと判断されることもあります。
そうすると・・・揉めますよね?

自分の最後のお仕事は早めに、どうするかとみんなが揉めないようにする。
それも自分がどうなっても大丈夫なように。

お忘れなく。

2019/10/21
お金の使い方の基本でよく言われるのが

・投資
・消費
・浪費

という選択ですね。

浪費をなくし、消費を抑え、投資に回す。
綺麗事で言えばそんな感じになるかと思います。

浪費をゼロにするのは私用については味気がないかもしれませんが、
事業であれば、浪費はゼロが基本になるかと思います。

後は何を「浪費」「消費」「投資」と考えるかです。
誰かと食事に行くのであっても、それをどう考えるのかは使った人次第です。
もしその食事を「投資」と考えるのであれば、

1)その食事の最終目的がなにで、期限はいつまでに達成するのか。
2)その投資は他の投資に回すより有効なのか

ぐらいは考えるべきだと思います。

外でお酒を飲みながら
「よく考えたら、このお金数回で、求人募集の費用だせたかも」
なんて事に気づいた私みたいにならないようにしてくださいね(^^;


2019/10/15
10月になりました。

個人事業主さんであれば、年末まで3ヶ月を切ったわけです。
事業は永続するという考えであれば、キリなんてものはないわけですが、
税金というものは1年単位で基本計算されます。

ということで、あくまで予想であっても知りたいところ。
9月までの実績と今後3ヶ月の予想で概算でも計算しておくと覚悟が決まります。

必要な費用があるなら、先に使ってもいいわけですし。
(これはこれで、今後の資金繰りとの相談もありますけど)

ざっくりでも知っておくと、変な不安もなくなりますし。

まずは業績の予測からしてみてくださいね。

税金の計算は予測さえできていれば、税理士に確認してもらえれば回答もらえますし、
事業の予測が難しかったら、税理士と一緒に考えてみるのも良いかとおもいます。




2019/09/30
「なんか恐ろしいくらい利益出てるんですけど」

というときに一番最初に確認するのは在庫
(在庫のある商売だけですけど)

利益率を確認するときに異常に気づくことが多いです。
今までの平均利益率から考えて、高いのか低いのか。

大きな会社であれば、数%違うだけで最終利益が
全く違ってくるものです。
小規模であればおざなりにしがちですが。

・棚卸しの数字が間違っていないか
・仕入れがもれていないか
・売上が重複していないか

数字を見つつ、社長にヒアリングしつつ確認していきます。
そのなかで一番ざっくりしているのが在庫だったりするので。

このネタを提供してくれたお客さんは在庫が百万単位で
違ったというオチだったのですが(笑)
(それでも毎月棚卸しされているのはえらいと思います)

最終的には気づいても、決算前に気づかないと
なんの対策もできずに終わってしまいますし、要注意です。

2019/08/05
こまめに預金残高を確認するのがしんどい。

という経営者さんがおられます。
たしかに、日々の資金繰りに追われるというのは大変だと思います。

経営状態が大変で・・・という中で、資金繰りをこまめに見つつ
対応していくのは精神をすり減らすような作業です。

ですが、そういう状態であるから逃げたくなるのか、気がついていないのか。
そういう人に限って不要な経費が多いように思います。
特に売上はきっちり取ってこられる人に多い傾向です。

たった10万円。
しかし、その10万の利益を得るために100万円の売上が必要だったりします。
(業界によりますけど)

無駄な固定費の削減も大事ですが、無駄な支出の削減も大事ですね。



2019/07/29
会社オリジナルのメニューがあればいいけれど。

といいつつ、自社はそういう会社ではないから・・・
と諦めている人がほとんどかもしれません。

確かに、飲食店なので
「ここでしか食べれない!」
なんてものがあるなら、わかりやすくて良いかもしれません。

しかし、
一点物までこだわらないのであれば、ある程度特化することが
できるのではないでしょうか?
言い方を変えると、絞るとも言うのでしょう。

1)する業務を選ぶ。
中華料理屋さんであれば、基本的には中華料理全般作ることは可能だと思います。
それを、「点心専門」「餃子専門」と絞っていくことが特徴をもたせることができますね。

2)対象の職業を選ぶ
ホームセンターの商品は、基本的には一般消費者を対象にしていますが、
ものによっては、プロの人も購入されています。
では、ターゲットをプロの職人に限定して販売してもよいわけです。
実際ありますし。
こういったことは、いろいろな業種で可能です。

3)対象の人を選ぶ
若者をターゲットにするとか、主婦層を・・・ってやつです。
具体的に、32歳、男性、独身、という絞り方もありですね。

こうして、自社の特徴を作っていくと、オリジナルのメニューに近づけていくことが
可能になります。

「あまり絞ったら、お客さんがいなくなるかも・・・」
と行った不安もあるかもしれませんが、実際にターゲット層のみが来るということはありません。
評判が良ければ、ターゲット層以外も来られますしね。

今は同じ業種が山のようにある時代です。
特徴をもたせるということが必須のかもしれません。

特徴がないのが特徴というのもあるので、一概には言えないのですけど。




2019/07/22
事業を始めたばかりの時は、個人の力で仕事をこなしていかれるかと思います。
そもそも一人で始められてたり、気の会うメンバーで始めてますから、阿吽の呼吸でスムーズに進んでいくかと思います。

しかし、一定の期間が経った時、
・仕事量が個人の能力を超える。
・仕事をする人間の能力の差が広がる。
・新たなメンバーが増えた。
と行った理由から、業績が停滞したり、トラブルが出てくるようになります。

このような時に、仕組みづくりの必要性が出てくるのではないでしょうか?

本来なら、時間の余裕がある最初からすべきことなのですが、そこまで考えて仕事をされている方は少ないのが現状です。

最近細かいミスが増えてきたな?
なんて事を思っているかたは、是非とも仕組みづくりから始めてみてはどうでしょうか?
その時は仲間と一緒に作るか、外部の人間と一緒に作ると、バランスのとれたものが出来上がると思いますよ(^^)

2019/07/08
今はM&Aという言葉を聞いても、嫌なイメージというのは少しずつ減ってきているかと思います。

経営者が引退するときに廃業するより、誰かに引き継ぐ方が良いというのは理解してもらえるのではないでしょうか?

今がその時かは置いときまして、自分の会社がいくらで売れるかは興味があるのではないでしょうか?

その時に一番ネックになるのが、
経営者が誰になっても事業自体が回るかどうか?
ではないでしょうか?

社長がいなくなったら、売り上げが全く上がらない会社だと、なかなか売れないですよね?

社長が居なくても会社が回るか。
それが会社が売れるかどうかの第一歩になるかと思います。

それだけじゃないですけどね(^^)

2019/06/24
一般的には、健康保険・厚生年金・労働保険をさすかと思います。

そのうち健康保険と厚生年金が日本年金機構に会社が支払いするもので、
給与の支給額から控除される、給与明細でおなじみのしろものです。

給与を貰ってる人ですら、
「なんかわかんないけど、たくさん引かれてる」
と思われているものですが、

会社からすれば、
「会社に貢献しない厄介で高額なしろもの」
「従業員は手取りで見ることが多いので、給与を少なく感じさせるしろもの」
「しかし、健康保険と厚生年金を加入してないと、従業員の募集で真っ先に求人対象から外されるもの」
という、三重苦のしろものだったりします。

では、なんでそんなものが会社の場合、強制加入の対象になるか。

それは従業員の老後の生活基礎となる年金の元だからです。

何歳で受け取るかは今は選択ですが、死ぬまで永遠に貰えるものは基本国民年金・厚生年金しかありません。
そのために働きだしてから少しずつ溜め込むようなものなのですが・・・
最近の情報の流れだと、払うだけ無駄だと印象だけが大きくなっている状態です。

ついでになんでこんなの払わなあかんねんと、社長から八つ当たりされる始末(笑)
ちゃんと、こちらも説明するのですが。

昔と違って強制だからでは納得してくれない世の中です。
ちゃんと価値があるものだと誰かちゃんと説明してくれないものかと、毎年この時期には思ってしまいます。


2019/06/17
継続している会社は、

・無駄な費用を使わない。
・私的な費用を使わない。
・税金・社会保険は必要経費として認識している。

という普通の事を継続して行っています。
当たり前ではないのか?
企業で会社員として働いている人からすれば、当たり前と思えるかもしれません。
その感覚は正しい・・・のですが。

経営者になったときにその感覚が継続しているか・・・と言われると、
なかなかおられないのが実情です。
自分に厳しい人はなかなかおられませんしね。

利益があげられるんやから何しても問題がない。
そういう気分の方もおられます。
確かに利益がないとなにも始まりませんし、
利益があればお金を使っても問題ないかもしれません。

しかし、事業を継続していくと必ず危機がでてきます。
そのときに、普通の事を普通にしているとしていないのとでは、周りの対応は違ってくると思いますよ。

2019/05/27
自分のステージは付き合ってる人間で決まる。

この言葉はもっと偉そうな人に言ってもらわないと響かないので、別の視点から。

人脈を得るためには何をするか。
人と会うためにいろんな交流会に参加して名刺を配りまくる。
これはあまりに無駄が多い。
配った本人ですら貰った名刺の人の顔を思い出せないのに、相手が覚えてるわけがない。

しかしその中にも、

気の合った人。
自分の仕事と絡みがあるような人。

がいた時は、仲良くなって、何かのタイミングで仕事に繋がったりします。
そんな人とは今でも名刺を見た時にちゃんと印象残ってたりします。
そんな印象が残っている人の名刺・・・そのままにしてたりしてませんか?

そこそこ長いこと仕事をしていると、そんな名刺ですら結構数があったりします。
じゃ、今から新しい人脈を広げるより・・・すでに繋がってる人との繋がりを再構築した方が早いと思いませんか?

あなたの過去の人脈がこれ以上広がらない・・・なんて事はなかなか無いと思いますよ。

2019/05/13
仕事には
・汎用性の高いもの
・特殊性の高いもの
に分かれるかと思います。

汎用性の高いものは、仕事は取りやすいが、価格競争が起こりやすい。
特殊性の高いものは、仕事は取りにくいが、価格競争は起こりにくい。

独立したときに
売りになるのは「特殊性の高いもの」
お金になるのは「汎用性の高いもの」

とんがって特殊性の高い業態にすると、ニーズをつかめるようになれば安泰ですが
仕事を来るまで耐えないといけません。

汎用性の高い仕事をメインにすると、仕事は取りやすいですが、価格面等途中で辛くなってきます。

最低限の生活ができるまでお金にしやすい仕事、それ以降は特殊な仕事で攻める。
というのが理想かもしれませんが、業種や本人の性格等もありますので、
人それぞれ一番いいバランスを模索することになりますね。

2019/05/07
サービスを提供するとき、

他社に負けないものを

ということが必須になります。
何かしら差があるから選んでくれる。
というわけです。

それは
・サービスの質
・サービスの量
・価格
と、なんでもいいわけなんですが、
顧客のニーズに沿ったものである必要があります。

質も量も価格も最高が一番いいのですが、
その最高レベルを維持するのに負担がかかる場合、
状況を確認する必要があります。

一番ありがちなのは

・相手が求めている以上

という言葉に従って付加価値をつけたときに、
相手がその部分を大事に思っているかです。

マクドナルドでポテトが無料の場合、
普通は喜ぶかと思います


じゃ、そのサイズがバケツいっぱいだとどうでしょう?
店側は負担は相当大きくなりますけど、顧客は喜ぶかといえば
おそらく喜ばないかと思います。嫌がらせに思われる可能性もありますね(笑)

極端な例ですが、サービス業の場合意外とそのレベルでやってたりします。

あとは、定食で言えば、店側はメインのおかずのレベルでサービスを提供していても、
顧客が漬物ぐらいにしか感じていなければ、費用対効果は悪いですよね。

なんでもサービスを足せばよい。
それは最後は自分が潰れてしまう行為になるという事を気にしたほうがよいかと思います。





2019/04/08
最近よく聞くのが、
「人が雇いにくい。」
というお話。
確かに中小企業は、大企業に比べて雇いにくいという事実はあるでしょう。
待遇面でそう差がなくても大企業にはブランドがありますので。

でもまぁ、雇われる人の全てが大企業に入れるわけではありません。
じゃ、なぜ来ないのか?
ちゃんと周りと比較しても問題がない、むしろ少しは待遇が良いはずなのに・・・
という条件であっても。

ありがちなのは、その待遇の良さが伝わっていないこと。
例えば税理士業界で就職しようとしていた時に、「残業ほぼなし」みたいな言葉は無視していました。
んな訳がない・・と(笑)
最初に就職した事務所が残業当たり前な事務所だったので、そのイメージが強かったからなんですが。
今は、ちゃんと残業が少ない、ちゃんと残業手当が出る、という当たり前な事務所も多いです。
こういう場合、伝わりにくいのではないでしょうか。

もう一つは、その待遇の良さが
「業界にしては・・・」
といった場合。
雇う側は、他の求人情報と比較して多少高めに設定するのが雇いやすいと考えます。
ただ、そのときに同業種と比較して終わりではないでしょうか?
しかし、雇われる側は、必ずしも同業種だけを選択しているわけではないでしょう。
業界全体で人が雇いにくいのなら
・業界自体に人気がない
・業界の待遇が、他の業種と比較して悪い
という可能性があります。

ライバルは同業種だけとは限らない。
これは、人を雇う以外の様々な事にも当てはまるのではないでしょうか。


2019/02/18
確定申告時期になりました。

普段からお付き合いのあるお客様だと、
事前に必要なものを頂いているので無駄なものというのはないのですが、

今回はじめての人の場合、
・相手は何が必要かよくわからない。
・こちらも、相手が何をしているかが現時点でよくわかっていないので
 必要なものが何かが判断がついていない。
という状態から始まります。

だいたいは
「よくわからないので、とりあえず全部残しています。」
という人が多いので、
「とりあえず、全部持ってきてください。
 見せてもらって、必要なものを探します。」
というパターンが多いです。
書類がないより、ある方がありがたいですしね。

という話なんですが、
1)必要なものだけある
2)必要なものと必要でないものが混ざっている
であれば、1)の方が効率は良いわけです。
ですので、上記の例で言えば、翌年から必要なものをピックアップして貰うようになります。
(必要なものが増えたりしますけどね)

普段の仕事も同じですね。最初のやりかたで毎年していたら非効率です。
ちゃんと伝えないとお客さんも
「全部残していて、最後にまとめてわたせばいいのか」
という勘違いされてしまいます。

最初から効率的に仕事は難しいかと思います。
同じ仕事を繰り返す時に、少しでも効率が良い方法を常に考える。
忙しい時期こそすべきことですが、ついついサボってしまいますので。

自分で書いて、自分の胃が痛くなるような内容ですが。

2018/11/05

税金なんて払いたくない。
効果がわからない費用は誰だって払いたくありません。
税金には税金の効果はあるのですが、今回はそんな話ではなく。

個人は個人の、法人は法人の、節税対策はあります。
税金を減らす・・・だけでいいのなら好きにして貰えばいいわけですが、どうせなら将来に有用な効果を考えてしてもらいたいところです。

お金の基本。使うお金が、投資か消費か浪費か。
これって考えるときには、将来どうしたいかもセットで考える必要があります。
年始に改めて考えることが多いとは思いますが、せっかくする節税対策。
将来どうしたいかもセットで考えると、さらにお得感が増すと思いませんか?(^^)

2018/10/22
個人であれ、法人であれ、

「税金」

は払いたくない。
その思いはわからないでもないです。

税金は国や地方によって有効に使われているわけですが、
わからないのが現状ですので。
(情報は有効に使われてない事ばかり流れてますし(笑))

税金というのは、基本
儲けたお金から、その儲けのために使ったお金を差し引いた差額に課されます。

ならば、もらったお金を全部使えば税金は出てこないということになります。
(個人的につかったとかは無しで)

逆に言うなら、税金を払わなくていいということは、お金が全く残っていない
とも言えるわけです。

宵越しの銭は持たない。
そんな主義で事業がうまく回る・・・とは流石に思われないと思います。

無駄に払う必要はないですけど、全く払わない、というのも問題がでてくる
ということです。


2018/10/15
個人でも事業でも、
なにかお願いしている人は、必ず求めていることがあります。

例えば、税理士に依頼されるときは
「税金の申告」
であることがほとんどです。

ですので、その要望を外すことはありません。
しかし、必ずそれ以外も期待しています。

・節税対策
・経営状況の確認
・資金繰り対策

などなど、色々あります。
良かれと思って何かをしても、相手が期待する事以外であれば
全く無意味と断言してもよいかもしれません。

こちらとしては必要だと思っていても、相手は気にしていないのですから。
経営状態のアドバイスをしても、相手は節税だけ気にしているのであれば
ほとんど伝わらないのが現状です。

顧客、上司、部下、パートナー

相手が何を自分に求めているのか。
それを知るところからはじめないと無駄な努力になってしまいます。

たまに聞いても本当のこと言わない人もいるので
難しいことでもあるんですけどね。

2018/10/09
仕事の基本は、
「自分が出来ることをする。」
だと思います。
できないものは、できないんで。

しかし、勉強と違って、仕事は自分がする必要はありません。

誰かに回せる仕事であれば、根回しだけ自分がして、あとは他に任しても良いはずです。
その時に一緒に技術が盗めたら、次から自分がすればいい。
もしくは、表に立つのは自分だけど、ほかは人に任せるスタイルでも問題ありません。

仕事は基本的には何かに特化するほうが良いことが多いです。
しかし、
・次の自分の仕事につながる。
・顧客との信頼が上がる。
・会社のブランド力があがる。
などなど、
あなたや、自社の力が上がるのならどんどん受けてしまっても良いかと思います。

そのためにも、信頼できる人との交流は必須になるんですけどね(^^

2018/10/01
みんな税金は払いたくないもの。

しかし、払わない場合。

1)お金は残らない
2)業績が悪くなる

という結果を覚悟しないといけません。

1)お金が残らない。
 税金を減らす行為は、基本的にお金を使います(全部ではないですけど)
 ということは、税金を減らすためにお金を使えば、お金は残りません。

2)業績が悪くなる
 税金を減らす行為は、費用を増やすことで所得を減らし、結果税金を減らします。
 ということは、決算書を見た時に見栄えが悪くなります。

それでも構わないのであればいいのですが、

1)お金が必要な時にお金がない。
2)お金を借りようとした時に、借りにくくなる。

という事も含めて考えてほしいのです。
目先の税金を気にしたばかりに・・・という話はよく聞きますので。


2018/09/25
行動しないと何も始まりません。

ですので、
行動することはとても大事です。

しかし、闇雲に行動しても成果はでないもの。
反省も改善もしにくいですしね。

目標を達成するために行動する。
そして、その結果どうだったかを反省し
改善し、再び行動する。

地道な繰り返しが大事ってことで(^^



2018/09/18
どこからお客様が来ているかちゃんと確認していますか?

紹介されることが多い場合、特に重要になってきます。
ちゃんと覚えているようで、実際は違うってこともよくあります。

きっちり集計されておられるでしょうか?
良いお客様であったり、印象深い紹介、最近の紹介ばかり覚えていませんか?

集計見ると、昔によく紹介していくれていた人が疎遠になっていることに気づくこともあります。

「紹介してください。」

といって、すぐに紹介してくれるひとは稀です。
紹介したくても、紹介できる相手がいないことも多いでしょうし。

常に、思い出してもらえるようにしておくことは大事ですね。

2018/08/06
会計って意味があるん?

と聞かれることがあります。
確かに、年に1度まとめてする場合、

確定申告の手段

ぐらいにしか使いみちがありません。
あまりに過去のことを見ても今とは全然違いますので。

毎月最低でも
・売上
・利益
は見ておかないと、対策が間に合いません。

あとは、
・固定費
の確認ですね。

会計をつけていれば、簡単にわかりますけど、
毎月通帳から
・いくら現金を引出しているか
・いくら引き落とし・振込がされるているか
(仕入れの支払いは別)
を抜き出すだけでも大まかにはわかりますよ。

固定費がわかれば、
・必要な利益

利益と利益率がわかっていれば、
・必要な売上

がわかりますね。
以外にわかっている人が少ないのでびっくりですが。

2018/07/30
事業を行う時に、同業者に勝てる「何か」を探すことから始めるかと思います。
しかし、同業者に勝てる何か・・・なかなか見つからないですよね?
簡単に見つかる強みは、恐らく他の会社も持っているものであったり、真似がされやすいものかもしれません。

じゃ、どうすればいいの?
となるかと思います。
例えば、

・こまめな連絡
・丁寧な対応
・スピーディな対応

なんてものはどうでしょうか?
HPに特徴として書いても、なんの反応もないこれらのこと。

しかし、実際に顧客にサービスとして提供した場合、その後の反応が全然違います。
他の会社も、決してサボってるわけではありません。業界平均値の対応は絶対していると思います。
しかし、業界平均値が、世間の平均値とは限りません。
業界によっては、世間の平均値とはかけ離れた対応レベルだったりします。
それが「サービス業」という業界であっても。

この差異が、消費者にとって、業界の「不満点」であることも多いですし。

業界平均値を遥かに凌駕する上記のサービスが提供できるなら、
それは、業界トップクラスと言ってもいいのではないでしょうか?

一般の消費者として色々なサービスを受ける立場でもありますが、満足できるサービスというのはなかなか無いものですよ。


2018/07/02
仕事の内容にもよるのですが、

顧客へのサービス=顧客の時間、手間を減らす。

という部分があるかと思います。
サービスの向上は、顧客の為ですし、
自社の仕事の質を上げることにも繋がります。

しかし、単純に顧客がしていたことを自社でした場合、
自社の負担=原価の上昇となります。

その原価を、売価に転換できるのであれば特に問題ありません。
新たなサービス=売上アップ
となりますので。

それができない場合、差別化として行う場合。
原価アップを我慢するのか?
できれば、避けたいところです。

一般的には以下の方法が考えられます。
・何かのソフト使い、人の手に依存しない。
・他の顧客の分と纏めてすることでコストを下げる。
・それ以外のサービスのコストを下げることでバランスを取る。

同じことを続けることは、退化することに繋がりますのでご注意を。


2018/06/04
新しい製品や、新しいサービスは完成してから発表すべき。

それも一つの方法で間違いではありません。
しかし、完成したけど、顧客のニーズに合わなかった。
となると費用も時間も馬鹿になりません。

それならいっそ途中で出してしまいませんか。
途中でだして、反応を見る。

それから、どんどん直していく。
それが最速で、最安。

形のあるような製品だと難しいですけどね。
ソフトウエアではよくあるパターンですよね。



2018/05/13
一般的には、
・修繕の前倒し
・必要なものを先に購入
というのはわりとしやすいものですし、

個人であれば
・小規模事業共済
・セーフティ共済

法人であれば、
・上記の2つ(小規模は役員報酬も含めてですが)
・生命保険による対策

などが一般的です。
最初のものは、
「どうせ使うなら、先に使って税金を下げる。」
次のものは
「税金を繰り延べして、資金を貯める。」
といったものです。
大事なことですが、少し後ろ向きですね。

中小企業でよくある話として、
・投資がしたいけどお金が・・・
・人が足りない。
という話を聞くことが多いです。

しかし、なぜかいざ税金の話になると、
「ここはチャンスだ!」
ではなく
「税金払いたくない!」
という一択なのでしょうか?
どうせなら
「節税」と「投資」を両方狙っていきましょう!
お金では買えないもの・出来ないこともありますが、
お金があればできることもいっぱいあるのですから。

無駄遣いは駄目ですよ(^^


2018/04/16
小さい企業には、小さい企業の強さがあります。
・フットワークの軽さ
・情報伝達の速さ
・意思決定の速さ
などが当てはまると思います。
(ちゃんとしていたら、ですが。)

では、小さいままでいいのか?
考え方は人それぞれだと思いますが、ほとんどの企業は
「大きくしておくべき」
だと思います。
せめて次世代につながる形で。

今のお客様が、自分がやめても路頭に迷わないように。
と書くとなになら凄そうですが。

自分が事業をやめた時に、
・うちの味を気に入ってくださるお客様のために、次世代への味の引き継ぎ。
・うちで作った家を大事に使ってもらうために、安心できるメンテナンス先を。
・自分の代では終わらないものなら、次の代に安心して任せられるように。
という事業承継の話にも繋がります。

・自分がなにかあった時に、お客様に迷惑かからないように。

会社は法人ですが、代表は個人であり、人間です。
いつまでも元気で健康で・・・というのはなかなか難しいものです。
自分がいなくなっても、なんとでもなる。
最低その規模まではしておきたいですね。


2018/04/09
住宅を取得した場合の返済は、詳しいFPさんにでも聞いてください(^^;)

さて、事業資金で借りた場合、余剰資金があれば返すべきなのか?
基本的には否定的です。

1)借金が苦手で・・・
それはわかります。
不安もありますし。
しかし、慌てて返したばかりに、またお金を借りる事になっては意味がありません。
事業をしているのなら、事業の拡大のためにも借入は必要になります。
その時にお金は全部返しておかなければいけない・・・それは、間違いです。
貸している状態のほうが貸しやすい・・・なんてこともありますので。

2)早く返したほうが、金融機関にイメージがよいのでは?
逆です。
倒産しそうなら返してほしいでしょうけど。
金融機関は利息をもらってなんぼの商売です。
早期返済は、予定した売上が立たないという事です。
それは金融機関にとってとっても迷惑な話になります。

否定的ですが、状況によっては返したほうがいいこともありますので、
会社の資金状況に詳しい人(できれば税理士であってほしい)に確認してくださいね。

2018/03/26
今、タイにいます。

確定申告も終わったとこでなんですが、
誘われたのでついていくことにしました。

タイの不動産状況や、日本人がしているタイの飲食店視察
新たに出店しようとしている店の状況や要人との会食など
充実した時間を過ごしています。
(こういう文章は書き方で凄そうに聞こえますね(笑))

タイは素晴らしい!!
って話ではなく、なにか話が出てきた時に

・動こうとする意志があるか?
・動けるような状況にしているか

この2つを常に意識しているでしょうか?

「今は忙しくて動けない」

なんて言っていると、永遠に忙しくて消耗してしまいますよ(^^

まぁ・・・
返った時に事務所がどうなっているか私も怖いのですが・・・

いない時に、社内の人間がどのように対応してくれているか。
それを見るいい機会でもあります。

2018/02/13
確定申告の時期です。

高度な知識が要求される申告から、誰でもできるだろうなぁと思われる申告まで色々です。

では、誰でもできるだろうなと思われる申告がプロに回ってくるのか。

1)本人はできないと思っている。
2)なれないことをして時間を無駄に使いたくない。

という考えだと思います。

1)の人も、最近は調べてみたり、税務署や相談会場で申告をされる人も多いかと思います。

税理士の立場から言えば、じぶんでされる人は
「顧客の対象ではない。」
とも言えます。

2)のように自分の時間の確保を最優先にされる人が
「顧客の対象になる。」
と言えるわけです。

仕事のレベルは変わらないのに、人によって
「お金を払うかどうか」
が変わってくるわけです。

簡単な仕事に限定する話ではありませんが、
自分の営業の対象を
「お金を払ってくれる人」
に限定しているかどうか。

当たり前のようで、意外と対象がずれてるかもしれませんよ。







2017/12/18
利益というと、ホワッとイメージがぼやけるかもしれませんが、
ようは
「もうけ」
ってやつです。
「もうけ」が多ければ多いほど
「お金」は増える。

これが基本だと思います。
お金が増えていない時、2つの考え方があります。

一つ目は、
「もうけ」の回収が遅い。

商品は販売したけど、お金が入るのは翌月とか翌々月って場合、
本人が「もうけた!」というイメージと実際の入金に差が出ます。
継続して仕事をしていると、それが当たり前になりますので感覚のズレは減ってくるでしょうけど、
開業したての場合は大きく違ってくると思います。

もう一つは
個人的に使い込んでいる。
事業として使っていないので費用としては出てきませんが、実際のお金は個人として使ってしまっている。
この場合、お金は残りませんよね。
会社であれば少し問題がある行為ではありますが、個人の場合は自由ですので。
自己責任ですが。

もうけていると思っているのに、お金が残っていない場合、
殆どはこの2つだと思います。
(集計が出来ていないのは別ですけど)

なぜかしら、自分で使い込んでいる人に限って
「なんか知らないけど、お金がない!」
と主張されることが多いですけどね(笑)

2017/12/11
年末になりますと、

「これ買ったら、税金さがるよね?」

という質問を受けます。
大体の回答は、

「なりますよ」
「それは固定資産になるので、あまり今年には効果がないです」

の二択です。
その回答で間違いはないのですが・・・

「そもそも、それっているん?」

とツッコミたくもなる事もあります。
(そしてだいたいはツッコむわけですが・・・)

店舗の修繕や、必要な備品の購入
なんてものは、来年にするのなら今年にしても・・・というのはわかります。
しかし・・・・税金がでそうだからと車を買い換える必要があるのでしょうか?

普段、出そうかどうかためらってる広告とかHPの改定とか
そういう利益に貢献するものを優先すべきではないでしょうか?
たしかに、年末に急にできるものではないのですが。

税金で払うぐらいなら、大きめの出費でも・・・
この時が一番、

「利益に貢献できるだろうけど、いままでためらっていた出費」

をする時期ではないでしょうか?

まぁ 私は今年、車買い替えますけどね(笑)
(13年も乗ってたし・・・・)

2017/12/04
新しいことを考える時に

「自分だけでは無理」

って着地点はよくあることです。
ここで諦めると何もできませんので、次の段階へ

・誰かを雇う。

特殊な能力が必要でなく、単にマンパワーが足りない場合なら一番最初に考えます。
あとは、コストに見合うかを考えます。
デメリットが、この新しいことが期間限定なら、雇用という固定費の上昇は後々大変なことになります。

・誰かに依頼する。

多少特殊な能力が必要であっても、外注であれば、レベルに応じた対応をしてもらえます。
コストに見合うかは色々ですけど。
メリットは、期間限定なら、固定費にならないこと。
デメリットは・・・期間を見れば雇ったほうが安い可能性はあります。

・誰かと組む。

大きな事業になりそうな者の場合、自分の会社の規模での限界があります。
しかし複数の会社で組めるなら、上記の2つより大きな事も可能でしょう。
メリットは、一番大きくなる可能性があること。
デメリットは、きっちり最初に面倒でも決めておかないと問題が起こった時に揉めやすいです。
あと、そんなに簡単に相手は見つかりません。

誰かと組むのが面倒で一人でやっている。

そんな人も多いかと思いますが、自分のパフォーマンスが良い内に、
自分のパフォーマンスが落ちても良い状況にはしていかないと先が閉ざされるのもまた事実です。



2017/10/23
決して、売りたい商品のほうが儲かるからというわけではありません。
(そういうことも、多いとは思いますが)

売る側が

「これはすごいサービスやで!!完璧!」

と会心の出来に喜んでいても
買う側は

「なんの意味があるん?」

ということは、数知れず。

1)ニーズがわかっていない。

例えば、私、税理士が、

「税理士は究極のコンサルができるで!!」

と思ったところで、顧客の超基本のニーズは

「申告やってぇな」
「税金減らしてぇな」

なわけです。
もし、究極のコンサルができるなら、究極のコンサルを求める人に言わないと意味が無いわけです。
究極っていうと高そうですし、

「うちとこ小さいから、そんなんいらんねん」

って言う事も多いですから。

2)相手に取って大事だと気づかせていない。

その究極のコンサルが相手にとって、とっても大事だとしたところで、
先程のように相手に理解してもらわないと、単なる押し売りです。
相手に

「なんか高いの売りつけようとしている」

って思われないように、ちゃんと理解してもらわないと、商売のスタートラインにたてません。
気づいてもらうって本当に大変です。

3)どうすればいいねん?

相手に聞いてみると意外と簡単に需要というのはわかる事が多いです。
ただし、わがままに付き合うことはありません。
全て盛り込んだら、どえらい高いものになるのはお互いわかっているわけですし。
お互いの着地点としてベストを探せばいいわけです。

iPhone(スマホ)のように、今までなかったもの(あったものの集合体ですが)を作り出す!!
なんて事は・・・・できれば最高ですが、できなくても商売は成り立つということで。

2017/09/11
「お金を借りたいんです。」

こんな話を立て続けで受けました。

この時に

・起業・会社設立のタイミング

であれば、今から間に合わしたい期限に応じて頑張っていきましょう。
という話になります。
(と言っても、一ヶ月以内とか言われると厳しいのですけど)

で、他に

・既存の会社が新規事業をする
・資金繰りの問題

という場合、タイミングと言うものがあります。

要は、
「自社が一番よさげに見える時に借りる」
のが一番借りやすいからです。

聞いたら、殆どの人が
「当たり前やん。」

と思うかと思います。
しかし、実際借りたいと思っている人は
タイミングを見ていません。

数ヶ月前に交渉していれば簡単だった。
ということがほとんどです。

又は、

数か月前にした大きな出費を借りた後にしてれば簡単だった。
ということも多いです。
まぁ 出費したから借りたいってこともあるのですけど。


現状のまま行けばどうなるのか、
それを判断するものとして

「早期経営改善計画」

というものが、あります。
計画を作ってみて、
・現状のままだとどうなるのか
・今後どうしていきたいか
などを判断してみるものです。

「早期経営改善策定支援」
と言って、
この計画の作成と1年度のフォローについて助成金もでます。

一度、今契約している税理士に聞いてみるか、
今の税理士に不安があるのなら、
この制度を利用して相性がいい税理士を探してみるのはいかがでしょうか?

2017/08/28
仕事はやりたいことだけやって、後は人に任せようね。

というのが、当事務所のスタンスなのですが。

やりたいことといっても、相手(お客さん)から支持をえないとお金になりません。
自分のやりたいことを、お客さんの求めていることに変換する。

自分よがりな商品では相手には響きません。
自分のやりたいことを、いかにお客さんが求めている事に変換していくか。
表現の違いでもでてくると思いますよ。


昼寝がしたいけど、お客様視点に変換・・・・
何かいい案ありましたら(^^

2017/08/07
「お客様は神様です。」

という態度で出てくる人をお客様にしてもろくなことがない。

という話ではありません。

お客様からは、色々要望が出てくると思います。

もし、その要望をすべて答えることができたなら。
又は、できるような商品が開発できたら。

それは、ものすごく売れるサービス若しくは商品でしょうか?

答えは、微妙です。

お客様がでてくる要望に答えるのは大事だと思います。

ただし、

1)他の人にしてもらったほうがよいものまでする。

これは、中途半端になることが多いです。
自分の売りが薄まるぐらいなら、誰かにお願いしたほうが良いことも多いです。

2)お客様くる要望と本当にお客様が求めていることは違う。

お客様が本当に望んでいること。
これは、お客様自身もわかっていないことが多いです。
ですのでその要望の本筋も考える必要がありますし、
そもそも全く違うことを望んでいる可能性もあります。

お客様に振り回されて、自分を失うことのないように。
自分にも常に戒めないと行けない言葉です。



2017/07/10
じーっ。

と見ているだけで何か見えてくるようだと、
超一流か変態かのどちらかです。

さて、一般人の我々がまずどこから見るかというと・・・

純資産の部:
ここがマイナスかプラスを単純に見ます。
資産と負債の差額がこの純資産の部の金額なのですが、
マイナスってことは資産より負債が多いわけですので。
もしマイナスだった場合、ここをプラスにするところから始めます。
地道に利益を出すのが一番の手段なのですが。

流動資産と流動負債の差額
「流動資産」の意味は一年以内に現預金となるもの若しくは現預金
「流動負債」の意味は一年以内に支払わないといけないもの。
です。
流動資産>流動負債であれば、ここ一年はちゃんと支払いができるのかな?
という見方をします。(本当は色々ありますが)

これだけで大枠はOKだと思います。

あとは気になる科目の残高で
「あれ? これってあってる?」
というのがあれば中身を調べていく形になります。

もし他の人(経理の人、税理士)に作ってもらっているなら
わからないことはどんどん聞いてもらうのが一番早いです。

知らないのが恥ずかしい・・・。
そう思われる人がもしいるのなら・・・
大丈夫です。貸借対照表を見て全て分かる人なんて
だれもいないんで(^^

慣れてる人は、
不自然な場所に気づきやすいだけです。


2017/06/26
お金があるのに借りるわけないやん?

そうお思いかもしれません。
その後の展開によってはお金があっても借りるほうが賢明ってこともあるんです。

今回は、その話ではなく。
ないので借りるわけですが、
その理由は大きく2つに別れるのではないでしょうか?

1)新たな設備投資
その借りたお金分以上の収穫があればOKです。
返済がきつくなければ、既存の事業で返済できるので、
如何ににこの設備投資が有効であるか、
若しくはこの設備投資しないとマイナスになるか。
その観点で借りる借りないの判断になると思います。

2)急激な売上増で資金繰りが悪化。
利益的には黒字だが、支払いの関係で資金が必要であれば、
入金・出金のサイトの交渉が必要ではありますが、
一定規模の現金が入れば自然と資金繰りが解消すると思います。

3)利益が赤字で経営改善が必要。
この場合スタートが赤字です。
借りたことで、いっときはしのげますが、再びお金がなくなるのは目に見えています。
とりあえずの延命措置というのも大事ではありますが、借りる前に
「どうしたら黒字になるのか」
「いつに黒字になるのか」
という判断が必要です。
お金はいつでも何回でも借りれるものではありません。
最初に借りる時に、
「いつに資金繰りが改善するのか」
をしっかり考えて必要金額を借りないと、
借りたはいいけど、半年後にまた借りなければならない。
という状況になるやもしれません。
その時は、最初に借りるより条件は必ず悪化しますし。
最悪
「借りられない」
なんてことにもなるやもしれません。

借りるときには
いつになったら、お金が回復するか。
そこまで計算して、必要金額が借りれるよう交渉しましょう。


2017/06/12
あなたの本業はなんですか?

と聞かれれば、
私であれば、

「税理士」

という答えが出てきます。
誰に言ってもわかりやすいってのもありますが。

たとえ士業で無くても、
何かをしていれば「なになにしています」
というのは出てくるかと思います。

たまに、色々しすぎていて
「何でも屋」
という回答をされる方もおられますが。

(これはこれで、プロデューサーとかだと思います)

さて、この本業。
大枠でいれば合っています。
しかし、もっと細かく言えば何でしょうか?

私であれば、
税務にとらわれず、あらゆるものの相談ってものが
メインになります。

お客さんの悩み事という「ボケ」をうまく拾って「ツッコミ」をする作業の繰り返しです。

これ以外は自分以外でも良いわけです。

そう、自分しなくてもいいこともその「本業」には含まれている。

それが普通だと思います。
しかし、それは自分でしなくていいですよね?

・時間がない
・忙しい

本業が忙しいのは嬉しいことです。

経営者ならそんな事をしている時間があるなら、他のことをすべきではないでしょうか?
大事な本業でも自分以外がしても問題ないもの。
探せばいっぱい出てくると思いますよ。



2017/05/15
仕事が増えてくると一人では限界が来ます。

そこで、
従業員なり
アルバイトなり
外注なり
と誰かに頼むことがでてくると思います。

この時には
人との意識の差
に悩むことになります。

アルバイトや従業員に経営者と同じ視点をもたせる。
というのは大変な作業です。

無理に近いかもしれません。

外注でも自分のスピードや感覚、品質に
合わせてくれるとは限りません。

その時は2択です。

・相手はそのレベルだという認識で付き合う。
 教育も考えていく必要があります。
 相手のレベルに合わせた仕事だけさせる可能性もあります。

・自分のレベルに合わせた人間に変える。
 費用負担は増える可能性は高いです。
 満足するレベルの人間に出会えるまで、
 何回も変更する可能性があります。

さて、あなたはどっちを選びますか?

一人で続けるという選択肢もありますが、
何も選ばないのは本人が疲れてしまうか、仕事量を減らすことになります。

どっちも楽ではないので、好みの判断にはなりますね。 



2017/05/08
社長との会話で

「景気が悪いから大変やで。」
「業界が廃れてきてるから大変やわ。」

なんて会話があります。
皆さんも聞いたことあるかと思います。

「大変」

って言葉、実は視点によって中身が違ってきます。

大方の人の言葉は

「景気(業界)のせいで、利益が出ない、困った。」

という現状の不満と不安です。

たまにおられるのが

「景気(業界)が悪いから、違う視点で動かないといけない。面倒。」

という、
簡単には売れないけど、売るために手段を考えて行動してて忙しい。
という現状への対応と経営者としての行動の現れです。

動くのが面倒っていう社長もなんですが、
普段は部下に任せていても、いざってときは自ら行動する。
そのあたりをまともに言うのが恥ずかしいので「大変」って言葉で表現されます。

どの業界・どんな景気でも、必ず
「もうかっている会社」
は存在します。
今までの動きでは、難しくなったとき・・・
そこから事業としての「本気度」が試されているかもしれませんね。





2017/05/01
ひらがなオンリーなタイトルです。
熟語アレルギーの人も安心。

タイトルのまんまです。
ちなみに、従業員の人には言えません。
多分首になりますので。

個人事業主と経営者。
実態として何が違うんでしょうか?

税理士の観点からみれば、

自分で全部こなせるか(個人)
なにかしら人に頼むしかないか(法人)

という感じです。
税金はどっちが得とかそういうのは抜きですが。

例えば、
法人の確定申告は流石に自分でするのは大変です。
個人は出版物やソフトが山ほどありますし、
あるということは、それだけ自分でされる人もいるのでしょう。

さて、最初にもどります。
個人事業主と経営者
なにが違うか。
それは「人に任せられるか」
だと思います。

個人事業主でも人に任せるものは全て任せ、
最終判断だけしているのであれは、立派な「経営者」でしょう。

逆に、法人であっても殆ど一人でしているのであれば
それは「経営者」ではないともいえます。

究極を言えば、
最終判断も人に任せてられるのであれば・・・
みんなが憧れる究極の
「不労所得」
といえるでしょうね。

やりたくないことは全部人に任せて
やりたいことができる。
究極ですよね。

2017/03/21
今回は会社のお話です。

個人と会社とはっきりと分けている中小企業は
まだ少ないです。

会社にお金がないときは、個人のお金を出し。
個人のお金がないときは、会社のお金を出す。

こんな感じになっているのではないでしょうか?

厳密に言えば、会社から見て
前者は、借入金
後者は、貸付金
となります。

「ふーん。費用になるわけでもなし
 問題ないんじゃないの?」

と思われるかもしれません。
確かに、前者は銀行に借りる代わりに
代表者が貸しているだけです。
通常大きな問題にはなりません。

しかし、長い年月がたってその代表者が
なくなった場合、
その借入金

それって
「相続財産」
ですから!!

長く続いている会社の場合、
その金額が何千万円となっていることもザラです。

会社も返したくても、そんなお金はありません。

そう、帰ってくるあてのないお金に対して
相続税がかかる可能性があるわけです。

個人の会社のお金のやり取り。
安易に考えていませんか?
一度確認してみてくださいね。

貸付金については、次回書きたいと思います。
(覚えていれば)

2017/01/10
こんなことを・・・あまり聞かれたことはありません。
契約しているお客さんは、理解していただいていることが多く、

「とりあえず、なんでも聞いてみる。」

スタンスができておられますので。

ただ、又聞きでよく聞く言葉です。
そこで、ついいつも通り

「なんでも」

と答えていたのですが・・・・
これだと、相手に伝わらないですよね。

そこで、ほんのり具体例を。

社長:「新しい店出したいねん。
 こういう感じでしたら儲かると思うんやけど。」

私:「儲かるのはいいんですけど、
 今それしたら、従業員さん死んじゃいますよ。
 お金の確保の前に、人の確保が急務ですね。」

社長:「あいつなら・・・もうちょいいけへん?」

私:「社長が新店舗はメインで働いたらわかりますよ。
 現場で動いてみます?」

社長:「・・・人探してくるわ」

私:「そうしてくださいねー。
 今、あの人倒れたらえらい事になるんで。」

こんな感じですかね。
人の前にお金の話はしますけど。
(こう書いてみると・・・Sっぽい会話ですね(笑)

それはともかく。

決断の後押し。


やばいときの引き止め。
(できるだけ引き止めるのではなく、不足部分の提案がしたいのですが)

がメインですかね。
こういうのって言葉にするの難しいですね。


2016/11/28
年末といえば、

「年末調整」

が一番メジャーです。
当事務所も、バタバタと進行しております。

さて、今回は年末調整ではなく
個人事業主が年末にしておくべきことを書きたいと思います。

棚卸し
 商品販売をしている場合は必須です。
 売れないものは廃棄や格安の金額で処分してしまうのも一つの手段です。
 廃棄すれば、その損失が費用となり、節税になります。
 格安で処分して、処分しきれなかっても、その金額で棚卸しできますのでそれはそれで節税にはなります。
 (一定の届出が必要です。)
 置き場所を売れないもので埋めるのももったいないですし。

修繕
 儲かっていること前提ですが、
 修繕しておいたほうが良いものがあり、お金にも余力があるなら今年のうちにしておくのも一つの手ですね。

広告
 HPの作成や、チラシの作成も売上にも貢献できますし、節税+将来の売上貢献といいとこずくしですね。
 ただし、チラシを作っても配らず在庫にしてしまうと、広告費を減らしてしまいますので注意です。

棚卸し・広告のチラシのように、

・実際に今年売れなかったもの
・作ったけど、使っていないもの

は基本的には、今年の費用にはできません。
商品はさすがにご存知の人も多いですが、チラシのように在庫しているものについても基本的には経費にならないと思ってくださいね



2016/10/31
扱う商品が決まっている場合、
適正価格で売ることになりますね。

ただ、扱い商品を決めていない場合、
最初だと圧倒的に高額商品を販売したほうが楽です。

なにせ、商品を1個売る労力はあまり変わらないから。
そして、数個、下手すれば1個で事業が維持できるから。

もう一つ、単価の安い商品で大きな企業が参入している場合、
価格競争、物量、色々な点で勝つのは厳しいです。

・大企業が狙うには売れる量が限られているもの。
・大企業には出しにくい個性で勝負できるもの。
・接近戦ができるもの(お客様の目の前で販売できるもの)

大企業は価格・ブランドで勝負をかけてきます。
それ以外で勝負できるものを選ぶ。
既存の商品でも、切り口を変えればそういうものもあるかと思います。

いろんなものを見ながら切り口を考える。
なにげにやってみると楽しいですよ。

2016/10/23
不動産は賃貸がいいのか買ったほうがいいのか。

「賃貸でお金を払い続けていても、何も残らないから買ったほうがいい。」

持ち家派の意見ですね。

「賃貸だとライフステージに合わせて住む所を変えられる。
 借金返済で人生終わらせたくない。」

賃貸派の意見です。

さて、どちらが良いでしょうか?
んー。 人それぞれですね。

ただし、事業の場合は違います。

飲食店の経営をしているとしましょう。
賃貸にするのか購入するのか。
殆ど賃貸だと思います。
なぜか?

それは、購入するには高すぎるから

です。
えっと、怒らないでくださいね。
資金が足りないからという意味ではありません。(それもあるんですけど)

事業は、投資した資本をできるだけ短い期間で回収する事が大事です。

店舗物件を購入する。
最低でも何千万円の投資ですよね?
返済期間も20年と長期になります。

その何千万の投資、5年以内に回収できますか?
恐らくできないと思います。
長くても5年も立てば色々改修する必要がでてきますよね?
追加で投資するまえに回収できていない。

この経営は成功といえるでしょうか?
なかなか厳しいんじゃないかと思います。
5年も経てば、人の流れも変わってきます。
事業方針の変更等も必要です。

その店舗を所持していた場合、身軽に変更はできないですよね。

と、いうわけで賃貸のほうがよいと考えるわけです。

しかし、不動産投資をする場合や、規模が大きい会社の場合
数年単位ではなく、数十年の単位で考えます。
この場合は、「購入」という選択肢も十分考えられますね。

不動産所有・・・憧れはありますけどね(^^


2016/10/17

「お金借りたいんやけど、どれだけ借りたらいいん?」

と、借入前に聞かれます。
それは借入理由によります。

・事業開始時の借入
 設備投資に必要なお金。
 事業が安定するまでの運転資金
 の合計

・新規事業の借入
 新規事業に必要なお金。

この2つは、
実際に使った金額を領収書等で提供する必要があるものですので、
必要な資金を借りるべきです。
借り方にもよりますけど。

ただ、起業して何年かしていると、
上記のように明確な計画を立てなくても
過去の実績でお金を借りる機会が出てきます。

金融機関側から
「お金かりてもらえませんか?」
とアプローチがあったり、

会社側も先を見て、
「春先に一時資金が厳しいときがでてくるかも」
というのがわかる時です。

このときには

・必要な資金を借りるのか
・借りれるだけ借りるのか

という2つの選択肢があるかと思います。

私の主張は

・最大の金額を
・最長の期間で

借りる事を勧めています。
(必要性がないときは借りる必要はないですけど)

一旦借りると同じ金融機関からは
一定期間の返済をしておかないと借りにくいからです。
(若しくは少し不利な借入になる)

中途半端に借りて、本当に必要な時に借りれない。
それは避けておきたいですね。


余分に借りていた預金が残っているのなら
それは、資産としてちゃんとカウントされますので、
次回の借入時にちゃんと優位に働きますよ。


2016/10/03
税理士は、北は北海道から南は沖縄まで存在しております。(未確認(笑))

では、

「地元の税理士さんでいいんじゃないん?」

と言われると、

「(こちらも交通費等のコストが安くすむという意味では)そうかもしれませんね」

という回答になるかと思います。

税理士業とそのオプションとしては

・税務署類の作成(申告書が一番わかり易いですね)
・税務相談(節税とか)
・経営コンサルティング(しているかは人によります)

といったところでしょうか?
この並べた業務・・・・

「現地に行ってする必要ってありますか?」

ということです。
私も、現地に行って状況を見たり、直接お会いしてお話することも大好きです。

しかし、実際の業務は

・郵送・メール
・電話かSkype

で、十分成り立っております。

現地でしっかり手伝ってくれる、フットワークが良い。
そんな税理士さんがいれば一番です。

しかし、そうでなければ・・・
エリアを広げても問題ないと思いますよ。

なんか起こった時に、現地に向かうのは
それが遠い先であろうと、今なら簡単に行けますしね。


2016/09/20
個人であれ、法人であれ、移動することはあるかと思います。

個人であれば
・自宅の引っ越し
・事務所の移転

法人であれば
・代表取締役の引っ越し
・事務所の移転
・代表の変更

そんなに頻繁にあるわけではないと思っていたのですが・・・
これが実に多い(^^;

この時に、

・光熱費関係
・通信関係
・得意先

には、移動しました!!
って伝えていると思います。

しかし・・・税務署に伝えていますか?
すぐに何か問題が起こることがないので忘れていませんか?

「いやいや、郵便物は転送されるからいいやん。」

とか思っていません?
実は、モノによっては転送されないんですよ。これが!!

届出1枚で済むので、済ましておいてくださいね。(無料です)

ちなみに法人であれば、税務署の前に法務局で変更しないと行けないので注意してくださいね。
(異動の証拠書類として税務署等から求められます。)

あ、法務局での手続きではお金がかかるので注意してくださいね。
少し面倒な手続きなので、

「ようわからん」

って人は司法書士さんにしてもらってください。
税理士に言われても・・・懇意にしている司法書士さん紹介するぐらいですかね(笑)

税務署等への届出は、税理士ができますが・・・・
お金取れるものでもないので、主に顧問契約しているお客さんの分を必要に応じて提出しています。

2016/09/05
コストパフォーマンス重視

響きのいい言葉だと思います。

実際、出した費用に対してどれだけ成果が出たのかは常に見ておかないといけないことです。

それは、使った時間に対する効果と変えてもいいかもしれませんね。
事業によっては一人でされている方がパフォーマンスのいい事も多いです。

さて、この一人でされていて稼げている人。
この人は決して一人でされているのではありません。
ただ従業員を雇われていないだけです。

自分の対象外の分野は全て外注として人に任せられています。
殆どは、自分のパフォーマンスの最大化のために、誰かにやってもらっていることが多いかもしれません。
しかし、

「この人に任せておけば、この分野は安心」

だけでなく

「この人と新しい事業では組んでやったら面白いかも」

とも考えられていることがほとんどです。
コストパフォーマンスがいい人をただ選ぶだけでなく、自分の価値を更に上げてくれる人を選んでいるそうです。

人との出会いが、一番手っ取り早い自分の価値の向上です。
自分の価値を上げるためにも、目先のコストパフォーマンスだけで判断して、将来の自己価値向上のチャンス摘まないでくださいね。



2016/08/29
あなたの価値を教えて下さい。
というわけではありません。

仕事は全て自分一人で完結させることができると思います。

ただ、あなたがやる価値が有るかは別問題です。

・自分が苦手な分野
・自分が一から勉強しないと行けない分野

この分野で必要があるなら、外注を頼むべきでしょう。

・自分の専門分野

であっても、自分がそれにかかる時間で稼げるお金より外注で頼んだほうが

・自分より完成度が高い
・外注の費用より、自分が稼げる金額のほうが高い

のであれば、積極的に外注すべきです。

・時間

これだけは、後で買いたせないのですから。

そのためにも、自分が

・日当いくらの人間か
・それを時間に割るとどれぐらいの人間か

これは常に知っておくべきだと思います。
そして、この単価を常に上げる努力が必要です。

2016/08/15
頑張って売上を上げて行けば、利益は増えます。
(経費もちゃんと抑えつつです。)

しかし、その利益と同じ金額だけ現金が増えているかといえばそうではありません。

なぜでしょう?
社長がこっそり私用につかっている?
いや、そういうわけではありません(そういう事もありますが(笑))

(1)頑張って上げた売上金の回収はいつになっていますか?

(2)ちゃんと原価を考えて売っているから、赤字なんでないよということですが
以前と比べて在庫量が増えていませんか?

(3)おっきな資産を買っていたりしませんか?
(おっきな資産は全額その時の費用になりません)

(1)は売上がいくら増加しても、回収するまでは現金が増えません。
(2)(3)はお金を使ったからといって、すべてがその時の費用になるわけではありません。


難しい言葉で言うと
損益計算書とキャッシュフロー計算書の違いになります。

損益の動きを追うことは、とても大事なことです。
しかし、現金の動きを確認することも、とっても大事です。

両方ちゃんと確認しましょうね(^^






2016/06/27
なにやらコンサルタントみたいな書き方をしてみましたが、自社がしているアプローチと
結果としてきてくれたお客様は一致しているか確認されているでしょうか。

結果としてお客様が来てくれたり、なんかしらの反応があるってことは嬉しいので
「良かった良かった」
で終わっている場合が多いように思います。

まず、今回反応があったお客様に
・何を見て来てきてもらった。
・何に惹かれて興味があったのか。
の確認をする必要があります。

ターゲット層と一致しているのであれば、行っているアプローチは正しいと考えられるので
今しているアプローチを拡大したり、掘り下げていけばいいと思います。

もし、ターゲット層と違う人がきてくれたのなら、
・求めてるターゲットには届いていないのではないか
・いっそ今来ているターゲットに絞ったほうがいいのではないか
等を考えないといけないかもしれません。

日々の何気ない外からの反応にどう対応していくか。
この積み重ねが最終的に大きくなっていくのだと思いますよ。

※先日きた予想外の問い合わせに対応するだけで満足してしまい、確認等を怠ったという反省を込めたコラムです。
※ニホンジンジャナイダケデウロタエルショウシミン(´・ω・`)ゞ

2016/05/02
事業をはじめて順調に推移していくと、従業員を増やしつつも自分が
めいいっぱいになってしまい、時間が取れなくなってしまいます。

そのために従業員を・・・といいつつ、自分の仕事の殆どを人に渡していますか?
渡せていないのであれば意味がないとは思いますが、逆に全て渡してしまって
どうなっているかわからないという状況も、問題かもしれません。

自分の仕事を他の人間に任すことで

自分は他の仕事(事業の拡大や、インプット等)に時間をさける。

ことができますが、逆に

その人がいなくなった時に現場がわからなくなる。

ということが起こってきます。
全てを任せたばっかりに・・・ってなってしまうと逆にしんどくなってしまいますよね。
そのためには

1.誰が行っても問題がない仕組みづくり。
2.現状がすぐわかるようなチェック体制

が必要になってきます。
あいつに任せているか大丈夫というのは、無責任とも言えるかもしれません。
最後に困るのは経営者自身ですので。
本当に最低限の報告を受ける以外は必要なくなる。
こんな理想的な状況にはやくなりたいものです。


2016/04/18
事業を継続している場合、複数の銀行から何本も借りている場合があります。
時期によって金利もバラバラでまとまっていない分、毎月の返済額が多額になってしまい、その返済が経営を圧迫していることがあります。

こういった時は、今借りている銀行に一本にまとめてもらったり、他の銀行にまとめてしまうことで毎月の返済が減る場合があります。
金利も今の時代だと下がる場合がありますね。

今の銀行に聞いてみることも、他の銀行に確認してみることも、今後の資金繰りには大事なことです。
一旦決めて借入の契約をしているのだから変更はできないと思っている人もいますが、有利な条件への借り換えは資金繰りの劇的な改善に繋がることも多いです。

税理士と顧問契約している人ならまず聞いてみてもいいかと思います。
銀行とつきあいのある事務所は多いので。

2016/02/22
この時期の仕事といえば、税理士は個人の確定申告がメインになります。
(法人の12月決算の申告・1月決算の準備もありますが)

こういった時に必ず
・今年から税理士に依頼して申告をちゃんとしたい(若しくは自分で申告はしんどい)という思いで依頼してくださる人
・1月から開業します!という人
という個人事業主がおられて、嬉しいことですがバタバタ度が増します。

ただこういった時に
・営業のための色々なアプローチの準備
・セミナーや勉強会に参加
という、自己啓発及び売上増のための施策をしてはどうでしょうかという前のめりな提案です。

「えー しんどいやん。」

と言われそう(実際自分も言うのですが(笑))なこの提案。

実は、
1.今の仕事とは少し違うことに触れることや、前向きな事を進めるので、仕事といいつつストレス発散になる。
2.時間がない中進めるので、濃度の濃いものが仕上がる。
3.おしせまっているので、100%を目指し途中で止まってしまうということが少なく、最低合格点で次に進めることができる。
というメリットもあります。

例えば、暇な時期に、勉強や売上増の仕込みをすればいいと思っていてもダラダラと暇な時間を過ごしてしまったり、
ぼんやりと勉強をしたりしてしまっていませんか?
忙しいからこそ何事に対しても集中力がでることもあるかと思います。

そんなことを言われても、追い込まれないとできないと思っているあなた!!
その時は、Amazonでポチッと欲しいものを買うかのごとく、何かのセミナー参加のボタンや
営業のチラシやHPの作成依頼のボタンを、

「ポチッ」

と押してしまえばいいんですよ。
そうすれば、セミナーの開催日や、業者の方からの催促が勝手に来ますので(^^

何から手をつけたらわからないって思っている人は当事務所で企画している・・・セミナー・・・
あ、今なにもないや(笑)
と、販売チャンスを逃さないためにも忙しい時にも行動してくださいね!!

それでも時間が・・・って人にはすこしヒントを。
「時間ができない時は、今してる何かか、今したい何かを人に丸投げしちゃえばいいんです。」
何を丸投げするかは・・・今ワクワクしてない事ですね。




2015/12/28
個人の場合12月が決算月になります。
法人も12月決算であれば同じですね。

決算月の時に必要なもので後からだと手に入れにくいものとして
「棚卸一覧表」
というものがあります。
商品等の在庫の数量をチェックして、それに単価(色々な方法があるのですが何も指定していなければ
最後に購入した時の金額)に掛けて金額を出すものです。

扱っている商品が多いほど面倒なシロモノです。
ですので、ついついおざなりに作っている会社も多いのも確かです。
ただ、この金額がわからないと正確な利益がわかりません。

社長さんは
「うちはだいたい利益率30%ぐらいでいけてるで」
とか話すことが多いのですが、この棚卸しがちゃんとできていないと本当に30%の利益が出ているのかがわからないのです。
決算してみて予想以上に利益率が低くて愕然とすることもしばしば。
本当は常にやっておかないといけないものなのですが・・・最低月に1回の棚卸し。検討されてみてはいかがでしょうか?


2015/11/24
お客様の中にはお得意様となられている人もいるかと思います。

でも、その得意先様は本当に得意先様として扱う人なのでしょうか?
人の感覚ですと、どうしても声が大きい人が目立ってしまいます。

本当にお得意様であれば、他と差別して対応してしかるべきです。
商売ですので、すべての人に同じ対応をすべてきではありません。
(横柄に対応していいというわけではありませんよ。)

話がずれました。
商品を購入してくれたお客様の中で誰がお得意様なのか。
単純に考えれば一番利益を落としてくれる人です。

つまり
1)その人個人に対する利益
  売上ー原価(商品代金以外にもその客様に提供したものを含む)✕購入回数
2)その人に紹介してもらったお客様の利益
3)(1)+(2)
の(3)が大きい人がお得意様ということになります。

実際に数字にしてみるとどうでしょうか?
意外と目立たない人が利益に貢献してくれている可能性はあると思いますよ(^^

2015/11/16

・社会保険関係
・証券口座や預金口座
・保険契約や満期解約時

と、こういうことにも来年から影響があるわけですが、これはそれぞれの本業の人から書いてもらうとして。

・給与以外にもらっているもの

というざっくりとしたものです。

ひとつめは、デザイナーや我々士業のようにお客様からお金をもらうときに源泉所得税を引かれている場合。
このときは払っている人や会社から番号を聞かれます。

あとは家賃もらっている人。
相手が一般の人であれば聞かれることはありませんが、事業をされている場合聞かれることになります。

給与であれば、転職しないかぎり聞かれることはありませんので、教える回数も少ないとおもいますが、
今回の例であれば、数多く聞かれることになります。
不特定多数とまではいきませんがなかなか不安な数だと思います。

対策としては、会社を作ることです。
会社にもマイナンバーは発行されますが、これはオープンな番号ですので調べれば誰でもわかる番号です。
伝えるのに抵抗はないと思います。

個人の事業を法人にするとメリットやデメリットも有りますので、マイナンバーの件のみで会社を作るというのも
どうかと思いますが、マイナンバーの展開次第では真剣に考えないといけない問題かもしれませんね。


2015/11/09
年末調整の季節であって、確定申告の季節ではないのですが。

さて、個人事業主として仕事を始める場合
「白色申告」
「青色申告」
という選択肢がでてくるわけですが(無申告ってのは論外として)

誰かに
「どっちがトクですか?」
と聞かれると
「青色のほうがトクですよ。」
と答えます。

ですので、税理士が関与していて白色申告で提出していることはほとんどありません。

ただ、白色と青色どっちが楽かといえば白色であることは確かです。
青でも10万円控除か65万円控除かで簡単さは変わってくるのですが。

私どもはプロですので、慣れがあったり、品質の保持の兼ね合いから白色と青色の手間は
そんなには変わりません。

ただ、普段されないのであれば、白色のほうが簡単です。
今はパソコンや会計ソフトもありますので青色も簡単にはなっていますが、パソコンを
苦手としている人もいるので。

何が言いたいかといいますと、白色申告のほうが青色申告より申告業務に時間がかからない
ということは、簡単に申告して、その残った時間を仕事に使ったほうが青色申告を自分で
行って時間を使うより価値が高い可能性があるわけです。

ま、続きとして税理士に頼んたほうが、その余った時間で仕事をしたほうがお金を払って
時間を作った分儲かる可能性もあるのですが。


使った時間に対する効果が、自分の時給より大きいか小さいか。
これも重要な判断だと思いますよ。


2015/11/02
地域振興券。結構流行ってますね。1万円の地域振興券を購入すると、12000円か13000円分の買い物が
できるものです。
地元京都でも2回目の募集がありました。来月に当選者の発表があるようです。
親に頼まれて今回も応募することになりました。当たるといいのですが。

国からの助成を受けてエリア限定の商品券を発行し限定エリアで使ってもらうことで地域経済を潤すものです。
特に購入する人の住所地は決まっていませんので、地域によっては地域外の人に買ってもらって観光してもらい
振興券を使ってもらうことで地域経済が潤うという良い循環になると思います。
しかし、京都では地域振興券を京都の人だけで消化してしまうので、単純にあたった人だけ税金が還付される
ようなイメージもしますが。

さて、それはさておきこの振興券、前払いすることによって利息ではないですが、いくらかお得をする制度です。
公共機関の回数券や、コーヒーチケットのようなものになります。
これって・・・・商売に利用できたら、料金を先にいただけて資金繰りはたいへん楽になります。
今されている商売でなにか思いついたら・・・やってみる価値あると思いません?

2015/10/26
未だに手元に届いていないマイナンバー。

テレビを見てると、届いている人もいるみたいで。
(テレビクルーを家の中に入れて見せているのもどうかと想いますが)

どーすればいいの?
とーしましょうか?

と、気にしている経営者も、存在すら知らない経営者も色々おられるところです。
ざっくり3パターンにわけてみますと。

1.法人のマイナンバー
  これはまだ郵送されてないのでしょうか?
  13桁のナンバーです。届出等につかったりしますが、基本的にオープンな番号です。
  色々使いみちがでてくるらしいので、その時のために置いておきましょう。
  ネット上に公開されるらしいです。

2.個人のマイナンバー(個人編)
  これはちまたに噂のものです。
  基本的には大事にしてください。
  会社勤めの方は、会社から確認されますので(現在、税金と社会保障関係のみ)
  その時に見せることがあると思います。
  今後、銀行の口座や、保険等にも使いますが、最初はそれぐらいです。
  変な人から聞かれたら、とりあえず断って確認してくださいね。

3.個人のマイナンバー(事業主編)
  2と同じものなのですが、立場が違います。
  そう、従業員等(ほかにも何人か回収しないといけない場合もあります)のナンバーを
  回収して、管理しないといけません。
  回収も面倒でしょうが、それ以上に面倒なのは管理です。
  管理上のいろんなルールがありますので、それにしたがってきっちり管理しないといけません。
  違反すると罰金まであったりします。

という感じです。
厄介なのは3の立場でしょうか?

「全然そんなのしらへんで」
「知ってたけど、不安だけしかでてこーへんで」

と、ネガティブなイメージが払拭出来ていないあなた!!
(このコラムでは対応策書いていないので、ポジティブは難しいです。すいません。)

そろそろ年末調整の話をしてくる税理士や社労士を捕まえて、ネガティブなイメージを払拭してくださいね(^^
(丸投げ(笑))

当事務所では、こんな対策をしていますよー

 

マイナンバー対策

 

良ければ一読を(^^

 


2015/10/19
物事を始めるのは、基本お金がかかります。

そのお金をどうするか。

・お金を貯める。
・誰かからもらう。
・お金を借りる。

会社に例えると、恐らく資本金は自分で貯めることになります。
運転資金か設備資金については、全部貯めるのはなかなか大変ですので、
金融機関から借りるのではないでしょうか?

このときってどうされましたでしょうか?
恐らく、最初に考えて、
「んー 全部は自分のお金では賄えないので借りるしかないか」
と判断して、お金を借りたのではないでしょうか?

何が言いたいかといいますと、実際に動き出す「前」に借りる必要があるのか考えるために計画をたてたわけです。
もしその時点で借りれなくても、事業を開始するのを伸ばせば、被害はありません。
新たに貯めてから再度チャレンジするか、足りない部分を補ってから借入に挑戦すればいいわけです。

これが実際事業が始まって借りる時になると・・・ギリギリになってから借りようとする人が多いです。
設備の借換や、運転資金の調達の場合、特にこの傾向が強くなります。
これって・・・相手からすればいきなり言われるわけです。足元見られると思いません?
相手の都合も無視してるわけです。ちゃんと計画して、相手の都合のいいタイミングで
こちらが一番良く見えるタイミングを見計らえば全然違ってくると思いませんか?

それに、危なくなってから借りようとして失敗したら・・・・えらいことになりますよね?
お金を借りることは面倒ですし、嫌な仕事だとは思います。
こういったことを先延ばしにすると・・・・もっと面倒になるので気をつけてくださいね(^^

2015/10/13
家計が厳しくなると

「食費を抑える」
「贅沢をしない」
「外食をさける」

と、今までしてきたことを我慢すると普通
考えてしまいます。
これはこれで間違いではないと思いますが・・・

がまん。。。なかなか続かないですね。

本当にピンチであれば身の丈に合わせて我慢するしか無いのですが、
その前に毎月当たり前のように払っているものはありませんか?
例えば、

・通信費
・保険料

などです。
特に通信費に関しては、最初にオプションをやたら進められるので
そのまま放置ってこともあります。
(2ヶ月以内に解約すれば無料ですという言葉とともに)
今はスマートフォン全盛期です。ひょっとしたら家のインターネットも
そんなに必要ないのかもしれません。
逆にスマートフォンの料金も色々お高いかもしれませんね。

保険料については、必要以上に保険にはいっていないか。
10年前と今では必要な保証が違うこともあるでしょうし。
と、保険を変更したほうが、今の保険より同程度の保証で安い可能性があります。


家計もそうですし、事業についても同じことがいえます。
定期的な見直し、大事ですよ。
(インターネット代金を多額に払っていたお客さまがおられたので(^^;)


2015/09/14
先日お客様から食事の招待を受けました。
とても楽しい時間でした。

個人や法人の事業をされているかたと打合せを兼ねて食事をしたり、決算等無事に終わったことを記念して
懇親会に参加させてもらうことはあります。

しかし、そのお客様は相続の相談及び申告で、通常であれば1回きりのお仕事のお相手です。
そんな方からの招待でしたので、少し驚きましたし、招待を受けもてなされて大変感激しました。
ここまでされると、このお客様に対してまだ何かできないか?と考えてしまいます。

この件、逆にお客様が私や事業をされる人に対して、上記のように感じてもらえればどうなるでしょうか?
まさに一生のお客様になってくれるでしょうし、よい情報として会社のことを口コミしてくれるでしょう。
こういう「ファン」をどれだけ増やせるか。
これが、経営の基本で最高の到達点かもしれませんね。

一生懸命を見てファンに貰えればいいでしょうし、そういう仕組づくりも大事だと
痛感した1日でした。

2015/09/07
先日、海外でお仕事されている方とお話しする機会がありました。
レベルはだいぶ違いますが業種的には同業種にあたります。どのような経緯で海外でそのような仕事をする事にされたのかしたのか、どのような流れでその業務をする事ができるのかと、色々聞かせてもらっている中で、

・同業他社がしていない事を探す。
・現状の顧客層ににライバルが多いなら、違う層を探してシフトする。
・どのような状態でも回る仕組みを作る。

こういった事を常に把握し、考え、行動する。
そういった意思と実績を感じらるお話しでした。

先の事を全く考えていない人はなかなかおられないとは思いますが、この3つの事をキッチリと進められる人と話すと、反省と元気をもらえますね( ´ ▽ ` )ノ

2015/08/31
逆の立場になってみて。

就職活動は得意な方ではありませんでした。
敬語ができていないという致命的なこともありましたが、おそらく話しているとすぐ地がでてしまうので
雇う側としては、
「クセが強いから従業員として扱いづらそう」
というイメージだったと思います。
ですので、雇っていただいた会社には素直に感謝しております。
相手側はどう思ってるかはともかくとして(笑)

で、現在は逆の立場になっています。
「やる気いまいちだけど、実力もあって元気でやる気ありますオーラ全開で面接にくる。」
と思っていましたし、それでいいとも思っていました。
それを見抜いて、それでも欲しい人がいれば・・・と思っていましたので。
が、意外とそういう人はいないので少し残念です(笑)

それはともかく・・・就活でも転職でもそこそこ決まった形の服装というのはあると思います。
さすがに新卒をとっているわけでもありませんので、リクルートスーツである必要はないので
すが、お客様の前にたっても大丈夫である服装はしてほしいと思っています。
無難なとこだとスーツですよね?

意外と中身以前にこの辺りで不安な方が面接に来られたりします。
これだと、当事務所としてはなめられているとしか思えません。

残念ながら、人間見た目で印象がほぼ決まってしまいます。
美男美女である必要はありませんが(そっちのほうがいいでしょうけど)
身なりは大事ということです。
・・・書きながら、自分でも不安がいっぱいですけどね(^^;

2015/08/17
個人であれ法人であれ、保険には主目的が有ります。
それは

「なにかあったときの補填」

です。

病気や怪我で入院をした時の入院費用の補填。
事故を起こした時に支払うべきお金の補填。
家が火事にあった時の補填。
自分が死んでしまった時の家族に必要なお金の補填。
などが主な使い道ではないでしょうか?

そう、あくまで補填であって儲けるための手段ではないと思います。

「病気で入院した時におりた保険金が入院費用より多くてもうかった!」

と喜びの声をたまに聞きますが、結果はともくとして、それだけの保険料をはらってるとも言えます。
そんなに払うことがよいのでしょうか?

あと、あくまで補填なので、何か会った時の費用をすべて保険で補填する必要もないと思います。
高額な保険に入るなら、必要最小限の保険をかけておき、残りを貯金しておくほうが
よっぽど有意義ではないでしょうか?

このあたりは考え方次第ですので、最後は本人の考えを尊重しますが、保険料は固定費です。
法人であれ個人であれ、経営や家計簿を見直すときはまずは固定費の確認から始まります。
毎月支払う費用・・・こういったものを購入するときは、年間支払額や総額を計算してから
判断することをおすすめします。
予想以上に高くてびっくりされると思いますよ。


2015/08/10
お金を借りるときには理由があると思います。

・住宅を買いたいとき
・新しい投資をしたいとき
・通常の資金繰りの改善のため
 などなど。

タイトルはともかく、必要な金額が借りれたら問題ないんじゃない?
と思われるかもしれませんが、一般的に借りる目的によってその中身が変わってきます。

住宅取得であれば、35年の長期でかりることができ、金利も安いです。ただし、住宅限定です。
投資が機械の取得や、店の改装等であれば、7年から10年、ものによっては20年の長期間で借入が
可能であったり、運転資金より金利が安い可能性もあります。
運転資金は、通常5年です。

返済期間が長ければ、当然利息額は大きくなりますが、月々の返済額は抑えられます。
会社は赤字だから潰れるのではなく、お金がなくなった時点で潰れてしまいます。
余裕が有るのであれば、短期間で返してしまうのが一番安くすみますが、いつどうなるかわからない
事が多いので、長期間で余裕をもって借りるのがいいと思います。

ところで、通常新しい事業をされるときは、設備投資の費用と何ヶ月分か収入が不安定な期間の費用を
借りることになります。
そのときに、設備投資の時点では自己資金を使ってしまい、費用の借入のみを希望される方が結構おられます。

この状態ですと、借入としては運転資金で借りることになり、特に起業したての場合、借りれる金額に
限界があったりします。しかし、設備投資の前に借入の申請をすれば、同じお金をかりるにしても設備投資
として借りることが可能になります。そうすると長い期間で借りられたり、借りれる金額が多かったりします。

それは、運転資金という、こちらが試算したよくわからない金額(計画にかかれている数字で判断)より、
設備資金という使う用途と金額がはっきりしているもの(賃貸契約書や設備投資の見積書をつけます)
ほうが金融機関としても貸しやすいからです。

ほとんど同じ状態であっても、面倒だと言って借入の行動を少し送らせてしまったばかりに、
最初の借入で予定が狂うこともありますので、行動する前に専門家に相談することをおすすめします。

私も専門家の一人として、相談にのっておりますので、よろしくお願い致します。


2015/08/03
仕事に対してタイトルのことは、気をつけないといけないことではありますが、
皆様がされていることだと思います。

しかし、このふつうの事をちゃんとする。

これだけでは売上が伸びないので、色々と特徴を出そうと研究しているわけです。
けっして、ふつうの事をおろそかにしているわけではありません。
ただ、ふつうの事をちゃんとして欲しいだけのお客様もまたおられるのも事実。
しかも、ふつうの事をちゃんとすることでお客さんになってくれるなら本来
ありがたいお客様です。

研究も大事ですが、このふつうの事をもとめているお客さんに対するアプローチを
考えることも大事ですね。

※先週、人に言われて「確かに!!」と思ったことです。
※人と会って話すことは色々刺激があって楽しいですね(^^

2015/07/13
起業したての時はなんでも自分や社内でしがちです。

その理由として、
1.お金がかかる(経済的理由)
2.基本的なとこまでは知っておきたい(ノウハウの蓄積)
3.頼む人がいない(人材不足)
があげられると思います。

3.は人材確保をする方法になるのですが、1だけの理由であれば、
社長自らしたらお金はかかりませんが、お金を稼ぐ機会をそれだけ逃すことになります。
自分や社員の稼ぐ金額より、社外に頼む金額のほうが安いのであれば、すぐシフトすべきですし、
そうなるように稼ぐ力を磨かないと行けません。
ただし、そのノウハウを社内で蓄積すべき場合には、最初はすべて社外に任せるとしても
そのノウハウが社内に蓄積できるような仕組みは作るべきです。

1回方針を決めたから終わりではなく、社内・社外の変化に応じた方法を選択して
いくことが大事になります。


2015/06/01
何を提供しているか。

「コーヒーを提供しています。」
「建物を提供しています。」

物販の方であれば、このような回答をされると思います。
これが間違っているというわけではないのですが、これは事業主の視点です。
お客様の視点であれば、例えばコーヒーの販売(喫茶店含む)であれば

1「うまいコーヒーが飲みたい。」
2「カフェインを摂取したい。」
3「少し時間が潰したいので(コーヒーでなくてもいいけど)喫茶店に入った」
4「疲れたので休みにきた」
5「少し考える時間がほしいので快適な空間を求めてきた」

と考えで来られていると思います。
自分の販売がお客様のどの視点に立って提供しているのかを把握して置かないと
極端な話、快適な空間を求めているお客様にコーヒーの質自体を向上させたとしても
効果が薄いことになります。

自分の求めるお客様は何を求めているのか、中小企業であれば1~5にすべてに対応
することは厳しいでしょうし、大企業であってもどこかに注目して販売しています。
コンビニコーヒーであれば1や2を低価格で提供することで、スターバックスで
あれば5を中心に進めていると思います。

自社の商品は、お客様の要望のうちどこを中心として提供しているのか、それを考える
だけで自社のカラーがはっきりしてくると思いますよ。


商品については様々な考えがあります。
今月発行のメルマガにも商品について少し書いてますので良かったら登録してくださいね。
あ、もう今月号は発行しているので、6月分のメルマガが希望でしたら、メルマガ登録フォーム
ではなく、問い合わせホームから登録してもらってお問い合わせ内容に「6月分も希望」と
記載ください。個別メールで送付致します(^^

・メルマガ登録
http://aki-tax.com/webform_10.html
・お問い合わせ
http://aki-tax.com/webform_3.html


2015/05/07
お久しぶりです。
決してサボっておりませんよ。
月曜日が休みの時は次の営業日と変更いたしましたので。
(次の更新がすぐ来るだけなのですが)


初めてお会いした人に
「どんな仕事をされているんですか?」
と聞くことがあります。

「営業です。」
「車を修理しています。」
「飲食店を経営しています。」
「○○ではたらいています。」(有名企業限定ですが。)

とはっきり一言でおっしゃられる人もいれば、一から自分のされていることを
説明される人もおられます。しかし、

「どういうことをしたいと思っていますか? どういうことをしようと思っていますか?」

と質問すると、悩まれる方が多いです。従業員の方であればまぁ仕方ないのかもしれません。
(部下に伝えていない上司や、経営者が問題だとは思いますが)ただ、経営者であればこれは
大きな問題だと思います。常にこの点を考えて答えをだして、また、更新しておかないと、
2・3年後には会社の存続自体が危ぶまれます。

自分のしたい思いを常に言葉で伝えましょう。できるだけ短い言葉で。
(長いと伝わりにくいですので)

私は、企業に依存しなくても経済的に自立できる人たちを増やせるように
サポートしていきたいですね。
(これもまだ曖昧な表現で、具体的に数字はでてないのでまだまだ考慮ありですが)


2015/04/27
資金繰りの改善として何を思い浮かべるでしょうか?

1)利益率の改善
2)無駄遣いの削減
3)借入等による現預金の確保
4)大きなものは分割払いにする

1)と2)は確かに資金繰りは良くなるでしょうが、資金繰りの改善というより
経営の改善ですね。
3)の借入により現預金が増えれば、資金繰りに悩むことは少なくなります。
必要なお金の数カ月分があれば、かなり動きやすいと思います。逆にあまりに多いと
投資ができていないとも上場企業であれば、株主総会時に言われそうですね。
(中小は無理に投資先探すこともないでしょうが・・・)
4)の分割払いとは、車はリースにするとかですね。普段使っているものは結構リースに
できたりします。手数料が取られるので、どちらを取るかは状況次第です。

あと一番しないといけないことは、売上を回収する日より、経費の支払いの日を1日でも
遅くすることです。例えば3月に50円のものを100円で売ります。両方とも翌月末払いです。
4月の資金繰りは

 4月末残高 100円−50円=50円 

月末まで現金が0円でも問題がないように思えますね? 
しかし、同じ当日でも、売上入金が朝一番にもらえるとは限りませんよね?
支払いも午前中に済まさないといけないかもしれませんし、当日振込みできる時間も決まっています。
同じ当日でもタイミングが合わなければ

 4月末AM 0円−50円=△50円
 4月末PM △50円+100円=50円

 これでは、午前中に資金ショートになってしまいます。
しかしこの締日を翌月末に安易に決めるのではなく、売上入金を1日早くしてもらうだけで
または、支払いを1日遅くする約束をするだけで、改善されます。
たった一日でへたすると1月分資金に余裕が生まれます。

 一回決めてしまうとなかなか変え難いものですが、話し合ってみるのもひとつの手段だと思います。
借り入れより費用もかからず、とっかかりも簡単なので。



2015/04/13
お金は借りたいとは思わないでしょうが、運転資金として一定金額を借りていることは
必ずしも問題があるわけではありません。

よくニュースで実質無借金経営という文字がでてきますが、この場合、借金はあるが
いつでも返せるだけの現金もあるということです。

なぜこんなことをしているかというと、投資案件が来た時に素早く投資することができるからです。

借入をする場合、すでに起業していれば過去の実績として決算書の提出を求められ、ある程度期首から
期間が過ぎていれば試算表を求められます。その後早くて2週間後に銀行の決済が下りて無事借入です。
早くて2週間・・・実質は1月ぐらいかかるかもしれません。
それでは投資のチャンスはとっくに過ぎてしまいます。

例えば、すでに銀行との取引がある場合、毎期決算書を求められるでしょう。
その時すでに今期に投資する案件があって、しかも時期が決まっているのであれば
「何月ぐらいにこれぐらいの投資案件があるので、このぐらいの金額を借りたいと思っている」
と伝えておくのもいいと思います。
銀行員もその話を聞いていれば、そこに借り入れしてもらえるチャンスがあるという認識を持ちますし、
事前に本人の売上の計画にいれてもくれるでしょう。
逆にその時点で借入が厳しいようなら、銀行員もそれは伝えると思います。

どうしても借入の話になると後ろめたいイメージがあるので、後回しにしがちですが、
先に伝えておけば相手の反応も読めますし、それによって経営方針も変わってきます。
何事も前もって伝えておく、実際にそのように100%進むわけではありませんが、
可能性も含めて話しておくことは無駄ではないと思いますよ。


2015/03/09
生活ができる最低限の月の売上は?

1.生活費として必要な金額を決める(会社の場合自分の報酬)
2.事業で何もしなくても出ていく経費を計算する。

ここでどれだけの利益を出せばいいかが分かります。

3.利益率を考えどれだけの売上を上げればいいか考える。

ここが損益分岐点となるわけです。

事業を開始したら最低限どれだけの売上の上げればいいかは考えます。
そのあとは、どうでしょうか?

単純に毎年売上げを前年比でいくら上げようと考えている方が多いかもしれません。
それも間違いではありませんが、具体的に自分がどれだけ欲しいか。
そんな欲望から逆算しても楽しいかもしれませんね。
そうすれば、前年比何パーセントアップより具体的な売り上げ目標になるかもしれませんよ?

従業員の方がいるなら、従業員の給与アップも含めてみんなで共有すると、みんなの
目標にもなりますしね(^^

2015/02/16
年に数回しかしない仕事というのは、そのたびに思い出す作業から始めます。
それでも無事にできるならいいのですが、ちょっとしたコツというものは、その仕事の後半に
思い出すことが多いです。

また、その人しかできない仕事というのがあるとは思います。
その仕事が分類的にその人が行うべき仕事であれば問題はないのかもしれませんが
特に上に立つ人であれば、本来は誰かにやってもらうべき仕事もあるでしょう。

こういった場合に、できるだけ誰でもできるように文章化しておくのも大事になります。
そのあと使っていくうちに修正してどんどんバージョンアップしておきます。
それによって、たとえば何人かでやっている仕事であれば、レベルの均一化が図れますし、
誰かが病気等で急にしばらく仕事ができない状況になっても、なんとかなります。

面倒な作業ではあるのでなかなかできないですし、いざしようと思っても文章にするのは
時間はかかりますが、自分のしている仕事の振り返りにもなるので勉強になりますよ。

確定申告のソフトの使い方や注意点ってのも思い出すまでに時間かかって
最初の申告書作るときって何回か作り直すんですよねぇ(^^;


2014/12/22
 経営指標といえば、利益率、前年比率、人件費率や現預金残高から売上高までいくらでもあるのですが、
その中から自分の事業に必要なものを選ぶというのをこないだとあるセミナーで聞いてきました。
起業の段階によっても変わるので、段々気になる指標というのは増えていくとは思います。

と、いう話も大事なのですが!!
それの前提として、普通に経理処理(雑に言うと会計ソフトに入力)をしていること!!


この時期になると、
「今年なにか節税した方がいいのですか?」
とか
「なにかいい節税はありませんか?」
と個人事業主さんにたくさん聞かれるのですが、

その半分ぐらいの人が、会計の処理をしていない=現状を把握していない。
その状態に聞かれても・・・と思います。
税金を払いたくないという気持ちはわからないではないですが、節税にはお金がかかるものが多いです。

節税対策をしたばっかりに、その後の資金繰りに困っては意味がありませんし、
節税対策というのは継続的に行って初めて意味があるものです。

まずは、現状を把握する。
そのために現状を把握できる状況にする。

年末年始にバタバタ会計処理しても、それは単に税金の計算するだけのものになります。
常に入力していれば、極端な話税理士に確認しなくても、自分の現状を正確に把握する事ができますよ。
それでもわからなければ詳しい人に聞いてくださいね(^^


2014/12/08
販売の仕方には、業種によって二種類の方法があります。

一つは、洋服の販売のように毎回交渉して販売する方法。
(積み上げ式とか狩猟式という表現もあります)

もう一つは、私のように顧問料を毎月いただくような方法です
(積み上げの反対はなんでしょうか?農耕式とは言われます)

一つ目だと、来月の売上が一体いくらになるのかはなかなか予測できません。
極端な話、まったく売れないかもしれません。
しかし、二つ目ですと来月の予測は簡単です。新規顧客の獲得や、解約によって増減はしますが
いきなりゼロになることはありません。

「税理士さんは顧問料もらってるから安定していいですね。」

とよく言われますが、確かに私もそう思います。
ただ、顧問料とまではいかなくても、それに近いことは可能です。

よくあるのは、コーヒーショップの珈琲チケットです。
服でも定期的に決まった金額の範囲で洋服を販売しているところもあります。
顧問料ほど確実に毎月でないものであっても、それに近い販売方法はあるのではないでしょうか?


2014/12/01
個人で事業をしていたとしても、会社の従業員として働いていたとしても営業活動は行います。

こういった場合、
 ①集客
 ②見込客フォロー
 ③セールス
 ④ファン化
といった流れになると思います。
(と色々な本にもかかれていると思います)
こういった事も大事なのですが・・・

今までに購入してもらったお客さんに対してちゃんとフォローをしておられるでしょうか?

恐らく、飲食店であれば来客につながるようなダイレクトメール等をされていたり
販売店であれば季節のセールの連絡等はきっとされているとされてると思います。

接触回数≒信頼の構築なのでつながっておきたいのですが、売り込みすぎるとお客様には嫌がられます。
なので、売り込み以外の連絡をされてみてはいかがでしょうか?
販売した商品の状況の確認をしてみたり、お客さんが喜びそうな情報を提供する。
そうしたことでお店の事も思い出してもらえますし、④のファン化につながります。

なにより、新しいお客さんを作る費用より格段に安い金額で次回の購入が期待できます。

常にお客さんとつながっておくこと。
こちら側はつながってるつもりでも、お客さんの視点からだと切れていることは多いと思います。
既存のお客様は宝ですしね(^^

2014/11/04
「会社にするのっていつの時期が良いの?」

こういった話は、個人のお客様からたまに覗います。

個人では対象のお客様と契約ができない(相手が取引先として認めてくれない)という場合や、
個人ではできない業種でない限り、個人事業のほうが基本的に簡単です。

では、どのような時に法人に移行するのか。
それはお客様の状況によって一概にいえないことも多いのですが、

①個人で3年目に入る前に法人に移行して、消費税の申告を後2年伸ばす。
②法人で申告したほうが、個人で申告するより税金が安くなる場合。

の理由が一番多いです。(私が税理士なのでという理由もありますが)

ただし、法人になったほうが、節税面でも色々できることが増えますが、個人であれば
許されていることで法人になったばっかりに許されてない部分もあります。
代表的なのは健康保険や厚生年金等の社会保険の加入です。労働保険は従業員がいれば必須のものですが、
厚生年金保険は個人の場合従業員が5人未満であれば強制ではありません。
(大雑把に書いておりますので、詳しくは社労士さんや年金事務所に確認して下さい。)
この社会保険料というのは恐らく人件費の次に支払う金額が大きなものです。

結局は、個人から法人になった場合のメリットと、法人になった時に発生するリスクや責任を
天秤に掛けて、どっちを選択するか経営者自身に判断してもらうことになります。
(法人の方が得するのはわかっているけど、個人の方が気楽だから法人にはならないという人も
 おられますが、それはそれで正しい判断と思います。)

法人を設立してからでは遅いものだと思いますので、会社を作りたいと思った方は
まずは司法書士や税理士に相談してくださいね(^^

2014/09/22
事業で言えば経費削減、家計簿で言えば無駄遣い削減といったとこでしょうか?
こう言われて何をすればいいかと思われるでしょうか?

仕事だと
・消耗品の無駄遣いをやめる。
・交際費を減らす。
・節電等、光熱費を減らす。
でしょうか?

家計簿だと
・安売りを探して回る。
・お菓子・服など嗜好品を制限する。
・節電等、光熱費を減らす

が浮かぶかと思います。
当然、上記を減らせば経費は減らせます。
ただ、それは継続することができるでしょうか?
会社であれば、仕事ですのですべきでしょうけど、
個人事業で従業員がいないようなとこではなかなか継続できないと思います。
交際費といえでも売り上げにつながることも多いのですから。
個人でも、お菓子が好きな人だと減らすことでストレス等がたまって家庭内が暗くなるかもしれません。

なので、一回の行動で効果がずっと続くものから選ぶべきです。
固定費といわれるものですね。
まずは通信費があげられると思います。
固定電話や携帯電話、インターネット回線です。
これらのものは契約を変更するだけで大きく変わってきます。
変更した後はしばらく違和感があることもあるかと思いますが、その後にストレスを感じることは恐らくないと思います。

通信費だけではなく、保険や家賃に関しても契約したらそのまま放置ではなく
変更したほうが良い可能性があります。
単純に費用がやすくなることもありますし、同じ金額で今よりよくなることもあります。
今は色々な制度がコロコロと変わる時代です。
現状の再確認を定期的に行って、得をしたり損を回避することをお勧めします。

そういう事が苦手な方は、それぞれのプロフェッショナルに頼ってはいかがでしょうか?
無料相談もあると思いますので(^^

さて、今度のiPhoneどうしようかな?

2014/09/15
旧 倒産防止共済なんですかね?
普段説明するときは倒産防止共済と言ってしまっていますが。

さて、このセーフティ共済、どんなものかといいますと。
売掛金がある得意先が倒産してしまった!!
回収ができない!!
回収できないと資金がショートしてしまう!!
といったときに、掛け金として積み立てていた金額の10倍の金額まで
無担保無保証で借りれる制度です。

いざって時に、とりあえずの資金繰りに対応できるものですが、
その本来の目的を主目的にして加入されている人は少ないのではないでしょうか?

もう一つの目的、それは節税です。
掛け金が全額損金(費用)として処理でき、任意解約で40月以上経過後であれば100%返金されます。
通常の保険ではなかなかここまでのものはないと思います。

ただし、掛け金の総額が800万円が限度になります。
前回の小規模企業共済に続く第2段ってことです。
この二つは機会があれば必ず説明するようにしています。

注意点は、目先の税金を減らすために無理をしないことですかね?
興味がありましたら連絡くださいませ(^^


2014/09/01
 どの業界にも業界の常識というものがあります。
それは、その業界で生き抜くための知恵の結晶ともいえます。
ですから、その常識を知ることは非常に大事です。

しかし、業界の常識を習得すれば、業界で生き抜けるわけではありません。その常識を知ったうえで
その業界の常識に囚われない、または、常識を打ち破る方法を考えるのです。


同業他社との差別化ということは大事になりますが、その差別化を考えるときに
業界の常識を疑ってみる、さらに進化させてみる方向で考えることを意外としていない事が多いです。

囚われていると呪縛から逃れらないですが、客観的な視点で考えるいいヒントにもなるかと思います。

 
仕事であれば、業界の考えにとらわれず、お客様の考えに立てばするべきことはおのずと見えてきます。
それを、商売として成り立てるところにまで持っていけるのであれば、他社との差別化は図れるのではないでしょうか?
そのヒントはお客様から色々漏れ出ていると思います。


なかなか漠然とした状態から、新しいことを考えるのは難しいので、まずは己の常識から疑ってみる。これも大事かと。
商売として成り立つにはどうしたらいいかで、止まることも多いですけどね(笑)

2014/08/10
やる気が出まくりで、なおかつ行動力がありまくりの2チームがあります。
やる気と行動力がある人の話を聞くのは大好きなのですが、
(びっくりするぐらいのポジティブを感じられてこちらのテンションもあがります(^^))
借入等でその思いを文章にしてもらうことがあります。


この2チームに、やる気・行動力・それに伴う結果には差がありません。
しかし、文章や資料として表現する力に大きな差がありました。

1チームは思いを文章にすることが苦手で、売上や利益のような普段つかっている数字はすらすら出てくるのですが
そこから会社全体の経営の数字であったり、その思いを順序だてて記載することが苦手でした。
(実際の借入の時には文章を社長と一緒に考えたり、訂正したりします)

もう1チームは、現状の把握、新たにすることの状況、計画、目的、将来の展望をきっちり文章にされていました。
ただの文章だけではなく、その根拠となる資料も添付されています。
(一店舗の展開から世界規模へ、初年度から10年・20年後まで書かれていたのでワクワク感が止まりません(^^))


両チームともお金を借りることができれば、返済も滞ることもなく順調に成長されることでしょう。
きっと色々問題も出てくるでしょうが、この2チームにはそれを乗り越えるバイタリティも備えているからです。

しかし、お金を貸す立場としては前者より後者のほうがお金を貸しやすいのが実情です。
担当者から上司へ、そして会議によって決議されるのが通常ですが、経営者の思いが口頭だけだと、
担当者にはわかってもらえても、上司や実際に会議で決定される人には伝わりにくいです。

後者のように思いをきっちり文章にされ、それの根拠も資料として添付している
と担当者も上司に伝えやすいですし、会議でもその資料が根拠にもなります。


思いを口頭で伝えることも大事ですが、それを文章や資料にすることができる力がないと
自分の力を100%相手に伝えることができません。
どんな野球のうまい人でも、バットがプラスチックだとやれることは限られてくると思います。
表現力も口頭だけではなく文章でも表現できるほうが成果が大きくなると思います。

文章での表現力はビジネス本を読むことでも鍛えられるとは思いますが、長編小説などを読んでみるのも
いいと思いますよ。

このお盆に一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

2014/07/28
お客さんからであったり、友人からであったり、ちょこちょこ聞かれる質問です。

今はやりの職種というのはあります。
今ならオリンピック関連で建築業は景気がいいそうです。
(その割には注文単価が安いままだったりと色々大変そうではありますが)
ま、東京限定で、関西では深刻な人材不足になってる原因ではあります。
(今は、なり手も少ないそうです)

しかし、どのような業種であっても必ず利益を上げている企業があります。
それは価格で競争していたり、その企業でしかできないもの、ニッチなエリアを
ねらったものと色々です。

隣の芝生は青く見えるものです。
しかし、今いる場所でも視点を変えれば必ず光は見えると思います。
・角度を変えてみてみる。
・業界でやってないことに挑戦してみる
・違うものを足してみる。
・逆に引いてみる。
やれることはいくらでもあると思います。昔にやって駄目だったことでも
今なら成功できるかもしれません。

小さいチャレンジで、小さい失敗と、小さい成功を積み重ねるのが大事ですね(^^


2014/06/14
「お金は次回来てもらったときでいいですよ。」

何気に言ってしまうことありませんか?
現金商売で、たまたまお客さんが財布を忘れてたとか、少額だから、
常連だから、ちゃんと払ってくれるから、とか理由は色々あると思います。
しかし、それって会社の経営破綻につながる一言かもしれませんよ?

モノの販売は、モノを売り上げて手渡した時点で終わるのではありません。
その代金を回収して初めて終わります。
(手形とか小切手ならその現金化が終わるまでです。)
モノを仕入れて、販売して、回収する。
このサイクルが1回にどれぐらいの期間がかかっているか定期的に確認すべきです。
業界によって色々ありますが、代金の回収より、そのモノの支払いの方が早い場合
それが業界の常識であってもその差を縮めるべきです。
(飲食業であっても、その日の売るものだけをその日に購入するとか、掛仕入にしてもらうとか)
製造業や建築業で販売までに時間がかかる場合、手付金や内金をもらうことも検討すべきです。

たとえば珈琲チケットのように、先に払ってもらえれば、1杯無料にしますよといったことも
販売サイクル期間の短縮になります。
回収が遅れるというのはその分お金を借りているようなものです。見えない金利を払うぐらいなら
利益率を下げても回収を上げる方が経営が改善するかもしれません。

普段の何気ない行動が大きな結果となることはよくあることです。
これを機に一度確認されてはいかがでしょうか?



2014/06/08
この2週ほど大きな買い物をするために営業を受けてきました。

 1件は自社のアピールを前面にされており、対応等も丁寧でした。
いざ見積もりの時に、なかなか引いてしまうような金額を提示され(笑)
おーさすがに高いなーと思ったわけなのですが、そのあとに今なら
この価格ですよと4割ぐらい引かれた見積もりを提示されました。
明日以降は無理なんですと今だけですよ!と、説明の倍ぐらいの時間粘られましたが
とりあえず保留。

 もう1件は、自社のアピール以上に1件目や他社の欠点をアピールされて
ドン引きして帰るという状況でした。
同じ相手の欠点でも、悪口に終始するのか、こういうこともありますがうちは
このようにしていますよとアピールのアクセント程度にとどめるとか言いようは
色々あるとは思うのですが。

 1件目は、顧客に選択肢を狭めて、こちらの思うように誘導する方法で通常でも使われているでしょうし、
2件目もライバル商品より当社のほうがいいというアピールで成果が出ているものかもしれません。
けどこれって・・・そのセールスさんを信用できませんよね?

 今回の話は1回買うとリピートされることがない商品だったので、このような手段が
日常的に行われているものかもしれませんが、税理士業はその後長く付き合っていただきたい
業界ですし、通常の商売であればリピートを求めることが多いと思います。
今回の例は特殊な事例でしょうか?
そうではないと思います。
普段されている営業方法・・・目先の商売だけを意識していないでしょうか?
先につながらない営業であればまだましですが、先をつぶす営業になってませんか?

 人の経営を見る商売をしていますが、私も一経営者であり、一営業マンです。
改めて考えさせられるものでした。


2014/04/07
会計処理をまめにしていると
「前年の同じ月と比べて」とか「現状はこのような」と
説明することができますし、お客様自身で現況の把握が可能になります。

だいたい把握しているいいよ。とおっしゃられる方もおられます。
だいたいわかっていれば問題ありません。
ただ、その把握が実際と異なっていることが多々あります。

たとえば棚卸という作業があります。
棚卸は現在の在庫はどのようになっているかを、商品別に在庫数を数え
その個数や合計金額を把握します。これにより、正しい利益が導き出されます。
なかなか面倒な作業になるので、決算の時しかされていない方が多いです。
ただ、一年に一回されている会社と、毎月されている会社では明らかに
毎月されている会社のほうが業績がよい先が多いです。

なぜなら、毎月しておけば、動いていない在庫の把握や、毎月の利益率の
確認等ができているからです。
毎月同じことをしているから、同じ利益率ともかぎりませんし、動いていない
商品があるのなら、在庫処分で処理してしまう等の対応をする必要があります。

年に一回の棚卸だと、この把握が1年に一回しかできないため、対応が
遅れてしまいます。

この棚卸というのは、

売った金額—仕入れた金額+「在庫に残ってる金額(これ)」=商品を売った利益

という商品を売った時の利益の計算の基礎となるものです。
この金額がもし間違っていたら・・・どんだけ儲かっていたかの指数が大きく違ってきます。
物を作って商品を販売している業種(飲食・製造)や多品目を売っている業種は利益率の
変動が大きいのでしっかり把握しておく必要があります。

棚卸をしっかりしているところは在庫の整理もきっちりされているので、ロスが少ないです。
面倒なだけではない、思っている以上に効果のでる作業なので、されてないかたは
ぜひ実行してください。

2014/03/24
私は、個人的に仕事をお客様の事務所で行うことが好きです。
必要な書類がすぐ手に入るという実務的な面もあるのですが、
仕事場を見ることで何をしているのか、現在どのような状況なのかを
感じることができるからです。


 仕事をするときは自分のパソコンを持って行って入力等をするのですが
お客様自身が会計データの入力等をしている場合、直接お客様のパソコンで
することや、データのやり取りの時にお客様のパソコンを触ることがあります。
その時に

「このソフト使えへんようになってん」

と言われたり、

「このパソコン、遅くないですか?」

と思わず言ってしまうことがあります。
理由として、古いパソコンだからということが多いのですが、市販のパソコンを
そのまま使ってられる人の場合、いらないソフトが大量に入っていたり、使っていない
ソフトが常に常駐していたり・・・と。

 本業の話をしながら、そのときに簡単に改善できることは直したりすることがあります。
もともとパソコン関係について好きなのもあって(今は全然詳しくないんですけどね)
気になってしまうからするだけなのですが、これが案外喜ばれます。
個人的には、単なるおせっかい程度であり、特になにも考えていないレベルのことなのですが、
お客様にとっては、その改善で快適度が相当向上されるからでしょう。
税理士と契約して毎月顧問料を払うのはちょっと・・・という方でさえ、パソコン関係なら毎月払っても
いいと言われる方もいます。(なんだか悲しくはなりますが(笑))

 たまたまパソコンの話ですが、自分ではお金にならないものと思っていても、相手にとっては
お金を払う価値があると考えていることがあります。
自分のできることで、お金のもとになること・・・整理してみるとでてくるかもしれませんよ?


2014/02/24
 組合というのは、一人一人の力は小さいけど、目的に向かってみんなで集まって頑張っていこう!!という考えで発足したものだと思います。大きな会社にある労働組合から、商店街等の組合、有名な生協や農協も組合の一種です。
ここでは、その組合の中で、飲食店組合や建築業組合とう業種別に集まっている組合について少し書こうと思います。

 昔は組合というのは入ってないと逆にその業界からつまはじきになるぐらいの大きな力だったと思います。
しかし、時代がかわり、組合の考えについていけなくなったり、会費が払えない等の理由で、組合員人数の減少しているところが多いとのことです。集団で集まってなにかをするのが煩わしく感じる人もおられます。

 「組合に入ったって、会費払うだけでなんのメリットも今はない。」

と考える人もおられます。しかし、その組合には昔からのその業種に関する英知が集まってるわけです。
それを使わない手はありません。ただ簡単に教えてはくれないでしょうけど、長年その業種に携わっている人の話というのは聞くだけで大きな価値があります


 もう一つ確実にあるメリットとしては、そういう組合には組合の健康保険というものを扱っているところがあります。
昔からある組合にはだいたいあるものです。この健康保険は、国民健康保険や社会保険より負担が少なくすむ可能性が高いです。
国民健康保険や社会保険と違って月額決まった負担額です。(所得の大きさで金額の変動がありません)
これは金銭的に見ても大きなメリットだと思います。


あとは、クレジットのシステムを斡旋していたり、いざ事故が起こった時に保障をしてくれたりもします。


当然、自分の事業に該当する組合しか入れませんし、エリアも限定されています。
上記の事をすべての組合がされているわけでもありませんので、組合員になられる前に確認したほうがいいです。
(最近はホームページをもたれている組合も多いので、簡単に確認できます。)

昔からあるものには、それ相当の価値があるということですね。

※ただ、こういう組合で確定申告等を一緒に考えながら手伝いますよという体裁で
実際は申告業務代行をしているところもあります。
※税理士業務は無償であれ、有償であれ税理士しかしてはいけないという点と、そのかたがされている手続きが
※正しいとはかぎらず、相手は責任をとらないという点はよく考えてくださいね。

2021/02/15
会計事務所ではもうとっくに始まっている

「所得税の確定申告」

ですが、
提出期間は1ヶ月伸びて

令和3年2月16日から令和3年4月15日

となっております。
還付申告の場合は、もう提出してもいいんですけどね。

さて、税理士事務所に依頼されている人には関係ないですが、
去年もそうだったと思うんですけど、確定申告会場は予約制になっておりますので
ご注意を。

あと、管轄地域によっては税務署では受け付けてくれないのでそれも注意してください。

申告会場に来ている人で一番多いのは、ご高齢のかたの
・年金の雑所得と医療費控除
なのですが、毎年の流れで行くと受け付けてくれない可能性もありますので。

2021/02/08
今回の申告から
青色申告特別控除が65万円から55万円へ変更になりました。

ただし、
・電子帳簿保存
もしくは
・電子申告
を行っている場合には65万円控除の適用が継続されます。

人間誰しも、税金は減らしたいもの。
基礎控除が38万円から48万円に変更されているため、
去年とトータルでは変わりません。

が、増えたものがさておき、減らされるとなんとかしたいと思うのが人間。
で、パターンは2つ出てきます。

1)自分でチャレンジする。
2)税理士に頼む。

今はIDとパスワードででも申告ができるので、カードリーダーの購入費用も必要ありませんが
なかなか面倒なもの。で、税理士に頼もうとされるわけですが。

65万円の控除を受けるには、ちゃんとした貸借対照表等が必要になってきます。
市販の会計ソフトで入力されていれば、正しいかはともかく、出来上がっています。
その申告だけお願いしたい・・・と、言われるわけです。

しかし、税理士の立場からすると自分の名前で申告する手前、ちゃんと確認して正しいものを
申告しないといけないので。

申告だけお願いしたらいいと思っている費用<確認してから申告する費用

とで認識の差が出てくるわけです。
さて、この価格の認識の差を乗り越えて、今年から税理士に頼む人は何人ぐらいいるんでしょうねぇ。

2021/01/06
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

と、いう始まりがお約束ですが、
早速本題。

固定資産税、イメージとしては土地や建物がわかりやすいと思いますが、
他に事業をされているなら「償却資産」も対象になってたりします。

固定資産税は勝手に毎年送られてきますが、償却資産は毎年1月末までに申告するもの。
なので、

「不動産もってないから関係ないよね」

というわけでもありません。
一定の減価償却資産を持っている場合対象になります。

その減免申請が、同じく1月末に期限を迎えます。

事業をしている人もしくは会社で、
・固定資産税を毎年収めている。
・償却資産税を申告して、毎年収めていて
下記条件に当てはまる場合、
2020年2月〜10月までの任意の連続する3ヶ月間の事業収入の対前年同期比減少率減免率
50%以上減少

全額

30%以上50%未満

2分の1

今年に支払う金額の全額もしくは半額が減免されます。
詳しくは下記中小企業庁のサイトに書かれてますので、対象になられる可能性があれば
確認してください。

https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/zeisei/2020/200501zeisei.html

税理士と顧問契約されている人は、税理士に。
商工会議所等でも対応されていますので、不安な人は公的機関を頼ってみてもいいかもしれませんね。

2020/11/24
税金はできれば払いたくないもの。

共通の認識です。
まぁ そりゃ少ないほうがいい。

そのために、
・必要な経費の前倒し
・適正な課税の繰延べ
などを使っていきます。

が、税金を減らす=なにかお金を使う。ことがほとんどです。

税金を減らそうと思えば、それ以上のお金を使うことになります。
結果、お金が貯まらない。

いい気分ではないでしょうが、税金を払わんとたまらないわけです。
そこを理解してくれる経営者がたまにいるので、この商売やってたりします。

たまにしかおられないのが残念ですけど。

書いてる本人も、払いたいわけではないですが(笑)



2020/06/15
今年も始まりました。

個人事業主ならおなじみの
「よくわからないけど、毎月なにかの税金を払っている気分になる。」
季節が。
季節っていうにはあまりにも長いですけど。

今来ているであろう税金は、住民税
6月30日、8月31日 11月2日 2月1日がそれぞれ納期限になります。

後は事業税
8月31日 11月30日が納期限です。

これなら、まだ隙間があるように思いますが、
所得税の予定納税や消費税の予定納税がある人もおられますので、
毎月なにか税金を払っている気分になってしまいます。

今年はコロナの影響で急激に、資金繰りが悪化している人もおられるかと思いますので
納税猶予も検討してみてくださいね。

2020/05/11
給付金や借り入れの手続きでお忙しいところだとは思いますが・・・


所得税 5月15日(金曜)
消費税 5月19日(火曜)

に口座振替があります。

残高が厳しい方。
払えるけど、今後のために残しておきたい方。

延納制度もございますので、確認してくださいね。
なにせ・・・去年の申告分ですので、元気だった頃の税金って・・・多い人もおられるでしょうし。

2020/03/02
確定申告期限が、4月16日に延期しました。

病気等の関係で、間に合わない人には良いことだと思います。


・・・が、
殆どの人関係ないですよね?

新型コロナの影響で、事業に問題がでてくる人はいると思います。
今は影響なくても、そのうち・・・ってこともあるでしょう。
そこはどうしていくか考えないといけません。

ただ、申告期限は関係ないです。
伸ばしたところで
・税金が減る
・手間が減る
・申告しなくて良い
といった事があるわけではありません。

じゃ、ちゃっちゃと終わらせましょうよ。

伸ばして気分が良くなるわけでもありません。
伸ばしている間に仕事が進む・・・かもしれませんが、
伸ばしたときに仕事が暇になっているとは限りません。

終わらさないといけないものは終わらせて先を見る。
うだうだしてると頭に引っかかって逆に悪影響があると思いますけどねぇ。


2020/02/25
断言はしたものの、「個人の税金」という中に含まれているのは
・所得税
・消費税
・住民税
・事業税
です。

・固定資産税(償却資産含む)
・印紙税
・源泉所得税
などは、含まれていませんので。

何が言いたいか。
個人事業主さんのの税金のイメージは

確定申告が終わったら、毎月のようになにかの税金を払わなければならないもの

です。
実際上記の4つの税金の納付期限がずれてますし、住民税・事業税は何回かにわかれて払います。
(支払えるようにする配慮なのでしょうけど)
しかも、一定額以上の税金には予定納税という前払い制度までついてきます。

これは避けようがありませんが、不意に通知がくると辛いものです。
が、タイトルどおり、この税金は確定申告のときに決定されます。

であれば、不意に来ているわけではありません。
3月の確定申告を申告したら、今度の確定申告までの税金は予想ができるわけです。
しかも支払いの時期は決まってます。

税理士さんにお願いしているなら聞けば教えてもらえますので、ぜひ聞いてみてくださいね。
ただし、総額を聞いて更に凹む可能性はありますけど。

2020/02/10
確定申告シーズンになると、いろんな資料を回収するわけですけど。
本業以外の資料も回収したりします。

特に、お客様が株式やFXの取引はされている場合、
業績を知るのは資料を回収するときぐらいです。

儲かっている場合は、特になにもないのですが(税金は払ってもらいますけど)
損をしているときに使えるものがいくつかあります。

・上場株式
「上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1474.htm


・先物取引
「先物取引の差金等決済に係る損失の繰越控除」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1523.htm

詳しくは国税庁のHPで。
ざっくりした話だと、
雑所得どおしの損益通算や損失を翌年以降に繰り越せるものなんですね。
残念ながら、この範囲に仮想通貨は入っていません。
損すれば損しっぱなしです。

で、タイトルの話になるんですけど。
この制度が使えるか使えないという話ではなく・・・
この繰越控除した翌年に儲かっている人ってほとんど見てないんですよねぇ。
いくら繰り越せても、儲からなかったら使えない。

毎年損できるってどんなに豊かやねん。
とか思いながら申告書を作ることもありますってお話です。

2020/02/03
とうとう確定申告の時期が来ました。

一般的には2月17日以降なんでしょうけど、
還付(所得税が戻ってくる)の場合はすでにできますしね。

このとき、なれていない人に(自宅を売ったりした人に多い)

「確定申告に必要な書類はなんでしょうか?」

と聞かれます。
いや、聞かれることには問題ありません。
普通必要な書類がスラスラ出せるものではありませんし。

・自宅を売った
・医療費が多かった
・保険の還付を受けた

起こった事象に対して、必要書類を説明するのは簡単です。
難しいのは、特に所見の人について


・どんな所得があったのか
・どんな費用(確定申告に使用できる)があったのか

網羅的に説明することです。
相手が「これは確定申告に必要ないだろう」と認識されると
話題にもでませんので。

ですので、

・基本は税理士が聞いた書類

で良いのですが、ついでに

・なにか収入になったもの
・なにか費用になりそうなもの
・普段みなれない書類

を間違ってもいいので全部持ってきてもらうことにしています。
それが大量にあっても書類の分別は税理士の得意分野ですので。

数年分あってもきにしないですね(私以外の税理士もそうだと思います)
過去がわかったほうが良いときもありますし。

それ自体は確定申告につかえないことも多いですが、それがヒントになって
他に必要な書類がでてくることも多いですので。

めんどくさいと思われる方には申し訳ありませんが、
なんか悪いと思われる方は気にしないでくださいませ。


2019/12/16
税務関係には色々届け出があります。

開業時にも
・開業届
・青色申告承認申請書
・給与支払事務所等の開設届出書
・・・

と色々な種類があるわけです。
開業関係の書類(特に青色)は出すタイミングが決まってますので
そのタイミングを逃すと(3月15日とか開業して2月以内とか)
今年はその特典は受けられない。といった不幸があります。

開業してからは、出す書類はあれども、多少遅れても・・・ってな書類が多いなかで、
消費税関係の届け出は、忘れると面倒なものが多いです。

・消費税の課税事業者になるのか、選択するのか
・簡易課税の制度をつかうのか、やめるのか
・本則課税に戻すのか、やめるのか
・期間を短くするのか、元に戻すのか

個人であれば来年以降の方針次第でなんかしらの届け出を
出すのと出さないのとでは、税額に大きな差が・・・ってこともありうるからです。

新しい期(個人であれば来年)が始まるまでに出さないといけない書類ですので、
決算対策ではないですが、年内に確認してみるべきだと思います。

なんか焦らされているけど、意味わからん。
そんな思いにかられた事業主さんは、最寄りの税理士さんに聞いてみてくださいね。

2019/11/18
10月1日から消費税が増税され、1月が経過しました。

会計的には
・9月以前に支払いしているが、10月以降のもの
 家賃とか。
・10月以降に払っているけど、中身は9月のもの
 カード支払いとか。
・軽減税率対象のもの
 食材の購入、新聞等の購入。
を注意するのですが、あまり話題になることもなく。

「今度申告する消費税高そうやなぁ」

ぐらい。
キャッシュレスの話題の方が多い状況です。

立場的にはただただ面倒なものなのですが、
世間一般には、普通に受け入れられてるのかな。
というのが感想です。

ただ事業主の場合、基本的には収める金額は増えますので、資金繰りにはご注意を。

2019/09/02
流石に今更延期はしないでしょう。
とか思いつつも、お客さんに聞かれると、

「多分。」

としか返事できないのですが。

消費税に合わせて、
・請求書の変更
・締日が末じゃない場合の手続き
・販売価格の見直し
などは、基本的にどの業種もあるかと思います。

飲食関係だと、軽減税率がややこしく絡んできてますね。
ただ、飲食業でなくても、支払いで軽減税率に絡むことはありますので
(お客さんに出すお茶とか)

一度どんなものが対象になるのか確認してみても良いかと思います。
商工会議所とかに置いてある無料のパンフレットは優秀なんですよねー。

2018/12/17
両方同じものを指してます。
確定拠出年金(通称iDeCo)

毎月掛け金を支払うことで、老後資金を貯めるもの。

なぜ、老後資金に限定しているかというと、

・60歳にならないと解約できない。

というデメリットがあるためです。
他には、

・10年以上支払い続ける必要がある。

というデメリットもあります。
途中で掛け金の変更はできるので、

・老後用資金として
・無理のない範囲で支払う

といった使い方になります。
老後資金として、簡単に手が出せないものですが、
貯めるという点では、上の2つのデメリットもあまり気にしなくて
良いかもしれませんね。

メリットは
・払った金額が所得控除の対象になる。

と言った点が大きいですね。
所得税の最低税率5% 住民税は10%です。
福利ではありませんが、単利で15%という捉え方もできます。

立場によって制限金額が違ったり、申込先によって手数料や買える債券なんかも違いますので
自分で調べてみたり(比較サイトもあります)、詳しい人に聞いてから判断したらよいかと思います。

今から手続きしても、今年には間に合わないものなのですが、
来年のことも考える時期ですので、検討してみてはどーでしょうか?

今月何回か話したり、聞かれたりしたので書いてみました。


2018/12/10
節税対策には、
・年間を通じて行うもの。
・直前に行えるもの。
があります。

実際の税額は直前にならないとなかなかわかりにくいもの。

では、確実ではないにしろ金額がわかったところで、うてる対策をうてばよいのか?

その前にしなければならない大事なことがあります。

それは、税金対策に割ける金額を見極めること。

払う税金と対策にかかるお金、どちらが高いか。
それは、対策にかかるお金の方が確実に高いです。

対策は、所得を下げる行為が基本です。
いくら所得を下げても、税金はその下がった所得に税率をかけた分しか下がりません。

ですので、対策した分だけ資金繰りが悪化します。

・減らした後の税金を払う資金。
・普段の運転資金
・生活費

途中でお金がなくならないように、先の資金繰りを考えてから対策を打つべきです。

無茶をして後で後悔されないように。

2018/11/12
確定申告をした後に、大きな間違いがあった場合、若しくは面倒でしばらくほったらかしにした場合。

税務署は直ぐには何も言ってきません。

正直、間違いなんて、表面上の間違いでもない限り見てもわからないですし、全ての申告が確実に出てるかどうかなんて、調べきれないのが現状でしょう。多分(笑)

その場合どうするか?

間違ってたのでということで、修正申告又は更正の請求。出していないなら申告書を提出します。

そして、税金が出るなら支払う。
本来の税金と利子分(延滞税)や罰金(無申告加算税)を、追加で払うことになります。

なにやら多額の税金が出そうな感じではありますが、今までの経験上そう多くの税金が出たってことはなかったです。
まぁ、悪質に隠してたら違ってくるのでしょうけど。

もし、過去の間違いで悩んでいるのなら、いっそ清算するほうが気分がいいと思いますよ。税金が絡むなら是非相談を。
税金が絡まないものは・・・それぞれの専門家にお尋ねください。男女の過去の間違いとかは全く専門外ですので(笑)

2018/08/20

30歳未満の子供一人につき1500万円までの贈与が非課税になります。

お子様・お孫様に、ご自身がこの世を去った後の教育資金までプレゼントしてあげられて、

相続税対策にもなるという便利な制度です。


あくまで、教育資金ってことですが。


メリット

・贈与税がかからない

・元気なうちに一括贈与

・使途を教育目的に限定して贈与を行うことができる

・暦年贈与との併用が可能

・最後の3年の間に行った場合でも相続財産への持ち戻しがされません。


デメリット

・そもそも贈与は毎年110万円までなら無税

・学費等をその都度子供や孫に贈与するのも無税

・贈与を受け取った人が行う手続きが面倒

・教育資金に該当するか判断が難しい

・子・孫が30歳になった時点で使い切れなかった額に贈与税がかかる


まとめ

確かに受贈者1人につき1,500万円という大きな財産が無税で贈与できるというのは、将来の相続税対策として非常に有効な方法です。

しかし贈与時点では大丈夫だと思っていても、払い戻しはできないので自分たちの老後費用などが想像以上にかかってしまい

贈与のし過ぎを後悔することになる場合もあるかもしれません。

実際は自分の子供にってより、お孫さんに対して利用することが多いですが。

どうせ税金がかかるなら、孫に喜んでもらう為にお金を使うほうが良い。


孫より、そのお子さんの親御さんのほうが喜ぶのでしょうけど。


「都度渡したほうが、そのたびにお孫さんの喜ぶ顔が見れますよ。」


なんて事を言っちゃうと、実行に移せなくなくなる・・・そんな制度というイメージです。


2018/06/25
3月の確定申告。

確定されるものは
・所得税

そして、その後に納付がくる
・住民税
・事業税

は、気がつくところだと思います。
初めてだと、住民税の税額の急な変化に焦るところではありますが。

社会保険に加入されている人はここまでで終わるのですが、
もう一つ、変化があるものとして

「国民健康保険」

があります。
色々なルールの元計算されているのですが、
その中で一番影響するものに
「所得割」
といって、確定申告上の所得に一定率をかけたものを
健康保険料に加算します。
つまり、
「儲ければ、儲けるほど、健康保険料があがる」(最大額あり)
ということになります。

給与が急に上がることはありませんが、
・事業が好転した
・持っていた不動産を売った
というときに、急に上がることになりますので
金額が確定するまでに、お金を使い切らないように注意してくださいね。

2018/03/12
申告が終わるとすぐに
「納税証明書ほしいんですけど・・・」
と聞かれることがたまーにあります。

恐らくなにかで融資を受けたいのだと思うのですが、
個人で確定申告している場合、その申告を提出し、税金を納めるの期限は3/15です。
その証明が必要なら、4月や5月になると思います。
納付しにいくばしょは普通は金融機関ですが、金融機関からの情報を税務署が処理するには
それなりの期間がかかるからです。

なのでせかされてもどうしようもありません。
(税理士がなにかできるわけではありませんので)

あと、納税証明と言っても、どの税金の証明が欲しいかで、もらいに行く場所が変わってきます。
所得税であれば管轄税務署ですし、自動車税や住民税であれば市区町村になるかと思います。
相手が何を求めているか、確認してからもらうようにしてくださいね。

これとは別に「所得の証明ができるものをください」
なんてこともあります。事務所や家を借りるときに聞かれることが多いです。
この場合は
・会社員であれば源泉徴収票
・個人事業主であれば確定申告書
が、必要になります。

うん。普通のコラムだった。

2018/03/05
若いお客さんを中心に仕事をしているので

「事業承継」

という話をする事は殆どないのですが、
税制改正もあって、ちょっと話題になりました。
詳しいことを書いても読んでくれる人は少なそうなので割愛するとして。

・以前より使いやすくなった(対象範囲が増えた)

というイメージで良いかと思います。(詳しくは最寄りの税理士に)

事業を承継するというのは、ざっくりとしたイメージだと

・代表が変わる
・株主も変わる

という感じです。
わかりやすいのは、親が作った会社を子どもが引き継ぐ。
その時に、代表も変わりますが、その会社の株式も引き継ぐ。

で、引き継ぎたい会社が大赤字であれば、株式も価値が無いわけですが、
引き継ぎたい会社ならば、株式もそれなりの価値がある。

その株式を売ったとしても、売却代金がいるし、贈与しても贈与税がかかる。
それを何とかするために事業承継税制なんて言われる、いろんなルールがあるわけです。

でタイトルのように
「できるだけ次世代に負担をかけずに事業を承継したい!」
となるわけです。

いい話なんですが、その「負担をかけない」という一点に焦点をあてたばっかりに
渡す側も、受ける側も
「こんなはずではなかった」
という承継になることがあります。

お金はかからずに済んだけど、思ってた形ではない承継になってしまった・・・
なんてならないように、最初にどうしたいか。ということを話し合う必要がありますね。
そして、したいことを変えない範囲で負担を少なくする方法を考えるべきです。

本末転倒にならないように注意しないといけません。
補助金や相続でもありがちなんですけどね。


2018/02/05
1)専業主婦(夫)の人が、仮想通貨で儲けた。
2)会社員している人が、仮想通貨で儲けた。
3)事業をしている人が、仮想通貨で儲けた。

ここまでは喜ばしい話です。
今は色々問題も出ているようですが。

さて上記3人が聞きたいこと。
それは「税金」のお話。
私が税理士なんで(^^

1)儲けた利益に対して、税金がかかります。
2)儲けた利益に対して、税金がかかります。
3)儲けた利益に対して、税金がかかります。

全員一緒やん?
って思いますよね?
まぁ、一緒なんですけど。

しかし、この時に具体的な金額まで聞きたいわけです。
全員、仮想通貨での儲けは100万円だとしましょう。
(恐らく、儲けている人は桁が違うとは思いますけど)

1)(100万-38万)*5%=31,000円
2) 給与の所得によるのでわからない。
3) 事業の所得によるのでわからない。

という回答になります。(所得税だけですが)
例えば、それぞれの所得で20%の税率で引かれているなら

100万*20%=20万

って事になります。
仮想通貨の所得が入った時に20%の税率の範囲を超えた場合、
超えた部分は23%が、かかったりします。
桁が違う儲けをした人は・・・まぁ 大変な税金になるでしょう。
なんかすごい損をした気分になるぐらいに。

利益以上の税金はありません・・・が、
恐らく儲けた人は、
・違う仮想通貨に投資した。
・使った。
・何処かに流出した。
の三択の選択をしたかと思います。
その場合・・・手元にお金ありませんよね?
その時も税金はかかります。
納税の準備を忘れずに。


2018/01/29
スーパーでの買い物の消費税を払いたくないといわれても、私にはどうしようもないのですが。

さて、事業がある程度の規模になると、消費税を納付する必要が出てきます。

個人が払う所得税や会社が払う法人税は税金を計算する上で費用にはならないのですが、
消費税っていうのは、その所得税や法人税の計算上費用になることになります。

(税込の場合。税抜きの場合は違いますが、意識していなければ税込でされてます)

費用になる税金は基本的には支払った時に費用計上することになるのですが、
確定申告する時に計算をして、決算時に費用にすることも可能です。

であれば・・・次回の税金を減らすより、今回の税金を減らすほうがいい感じしませんか?
税金を減らすために、必要なものを前もって買うのと同じ効果ですよね?

ま、税理士に依頼していれば必ずそのように計算してくれているとは思いますけどね。

決算書に「未払消費税等」という科目が書いてあるのであれば・・・
ちゃんと処理してある証拠ですね(^^

2018/01/22
確定申告の季節・・・では多分まだ無いんですけど、
業界的にはそんな気分です。

税金が返ってくる申告であれば、もうできますしね。

そのなかの所得控除欄にあるもので一番わかりやすいもの

・社会保険料控除

ではないでしょうか?
サラリーマンであれば、給与から引かれている社会保険料(健康保険・厚生年金)を
そのまま集計すればよい・・・というか、源泉徴収票にかかれている金額をうつせばいいのですが、
個人の場合、

・国民健康保険
・国民年金

が社会保険料控除の対象になります。
(他にもありますけど)

国民年金は、控除証明書が送られてくるので特に気にならないかと思いますが
国民健康保険
・平成29年分を記載するのか
・平成29年に払った分を記載するのか
と悩まないでしょうか?
ほとんど人はどちらかを自分で考えて、だいたい一つ目の金額を記載しようとされてます。

正解は2つめです。

過去のものを払っていなくて、29年に払っていれば、それは29年の控除
29年のものであっても、30年に払えば、それは30年の控除

となります。

お客さんに書類をもらう時に
「29年にはらったぶんください〜。」
って言うとだいたい間違われるので、書いてみました。
地方によっては29年に払った金額をハガキで送ってくれるとこもあるんですけどね。

ひょっとしたら、全市区町村で送ってるけど、なくしている人がいるだけかもしれませんけど(笑)


2017/11/20
毎年年末になるとあがくもの、それは・・・

「税金をなんとか減らす」

ってこと。
それが全てにおいて、プラスに働くわけではないんですが、
基本的なことはしておくべきかと。

1)修繕や備品の購入を年内に
 この注意点は在庫になるものを購入しても意味がないということ。
 安いパソコン買っても「消耗品費」だけど、商品買って売らなかったら「仕入高」のあと「商品」にクラスチェンジします。
 「商品」にクラスチェンジした仕入は・・・費用ではなくなるので注意です。

2)小規模企業共済・セーフティ共済の加入若しくは増額の検討
 詳しいことははしょりますが、国がやっている制度であり、払った額が「所得控除」もしくは「費用」となるのでとっても有効です。

3)売らないなら商品買っても・・・
  これは所得税のお話、消費税を減らすって意味では購入した分は減りますので有効かと。

4)ふるさと納税を楽しむ
  あんまり、こちらからは言いませんが、なんか景品を貰えるなら・・・ひとつの手ではありますね。

5)最後に
  色々書いてみましたが、最終的には「お金」が減るという事実は変わりません。
  税金を減らしたいがためにお金を使い切ってしまうという 江戸っ子な暴挙に出ないようにご注意を。

2017/11/06
別名「サラリーマンの確定申告」(勝手に命名)

給与をもらっている人が、年に一回、税金を減らせる資料を集めて申請し、12月の給与と一緒か、別の時点で税金を返してもらえる制度

たまに、追加で税金取られる制度ともいう。

税理士会と社会保険労務士会?では

税「これは、税金の計算だから、うちの業務だ!!」
社「これは、給与計算の一環だからうちの業務だ!!」

と、揉めてるとか揉めていないとか。
末端の我々は、

税「こんな面倒なのは、社労士に渡してしまえ!」
社「こんな面倒なのは、税理士の専門でいいやん!」

となすりつけているとか、いないとか(笑)

ま、それはともかく。
給与をもらっている人は、今週以降に
「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」
「給与所得者の保険控除等申告書 兼 ・・・」
という漢字ばかりの書類をもらうかと思います。

書き方がわからなければ、渡した人に聞けば良いのですが、残念ながら渡した人も

「一緒につけた証明書が足りているかどうかがわからない」

事も多いわけです。
人によって、証明書が違うのと、プライベートなことを聞きにくい世の中なので。

1)生命保険控除証明書
 これは生命保険会社から届くので忘れないかと思います。
 書き方がわからなかったら 渡した人に聞いてください。

2)地震保険控除証明書
 これは、同じ時期に証明書が来る場合と、払った時に実はもらっている場合があります。
 払ったときにもらってるときは、完全に忘れているので、
  ・自宅を持っている人は、払ったかどうかの確認
  ・賃貸の場合でも、負担しているときがあるので、その確認。
 はしてみてください。

3)社会保険料関係
 普段は会社で払ってもらっている人が殆どだと思います。
 転職などで
  ・今年に国民健康保険を支払っていた
  ・今年に国民年金を支払っていた
  ・今年に社会保険の継続をしていた
 場合、特に 健康保険と社会保険の継続は証明書がこないと思いますので
 (継続は見たことありますけど)ちゃんと支払った金額を記載してください。

4)その他
 iDeCoなんかに加入している場合は、証明書がくると思いますので
 忘れないようにしてくださいね。
 後は住宅取得控除ですが・・・これは忘れないとおもいます。

長文になりましたが、
何がいいたいかといいますと。

せっかく税金を減らせるものがあるんだから、きっちり受けてね。


会社の経理の人も各人の事はわからない(調べようもないですし)ので自分でちゃんとしてね。

ってことです。
事業主の場合は・・・・そんなのは税理士に聞けば100%おっけーですよ。
知らない人いないんで。 多分(笑)


2017/10/16
それはルールだからさ。

という話は置いておきまして。
(税理士としてどーよ、とも思いますが)

人には、過去・現在・未来があります。
何かをする時、人は未来を語りますが、
相手は過去を見て判断するわけです。

人を雇うときは、その人の履歴を確認します。
誰かに相談するときは、その誰かの過去の実績で相談するでしょう。

経済活動をする時の過去。
会社員であれば、源泉徴収票を確認されます。

では、事業主の源泉徴収票にあたるもの。
それが確定申告書であり、会社の決算書だったりします。

それがないというのは、過去がないのと同じことになります。
だから申告してくださいというものではないのですが。

過去が必要なとき、それはいつ出てくるかわからないですよ。



2017/04/10
確定申告が終わりました。(個人は)
これから今年のことを本格的に考えるぞ(遅いですね)

という、(かっこがき)の細かいツッコミは置いておきまして。

去年のこの資料等はどうするん?
というお話です。

・確定申告書一式
・領収書等の束

はまとめて置いておく必要がありますし、
大体のひとはご存じです。
(何年置いておくねん・・・っていうのはありますけど)

ところで、

・総勘定元帳

ってものはご存知でしょうか?

会計の科目ごとに
いつに、何を買った(売った)というものの明細が集計されているものです。
過去の調べ物するには結構便利なしろものなのですが・・・
紙で印刷すると大概な量になります。

普段は会計ソフトで過去のを覗けるので、紙である必要性はまったくないのですが・・・

税務調査では準備を要請されます。
本当は常に置いておけってことなんでしょうけど、
言われてから出しても、特になにもありません・・・・が
言われた時になかったら流石に困ります。

青色の条件として、総勘定元帳・・・ほどのものはいらないらしいですが・・・
普通に調査のときは要求されますし。

なくすのが怖いなら決算保存セットに印刷して入れておくのも手ですね。


2017/03/13
源泉所得税。

主に、給与から引かれているものです。
税理士報酬をいただくときも源泉を
引いた金額を頂きます。
(相手が事業していれば)

給与に対する源泉所得税。
基本的には、給与の額が一緒であれば
同じ額を引けば合っている。

その考え方で間違いはありません。
が、年度によって税額が違ってくることがあります。

平成29年度は28年度から変更されています。

もし、28年度のまま引いているのであれば・・・
一度確認してくださいね。

年末調整の時に一覧表がついてましたし、
税務署・国税庁HPにもあります。
(正式名:源泉徴収税額表)

事務所で計算しているときは
自動計算なんであまり気づかないんですよねぇ。

税額表に29年から変更って書いてあるのをみて
始めて
「あ、そうなんだ」
と気づきます。
(税額表見るのが12月ぐらいなんで問題は無いんですけど)

2017/02/26
とある休日に電話がありましたとさ。
(携帯に転送しているので)

「去年お願いした○○です。
 今年もお願いします。」

年に一回のお客さんで、
今年もお願いしてもらえるかわからず
連絡していなかったお客さんからの連絡です。

ありがたいことです。

ただ、去年は申告期限ぎりぎりの依頼だったので
次は早めにお願いしますね。
って言ったような言ってないような・・・(笑)
(既に記憶がない)

「今年は急ごうと思ったんですが
 なかなか書類が届かなくて・・・」

あ。

「すいません。
 去年、うちは電子申告で申告したんで、
 今年おっきい書類は届かないんです。」

「えー。そうだったんですか。」

そうなんです。
一度電子申告で申告すると
通常、翌年以降は紙はいらないと判断され
納付書だけ送られてきます。
(必要であればいるように設定はできたはず)

納付書だけの書類は、何故か必要書類と
認識されず、説明しないと行方不明になることが多いです。

これで振替納税してたら・・・なにも来ないような・・・
きてなかった・・・と思うけど。

ハガキきてたかな?
んー 今年のことなのに既に記憶がない(笑)

もう、とっくに確定申告の時期です。
忘れていた人はご注意を(いるのか?)

2017/02/06
長いタイトルです。

先日、とある人と話している時に
「クルマって中古車なら全部費用にできるんですよね?」

っていう話になりました。

答えは、
「青色で、その車が30万円未満なら」
※諸条件により、他にも可能性があります。

だったのんですが。
この人はこの話を聞かなかったら100%費用にしていたんだろうと思います。
(高級車でしたので30万円超です。)

しかし・・・申告の時に害があるかといえば
・・・正直無いんですよね。

調査が来ない限り、本人としてはそれが正しい処理と認定されるわけです。

もし調査が入れば、流石に簡単に気づくとは思うので
その分税金と利息を払うことになるのですが。

で、この人は専門分野外の話を人に話すような人ではないので
この処理自体は正しいと思っていても、他に言うことは無いでしょう。
間違いも伝えましたし。

しかし、この情報。
どっかからまことしやかに伝わってきているわけです。
この人が信用できると思っている人から(多分)

若しくは、伝達の過程で変化して間違ったものになっている可能性もあります。

こういう噂・・・意外と根が深いものがあります。

プロが説得しても
「でも、あの人はそれで問題ないっていってたもん。」
と頑なに言われるのです。

誤情報の訂正。
プロとして頑張っていきたいところですが、
伝えられる人には限界がありますね。


2017/01/16
年末調整も終わり、あとは、

・法定調書
・合計表

を作ったらおわりやなーっとほっとしている時に忍び寄ってくる申告書

それは

「償却資産申告書」

です。
(正確には、年末調整とほぼ同時期にきているのですが、みてみぬふりをしています(笑))

これってなんなん?
という人のために、ざっくりした説明を。

土地、建物って買ったら、毎年
「固定資産税」
ってきますよね?
自動車を買ったら
「自動車税」
ってきますよね?

それの、
「その他の資産を持っていたらかかる税金」
です。

えー!! 物持ってるだけで税金かかるん?
お金持ちはたいへんやなぁ

って思われるかもしれません。
正確には(これでもざっくりですが)
「事業をしている個人事業主・会社で事業に使っているもの」
を対象としています。

なので、デビィ夫人のように高級家具や絵画を持っていても
償却資産税がかかるわけではありません。
(事業として、申請していたら別ですが(笑))

あと
・商品
・無形固定資産(ソフトウエア等)
は、対象外となっています。

あと、一定の金額までは税金がかかりません。
しかし、申告は必要になっています。

償却資産の節税対策は?
と聞かれると・・・んー、聞かれたことあんまりないです(^^;

不要なものであっても、事業として持っていれば
対象となります。
事業として、不要な資産は処分する。

節税ってより、整理整頓が重要ではないでしょうか。


2016/12/12
いや、魚もあるし。

そういう話ではありません。

本来は、寄付金です。
ちゃんと、寄付として「貢献したい気持ち」で行ってください。

そんな、前フリはともかくとして。

ふるさと納税とは、
所得に応じて
「払った金額−2,000円」
まで、所得税や住民税が税金が減る制度です。

一定額を超えると無駄なのか?
いや、所得控除にはなるので、無駄ではないですが
税額控除ほど効果が出てきません。

さて、それはともかくとして。

「税金が減って、なんかもらえるんだから やらないと損やん?」

確かに、会社員の人は節税の対策が少ないので
有功な手段であります。
確かにお得です。

しかし、事業をしている人であれば、

・目先のお肉

より

・将来の売上

となることにお金を使って欲しい。
と思うわけです。

あと、最後に一番言いたいことは

「税理士はふるさと納税の斡旋はしていません。
 『ふるさと納税しといて。肉でよろしく』
 って言われても代理するもんじゃないんじゃぁぁぁぁぁ」

やったら、うちに肉が届くだけだという(笑)

2016/11/14
アメリカ大統領選挙が終わりました。
(ちょっと前にね)

アメリカという大きな国の大統領選というだけあって
開票日やその翌日の、株や為替の乱高下はなかなか激しかったですね。

と、いうことは。

「いえーい。 予想が当たったのでいい感じに儲けたぜ!!」

という人と

「あー なんか知らん間にえらいことになっている!!」

という人がおられると思います。

儲かった人は
「ちゃんと確定申告してくださいね。」
 (株式で特定口座の人は必要ないですが)

となりますし、
損した人も
「ちゃんと確定申告してくださいね。」

となります。

「えー 損したから、せんでえーんちゃうの?」

と言われそうです。

確かに、「しなくてもよい」かもしれません(状況によりますが)
しかし、しておけば、その損失を翌年以後3年以内の利益を減らすのに使えるのです。

やってしまった損失です。
忘れてしまいたいのはわかりますが、
使えるものは使っておきましょう。

ちなみにその損失で減らすことができる利益には条件
(給与とかから引けるのではなく、
  ・株式の損失なら株式の利益から、
  ・FXなの損失らFXの利益から
 という感じです。)

がありますので、実際はちゃんと確認してくださいね。
ここでは、すごーく大雑把に書いておりますので。


2016/11/07
そうなんです。

そろそろ、事業主の手元に届いているのではないでしょうか?
慣れれば難しくないが、とりあえずめんどくさい季節がきました(笑)

会社員をされている人の確定申告と言ってもいいものですね。

一般的には
・生命保険控除証明書(一般・年金・介護)
・地震保険料控除証明書
・住宅取得控除(借入金の残高証明書)

会社が社会保険が未加入の場合
・国民健康保険の支払いが分かるもの
・国民年金の控除証明書

ぐらいでしょうか。
会社員であれば、もれなく計算してくれる人か税理士に渡してくださいね。

なぜ、読んでいないであろう会社員の人に対してまで書くのか。
それは・・・

回収するのがとっても大変!!

だからです。
ぜひともご協力を!

後はマイナンバーです。
今年の1月から全社員分管理しているはずですが・・・
意外とされていない人がいるのではないでしょうか?

来年からは、社会保険関係の書類にも必須になりますので、

・今いる人のマイナンバーは、この年末調整で。
・今後社員が増えるときは、入社の時にきっちり回収してくださいね。

管理等が面倒な場合は。
専門のソフトを使われるか。
当事務所にご相談を。


2016/08/22
世の中には何かするたびに届出が必要になってきます。

個人事業主は法人と違って提出先が税務署だけですむのが多いですが。

「別に困らなさそうだし出さなくていいんじゃない?」

そうですね。
届出を出さないとこちらが不利益になるものは出したほうがいいと思いますが・・

ってそういうわけには行きません。

まず困る理由が、税理士としてお付き合いするときに
・提出していないのか
・提出しているが届出書の控えを持っていないのか
の判断がつかないことがあるからです。
税務署に行って調べることは可能ですが、面倒には違いありません
(申告書・届出書を提出するときは控えを作って税務署に判子押してもらってくださいね)

もう一つは、住所変更を届出を出していない場合、申告書や納付書が現住所に届かない可能性があるからです。
年に一回の確定申告を出しそこねることはないと思います。
しかし、消費税の中間申告は届いてから始めて提出・納付する必要性に気づくことがあります。

忘れると結構な罰金(無申告加算税・延滞税)を払うことになりますので
注意です。

面倒なことはさっさと済ます。
これにつきますね(^^

2016/07/04
予定納税・・・なんで儲かってへんのに税金納めなあかんねんという文句のコラムではありません。
(たまに言われますが(笑))

個人事業主のお話です。
一定以上の所得税が発生している人は、3月に全額納付というのも大変なので(国の予算上の問題でもありますが)8月・11月・3月の3回に分けて収めてねっというかんじで、問答無用で納付用紙がきます。
諸事情により減額する必要性があるなら、そういう申請をしてねということが送られてくる書類の下の方にかいてあったります。
さて、通常はそのまま払って確定申告の時に調整をしますが、もし廃業していた場合(廃業の響きは悪いですがいい事で廃業することもありますよ(^^))、予定納税の必要性がないので送られて来ないのでしょうか?

これが、しれっと送られてきます(笑)

ですので、その場合減額の申請をして予定納税額を0にするか、一旦払って確定申告の時に還付を受けることになります。

廃業したのになんでこんな書類がくるんや!

と、言われるたびに忘れてて、調べて思い出す感じの手続きです(´・ω・`)

※さて、今回は某コンサルタントがコラムの文章を切るときは「。」の時に改行したほうが見栄えが良いという事を書いていたので実験してみました。
どうでしょうか?
見栄え良くなっていますかね?(^^

2016/05/09
今年のGWは2回有給を使うと長期のお休みになるので、がっつり海外に行かれていたりするのでしょうか?

私の周りはサラリーマンより事業者が多いので、GWはあえて通常モードか仕事をしてられる人が多かったですね。(人のこと言えませんが)
その代わりといってはなんですが、会社員の人が取りにくい時期に連休をとってお安く旅行もできるのが特権です(^^

旅行に行くにしろ、のんびりするにしろ、色々考え事ができる期間ではあります。
そこで、老後のことも考えた時に・・・いくつか出てくるプランを紹介します。
(メジャーなのでだいたい知っておられるとは思いますが)

・小規模企業共済
 中小規模(主に従業員の人数で判断)の事業主が入れる中小機構がしている共済です。
 積み立てたものは、退職金としてもらうのもよし、年金として分割して受けるのもよしという事業主ならとりあえず入っときというものです。
 払っている金額分所得を下げることができますので、節税の一番手とも言えるでしょう。
 早々に入ったほうがいい理由として、従業員の数がほんの数人(業種により違う)で入れなくなるので、後回ししていると
 事業が拡大した時に入れなくなってたりしますので注意です。
 一度加入すると、事業が法人化しても、法人の役員として切り替えて続けることもできますので。
 ま、さすがにこれは入ってる人が多いと思います。税理士に頼んでたらとりあえずは言いますから(笑)

・確定拠出年金
 世の中のインフレに対応するには、株式等投資をしないと現金はインフレにより価値が下がってしまいます。
 なので投資をしましょうね。というのが証券会社やFPさんの主張だと思います(多分(笑))
 確かに今、現金を銀行に預けていてもなかなか増えてはくれません。では投資を勉強してがんばってみようかな?
 こんなことを考えた人もいるのでは無いでしょうか?
 今はNISAもあり、株式投資をしてくださいオーラ全開です。
 ただ、株式を個人で買うのは勉強量が多くなるので、投資信託でプロにある程度任せつつ、積み立てて投資していきたい。
 (ドルコスト平均法とかいいますもんね)
 こんな方には、証券会社で普通に投資する前に検討してほしいシロモノです。
 投資商品の数は少ないものの、毎月一定額を積み立てて老後に備えるシロモノです。
 
 メリット :積み立てた金額(限度額あり)分、所得を減らすことができます。
       元本保証しているものもありますので、預金で老後に備えるより断然お得ですね。

 デメリット:基本60才まで引き出せません。 緊急にお金が必要になった時に証券会社で投資していれば
       解約すれば使えますがこれは使えません。
       あと、毎月の限度額がありますので多額の投資には向きません。

投資の本を読んでた時に毎月コツコツ積み立てるなら、まずこっちだよなーと思ったので記載しておきます。
投資は人によって色々考えがあると思いますので、敢えて絶対にしといてねというものではありませんよ(^^
自分に投資が一番確実やん。とも思いますので(^^

2016/04/25
相続問題と聞くと

1.親族間のトラブル
2.多額な納税額
3.愛人との間の子供問題(笑)

ぐらいをイメージされるのではないでしょうか?
ちなみに3はドラマだけと思うでしょうけど、たまーにあるので不思議です。

実際話題になるような話は上記問題なのでしょうが、この問題に発展する前に起こる問題が、

1.財産一体全部でどれだけあるねん問題
2.親族いまどこにいるねん問題

があります。
1のどれだけというのは、金額がいくらかではなく、なくなった人がどれだけ金融機関の口座や、保険等を所持されているかがなくなった時にはわからないという問題です。
自分が死ぬということをなかなか考えられないのと、入院されますとそれどころではなくなってしまい気がつけば何を残してられるのか、一番身近な配偶者や子供でさえ知らないという問題です。

これの解決方法は、身近な親族には伝えておくとか、一覧を作っておく等の手段を取っておくのがいいと思います。
(本当は、事前にどの財産を誰に分与するようしっかり遺言書を作っておくべきなのですが、とりあえず)

2については、しばらく音信不通の親族だった場合、いざ連絡してみるとつながらないとか引っ越しされている等がありますので、年賀状のやり取りや、たまには連絡するなど
連絡網の維持につとめることでしょうか。
最悪、なくなったあとに住民票や戸籍から探す手段はあるのですが、住民票の場所に今もすまれているかも不透明なので、豆な連絡が大事だと思います。

こんなことはないと思われるでしょうが、意外と自分の身に起こるので注意が必要ですよ!

2015/12/28
年末調整の時に、住宅取得控除を受けられる方は、年末調整の還付金がボーナスっぽく、しかも現金で貰えるなら、お父さんの貴重なお小遣いかもしれません(笑)
(住民税の控除も受けられる方もおられますが、これはお金がもどってくるわけではありませんのでイマイチ実感はありません。)


ないようですが、細かいことはさておき基本的は

・一定の住宅を取得して、住んだ場合に
・その年の年末の借入金残高の1%を(年度によって違います。100円未満切り捨て)
・その住んだ年から10年間(15年の時もありました)
・所得税(一部住民税)から控除する

ことができる制度です。

2年目以降は年末調整で戻ってくるのですが(会社員の場合)
初年度は確定申告をする必要がでてきます。

これを
・めんどさい
・すぐ繰入返済する予定
だったからされていない方もおられます。

じゃぁ その年にできなかったら終わりなのかと言いますと。
過去に遡って申告することが可能です。(5年間)

医療費控除等も5年間遡ることができますので、過去にやってなくて後悔していることが有りましたら確認してみればいかがでしょうか?

手間と、かえってくる税額のどちらが得かという話は税理士さんに聞いてもらえるとよいと思いますよ。
実際に手続きを税理士にして貰う場合には、諸費用も考慮する必要はありますが。

2015/12/07
個人事業者であれ、会社を作って事業を行うのであれ、事業を展開していくのには
特に問題はありません(得意先によっては会社でないと駄目ってところもあるでしょうが)

税理士という立場からすれば、総合的な税額が減るからという話をするわけですが、
(そのかわりに、税務報酬があがったりするのでそのへんも事前に言わないと詐欺のような気もしますが)

代表的なところで
・消費税が2年免税になる。(色々例外もありますので注意)
・一定規模の利益があるなら、事業による所得税より、法人税と役員報酬による所得税
 のほうが安い(事が多い)。
・節税の対策が個人よりしやすい。
でしょうか?

イレギュラーな対策としては
・会社を作って社会保険に加入することによって、個人の時より社会保険の支払額を減らす。
・マイナンバーを通知しないといけない職業なので、法人化して個人のマイナンバーを守る。
・社長って響きに憧れていた。
とかがあるかと思います。

そのかわり、個人に比べて、会社は色々な手続きが面倒だったり、数が多かったりもします。
この業界も入って驚いたのですが、会社を作って事業は行っているが、何年も申告をせずに
放ったらかしにしていて、何かをきっかけに(税務署から電話でもあったのでしょうか?)
あわてて申告を依頼されることが意外とあるということです。
確かに面倒だし、仕事が忙しくて・・・ってことなのでしょうけど。

最初からちゃんとしておけば簡単に終わることでも、放っておくと面倒さは増加します。
もしお心当たりがおありでしたら、誰かにご相談してくださいね。
私でも対応させていただきますよ(範囲外ならできる人をちゃんと相談いたします(^^))

3年分まとめて・・・って話が多いってことは、3年目に何か動きがあるってことですかねぇ。

2015/07/06
会社員の人なら6月の給与から、個人事業主なら6月に最初の納期が来ます。

この住民税は、所得税と違って去年の所得を元に計算されますので、去年の税金を今年払うことになります。

会社員の人なら2年目以降は給与から差引されることが多いので、気にされている人は少ないですが
会社を今年すぐにやめられた方や、個人事業主をされている方は、完全に忘れた状態の時にやってきます。
結構まとまった金額で来ますので、4分割とはいえびっくりされたのではないでしょうか?

ただ、この住民税の金額。確定申告の時には金額が決まっています。
税理士にお願いしている人はきっと教えてもらっているとは思います。
一緒に健康保険も金額がかわってきますので、もし気になる方は税理士に確認して下さいね。
あ、健康保険は区役所に確定申告書の所得を伝えたら概算してくれますよ(^^
税理士でも概算程度ならできますが(^^



2015/06/29
平成27年度の相続税の税制改正は新聞等で取り上げているので皆さんご存知だと思います。

税金がかからない範囲が6割ぐらいに減ったり、税率に一部変更になったりと
税金がかかりやすいシステムになっております。
(減税となっている改正もありますけど)

平成26年に亡くなられていている場合、申告期限は平成27年度でも26年度の税制です。
しかし、次の相続の対象になられる人は・・・・27年度以降の税制が対象になります。
よっぽど景気が変わらない限り、26年度以前の税制度より税金がかかりやすいと思います。

両親がおられた時に、片親が亡くなられた場合、その配偶者(お父さんかお母さん)が
すべて相続すれば、その時は税金がかからないか、相当減ります。
(お金持ちさんは別にしておいてくださいね。)
ですので、安易に配偶者に全額相続をしがちです。
(争いもすくないですしね。)

ただ、次の相続でそのお子様たちが相続するときには・・・実は一回目の相続で
お子様たちにすべて相続をした時より税額が高い可能性があったりします。

改正前後で一次相続・二次相続がそれぞれ発生した場合には、特に2回目の相続
を考えて1回目の相続をしないと大変な目にあってしまう可能性がありますので
その辺も踏まえて、税理士さんに相談してくださいね。
(税金ばかりを気にするのも後々問題がでたりもするのですが・・・)

あくまで、確認は現状わかっている範囲でしか無理ですけどね。
(税制は毎年変わりますし、資産の評価もかわりますので)

あ、私も税理士なのでよろしくお願い致しますね(^^



2015/06/22
従業員さんに給与を支払っている場合、毎月所得税(源泉所得税といいます。)を預かっておき、
その翌月10日までに納付する必要があります。

「毎月納付書を書いて納めるのがめんどくさい」

と、いう方のために納期特例という制度が有ります。
・1月から6月まで預かっている源泉所得税を7月10日までに
・7月から12月まで預かっている源泉所得税を1月20日までに
納める制度です。

条件は、
「給与の支払を受ける者の人数が常時10人未満であること」
です。
届け出をすればできますし、毎月の手間がなくて楽ということで
基本的には従業員さんが少ない会社では採用されているところが多いです。

ただ・・・アルバイトがほとんどの場合、支払う給与の額が少ないことも多く、
半年にまとめても大きな金額になりませんが、10人未満とはいえ全員が正社員の場合・・・
なかなか大きな金額を納付することになり、資金繰りを考える必要が出てきます。
合計額は変わらないとはいえ、けっこう大変な会社さんもありますので、
少人数でも毎月納めたほうが楽な場合もあります。
(消費税と同じでなかなか普段から置いておく習慣はありませんし。)

消費税も年間で納付するのが大変と感じる場合、わざと期間を短縮して申告されている会社もありますし、
資金のことを考えると、分割できるものは分割しておくのもひとつの考えだと思います。

そうそう、住民税も同じような制度がありますが、納める日が6月10日と12月10日となっており、
勘違いして忘れることが有りますので注意してくださいね。
(源泉所得税は税理士が対応して納付書書いてくれる場合が多いですが、住民税は
 各会社にしてもらうことが多いので、納期特例を選ぶとよく忘れられてます(^^;)
 こちらも伝えそびれることもありますので(^^;))

手続きを楽さを選ぶか、資金繰りの楽さを選ぶかという制度でしょうか?
この時期には労働保険の納付や、社会保険の基礎算定届の提出もありますので
うっかり忘れないように進めていきましょう(^^)

2015/05/18
会社を設立された人や個人で事業を始められた人、そういった人で申告をされていない人に
たまにお見かけします。

立場上は「申告はちゃんとしてくださいね。」と伝えますが最終は本人の自己判断になると思います。
(こちらが勝手にするわけにもいきませんし)
その時に「いやや」という判断をされた方に話す機会があるのなら

・義務ですよ。
・お金を借りるときに困りますよ。
・いつまでも見つからないわけではないですよ。
・見つかった時には、実際に払うべき税額以上の金額を払うことになりますよ。

と伝えますが、そういう人はあんまし気にされないのが実情です。
(伝え方が悪いともいいますが。)

逆に、今までしてなかった人(気にはされていたが、めんどくさかったとかか、問題はないと思われていた人です。)
がこのままではいけないと、意を決して相談に来られる場合もあります。
その時は、過去にさかのぼって申告することになるのですが、その場合でも

・税務上、ちゃんとしていれば受けられた恩恵を使うことができない。
 (欠損金の繰越等、届け出を出していれば受けられるもの)
・申告期日を守っていないので、それなりのペナルティがある。
 (無申告加算税(20%から5%にはなりますが)延滞税等)
・資料が揃っていないことも多いので、実際に費用にできたものの証拠がない。

等の被害が出てしまいます。
しかし、過去の膿をだすことで、現状を把握し、これからどうするかなど、前向きに
進めることができますので、もしこれを読まれている申告をされていない人、もしくは、
そういう知人がおられる人は、税理士に相談してみて下さね。
相談するだけでもスッキリされると思いますよ。

2015/03/02

 住宅ローン等を利用してマイホームの新築、取得又は増改築等をした場合で、一定の要件を満たすときは、
その取得等に係る住宅ローン等の年末残高の合計額等を基として計算した金額を、居住の用に供した年分以後の
各年分の所得税額から控除する「住宅借入金等特別控除」又は「特定増改築等住宅借入金等特別控除」の適用を
受けることができます。

 と、国税庁のHPより抜粋してみました。

 住居を購入した人は不動産屋さんから聞いていたり、自分で調べて知っておられる方がほとんどです。
ですが、
 ・かってに控除されていると思っている(なっていません。)
 ・毎年確定申告が必要である。(給与所得のみの方は、2年目以降は年末調整ですみます。)

と、情報が曖昧なかたもおられます。
何をどうしていいかわからないと思われる方も多いとは思いますが、まずは近くの税務署に行って

住宅借入金等特別控除を受けたいのですが」
と受付で言って下さい。
そうすれば、住宅借入金特別控除セットがもれなく貰えます。(内容物は、申告書、申告に必要な書類を入れる袋です)
そして、その袋には、申告するのに必要な書類の一覧まで書いてあります。

そして必要書類を揃えた後、確定申告の相談コーナーに行けばなんとかなると思います。

 大変だとは思いますが、10年間控除されるのは大きいと思いますよ。
面倒なら税理士に頼んでもらっても結構です。
1年目だけ税理士に報酬を払えば、後は年末調整で済むので費用対効果が大きいと思います。
普段こういうものにお金を使っていない人には高いと思われるかもしれませんが(^^;


2015/01/26
今年の確定申告の提出期間は平成27年2月16日から平成27年3月16日です。

還付はもう出せますけどね。

還付ではない申告ができたんだけど、もう出していいの?
と聞かれたので(^^

早くできたことはいいことですが、提出できる日まで少し日数がありますので
お忘れなく提出してくださいね。

さて、事務所ではそろそろ確定申告関係のお仕事がメインになってきます(^^

2014/12/15
お客様に

「ふるさと納税したいんですけど。」

と言われるので

「あー、流行ってますねぇ
 自由にしてもらっていいですよ。」

と返した時に言われるのが

「私だと、いくらまですればお得なんですか?」

と聞かれます。
寄付金控除と言って所定の団体へ寄付した場合
支払った寄附金の額−二千円が所得から控除されます。
限度額もありますが、基本は上記の金額です。

あくまで所得が引かれるのであって、払った金額分税金が戻ってくるわけではありません。

なので、基本得はしません。
ただ、ふるさと納税をした先によって、お肉やら、魚介類やらフルーツやらと
色々もらえるので、気分的にお得感を感じているだけです。
地方もわざわざ損する金額で贈呈をしないでしょうし。

で、私の回答ですが

「もらうお肉とかに幾らの価値を感じるかによりますよ。」

ということになります。
この価値観ばかりは、人によって違うので判定がしにくいですよね(^^

2014/11/17
毎年この季節になると、

「このまま働くと扶養からはずれてしまいますか?」

という質問をされることがあります。
いわゆる「103万円の壁」というものです。
103万円を超えると、働いている人に所得税が発生し旦那さん(又は奥さん)の配偶者控除が
無くなってしまい大きく損をするのではないかという思いからです。

確かに配偶者控除はなくなってしまいますが、かわりに配偶者特別控除というものがあり、
配偶者の所得に応じて控除することができます。
(当然、所得が増えればこの控除は減るわけですが。)

ですので、1円も税金を払いたくないという思いの方はともかく、
所得に応じて多少の税金は仕方ないとかんがえるのであれば、
141万円未満であれば多少なりとも控除はあります。
配偶者の所得が高いとその控除の効果も高いので、どっちが得だろう
という判断は必要かもしれませんが。

なら、141万円までならいいのかというと、別の問題(問題では無いんですけど)が出てきます。
これが130万円の壁というものです。
これについては次回に書きたいと思います。

あ、そうそう。
税金の話だと上記の通りなのですが、会社によっては「家族手当」をくれるところもあります。
この貰える貰えないの判定基準については会社ごとに違うと思いますので、確認してくださいね。

2014/11/10
会社によってはもうそういう時期になっていると思います。
(まだ、配ってなかったり、説明してない得意先さんすいません(^^;))

必要なことを記入するほかに、いくつかの書類も提出するわけですが
(昔サラリーマンなりたての時は、保険に入ってなかったので住所と名前書いて判子押したら終了でした(笑))

基本的には
・生命保険控除証明書
・住宅取得控除関係の書類
で事足りるわけですが、

会社で健康保険等の加入されていない場合
(個人事業だけですよー 法人はダメですよー)
・国民健康保険の支払った明細
・国民年金保険控除証明書

というのも使えます。

最後に少し注意点。
会社側が言ってくれるとは思いますが、
今年に転職されている場合、源泉徴収票をもらっていると思いますが
(もらってなかったらもらってくださいね)
それも一緒に渡してくださいね。
そうしておくと、一緒に年末調整してくれるので確定申告の必要がなくなります(^^
無職期間が少しあった場合は、先ほど書いた書類の他にも社会保険関係で支払った領収書等も
あるかと思います。
控除証明書とダブってなかったらそれも使えますので、担当の方に確認してください。

2014/10/27
お客様に入力をお願いしている場合、初めて会計の入力をされる方が多く、
簿記等の知識もない方がほとんどです。

その時に、
「この領収書はどの科目で入力すればいいのですか?」
とよく質問されます。

売上、仕入というのは基本的にわかられない方はおられませんし、
地代家賃や支払利息(個人だと利子割引料)は何となくイメージにあるので
悩まれることは少ないです。

しかし、「ペットボトルのお茶」を買ったとします。
売る商品であるなら「仕入」
従業員の方に飲んでもらうなら「福利厚生費」や「消耗品」
お客様に飲んでもらうなら「交際費」
と、使い方によって変わってきます。
しかも、買った時点ではどのように使うか決まってないことも多いです。

このようなものをどう処理するのか。
極端に言えば「自分で思うものを選んでもらう」でOKです。
一部違う科目に入れると困るものもありますが、そういうものは
「科目」も「買ったもの」も限定されていますし、そうそうありません。
特に個人事業主であるなら上記の限定も少ないです。

あとは同じものを同じ科目で入力していれば、将来見直す時にどの科目の金額が
増えた減ったで経営の判断をしますので、困ることはありません。

極端な話「お茶費」という科目を作って入力しても問題はないわけです。
入力する人その数字を見て判断する人が一番わかりやすい科目で入力すれば
いいのですから。

悩まずにまずは入力してみる。
税理士に見てもらっているなら、来てもらったときに確認してもらえば
もし間違っていれば教えてもらえます。
多少間違っていても大きく困ることはありません。

入力の時に間違ってはいけないと、結局何もできていない状況が続き
年末や確定申告の時に大量の領収書と格闘される方がおられます。
とりあえず入力する。
これだけで1歩どころか10歩も20歩も前進しますよ(^^

2014/10/13
職種によって色々ですが、いつか従業員を雇って給与を支払う事になるでしょう。

とりあえず、時給でも月給でも約束した金額を支払えばいいんですよね?
と簡単に考えている方が結構おられます。
いやいや、それだけじゃないんですよ!!

労働契約を結び、
契約内容によっては、労働保険の手続き、健康保険・年金の手続きをする必要があったり
きっちり契約書類を作って契約しないと後で色々面倒なことが起こる可能性があるという話は
社会保険労務士さんに説明を譲るとして。

まず、働いてもらうひとがほかに給与をもらっているか、もらっていればどっちがメインの
仕事かの確認をします。
他に働いていない又はこちらがメインの仕事であれば
「給与取得者の扶養控除等の(異動)申告書(以下①)」を記載してもらって、
源泉所得税を給与から差し引く必要があります。源泉徴収税額表の甲欄を適用します。
もし、他に仕事をされているなら①はもらわず、乙欄を適用して源泉所得税を差し引きます。
甲欄に比べて給与から差し引きされる金額が多いですね。

月払いか、日払いかで見るページが違ったり、他にも丙欄というのもありますので、
難しそうなら税理士か社会保険労務士に確認してください。
それに、給与を支給することになった場合、税務署にもいくつか提出する書類がありますので。

他にも奥さんに給与を払う場合にはまた別の書類が必要だったり、一定の条件があったりします。

税理士に聞くのは・・・と思いの人がいれば(私に聞いてくださればいいのですが)
どっちみち税務署に書類を提出する必要があるので、税務署で確認してくださいね。




2014/09/29
オークション等をされている場合、事業というほどの規模でないときはさほど問題ないのですが、
その規模が自分では気づかないうちに事業といえる規模になってしまうことがあります。

インターネットで行っている取引は、通常振込で行われているため、通帳に履歴が残りますし、
Yahooや楽天、Amazon等大きな会社を利用してされておられるので会社に取引データが残っています。
そのデータを駆使して・・・かどうかは不明ですが、税務署も今はネット関係の専門の部署を立ち上げて、
申告をしていない人を探しているようです。

そしていきなり税務署から電話がかかってきて・・・と調査になります。
自分がそんな規模になっているとは思っておられない人が多いようですが、
だいたい3年間が対象になるので(最大5年までさかのぼります)、合計すると結構な税額になる方も
いるみたいです。

が、そこで終わらないのです。
タイトルに無申告加算税とありますが、イメージ通り申告していない人を対象にしています。
調査がくるまえに申告すると税額に5%を乗じた金額ですが、
調査になってからだと税額50万円までは15%、50万円を超える部分は20%
を乗じた金額が加算されてしまいます。
これに延滞税がかかったり、規模が大きくて消費税がかかったりするとなかなか払える金額では
ありません。

まとめです。
何かお金をもらったり、何かを売ってもうけたりした場合、つまり何かでお金を得た場合
基本税金がかかります。一定額かからなかったり、すでに税金が引かれているもの等がありますので
何かでお金を得た場合は、調べたり専門家に聞いたりして確認してくださいねってことです(^^


2014/04/27
とうとう始まりました。
増税なのですが、普段の買い物は税込みで見てることが多いので
いまいちピンと来てなかったりします。
公共機関の増税はさすがにわかりやすかったですが。

個人消費者に取っては3%アップな消費税なのですが、消費税を実際
国に治める事業者にとっては少し違ってきます。
なんと1.6倍になるのです!!

なんで3%アップじゃないの?
という疑問に答えを出すために単純な計算をしてみます。
消費税は受け取った消費税から支払った消費税を差し引きしたものを納付するものです。

税抜き40円で買った商品を100円で売ります。
その取引の消費税を計算しますと

5%の場合

 5円ー2円=3円

ですが、8%の場合

 8円ー3.2円=4.8円

となりますので、

 4.8円÷3円=1.6倍

という感じです。
消費税を納める事業をされているのであれば、前期に支払した金額を単純に1.6倍にしてみてください。
業績がまったく変わらないのであればその数字が今期の納付金額になります。
(途中まで5%との場合は違ってきますが。)

消費税はあくまで預かっているお金でそれを納付するものなのですが、
実際に分けてお金を残している事業主はすくないのです。

消費税を納付される方は、上記の事も含めて資金繰りを考えてください。
何か疑問や不安がありましたら遠慮なく(^^9

2014/03/17
 まだ確定申告の提出期限も一日残っている状態での話題か?といわれると微妙なところ。


 更生の請求というのは、確定申告をして申告期限が過ぎ、その後に間違いが
発見され、その内容を直した時に税額が減少しまたは損失が増加する場合に
することができるものです。
簡単に言うと、申告した側が得をするときにするものです。
(逆に申告することによって損をするものは修正申告といいます。)

たとえば、お子様の年齢が特定扶養親族に該当するのに扶養親族として
申告していたとか、計算を間違っていたとかです。

更生の請求ができる期間は
・平成23年分以後の各年分:法定申告期限から5年以内
・平成22年分      :法定申告期限から1年以内
となっています。


還付申告というのは、サラリーマンの人のように、通常年末調整で終わり
確定申告する必要のない人が確定申告をすることによって税金が返ってくる
場合にすることができるものです。

たとえば、医療費をいっぱいはらって医療費控除できたのにしてなかったとか、
一定のマイホームを買って借入金があるのに住宅借入金等特別控除を受けなかったとかです。

還付申告ができる期間は、その年の翌年の1月1日から5年間です。
ただし、確定申告義務がある方は別なので注意を。


意外とこういう話題も出てくるのでメモ代わりに。


2014/03/03
あと少しで個人の確定申告が終わります。
当事務所の業務もラストスパートというところです。

そこで今年間違いの多い部分を紹介しておきます。

最新の会計ソフトや、国税庁のホームページで確定申告書を
作った時には間違えないのですが。

平成25年度分から復興特別所得税額が導入されています。
個人だと所得税額の2.1%なのですが・・・この計算が漏れている方が
多いです。

毎年申告されてる方は去年のを見ながらされていることが多いので
どうしてもこの部分を飛ばされているようです。
税務署でもあまりに漏れが多いので、そこだけは回収する前に確認しているようです。
確定申告書Aだと35番、確定申告書Bだと41番(右側真ん中上)
に記入欄があります。
最後に所得税と復興特別所得税額を合計して完成です。


今年は、税理士会の斡旋で、税務相談に何回か参加しましたが、
このご時世でもまだまだ手書きでされている方が多いという実感を受けました。

なにせ、普段はコンピューターに計算してもらっている部分を
改めて手計算するというのは新鮮な経験でした。

※こういう時に申告書の一部を画像で貼るとわかりやすいだろうと思いつつ
※やり方がわからないので放置(笑)

2014/02/17
仕事の関係上書類を保存しますし、保存をしてもらいます。
個人的なものであれば、必要以上のものは邪魔になるので、スキャナで取り込んでシュレッダーで
裁断して終了です。
貯めこんでしまうと邪魔になるし作業効率が悪くなります。

それ以前に、整理したり、物を捨てたりするのが好きという性格というのが大きいのですが。

ただ、会計関係の書類になると、なんでもスキャナで取り込んで廃棄して終了というわけにはいかないことが多いです。
細かい分類はともかくとして、基本7年、決算書はずっと保存しておく必要があります。

よく

「もう邪魔だから捨てていい?」

と聞かれるのですが、さすがに法律で定められているので勝手に捨てられると困ります。
思いはよくわかるのですが、理由を説明し保存してもらいます。


電子帳簿の保存の届け出という届け出がありますが、

・棚卸表、貸借対照表及び損益計算書並びに計算、整理又は決算に関して作成されたその他の書類
・取引の相手方から受け取った契約書、領収書等及び自己の作成したこれらの写し

「以外」の物が保存対象になるので、イマイチ使えません。


今の時代、スキャナで保存しておけばいいとは思うのですが、相手は国なので慎重にされているのでしょう。
一つの判断ミスが大きく左右されてしまいますので、のんびり待ちましょうか。
大きな規模でない限り、そんなにかさばる量でもありませんので。

2018/07/23
事業を始めるときには、
どれぐらいの売上を上げれば、事業として回るのかをまず考えます。
生活かかってますからね。

しかし、最大どれだけの売上ができるか考えてるでしょうか?
特に飲食店は店を作った時点で、最大の売上が決まります。

席数✕客単価✕回転数

で最大値がわかるので。

最大値を見た時に、

「これって俺が(私が)求めているもの?」

と思われる方が多いです。

一店舗で上げられる売上には限界があります。
それに夢を感じられないのであれば・・・最初の計画が間違ってますよね?

一回決めた店舗の席数と回転数はそうは変えられません。
単価もジワジワは上げられても、なかなか一気に上げるのは難しいですよね。
今まで来てくれた客層と違う客層になってしまいますので。

これは店舗型サービス業にも言えます。理容業とかマッサージとかです。

事業計画を考えるときは、最小値と最大値の両方を考えるようにしましょう。

2018/04/02
「飲食店」や「サービス業」の中で
・店舗が必要なもの
・人を雇う必要があるもの
となると、最初に大きな資金が必要になります。

その時に、内装や設備に必要な資金「設備資金」は皆さん考えられているのですが
人を雇うために資金や、事業が順調に推移するまでに資金「運転資金」については
考えられている事は少ないようです。

さらに、なにかがあった時の資金「臨時資金」については全く考えていません。
事業を始めるのに「もし何かあった時」なんて考えてたら中々始められないのもあるのですが。

しかし、事業が予定通りに推移しても私生活関係で出費があるかもしれませんし、
いくら計画を綿密に作ったとしても、そのとおりにはなかなか進まないものです。

では、どうするのか?
「設備資金」「運転資金」までは借入で対応して、自己資金をできるだけ残しておくのです。

一般的に、お金を借りることには抵抗が大きく、自己資金でできるだけ賄おうとしてしまいがちです。
その結果・・・小さなイレギュラーでも資金がなくなって終ってしまします。
ほんの数ヶ月分の資金があれば、そこから復活することも出来たのに・・・

事業の成功率を上げる一番簡単な方法。それは、
「資金を確保する。」
です。

・自分のスキルを上げる。
・優秀な人材を確保する。
それも成功率を上げる大事な要素です。

しかし、お金を確保することも同じだけ大事ですし、コツさえ使えば
他の2つより、時間をかけずにできることでもあります。
しかも人任せにしてもよい部分ですし。

資金について不安な事業主さん
一度相談しにこられませんか?

2017/07/18
ご質問があったので(ツレだけど(笑))改めて。

先にお金を借りてから、物件を探すのか
物件を決めてから、お金を借りるのか。

正解は
「物件をある程度決めてから、借りる相談をする」
(お金に余力があるなら、手付とか、賃借の仮契約とかしたほうがいいのですけど
(なくなっちゃうと大変なんで)

なぜか?
中身がそこそこ決まらないと借りたい金額が決まらないからです。

しかし、
人が何か新しいことに向けて行動しているのを聞くと・・・
ワクワクしますよね!!
(自分の事でしろって言われそうですが(笑))



2017/06/05
なんか偉そうに書きそうなタイトルですが。

みなさん、どういうイメージがありますか?

・簡単に貸してくれそう
・保証料が取られない

ぐらいでしょうか?
追加するなら、

・無担保・無保証でかりれる(ものもある)
・過去について詳しく確認される

でしょうか。
今回は、公庫から借りる方法を書くわけではありません。

日本政策金融公庫とは、

「他の金融機関を補完する機関」

と、公庫の人は言われます。

補完ってなに?ってことなんですが、
漢字の意味はしては「おぎなう」ですね。

そう、メインではないんですね。
通常の銀行がしなさそうなことを補完してくれる
ってイメージでいいかと思います。

ですので

・起業時の借入には積極的に関与

してくれます。他には、

・他の金融機関と同時に借入

ができます。
1000万円借りる時に、公庫と他の金融機関とで半分づつ借りる。

なんてことも可能です。
起業直後で一つの金融機関では借りるには大きい額。
も、公庫と他の金融機関とで借りることも可能になるわけです。

もし、初期投資額が大きくて借りれなさそう・・・
というお悩みがありましたら、他にも可能性がある!
ということを頭の片隅に入れておいてくださいね。

相談に来られても、大歓迎です。

2017/04/17
決算が終わった時に

「去年とどう違ったのかな?」

なんてチェックはしたでしょうか?
してなかったら是非してくださいね。
わかりやすい反省材料になりますよ。

さて、
今回は1年間の比較ではなく
「前年度の同じ月との比較」
をしてみませんか?

というお話です。

「季節によって左右されないので月で見ても意味がない」

と思われるかもしれません。

が、
先月と今月が違うように
前年の今と、今年の今も違います。

その違いと
「なんかしらんけど違うねー」
ではなく、
「この差はなんだろうか?」
と考えることが大事です。

良いことも悪いこともあるかと思います。

良いことがでていれば、その良いことを続けて良いわけですし、
悪いことがでていれば、それは改善したほうが良いかもしれません。

自分の感覚だけでしていると・・・
気がついた時に、大きくずれてしまっている。
なさそうで、割とよくあることですよ。

自分の感覚と
数字の結果。

ズレがないか常に確認してくださいね。
面倒なら、その数字を見ている人間に聞いてみてくださいね。



2017/03/31
事業の業績は
事業開始前に決まっている。

なんて意味深な書き方をしましたが、

事業を始めてから営業活動しよう
なんてことは普通考えないと思います。

情報収集はもちろん。
色々購入するものもあるかと思います。

こういった費用の領収書は基本的は
「事業開始日より前」
になっているかと思います。
では、この費用は経費にならないのか?

いえいえ、
そんな事はありません。

開業費

って聞いたことありますか?
ざっくりいうと開業するのにかかった費用です。
開業するのに使うんだから、開業より前の日付ですよね?
そういったものに使う科目になります。

注意点を一つ

開業前に使ったから。
といっても、
店舗の建設費用や機械等の
大きな物は開業費ではなく
・建物
・建物附属設備
・機械
の科目になりますので、不安であれば税理士に相談を。

税理士がするときは、開業前に使った費用を
エクセルかなんかで別集計したりします。

2017/03/06
「今年、青色申告したいなら、3月15日までね!!」

なんてことを今回はよく喋った気がします。
まぁ、相手はお客さんではないのですが。

お客さんなら、
したい
したくない
という選択肢はほとんどありません。

白でする内容なら税理士に依頼されるのがもったいない。
という意味ですが。

今年青色するなら3月15日。
これは、既に開業している人のお話。

今年開業する人なら
開業する日から一月以内に
「開業届」
二月以内に
「青色申告承認申請書」
です。

副業をしている人。

その中で

「今年は本格的にしたい!!」

と思っておられるなら
3月15日までに、
判断するのもいいかもしれませんよ。

人間、背水の陣ってのは
いい覚悟ができますし(^^

2017/02/20
確定申告時期に何故か、今から開業しようとする人小ネタ。

・開業届って絶対ださんといかんのん?

開業したら届出をだす。
これが当たり前。

と税理士として言わないといけないことは書きましたが。

なんで出したくないのでしょう?
・申告書を出すのがめんどくさい
・税金をごまかしたい
こんな理由でしょうか?

まともに商売をするなら、成長とともに申告書が必要になってくることもあります。
事業用資金もそうですが、住宅取得の借入にも必要です。

「けけけ。住宅取得分は、こっそり稼いで現金で買うわ。」

いやいや、買ったら登記に載るんだから、わかりますって。

ひょっとして、
儲かるかどうかわかんないんだから、こっそりしてたらいいやん。

とぁ思ってません?
もし思っているなら・・・
そんなこと思って届出すら出さないから儲かってないんじゃないですかね?

起業して成功したるで!!
って思うなら是非届出を。

税金払うのは嫌でしょうけど・・・
儲かってないならそもそも払う税金なんてでないし・・・(^^;



2016/12/26
今回は、事務所あるあるだと思います。

年の瀬からが、設け時期。
これには2つの意味があります。

1つめ
年末調整・個人の確定申告と3月までイベントが続きます。
当然イベントが続けば、売上が上るわけです。
そういや、うちは、年末調整と個人の確定申告ではお金取ってないから忙しさと比例しなかった・・・(笑)
(年間契約している人だけですが)

2つめ
個人で事業をし始めた人は、12月になってようやく
「確定申告が近づいてきた。正直なにもしていない。やべー!」
若しくは
「去年は、白色で適当に出したけど、今年は青色の申請したし、どうしよう。やべー!!」
などなど。

お尻に火がついた状態になって、お仕事の依頼をしてくださるわけです。
そう。
この、忙しくなってきてから「1年分」もってこられるわけです。
お仕事です。
ありがたいのでちゃんと受けますし、ちゃんとこなします。

しかし、資料を確認していると、

「あー、これやる前に言ってくれたらなぁ」

とか

「あー、これもったいないなぁ」

とか出てくるわけですよ。

どうせお金を払うなら、なぜ事前に!!

「税理士がそういうことをアピールしていない」

というお言葉もいただいたのでなんとも言えないものもありますが・・・

できるなら、事前に相談だけでも来ていただけると嬉しいわけです。

決して、
「夏場の暇な時期にきてくれたら、楽で助かるなぁ」
と要望しているわけでは無いですよ(^^;

ただ、来年の開業予定の方がおられたら是非とも!!
事前で!!
来年のために、今の時期に相談に来られるのは大歓迎です!!

今年のコラムは営業でしめさせていただきます(^^
(営業になっていない(笑))



2016/09/12
事業を始めて、税金の申告をする前に、経理をしないと・・・
でも経理って、何するの?
伝票作ってるイメージしか浮かばない。

そのイメージ・・・・意外と間違っていません。

経理業務をされている方は、他にしていることいっぱいあるわ!!と思われているかと思います。
それは、一般の人にとっては、経理以外の特殊な業務だと思われていることが多いです。
会社によって業務の範囲が違う・・・これが経理って業務の面白さかと思います。

さて、それはさておき。

個人事業主の方でも、会社の社長でも、手伝う人がいないと自分ですることになる、この伝票作成。
最近では、わざわざ伝票使っている人は少ないと思います。

普段することは、見直す時にわかるように少しだけ整理しておけばよいのです。

・売上
 請求書を発行している業種ならば、それの控えを置いておく。
 現金売上がメインなら、売上をメモしておく、レジシートを残しておく。

・費用
 請求書・領収書はまとめておく。
 領収書がでない出金は、メモに日付と内容と金額を記載しておく。

・通帳
 入金や出金、見ただけではわからないものは、記帳した時にメモしておく。

これを一月分で袋にでも入れておけばいいかと思います。
毎日動きがある人は、1日の終りにノートにペタペタ貼っておくほうが楽かもしれません。

伝票の代わりには
 EXCELか何かで集計しておく(白色申告の場合)
 会計ソフト使って入力する(青色申告の場合)
こういったことをマメにしておけば、確定申告までは特に問題ないかと思います。

マメにするのは面倒?
そういった方は、申告前に自分で苦しむか、人に依頼してしまいましょうね。

じゃぁ 必要になったら、まとめてするかな?
そうでずか。一年分・・・まぁ見事なほど覚えてないですよこれが(笑)
伝票はともかく、資料の整理だけはマメにしておくのが一番です。
なくしませんしね。

2016/05/30
新しい事業をするときにお金を借りる種類として、前回は運転資金の話をしました。
今回は設備資金です。

設備資金としてイメージしやすいのは、新しいお店を作るときに、その内装費や機械とかにかかるお金を借りる
場合でしょうか。
前回の運転資金と違うものとしてカウントされます。
かと言って、どちらしか借りれないものではありません。借りる内容によっては2つに分けて借りることもあります。

運転資金の場合、特に事業を始めてすぐに借りるときは返済期間が5年、長くて7年です。
設備資金の場合、借りる金額として大きいことが多く、新しい設備にかかった費用はすぐに元が取れる
種類のものではありません。何年も使えるものがほとんどです。
そういった対象の性質上、7年から10年ぐらいの返済期間となっています。
不動産投資のような案件についてはその投資の回収が10年以上かかることが多いので、最大20年の返済期間と
なることが多いようです。

設備資金を借りる場合には実際に使うものの見積もりをきっちりとっておくことが基本です。
どれだけ本気で借りようとしているかは、その見積もりで出てきます。
あとは、計画と連動させていくだけです。
飲食であれば、何席あって、営業時間内に何回転させて一人当たりの単価が決まれば自ずと売上が決まってしまいますので
その売上で返済も含めて経営が成り立つようにしていく必要があります。

最後に、設備資金を借りる場合は多めに借りて実際はそれより少ない金額で済みましたというのは基本的にアウトです。
運転資金で借りた場合、あとで何に使ったか領収書等の確認をされることは少ないですが、設備投資だと確実にみられる
そうです。
そうです・・・見られてない時もあるんでなんとも言えないんですけど(笑)
本来はそういうものだそうです(笑)


2016/05/23
事業を始めるときにお金を借りるというのはよくあることです。

お金を借りること自体は、良いことでも悪いこともでもありません。
お金を借りずにすむならそれはそれで良いかと思いますが、お金を借りることで事業のスピードを上げることが
できるなら、借りたほうがよいともいえます。

その時に、どのように借りるかについて大きく分けると2つになります。

「設備資金」事業を新たにするときに、機械や備品等に必要な資金の融資を受けるときにつかうものです。
「運転資金」事業の運転するのに必要な資金になります。売上がお金になるまでに時間がかかる場合に、
      その間の人件費等を補填するために借りるものです。

今回は運転資金の話です。
会社を起こしてすぐに運転資金で借りる場合、300万円から500万円が限度だと思っています。
当然、会社設立時の資本金が多額であったり、社長自身の経歴や資産状況によっても違ってくるのですが
特に資本金が100万円未満で、社長自身に資産がなくてもこのレベルであれば、問題ありません。

ちゃんと税理士と相談しつつ計画書を作成たり、商工会でも相談が受けられるのできっちり計画を
立てるというのが一番確実な方法だと思います。
税理士経由や、商工会経由であるだけで金利が少し下がったり、審査が優位に働くこともありますので。

ここで何が言いたいかといいますと、
「私ではお金が借りれないから、事業を始めることができません」
と思ってられる人が、意外と多いので。
事業を始めるのに、ネックになるのはお金ではありませんよと言いたいわけです。
(いや、規模によりますけどね(笑))

何か事業を始めるときは、税理士にまず相談を。
と、もう一つは、事業を諦める前にも税理士に相談を(^^

税理士の専売特許ではありませんけどね(^^

2015/06/15

平成27年度 創業・第二創業補助金にお客様が無事に採択されました!!

通常の仕事とは違って、良い物であれば必ず通るわけでもなく周りとの比較などもあるので、
採択の連絡を受けるまではドキドキものです。

これから創業して進められるので、本番はこれからなのですが。
助成金を受けられなくても、事業として成り立たないと意味が無いですし、成り立つとは思っていましたが、
なんにせよ順調な滑り出しでホッとしております。

お客様のほうがほっとしてるでしょうけどね(^^

この助成金・・・受けてみるとわかると思いますが、開業するために考えないと行けないことを
書類で求められますので、タイミングが合えば受けてみてもよいかと思いますよ(^^

認定支援機関の補助が必須なので、よければ相談してくださいね(^^

2015/04/20
2週間前にも書いたのですが、4月14日に募集が始まったので改めて。

詳しくは下のページに書いてありますので興味ある人は確認して下さい。

http://sogyo-hojo.jp/27th/

以前に申請したことがあるのですが、違う点がいくつか。

1.産業競争力強化法に基づく認定市区町村で開業すること。
 詳しくはともかく、この認定市区町村で開業しないとそもそも申請ができないという。
 とりあえず、自分が開業する場所が認定市区町村に該当するか確認して下さい。
 地元でいうと京都市はOKだけど、亀岡市がダメだったりします。
 一覧は、上に書いたページを進んでもらえれば。

2.金融機関からお金を借りることが前提というのは変わっていないが、具体的な金額までは指摘されていない。
 毎回の助成金に申請してるわけではないので、あくまで自分がした前回との差ですが。
 前回だと実際に補助金をもらう半分は最低金融機関からの融資が必須となっていました。
 今回は金額までは指摘はなく、最終的にお金がかりれなくても申請時に確認書を貰っていれば
 問題がないような・・でも、確認書に判子もらえる時点で、借りいれができない状況には
 ならないとはおもいますが。

あと注意点
 前回、募集が始まってから会社設立しないと申請ができないように書いてしまいましたが、27年3月2日以降
 設立された方であれば、問題はないようです。また、申請が決定してから設立すると、その諸費用を補助金の
 対象とすることもできるようです。

 HPに書かれていることだけでは、足りない点もあるかと思いますが、何箇所かで説明会もするようなので
 それに参加されるのも手かと思います。
 といいつつ、大阪はこのコラムをアップした日にあるので、申し込みも終わっているとは思うのですが・・・
 
 とりあえず、この補助金は認定支援機関に判子もらわないとダメなので、興味のある方はお近くの認定支援機関
 まで。
 正直、税理士にまでは・・・って思ってられるなら(悲しいですが)信金や地銀も認定支援機関になってられ
 ますので相談するのも手だと思います。(どれだけ積極的かは、過去の申請が通った金融機関を見ればよいかと)


2015/04/06

26年度も有りましたが、27年度にも予算が組まれています。
中小企業庁のHPにはまだ出ていないようですが、(書いているのは土曜日なので、月曜日にアップ
されるかもしれません。)申込期間が4月の上旬から下旬のようです。(27年度に1回なのか、
複数回するのかも不明ですが)

他にもいろいろ補助金があるので、探してみるのもいいかと思います。
正直、国や地方などいろいろなところからでているので、把握しきれていないのが現状です。

個人であれ法人であれ、補助金が受けられるならそれに越したことはないとは思うのですが、
あくまで貰えたらありがたいという感覚なので、補助金ありきで起業を進めるのはどうかと思います。
補助金の募集要項に該当させるために本来したいことと違うことをしてしまうようでは問題がありますし、
補助金は急に募集がアップされ数週間で締め切られることが多いのですが、その間に

  1.申し込み開始後に個人の開業届、法人の設立を行う(募集期間前にはできない。)
  2.計画等を考え、申請書を作成する。
  3.借入が前提であることが多いので、金融機関に補助金の申請が受理されたら融資しますよ
    という確認書をもらう
  4.申請(確定までに1月以上かかる)

までしなければいけません。

まず法人の場合1.に時間がかかります。あくまで募集期間後に設立なのでそれまでにはできません。
おそらく、一般社団法人やNPO法人は相当前もって準備をして設立待ちにしておかないと間に合わない
と思います。

次は3です。開業間もない状態では金融機関とのつながりがあるほうがすくないので、短期間で
確認書の取り付けまでは厳しいかと思います。新規開業時に借り入れする場合、日本政策金融公庫を
つかうことが多いのですが、他の金融機関に比べて審査に時間がかかるため、補助金の申請には不向きです。
信金や地銀に早くから説明しておく必要があります。

最後に4です。特に問題はないように思われるかもしれませんが、申請の確定するまで、その補助金の
対象とした支出を行うことができません。なので申請書を出して、その結果が帰ってくる1月間、事業を
行えないことになります。それって大切なビジネスチャンスを逃していると思いませんか?

すべてをクリアして得られるものは対象となった費用の2/3(上限200万円)です。
ちなみに、申請時の書類より確定後にお金を請求するときに作る書類のほうがはるかに面倒です。

助成金をとるのか、時間を取るのか、しっかり考えてから行動してください。
助成金に挑戦したい方、起業はするつもりだけど、助成金を受けるべきか悩んでいる方は
経営革新等支援機関の登録をしている事務所等にご相談ください。
ちゃんと当事務所も認定されておりますのでお気軽に(^^


2015/02/23
コストはかけないほどいいですよね。

ただ、そのコストをかけることによって今後の成長が
さらに大きく変わるのであれば、また違ってくるのではないでしょうか?

例えば、シャーペンの芯。
安いものが必ずしも悪いものではありませんが、安くて頻繁に折れるものより
少し高くても折れない(最近折れにくくするシャーペンも売っていますが)もののほうが、
長いこと使えますし、まず芯が折れることでイライラしなくてすみますね。

人件費の場合、
同じ働きであれば、安い給与で働いてくれる方がありがたいです。
ただ、高額な給与であったり、環境が良い状態であれば、さらに大きな働きをしてくれるかもしれませんし、
簡単に辞めずに、会社に尽くしてくれるかもしれません。

ただ安ければいい。
その時点ではそれが正解でも、その投資の将来の回収額は大きく変わってくるものです。
そこまで考えてお金は出したいものですね。

今週に出会ってお話をしたお客様とは、今回のような話が多くでたので。
(シャーペンの話はでてませんが(^^)

2015/02/02
 何かを始めるときに、皆さんは程度はさておき勉強をされていると思います。
投資の勉強とか、新しい仕事の勉強とか。

 同じく何かを始めるときに、皆さんは分析とまではいかなくても、始めるために
自分が現在どの位置にいるのか、それをクリアするまでにどのような方法ですすめて
行けばいいのかと情報収集をされているでしょう。

 その結果、自分では無理だと考えたり、何となくなまま進めてしまい、失敗してしまう事も多々あると思います。

 失敗をしたとしても、その失敗を分析し研究し次に進めることで最終的に大きな成功をつかむのも一つの方法です。
(プログラムなど、まず中途半端でも公開し、反応を見て色々修正追加していくみたいなものです。)

 その逆で、そのジャンルの本はすべて読み、どの本を読んでも知ってることしか載っていないレベルにまで
なってから行動する。また、やろうとしていることを徹底的に分析し、この方法であれば絶対に損しない、
そこまで確信ができてから行動されている人がおられます。

 その業界にいない人から見れば、すごくリスクのあり、ただのはやりの仕事をしているように見える人が、
実は上記のような堅実な方法で、本人にすればすごくリスクの少ないことをしているという。

 その努力は、普通の人ならそんなとんでもない努力は難しいと思ってしまいますが、本人には、それはあたりまえの
事、そしてそれが最低限の事だと考えているので、話を聞くと大変影響を受けてしまいます。

 自分が100%努力しているとは思っていませんが、こういう刺激のある人の話を聞けることは
大変ありがたいと感じます。


2015/01/13
最近、個人であっても輸出販売をされている方が増えています。

その時に所得税の申告をするのは当然なのですが、
(してない人気を付けてくださいね(^^;)

消費税の申告もできます。

①「え? 消費税って売上が1000万円以上ないとしなくていいんじゃ?」
②「できたとしても、わざわざ申告して消費税払ってもしかたないし・・・」

と思われた人が大半だと思います。
しかし、

①は届け出を出すことで可能です。
②は通常はその認識で間違ってはいません。

たーだーし!!
されていることが輸出販売のみ(若しくは比率が非常に高い)場合はそうとは限りません。

例1)50円(税抜き)の商品を100円(税抜き)で国内で売ります。
   消費税の計算は
   8円(売上のときにもらった消費税)−4円(仕入の時に払った消費税)=4円(納める消費税)
   となります。 確かに消費税は納めないといけません。

しかし、

例2)50円(税抜き)の商品を100円(税抜き)で海外で売ります。
   0円(海外の売上なので消費税はかかりません)−4円(仕入の時に払った消費税)=△4円(返ってくる消費税)
   となります。 これだと払った消費税が返ってくることになります。

例題はシンプルに書いてますので、実際は色々と複雑にはなりますが返ってくる可能性はあるのです。
輸出販売をされている方、またこれからされる方はこの辺りも含めて検討されていはいかがでしょうか?

当事務所では、輸出販売をされている人を対象に、

1.現状で消費税の申告して得をするのか。
2.消費税の還付申告をした場合のデメリット。
3.消費税還付申告をセットにした顧問契約パック。

の説明をいたします。
興味のある方は、問い合わせフォームから連絡をくださいませ(^^

ちなみにパックの説明は下にリンクしておきます(^^

2014/08/25
 税務署からの斡旋で、主に今年開業される個人に記帳の仕方を指導するものです。
期間は7月から翌月2月まで、合計3回の指導になります。
(国税庁のHPにも掲載されているようです。)(以前コラム「異文化?交流」でもお話しました。)


 記帳の仕方とはいえ、最後は確定申告まで出来るように指導はさせていただくのですが、
当然指導は一回しかできませんし、しかも次はその1年後までしないものですので
去年の7月から2月に指導させてもらった方は、来年の申告は大変なことになるのかな?と少し不安になります。
ここを読まれている指導した人がいれば危ない時は是非連絡を(^^
(と、いいつつ指導時にHPの宣伝一切してないんですよね。 途中までなかったので。)


 さて、記帳とは事業でお金を使ったり貰ったり、またその予定が確定した時に記載するものです。
昔は伝票に記載して、集計していたのですが、今はコンピューターが集計をしてくれますので、
基本的には起こったことを入力すれば完成します。

 会計ソフトは個人であれば1万円もかかりませんので、青色申告をされている方には会計ソフトの導入をお勧めしています。たまに、勧める前にEXCEL等で集計をされていて、精度が良すぎて会計ソフトを必要をされない人もおられます。
(それでも、会計ソフトのほうが慣れれば楽とは思いますが)
さらに稀にコンピューターが苦手で気合で手書き集計される強者もおられます(笑)


 記帳指導を希望される方は、この記帳というものをどうすればいいかがわからないで指導を希望されるのですが、
会計ソフトを導入した人で、最終的に自分でできなかった人は今までおられませんでした。
特に指導が難しかった人もなく、基本的なことと、わからない点を数回聞かれる程度です。
プロとしてはもう少し細かいことをしたくなるのですが、個人事業であって、本人がわかっているのであれば
細かく管理するより自分で思ったままに入力されても基本問題はありません。
(ルール違反はだめですが)

 そして、できたもの(大体年の途中の状態で確認します。)で、今経営はこういう状態ですよ。
利益率はこうなっているのですがイメージとあっていますか? 経費がこれだけでているので所得は
現状この程度ですよ。と簡単に説明するだけで、細かいところはともかく現状を把握していただけます。
次の時には自分で現状を数字で報告してくれる人もおられます。

 何がいいたいかといいますと、最初の難しいというイメージを取っ払い、会計ソフトをつかえば
誰にでもできるということです。なんとなくめんどくさいし、難しいしとほっておかずに、まず始めてみる。
最初が難しくてわからないのであれば、プロに相談してみる。
 我々プロは会計ソフトに入力するのが本業ではなく、その確認と、現状の説明と今後の希望を叶えるための
お手伝いをするのが本業です。
 何かわからない点があればご相談を。できれば何かする前に聞いていただけるとありがたいです(^^

2014/08/04
事業をしていて、借入をまったくしていない場合は少ないです。

借入理由は
1.設備投資資金として。
2.運転資金として。
3.特殊な損失による(事故等)の対応。
4.資金繰りの悪化。
などが一般的です。
個人的に購入したいもののために会社名義で借りた、なんて困った理由もあるでしょう。

商売をずっとされている人は、借入に対して、特に良い悪いという感覚はないとは思いますが
サラリ—マンの家で育ち、本人も普通に就職された人にとっては、借入はマイナスのイメージが
大きいようです。
しかし、そのような人でもマイホームを買うときはローンを組んで購入されていると思います。

なぜ借り入れをするか?
まぁ 家がほしいからなのですが、おそらくは、お金を貯めてから現金で家を買うまで待てない
から(賃貸ではらう家賃がもったいないという理由もあるでしょうが)が大きいと思います。
貯めてから買えば、当然利息を払う必要もないのに・・・です。

事業も一緒です。その事業ができるまでお金を貯めているのでは間に合わないのです。
そもそも、新しい事業をするという事は、将来的には今していることをよりお金を稼げるという
前提があると思います。(ボランティアや慈善事業は別ですが)
お金を借りて行動を起こすことで、お金を集めたり、貯めたりする時間を買うことができます。
お金を稼ぐことはその程度はともかくとして、だいたいの人ができることです。
でも失われた時間を取り戻すことは誰にもできません。

まさに タイムイズマネーということですね(^^

時間を買うための借入。前向きの借入には積極的にいきたいところです。
そのためには、しっかりとした計画の作成が前提ですが(^^

2014/07/14
 操業するとき、操業して間もないとき、なかなか自己資金だけでは資金繰りが厳しかったり
最初に設備投資が必要だったりでお金を借りることがあります。
(自分の預金を全部事業につっこむのも怖いですしね。生活ありますし。)

 その時にお世話になるのが日本政策金融公庫(以下「公庫」。昔は国民生活金融公庫、略して「国金」と
呼んでましたのでいまだに国金と言ってしまいます(^^;)です。
操業する前や創業まもないときに無担保無保証でお金を借りることはなかなか難しいのですが
公庫の場合、国の政策の関係で最初から無担保無保証で貸してもらえます。
(当然、担保があったり、保証がある方が金利は安いのですが)
金額が高額になると、最初の借入でも公庫と他の銀行との両建てで借りることにはなります。

 その時に色々条件があるのですが、
「中小企業経営力強化資金」という借入の制度があり
「経営革新等支援機関」の支援を受ける条件でと一緒に計画を作り(提出書類が1枚増えますが)、
借入ができた場合、優遇金利で借り入れができたり、借入条件も通常の借入よりやさしかったりします。
 ようは
 「経営革新等支援機関が計画から経営までチェックいれてるからその分、ちゃんと事業が発展するであろう。」
ということだと思います。
 この経営革新等支援機関というとっても気難しそうな名前ですが、税理士であればほとんどが取っているので
(逆に取るのが難しくないので、取っていない税理士さんは、何かに特化して仕事をされて必要でないか
 レベル的に怪しいかのどちらかだと思われます。)ぜひとも活用してほしいです。

 最初の借入に失敗したり無茶をすると、その後の巻き返しに時間がかかりますので、
起業の最初こそ税理士に相談してしっかり準備されることが大事だと思います(^^

 その時はぜひとも当事務所へ連絡を!!


2014/05/25

この業界にいると、申告期限のギリギリに来られて申告だけしてほしいという方がおられます。

現状の内容を確認して期間内に間に合うようなら当然お受けしますし、他に仕事があったり、
まったくできていない状態でこちらでは対応するには時間がない場合には、お断りすることもあります。
(大きな事務所さんだと対応できるかもしれませんので)

その状態でも、できうる限りのことはさせてもらうのですが
もう少し早い状態であればもっとできることもあるのになぁという思いもあります。

当然申告にはルールがあり、それを守って申告をするということはどんな状況であろうがいたします。
同じ申告でも、相手によって色々変えることがあります。


たとえば、次の期にお金の借り入れをすることが確定されている場合であったり
何かの資格に決算書が必要であったりするときに、表示方法を変えることで
印象が大きく違ってくることがあるからです。

会計のルール、税務のルールでは自らいくつかの方法の中から選択できるものが
あり、通常は税金が一番低くなる方法を選ぶのですが、場合によっては違うものを
選んだほうが最終的にお客様のためになることもあります。

短期間で決算書・申告書を作成する場合そこまでする時間はありません。
相手の状況を完全に聞き取れる状況でもありませんし、そこまでの信頼関係ができていないことがほとんどだからです。

決算日前であればできることというのも多くはありますが、決算日後であってもできることもあります。
ギリギリまで自分でやろうとされることも大事ですが、その前に依頼するかは
ともかくとして一度税理士さんに相談されることをお勧めします。

本来、自ら商売をされている方であれば、会計・申告等で時間を費やすより
売り上げを伸ばすほうに時間を割いたほうが最終的に得になるからです。


もしよければ、当事務所まで(^^
お茶菓子持参で楽しいひと時を(^^

2014/05/17
新しいお客さん(になるかもしれない人)とお話しすると、

確定申告書の作成

を依頼したいとは基本として言われるのですが、
それ以外に何を依頼することができるのか、自分は何が知りたいのかとわからない状態でお話を伺うことがあります。

特に今まで税理士と交流がない人に多いです。

 その場合、税理士ができるできないにかかわらず、何がしてほしいのか何を不便に思っているのかを、
すべて吐き出してもらうことにしています。

 税理士の管轄外の内容であったり、法律的にやってはいけないことだったりと(笑)色々あるとは思いますが、
話してもらううちに、こちらも何を望まれているかというのがだんだんわかってきますし、
相手も話しているうちに自分の考えがまとまってきます。

 その後、そのために必要な報酬を告げて、考えてもらいます。
高いようでしたら、相手にしてもらうことを少し増やして値段を下げたりすることもあります。
(できないこともありますが)
最終的な結果は基本後日返事をいただく形が多いです。
急がれている方はその場で決められることはありますが、こちらとしては脅して契約した感がないようにはしたいという
考えです。疑問点がありましたら、その後何度もお会いして話し合うことも大歓迎です。
売り切りの商売ではないので、最初の些細な不安や不満があるとお互いの業務に大きく支障がでてきますので。

 税理士に依頼したいけど、どーいうふうにすれば・・・とお悩みの方はぜひともご連絡を。
お電話でも、メールでも大丈夫ですよ(^^


2014/05/05
 いざ自分で会社を興してみると、最初はこれがしたいと明確にあったものの、
将来的にはあんなこともしたい・・・とかいろいろ思いは広がります。

思いを広げるのは大事なことなのですが、会社の定款にそのすべてを書いてしまうのは
どうかと思います。

新しい事業をするたびに定款に追加していけばいいのですが、定款の変更にはお金がかかります。
なので、最初のうちに色々と書いておきたいというのはわかるのですが、その内容が
あまりにバラバラだと会社として何をしたいのかが分からなくなります。

ケーキ屋さんが将来そのケーキを出す飲食業をしたいと思い、その両方を定款に
書いていても誰も不審には思いません。

しかし、ケーキ屋さんが、その店舗を将来自ら建築したいと思い建築業を定款に
書くとさすがに見た人も、何がしたいのだろうと思います。


一番最初にその話になるのは銀行です。
銀行にお金を借りるために確認されるのではなく、口座を作るときに確認されます。
事業が本当に行われるのかを確認するためです。

口座であれは最終的に作ってはくれますが、そもそも事業を開始して最初のうちには
色々なことをするお金も、人も、時間もありません。
まずは明確に事業として行ういくつかの事(主な事業に付随することは書いておいたほうが
いいと思います)を記載して、事業の展開によって追加していってはいかがでしょう?

個人であれば、できることをすべてするのではなく、事業の絞り込みも大事です。

2014/04/20
個人事業主や会社の代表として仕事を始めると、個人のお金と事業のお金の分別がつかなくなります。
(お金に印がついてるわけでもないですしね。)

結婚されていて、生活費を奥さんに渡していたり、事業のお金を従業員さんに任せている人なら分別がわりと
ついているのですが。

経営がうまいこといっているかどうかは大まかには2点だと思います。
1つめは、利益が出ていること。
2つめが、資金ショートしていないこと。

1つめと2つめは似ているのですが微妙に違います。
飲食店のように売上=現金収入という形態であっても、最近では
カード売り上げがあったり、材料仕入れについては掛仕入をしていたりします。
つまり、利益の確定時点と現金増加の時点は違うのです。

経営者として、いかに利益を出し続けるかということと、現預金を0にしないか。
この2点は常に考えておかなければなりません。
まず事業の現金預金がどうなっているかの把握が大事になってきます。

預金は通帳に記帳されているため、まめに記帳しておけば把握できます。
しかし現金は最初に書いたように、個人の生活費と事業のお金を一緒にしているとその把握が困難になります。
細かいことでですのでつい面倒で一緒になってる人も多いです。
しかし、この細かいとこをしっかりしている人ほど経営が安定しているのもまた事実です。

よく、大きなことをするには、小さなことの積み重ねからといいます。
経営を安定させるという大きなことのために、現金の管理をしっかりしてみてください。
意外とお金を事業と関係ないことに無駄に使っているという発見があると思います。


2014/03/10
補助金

現在日本では、個人・法人の起業の数より、廃業の数が多いとのこと。
このままでは日本の産業は衰退していくのは目に見えています。

とまぁ、重い話題はさておき、国や地方もいろんな危機感を感じており
いろんな人を対象に補助金や助成金というものを出しています。

その中で開業される方を対象にしているものを一つ紹介します。


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創業補助金(創業促進補助金)公募のご案内
平成26年2月28日
経営支援部経営支援企画課
 

地域の活性化や海外需要の獲得を目指す創業へのチャレンジを支援します

 
 「創業促進事業」は、新たに創業(第二創業を含む)を行う者に対して、その創業等に要する経費の一部を助成する事業で、新たな需要や雇用の創出等を促し、我が国経済を活性化させることを目的としています。
 公募の受付・審査、補助金の決定・交付は、各都道府県の事務局が行います。

 
1.補助対象者及び補助内容

(1)補助対象者

起業・創業や第二創業を行う個人、中小企業・小規模事業者等の皆様向けに国が認定する専門家などの助言機関(認定支援機関たる金融機関等)と一緒に取り組んでいただきます。

(2)補助内容

 弁護士、弁理士などの専門家との顧問契約のための費用や広告費等、創業及び販路開拓に必要な経費に対して以下の補助率、補助上限額に基づき補助を行います。
 なお、補助額が100万円に満たない場合は、補助の対象外とします。

 
補助率
補助上限額
創業
3分の2
200万円
第二創業
3分の2
 

2.公募期間

平成26年2月28日(金曜)〜平成26年6月30日(月曜)17時【当日必着】
----------------------------------------------------------------
詳しくは中小機構(http://www.smrj.go.jp/utility/offer/075939.html)まで。
すでに何回か公募があったものなのですが、今回は公募期間が長いですね。
補助金をもらうために自分のやりたいと思っていたことを変更してしまうと本末転倒になりますが
自分がしようとすることに一致するものがあれば挑戦してみる価値はあると思います。

その時に計画等をいろいろ記載する必要がありますが、逆に聞かれている程度の事が書けないようでは、
計画の練り方が甘いともいえるかもしれませんね。

助成金は、探すと色々出てきますが、期間限定であることが多く、HPで調べているととっくに期限が
終わっているものもありますので注意してくださいね。

2014/02/03
 何事も計画するときは、大きな目標を作ってそれに対してどうするかという進め方だと思います。
資格をとる場合、
 1.この資格を取りたい(試験があるものとします)。
 2.試験日を調べてあと何ヶ月あるかの確認。
 3.そのためにどうするかを大枠できめる。(独自学習か、学校や通信教育を利用するのか)
 4.目標のために毎月どれだけのことをしなければならないか。
 5.そのためには毎日若しくは毎週に何時間の勉強が必要なのか。
 6.実行。
 7.進捗状況に応じて計画を変更。
 8.目標達成。
こんな感じだと思います。
簡単なものであれば、イキオイでできることもありますし、学校に依存するとこのリズムを強制的に作ってくれます。
(このリズムに乗れてない人は、言い訳をして大概目標達成していませんけどね。 天才さんは別ですけど(笑))
お仕事等の事情で進捗状況がよくなかったり、目標通り時間をかけても進みが悪かったら計画を修正して進めていくと、きっと目標達成できると思います。


 事業を計画する場合は同じ順番で並べると、
 1.将来の夢を考える。(喫茶店の渋いマスターになって色んな人の憩いの場を作りたい)
            (海賊王に俺はなる!!)
 2.何歳までに目標に達成したいか決める。(10年までには年齢的に渋くなるなぁ)
                     (死ぬまで追い続ける)
 3.では今年にはどうすべきか。(1年目だから、とりあえず生活できるレベルまでは行かないと 所得が400万かな?)
                (新世界に向かうぞ)
 4.毎月の目標をどうする?(最低限33万円お金が残らないと駄目だから、売上は100万円はいるな)
              (仲間を集めて楽しく突き進むぞ)
 5.毎日若しくは毎週どうする。(毎週1日は休むから月25日計算で4万円か・・・一人500円の客単価だと80人きてもら
                 わないと。立地的に厳しいからサイドメニュー増やして客単価をあげよう)
                (歌って踊って楽しくいくぞー)
 6.実行。
 7.進捗状況の確認。(お客さんが予想よりきてくれない。広告を使って呼びこむか、休日の曜日を変更しようか?)
           (新世界で生き抜くには力が足りない。力を付け直そう)
 8.目標達成。
こんな感じでしょうか? 
初年度に関しては、お店の場所やコンセプトをどうするか、客層をどこにするか等2.3.の当たりに大きく考えないといけないこともありますし、海賊王になるには、船を手に入れる努力や、どんな仲間が必要か考えることも必要になりますよね。こうやって大きな森から細かい枝葉へと目標の細分化が基本になりますが、枝葉の時点であまりに厳しい状況ですと目標期間の延長等、森や林部分の変更をする必要が出てくることもわかります。森から枝葉へ、枝葉から森へこれを何度か繰り返せば、実行可能性の高い計画が出来上がるのではないでしょうか?

しかし、某海賊王・・・最近話しについていけないのは歳をとった証拠なのでしょうか・・・。
漫画から感じる老い・・・いやいや、まだまだイケてるはずです!!


2014/01/27
 おっしゃ。 独立開業して一旗あげるぞ!!(この書き方が一昔前がイメージのありますが・・・)

 そう思った時がいつの時点かにもよりますが、会社に就職することなく独立開業するのは個人的にはお勧めしません。
会社でこそ学べることも、また多いからです。特にすばらしい点は、給与という安定した収入がもらえて、仕事の範囲内であれば自由にいい意味で実験することができるからです。起業のための資金も貯められます。失敗は会社が面倒見てくれます。何があったとしても、最悪クビになる程度です。
(好き勝手にしていいという意味ではないです。あくまで勤めている会社に貢献しようとした結果という意味です。)

 会社に在籍しているからならではの理不尽さ不便さもあると思いますし、それが俗にいうサラリーマンさんたちのお酒のアテになっているわけなのですが、理不尽なことやプレッシャーは独立してもついてくることなのでそれの対処も学んでおいて損はありません。(独立したら、違う種類のプレッシャーがありますけど。)

 では、就職するならどういった企業がいいのか、小さい会社で色々させてもらったほうがいいのか、大きい企業で大きな仕事をさせてもらったほうがいいのか。既に働いている場合、今のまま続けて学ぶのか、それとも開業のため転職するのか。色々考えると思います。実際私も色々考えました。

 小さな会社では色々なことを任せてもらえると思います。あと、社長が身近な存在なので代表者が長としてどのようなことを
されているかを見ながら学べることも多いと思います。大きな会社では規模の大きな仕事にかかわることもできますし、小さい会社と違い充実した研修体制が整っているのでスキルアップはしやすいです。
 ただ、人に会うのは大きい会社のほうがその名刺があるだけで会える人が多くなりますので、そういった意味では大きい会社のほうが有利といえるでしょう。しかし、不利なだけであって頑張りさえあれば色々な人と会うことは可能ですのであきらめる必要は全くありません!!
 今いる場所でどうするか。もう何もすることがないということはないと思います。その会社でも次のためにできることがあるはずです。特に今までそういうことを考えたことがなかった人には。入社した時からそのことを意識して行動されていれば、独立開業なり副業なりのステップに進む時が近づいているかもしれません。

 さて、実際に開業するときに何をするか。やりたいことは大きく分けて
 1.現在やっていることを(に近いことを)する
 2.まったく違うことをする。
だと思います。1.であれば今の仕事とバッティングする可能性が高いので、副業することはやめたほうがいいと思います。2.であれば副業として試してみるのも一つの考えです。もちろん時間の配分を考えないと本業に迷惑がかかりますので、その点は注意してください。税理士業で起業を目指そうとしていた私は副業は無理でしたけどね(たしか法律的にできなかったような気がします。)小売、特にネット通販であれば副業はしやすそうです。副業としてできなくても準備できることは色々できるはずです。もちろんその間は本業とかけもちになりますので大変ですけど。

 実際準備の段階まで来ると、モチベーションもあがっているのでなんとかクリアできるはずです。その中で独立開業するまでに必ずしてほしいことは計画を立てること。しかも、金融機関にお金を借りるのに必要なレベルよりできれば高いレベルで作成
することです。

 次回は計画の立て方について書いてみたいと思います。

 

2014/01/20
 事業を始めるにしろ、企業に就職して仕事をするにせよ自分の強みを作り極めていくというのは大事です。
 ただ、私には才能が・・・とか、特に目立ってできることは・・・とか、普通よりはできるけどトップクラスでは・・・
となかなか難しく感じると思います
 しかし、幾つかのパターンに分けて自分の強みを発見し力を入れていくことは可能ですし、最初から抜きんでた強みを持っている人もおられません。


1.だれでもできる平凡な事を、非凡なレベルにまで高める。

 これは、単純にパソコンの入力作業であったり、衣料をたたむような他にできる人が多くいる事を極限まで極めるということです。
 仕事には色々ルーチンワークがあると思います。誰もができ、そこそこできていれば特に何も言われない作業です。
ただ、このルーチンワークを正確に人の10倍以上のスピードで行う人がおられます。その人は素質があるというより、今の仕事を如何に早く正確にすることができるかを考え実践してきた人です。

 誰もができるものであっても、正確性を落とさずスピードを極限まで上げることができるのであれば、それは自己の強みであり、それだけで事業とすることが可能です。

 時は金なりとはよく言ったものです。
 このパターンの良い点は最初の取っ掛かりが簡単だという点です。


2.幾つかの業務を一人でできる。

 今は1つの事がそこそこできるのであれば仕事になりません。しかし1.のように極めることが難しく時間がかかることであったり、性格的にそこまで突き詰めるのが苦手な人もあると思います。
 その時には、本来は2・3社(人)で行う事を一社(人)でするというのも方法だと思います。

 物を販売するには、デザイン会社がデザインを考え、その後試作品を作る会社にその試作品を作り、別の会社で大量生産を行い、販売会社が販売する。単純に分ければ4つの工程がありますが、これを1つの会社ですることができれば、スピードアップやコストダウンになり、企業であれば利益率の確保につながります。農業の6次産業化というのもこれに該当します。

 また、全く違うジャンルに精通しているというのも1つの強みになると思います。
 本職は建築デザイナーだけど、飲食にも精通しているので、お店のデザインだけでなく、基本コンセプトからメニューまで作成でき、その人がお店の全てについて一貫性をもって企画提案できる人がおられます。その人が従業員の指導までできたら、さらに大きな仕事になると思いませんか?

 このパターンは、個人事業で考えるなら、前半は仕事の幅を広げていく、後半は趣味と絡めて進めていくと負荷が少ないと思います。


3.交友関係が尋常ではない。

 フェイスブックで有名人と繋がってる。というレベルではありません。
何かに対して自分自身は詳しくなくても、詳しい人を知っていて、なおかつその方を紹介することができ、紹介された人も
その人の紹介であればと友好的に対応してくれる。
 その人にお願いすれば、最終的にはなんとかしてくれる。たまにおられますよね。みんなから一目おかれている人が。

 こういう人になるのは難しいと思いますが、その過程として色んな人に出会ってお話が聞けるというのはいい刺激になりますし、交友関係の強化というのは仕事的に個人的にも良い事ずくめなのでやらない手はないですよね。
 全ての事についてこういったレベルまで達するのは極めて難しいことですが、あるジャンルについてであれば可能であると思います。

 こういうことが得意な方は、なんにでも興味をもって、誰にでも積極的に関与して聞きたがる人ですし、こういうことができる人は周りの人に色々な情報を提供できる人気者でしょう。
 このパターンは日頃の交流がモノをいいます。時間はかかると思いますが、財産として確実に蓄積できるものです。


 と、ざっくり書き出してみましたがどうでしょうか?
きっと3つのうちどれかは既にされているか、することに抵抗がないと思います。
こんな事を考えつつ、自分の夢を膨らませるのは大変楽しい事です。

 定期的にじっくり考える時間をつくるのは、事業にも大事ですが、プライベートでも楽しく大事なことだと思います。
 「そんなと言われても忙しくて時間をつくるのが難しいねん。」
と突っ込まれた方には、毎週この時間は確実に開ける、毎月この日のこの時間は絶対に思考の時間にする。
とスケジュール帳に書き込んで決めてしまえば意外と作れるものです。
間違いなくトップクラスの人は私達以上に忙しくてもそういう時間は作られてますから。
 お前はどうしてんねん?って? このコラムを書く時間と一緒に毎週時間を決めていますよ。

 次回からは、開業までのステップを書いていきたいと思います。

2014/01/14
 誰と一緒に仕事をするか。

 事業をするには一人ではできない業種もあります。
アルバイトを雇って事業が成立するのであれば、主従関係がはっきりしているので問題はありません。
ただ、仲間と一緒に事業を始めるときには注意が必要です。

 誰がこの事業の主となるのか。
これをはっきりしておかないと後々問題がでてきます。
共同で始めたから、仲間だからという意識で、共同代表という形で始めると責任が曖昧になり、
途中で座礁に乗り上げることになります。

 仲間だから問題がないということには残念ながらなりません。
逆にこの主従関係を最初にしっかりしていないと、せっかくの友情にまでヒビがはいることになるのです。

 事業を行うには大変な責任を負うことになります。それを何人かの仲間で負うことは
誰も責任を負わない、擦り付け合いのようになる可能性が高くなります。
誰かが責任を負い、他の仲間が支える、この関係が大事です。

 責任を明確にすることは、事業が拡大していっても大事なことです。
自分の行動に責任が出てくるからこそ、人は一生懸命に動くことができますので。

 同じ意識をもつ仲間がいることは非常にありがたいことです。
なら、それぞれが独立し、そして共同して個人ではできないような事業をする。
これぐらいの気概があれば、きっとみなさんが成功されるでしょう!!

 タイトルと違うじゃないか? 確かにそう見えるかもしれません。
上記の話は、複数で始める事業でも自分一人でする覚悟をもっていただきたいという
お話です。仲間と一緒に事業をするときは依頼するのであって依存してはいけない、
相手には相手の考えや生活があるのでなかなか自分が思ったとおりには動いてくれませんし、動けません。
その時に一人でする覚悟をもって事業を立ち上げておられれば、相手に対して必要以上に不安や
不満はでてきませんし、その時には簡単に違う人に依頼すればいいという切り替えもできると思います。
 
 そうそう。独立するって言ったら、いろんな人から一緒にどう?って言われるんですよ。
(そんなに仲良かったっけ? って方からも話が来るので面白いですが)
自分が独立せずに一緒にしようとしてる人の実力ってどうなの?とは思いますけど・・・。
最初ある程度までは、一人でされたほうがいいとは思います。
 あ、家族は別ですよ。家族の協力を得るというのは大事だと思います。
カレーで有名なCoCo壱番屋のフランチャイズでは夫婦や家族でフランチャイズをするという条件で
ないとできないという話です。(すいません。うろ覚えですけど。けど、家族の理解と協力は大きいです。)

2014/01/04
 意味は、
「一年の計画は年の初めである元旦に立てるべきであり、物事を始めるにあたっては、
最初にきちんとした計画を立てるのが大切だということ。」
です。
(ちなみに、私は元旦に計画した行動を起こすと良いという勝手な思い込みから、元旦にジョギング等
することが多いです。続いているかどうかは別として。)


 開業しようとされている人、開業している人の中で個人事業されている人は、1月〜12月までを一年
として計画をたてるのが普通だと思います。ですので、プライベートも事業も両方お正月休みに考えて
行動される方は多いでしょう。


 その時に単純の1年のスケジュールを考えるように決めていないでしょうか?
もちろん、計画は最終的には具体的なものとし、毎日のスケジュールに落としこむべきものです。
しかし、あなたの夢は1年で叶えられるものでしょうか?

 皆さんには漠然と「将来はこういうふうになっていたいなぁ」という思いがあると思います。

そこです!!

その「将来はこういうふうになっていたいなぁ」という思いを達成するためには、

・その将来は何年後に達成したいか、
・そのためには、その中間点にはこれができていないといけない、
・なら、今年はこれを達成しないとだめだから、毎月こうしよう、
・じゃあ、一週間ではこういう行動をしよう

と、大きな「森」から「枝葉」を考えて行けば納得する計画が立てられると思います。
もちろん「森」の部分からわかりやすいように数字に置換えられるものは置換えて行きましょう。


計画は目標を達成するためには大事です。
が、将来にかけて大きな目標を作っていれば、イレギュラーな事が舞い込んだときに
それが今年の目標のためには全く意味がなくても、将来の布石になるのであればわざと
回り道をしても問題がないと考えられ、柔軟に行動できると思います。
最初に事業計画を建てるときも、借入には必要なくても10年ぐらいのスパンで考えて
最後に一年に落としこんでいくと、目先の返済に追われるのではなく、大きな目標のためには
こうしなければいけないという強い想いが生まれてきますよ!!


まだ年初です(といってダラダラしてはいけませんが・・・)
計画を立てていない人は計画を立て、計画を立てた人も一度見なおして、

ぜひともワクワクする計画で、年初からテンション上げていきましょう!!

もし、「よくやり方がわからないよ。」とか「ひとりではテンションが上がらない。」という
ことでしたら連絡を。一緒に考えて年初からテンション上げましょう!!
タダではないですよ。プロですから。
お茶奢ってくださいね(いいのかプロとして)。

2013/11/29

これから開業する、若しくは開業したばかりの人からよく聞くお言葉です。

ある意味正しいのですが、ある意味失敗する可能性も高い考えです。

 

  1. 副業で週末だけとか、空いている時間だけする。
  2. 借金をせずに開業する。
  3. 従業員を雇わずに家族だけでする。

[1]の場合は、規模がそもそも小さいのでもし何かで失敗しでも大きな事になることはなく(会計・財務的にです。)税理士を雇うコストを考えるとリスク回避費用としては高いと考えられます。

 

[2][3]の両方共に当てはまる開業をされるときは、開業時のリスクが少ないので事前に準備(開業本や税務署に相談等)しておけば、さほど大きな会計・財務的なリスクは発生せず、[1]と同じくリスク回避費用としては割高になります。

 

ただ、開業する時に永遠に副業であれば別に構わないと思いますが、いずれは大きくしていきたい、お金持ちになりたいという、希望や野望をもって開業されている方が大半だと思います。

 

その時に目先の費用に対して無駄が多いからという考えでは大きくなるとは難しいと思います。

税理士と付き合うということは、経営者として最低限知っていただきたいことを学べる機会でもあります。

自分がやっている事業が現在どうなっているのか、その判断には会計の知識は必須ですし事業されている方は、細かい簿記の知識が必須ではありませんが、現状どうなっているかという把握は常にしておかないといけません。

 

そこで当事務所では初年度にキャンペーンをすることで事業主様が税理士に対するハードルを

下げ、1年目に貪欲に

  • 事業の現状の把握
  • 経営者として最低限知っておくべきこと

を学んでいただきたいと考えております。

 

2年目以降で

 「もうだいたいわかったので、後は自分でやります。」

と言ってもらえると、嬉しいような悲しいような複雑な思いになりますが。

 

 

1年目限定きっちりパック


2021/01/18
仕事の関係上、セミナーを聞くことも、たまーに話すこともあります。

人のふり見て我がふり直せってわけではないのですが、
セミナーを開催する側になってから、特に相手に話し方が気になったりします。

その気なる点のいくつかを。

・理解していない読み方
大手のセミナーの場合、パワーポイントをすべて自分で作るってことはないのでしょう。
パワーポイントに振り回されている講演者の人がいます。
そうすると、中身を理解していないんだろうか?
と不信感が出てきますね。
あとは、レジュメの棒読みです。
ZOOMでのセミナーも増えましたが、画面共有していても読み手の状況を確認することは
可能だったりします。
そこで、相手が何かを見ながら話していたら・・・大丈夫なのかと思ったりします。

・専門用語を連呼する。
学会であればいいんでしょうけど。
相手のレベルであったり、業界であったりと。
来ている人を理解していないってのは、セミナーの集客としてもどうなのだろうと思います。

と、偉そうに書いてみましたが・・・・
自分を完全に棚に上げているとだけは言い訳させてくださいね(^^;

2020/12/28
当事務所、最終営業日でございます。

12月29日から1月5日まで、お休みさせていただきます。

毎年色々おこるもんですが、今年は全世界規模でした。
疫病にたいしてどうしていくのか、に対しては受け身にならざる得ない状況です。

事業に対しては、守りつつも、次の展開も考えていかないと
進めないのが大変なところです。

税理士として、一人の経営者として、やれることには限度がありますが、
お客様と共になんとか生き抜く所存でございます。

今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願い致します

2020/12/21
仕事だとほぼ最終週だと思います。

翌週はお休みのところが多いのではないでしょうか?
28・29はまだ出られてるかもしれませんね。

当事務所は、28日までです。
こうゆうときに思い切って休みとっとかないと、全然取れませんしね。
といっても

12月29日から1月05日まで

なんで、
毎年気がついたら終わっているといった感じですが。

今年のことは今年のうちにと、頑張れる週だとは思いますので
わすれないようにやり遂げないといけませんね。

あとは来年の準備。
あれしようか、これがしたいなーなんて考えることはとても楽しいですが、
その「したいことをできるスペース(時間)」を作る準備が大事ですね。

邪魔なもの(こと)は処分していく。
そうしないと、次へすすめませんので。

しかし、大掃除前にいらないものを捨てたんですけど、
だいたい奥の方に隠れてるので、捨てるゴミは山にようになってますが、
見た感じは変わらないのが残念なところです。

2020/12/07
仕事でも同じことなんですが、現状を変えるために

「新しいことをしなければいけない。」

という考えのもと、色々悩まれている人が多い認識をしています。
そりゃまぁ、現状から上昇させるためには、新たなことをしないと
(過去のことをちゃんと丁寧にするのも含めて)いけないわけですが。

その前に、

「今までやってたことから、いらないものを捨てる。」

をされている人は少なかったりします。
一日24時間、限られた時間のなかで、当然休む時間も必要です。
なにか捨てないとなにも入りません。

いろんなことが、ゴミ屋敷のようになってパンクする前に。

「いらんものを見つけて捨てる。」

こっから初めてはいかがでしょうか?


2020/11/30
前もって調べることはとても大事です。
知識があるかないかは、大きくその後に影響します。

しかし、正直一回経験したあとに調べるほうが、調べ方が全然違ってきます。

経験・思考・実行

先に経験するほうがストレスはありますが、
よくわからない状態で調べて、考え、わかった気になるより
よっぽど早いなーと。

週末の雨の中、初キャンプを経験させてもらって改めて思いました。
投資どころか、凍死しそうでしたけど(笑)


2020/11/16
仕事でもプライベートでもって感じです。

忙しくしている自分がすごい!
って勘違いしてなんとか生き抜いていきたい年末ですけど
いかがお過ごしでしょうか?

12月からが年末ってイメージが多いでしょうけど、
11月には12月の準備をするので、すでに年末イメージです。

忙しくなるから、先に予定を埋めたくない
そう感じることもあるかと思いますが、

「本当にやりたいこと。」

ならば、ぜひとも先に予定を埋めたほうが良いかと思います。
人間なんとかしますしね。

とはいえ、殆どは誰かに言われてなんとなくいこかなーってことも多い時期。
そういうのは、ばっさり断っても問題はないでしょう。

良くも悪くもない・・・そんな予定で埋める前に、やりたいことは埋めちゃいましょう。

今年は興味のうすい忘年会で予定がうまる・・・ってことはないでしょうけど。


2020/11/08
仕事をしていくと

・経験
・実績

が蓄積されていきます。
それが、個人・企業の力となって、さらに大きな仕事につながっていきます。
個人としても、企業としても良い成長につながっていきます。

それとは別に仕事していくと

・今となっては特に必要としていない費用
・顧客のサービスが、利益はないが自社の負担となっている業務
・そもそも必要のない業務

といったものも増えてきます。
日常しているものなので、なんとなく継続しているけど
今必要じゃない気がするもの。

ある意味仕方がない部分もあります。
やってみないとわからないこともありますし、始めた時は必要だったものもあります。

良いことは、確認した後更に自身・自社の強みに。
悪いことは、確認した後排除の方向に。

確認と更新を進めていく。
最近のアプリと同じく、常にアップデートしていきたいところです。

2020/10/26
毎月お会いしているとそういうこともないのですが、

たまにお会いする場合

・銀行の明細がインターネットサイトから見れない。
・銀行の記帳を久しぶりに行ったから、合算で印字されている。
・カードの明細がわからない。
・IDとパスワードが分からない。

なんてことがおこります。

銀行関係ですと、サイトで見れていても基本が通帳の場合、見れる期間が限られいてる場合があります。
楽天銀行のようなインターネット銀行だとそういうこともないのですが。
こういった場合は銀行に記帳に行くしかありません。

そして、記帳していない取引が多い場合、合算で記帳されてしまうこともあります。
こうなると、銀行に直接明細を依頼するしかありません。しかも手数料がかかります。

クレジットカードも最近明細は紙ではなくサイト閲覧を勧めています。
が、見れる期間を限定していカードも多いようです。
古い明細は別のページにある場合もありますので、まずは確認して下さい。

クレジットカードも過去の明細を出さないわけではありませんので、お願いすればもらうことが可能です。

IDとパスワード関係はやっかいです。
会社に連絡して自分の証明をするしかないですし。
登録したときと、住所等も変わっている場合もありますので。

なんにせよ。
紙かデータで保存する。
これが必須になります。


2020/10/19
ネットの定期的な購読など、カード払いが増えてきました。
そしてしばらくすると、

・カードの変更時に、どこに連絡すればいいかわからない。
・そもそも何に使われているかわからない。

なんてこともあるかと思います。

そのまま何年も放置している人を知ってたりもしますが、
無駄にお金を引かれてるのも問題です。

ただカード明細を見れば、大まかに名前はわかることが多いので
たらい回しされはしますが、ネットで調べて番号調べさえすれば、

・契約者の名前
・カード番号

等からでも解約は可能だそうです。

なんにせよ、ネット上で定期に支払うものを購入した場合は
・支払先
・ID
・パスワード
はメモらないといけませんね。

それでも合併等で名前がコロコロ変わったりするんですけど。


2020/09/23
職業的なものなのか、
一般的なものなのか、

相手のしていることには基本興味がありますし、
話の流れで聞けそうなら聞いちゃいます。


が、意外としていない人が多いようです。

相手のどこまで踏み込むか、距離感というのは大事だと思います。
ただ、お客さんになってもらうならもう一歩踏み込む必要がある。
そんな場面も多いかと思います。

嫌がられるかもと踏み込まなければ、何も進みませんしね。

嫌いなものには近づきもしませんが、
・ただ距離感をはかっている。
・嫌いだから近づかない。
というのも、相手からしたらその差はわからないかもしれませんね。

極論
距離感をはかっている=嫌われているかも。
となったら、もう顧客になるどころか何も見込めない。

ソーシャルディスタンスといえども、心の距離感は少し密度を上げたいところです。


2020/09/07
仕事でも、普段のものでも提案は相手に認めてもらいたいところです。
(無理じぃさせるものでもないですけど)

提案は通るもの。

という考えをしている人が多いのではないかと思います。
なので、通らなければ凹みますし、人のせいにしたくもなります。

しかし、実際は

提案は通すもの。

だと言われています。

1)提案する人間の理解が足りている。
2)相手へのアプローチが正しい。
3)相手に必要なものを提供している。

すべてが揃って初めて通してもらえるものです。
逆に言えば、そもそも提案はなかなか通らないものとも言えます。

通らない時に、何が足りないかを確認して確実に進めていく。
そういった考え方が大事ですね。




2020/08/03
会計事務所では、入力を領収書等から取り込んで自動入力させる。
こんな話が進んでいるのに、その2歩程手前なお話。

ちなみに会計的には

ルールとして
領収書等をデータで保存することは可能
データ化するときのタイムスタンプが必要
(各会社が一枚なんぼかでされてたりします)
タイムリーなデータ保存が必要⇒一年分まとめてするとか無理。

一部需要として
取り込み=タイムリーで現状が知りたい

そんな需要があれば、1番目と2番目がタッグを組んで
いい感じに進んだりします。

会社さんそれぞれですが、少人数では
「タイムリーでは知りたいけど、タイムリーにデータを保存するのが面倒」
というお話がわりかし多いです。

さて、最初のお話。
会計や資格の関係上紙で保存が必要なものはさておき
意外と紙の書類がかさばっているものです。

うちでも
「仕事的には終わっているけど、聞かれるかもしれないので捨てにくいもの」
なんてものがわらわらと溜まってくるわけです。

そういったものを全部スキャンして保存しておくと
・紙の量が減ってすっきりする。
・きちんと保存していれば、確認したいときに楽(外出先でも見ることが可能)

なので、うちでは何でもかんでもスキャンしていたりします。
しかし実際に使うときには再び印刷していたりもしますので。

・紙の使用量が減る

ってことはあんまし期待できなかったりもします。
実際紙の消費量も減ってなさそうですし。

・事務所が手狭で大きなところに引っ越す前に、資料のスペースを減らすために
 してみる。
・テレワーク時に資料を会社に見に行かなくて良い。

なんて使い方もできるかもしれませんよ。


2020/07/13
決して、事務所を閉鎖するわけではないのですが。


親族がなくなる前に会うことができないというのは、
仕方ない部分があります。

急に亡くなられることもありますので。

しかし、本当の最後の挨拶
「お葬式」
に参加しないのは少しさみしい気もします。

お葬式自体は好きなものではありませんが、
区切りにはいいものだと思っています。

ここからは、税理士視点ですが。
お葬式は、相続人が一同に集まるいい機会とも取れます。
普段なかなか会えないですし。

このときに、ざっくばらんにお金の話ができる親族なら・・・
もめないんでしょうね。
遠い親族のお葬式に参加していると、そんなイメージです。

最後の挨拶。
みなさんはちゃんとされていますか?

2020/07/06
いまさら感もありますけどね。
いろんな人が情報を上げてられるので。

が、現時点で申請方法はまだ決まってなかったりするんですが。


経済産業省HP


対象になる人は、もれなくもらっておきましょうってものですね。

基本、当事務所では補助金等の対応はしてないんですけど、
持続化給付金と家賃支援給付金は対象になっているかの確認はしてます。

王道の
・テナントを借りて商売している
といったものだとわかりやすいのですが、

・自宅兼事務所
・支払が他の支払いと混ざっている
・代表が会社に貸している

など、確認したいパターンはまだまだあったりしますね。
正直、賃貸借契約書がないとこもあるんで。

もう少し様子見です。

2020/06/01
情報を開示する手段として、一番最初にホームページが使われることが増えています。
緊急事態となると、特にこの傾向が強くなってきます。

コロナ関係の対策の開示として最初に出てきたのはおそらく2月の下旬か3月ぐらいだったと思います。
ホームページにアップされていた資料を印刷したものではなく、製本された媒体や書類として
見たのはおそらく5月の中旬以降だったと思います。
期間にして1ヶ月から2ヶ月の差です。

この差は大きい。
今回のコロナについては、日本全体の話ですし、情報源も多ったので情報を手に入れやすかったと思います。
(正直、助成金関係は詳しくない私も散々見ましたし)

しかし、インターネット上で手続きまで完結させるような仕組みが一般的にでてきている状況です。
・知りたい情報を検索する
・PDFを含めた情報を確認する
ぐらいはできないと厳しいかと思います。

手続きは、できなければ誰かに頼んでもいいわけですが、情報は受け身だと不足する可能性もありますので、
情報を取りに行って、周りの詳しい人に確認する。
まずは、ここまでできるようにはなりたいものです。



2020/04/06
なかなか外出しにくい世の中になってきましたが、
みなさまどのような状況でしょうか?

仕事だとなかなか会わないわけにはいかない。

という考えから

web上で進めることが可能だから会わずに済ますようする。

と変わってきているようです。
職業的に無理なものもあるでしょうが、会う回数を減らすことも可能でしょう。

このように大きく変化した要因はコロナですので、
コロナに対する対応(薬等)ができてくればこの騒動も終わると思います。

終わったときに、改めて

・会わずに済ます仕事
・敢えて会うことで価値を上げる仕事
とに
二分化されることになるでしょう。

会わずにすむのが効率的であるということは、以前の価格体系とは変わってくるかもしれません。

売る側としては
会わなくても価値を下げられないよう、
敢えて会うなら価値を上げられるよう、
考えないといけない。

こんなことを、改めて考える機会してみても良いかもしれません。

2020/03/30
期待の新人君が入社してくれて数日・・・

しっかりとした組織体ではないので結構自由な感じなのですが

・服装が私服(ではないのかもしれないけど)
・連絡のやり取りが友達風

と、常識というより、多分前職での指導がない。
ということがありました。
これを

「社会人の常識をしらんのか!」

と言ったところで意味がないかと思って、少しずつ直してもらう方向ではいます。
(本音は自分の常識にも自信がない(笑))

仕事をさせてみても、初めからから知らない本業については
お互いの認識の差は無いので教えていくのですが、

例えば郵便の出し方になると普段の生活で出すことが殆どないのか、
そこ間違える?って部分を間違ったりします。

本人のレベルとこちらが思っていたレベルに開きがあるということ
なのでしょう。

ま、一から教えていけばいいんですが。

上の話は従業員の話ですが、これと似たようなことはお客さんとのやり取りにもあると思います。
こちらが仕事でしていることはプロですが、
お客さんはそれに期待している素人だからです。

その差を理解していないと・・・コミュニケーションはとれないなぁ
と改めて感じている最近のお話でした。

みなさまもご注意を。

2020/03/23
実際は出かけるときは持っていたわけなのですが。

スマホの画面を見ない一日を過ごしてみました。

まぁ、電話も取らない予定だったのですが
鳴らなかったので、実際鳴ったら取ってたかもしれません。

やり方は、
・手が届かないところに置く
・バイブ機能はそのままに、ただし動いても気づかないようにする。
 (最近のiPhoneはバイブ機能弱めな気がします)
・出かけるときは、かばんに入れて触らないようにする。
こんなぐらいです。

本当はシンプルに電源切って放置で良かったのですけど、
なんとなく思いきれなかったので(^^;

効果 その1 体の負担が減る。

最近仕事でのパソコン使用も相まって目がすごく疲れます。
一日で素晴らしい改善がしたわけでもないですが、なんとなく目が楽です。
首のこりも減った気がします。

効果 その2 時間に余裕ができる。

本当は目の負担を減らすのが目的だったので、テレビも見なかったのですが
(普段もほとんど見てませんが)休日にしたのも相まって時間に余裕ができました。
普段暇つぶしにスマホイジっているので、
・じっくり物事を考える
・読書する(目の負担は・・・とも思ったのですが、ヒマになったしまったので)
なんてことができたのは大きかったです。

効果 その3 自分のスマホ依存に驚く

効果でもなんでも無いですけど。
隙間時間ができたときだけ、見てると思ってたのですが、仕事や読書をしてても
ふいに見ている現状でしたので、いかに依存しているかがよくわかりました。

効果 その3はともかくとして、1、2は良い効果だったのともいます。
仕事でスマホが必須な人もいるので、ぜひともとは言いませんけど、
一般的な仕事をしてる人にはいいことなのかなーとは思います。

一度、楽しむ程度にしてみてはいかかですか?(^^



2020/01/20
人は、得するチャンスを逃すより、損することのほうがストレスとのこと。
今までやってきた時間、投資してきた金額。
その損失が確定することはとっても怖い。

といったところです。
人なんで、論理的な行動なんてなかなかできないものですし。

未来を考えて動くより、過去に縛られて動けない。
こういった事は多いかと思います。

ところで、断捨離って未だに流行ってますよね。

いらないものを捨てるのも、
「スペースが広がってすっきり」
より
「お金はらって買ったもの(使えるものを)を捨てる」
ほうがストレスがたまるので、行動できない。
これも一種の損切りだと思うんですよ。

しかし、断捨離の場合、本に従っていくと行動にうつせたりするものです。
(個人的には、ちゃんと読んだことないんですけど)

もし年末の大掃除なんかで、きっちり断捨離できているのなら
いろいろな損切りも・・・できるんしゃないのかなーと
切り替えて見ても良いのかもしれませんね。



2020/01/06
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

という年始の挨拶が日本の殆どの場所で交換されてそうな日ですね。
家族・親族・近所ではすでに終わっている行為ですが、
仕事の年始めは今日から、という会社が多いかと思います。

こういったときに何を作るかといえば、
「今年の目標」
ではないでしょうか?

会社の目標は、決算時期が12月とは限りませんので色々な時期に作られますが、
特に日本人であれば、1月になると新たな年という気分になります。

きっちりしている人であれば、一つの目標を完成させたときに新たな目標をつくっていく
そんな流れになっているのでしょうけど、人間目標を作ったものの
・忘れてて、達成してなかった。
・覚えてはいたけど、気がついたら今年が終わっていた。
・そもそも何を目標にしたか覚えてない。
など、なかなか達成していなかったのではないでしょうか?

なぜ達成していないか。一番は達成のための行動をしていないという事実だと思います。
例えば、今年は10キロ減量!
という目標をたてていても、
・具体的に実行できるプランと実行
・毎月の目標体重の設定
・進捗状況
を立てて管理しておかないと、達成できずに終わる・・・流れになります。

せっかく正月にワクワクしながら目標を決めたのであれば、
・具体的な行動計画と、締日の設定

を決めてみてはどうでしょうか?
その時点で嫌になったら・・・別にやめてもいいかと思いますけど。
嫌になった計画なんて、多分達成しませんしね。

そうなると・・・いかにワクワクする目標を作るかが一番大事かもしれませんね。


2019/12/09
というわけで、移転しました。

場所はHPに書いておきますので、またご覧になってください。
さして動いていませんけど。

今年は遊びに来ないでくださいね。
まだてんやわんやしておりますので(ダンボールだらけです)

多分、来年からはきれいになっておりますので
そのときにでも、お寄りくださいませ。

12月から移転したのに何故今頃書いたか、
それは・・・・・


税理士会に書類提出したの今日だから(^^;
移転関係の書類多すぎなんですよねぇ。

皆様も移転されるときは、ちゃんと準備しないとうちみたいに
なりますのでご注意を。

2019/11/05
会社員時代は年末調整といえば、
「書類を出したら、お金が返ってくる」
という感覚でした。

普段の給与では計算していいない、生命保険や住宅取得に関する所得控除・税額控除を会社に計算してもらって、
その結果税金が返ってくる(調整する)といったものです。

タイトルには考える。とつけましたが、年末調整制度について考えるのではなく、
ここで保険について改めて考えてみてはどうでしょうか?

年間の保険料を俯瞰することがないですけど、年末調整では年間の金額を記載するので、

「年間で見ると結構お金払ってるなぁ」

ことが分かるかと思います。
保険は大事なものです。しかし、保険とは

「何かあってお金が必要になったときに、支援してもらう。」

ものです。
支援してもらうものがお金ですので、支払った金額に見合ったものが必要ですし、不要な支援ははずす必要があります。
一度かけたら変更することがなかなかないものですので、年に1回確認してみるのもいいのではないでしょうか?


2019/10/29
年末調整の時期になってきました!
だいぶはやいかもしれませんが。

当事務所では10月から書類を配っていますので。
(私が、渡しそびれる&貰いそびれるのでどんどん前倒しになってます(^^;)

書類の記載ミス等は誰かに依頼されていたらフォローがあるかと思いますが、
毎年同じ事をしているのに、毎回なくすもの。
それが・・・

「控除証明書!」

生命保険・地震保険等・・・まぁいくつかあるわけですが、
当事務所は
「わからないものは全部持ってきて」スタイルなので、
全然関係のない保険の案内等の固まりから、必要なものをもらってます。

なんでそんな面倒なことをするか・・・
それは

「捨てられるから」

保険会社からくるものは、見ずにゴミ箱へ。
という人が結構おられますので。

10月の頭にくるものもありますので、すでに手遅れかもしれませんが
捨てないようにお願いいたします。
保険会社に再請求することもできますけどね。


2019/10/07
仕事をしていると

・人に伝える。

ということが多いと思います。
たとえ一人で働いていても、外部の人と連絡を取り合わないということはないかと思います。
(極稀にあるんでしょうけど。)

これが簡単には伝わらない。

・相手のレベル
・相手の状況

に応じて伝えているはずでもなかなか伝わらない。

人間なんで

という部分と、

自分の真剣さと相手の真剣さは同じではない

といったこともあるのでしょう。

どうすればいいか・・・繰り返し伝えるしかないです。
言葉を変えつつくりかえす。
一回で諦めてると・・・何も伝わりませんよ。

そもそも生きてきた環境が違うので理解してもらうのも難しいものでしょうし。
(業界間の隔たりはなかなか大きいですよねぇ)


2019/09/24
2019年10月から2020年6月まで行われる制度です。

単純に言えば
1)キャッシュレス決済をすれば
2)5%(または2%)還元

という話なんですけど、
まず
1)全てではなく対象店舗が限られている。
という点、
キャッシュレスポイント対象店舗にはあるマークが貼ってあり、
その対象店舗で代金を払う必要がある。
ということです。

クレジットカード・電子マネー等の事業者にお店が申請していれば
対象になるとのこと。
実際クレジットカードが使えるお店でどれだけやってるんでしょうか?

2)店によって対象カード(及び電子決済手段)が違う。
多分対象店舗であれば、店で使える決済手段全てを対象にはしてると思いますが、
そのマークのポスターの下に対象となる決済手段が記載してあるので、
自分が使おうとしている決済手段が、ちゃんとポイント還元の対象となっているか
確認する必要があります。

他にも、還元方法が手段によってまちまちだったりとなかなか理解するのが大変ですね。

2019/09/09
漢字で書くと何を対策してくれるかがよくわからない補助金ですが、

売る商品に消費税8%と10%が混ざっている事業の人
主に、食品を扱っている業種になるんでしょうけど、

システム変更するのに消費税10%だけの人よりお金がかかると思われるので、
それに対する補助金ってことのようで。

具体的には。受発注システムや請求書システム、店とかで一番わかりやすいレジなんかが対象になります。
レジは消費税10%のひとも新しくしそうな気がしますが、あくまで8%と10%混ざる人だけ。

9月末までに、購入・設置して初めて申請ができるって話だったのですが、
予算が余ってるらしく、契約を9月末にすれば申請できるような話に変わってきてます。
ギリギリで注文しても、レジなんてそんな在庫持ってないでしょうしね。
システムに至ってはそんなに簡単には導入できませんし。

対象になりそうなら、まだ間に合いそうなので、急いで業者の人に聞いてみてください。
この手のことは売ってる業者さんが一番くわしいですね。


2019/08/26
人間中身が大事!

とは言うものの、中身を理解してもらうまでには時間がかかるもの。
特に第一印象が悪かった場合は、理解してもらえない・・・なんてこともあります。

営業の場合は、第一印象が悪かったら話にならないですよね。
中身を説明するチャンスもありませんし。

ではイケメンである必要があるのか?
というと、そういうわけでもありません。
(イケメンのほうが良いとは思いますが(笑))

相手に良い印象を持ってもらう外見というのは実際に存在してますし、
それは相手によってまちまちだと思います。

見た目と話し方で印象の殆どが決まってしまうという話もあります。

自分が普段仕事でしている姿は・・・自分の理想とするお客さんに喜ばれる姿でしょうか?
周りと同じ姿では・・・周りと同じレベルってことかもしれませんね。


2019/08/19
なにか新しいことをしたいなぁ。
とか
なにか変わったことをしたいなぁ
とか思うのが人間なんでしょうか?(飽き性?)
人のことは言えませんけど。

事業は
「今までしてきたことを、全く同じようにし続けると衰退する。」
というのが基本です。

例外もあるのでしょうけど、伝統を重んじる仕事であっても
100年前と比較すると大きく変わっていたりします。
(第三者が見て気づくかは別ですが)

で、他のことをしたいわけですけど、
全く違うことをすると・・・大体は失敗する。

今まで自分の積み上げてきたものを、全く違うことを始めると
積み上げが足りないので、ミスが起こるわけです。

今の仕事と同じレベルでせずに、小さい積み重ねから始めるとミスはないですが
仕事になるまでに時間がかかります。

ツワモノは、その差に大きさに気づいて、努力や、知力や、経済力なんかで補うわけですが。

ツワモノでない人はどうすればいいのか・・・
それは、今まで積み上げてきたものの上にのりそうなもので、新しいことを探す。

今まで仕事で積み上げてきたもの以外に、人間的に積み上げてきたもの、なんてものもありますので。

そのためにも自分の棚卸しってのが必要になってくるのですけど。

2019/07/16

何かを成し遂げたいときに、手段というのは無限とはいいませんが

いくつもの道があります。

それは、

1) 簡単に達成できるもの

2) 紆余曲折するが、経験値が高く得られるもの

3) 達成度が高い(売上であれば、目標よりはるかに高い成績がでるなど)

と結果として判断する道もありますが、

 

1) 自分が行動しやすい手段

2) 自分が行動しにくい手段

3) 自分が現状思いついていない手段

と手段から見ることもできます。

 

いろいろな手段があって、色々できることはいいことだとは思いますが、

周りとやり方が違っても、自分がするのであればベストである方法が一番だと思います。

 

会社であれば、社内ルールからはみ出るのはどうかと思いますけど。


2019/06/03
けっして、恋愛の仕方って話ではありません。

売りたい相手には既に気に入った人がいるからもう売れない。
なんて思い込みをしている人が多いようです。

特に士業というかサービス業にはそんなイメージが特に多いですね。

しかし、想い人が今付き合っている人を本当に気に入ってるかなんて、
そんなの本人以外誰もわからないですよね?

売り手にはいろいろな特徴があって、値段とかその仕事の価値とかわかりやすい
(物のレベルはわかりやすいですが、仕事はわかりにくいこともありますね)
もののほかに、仕事の対する向かい方とか、単純に相性というものもあります。

相手が本当に求めているものはなにか。
それを理解するところかは始めることにはなりますけど。

あとは、押していくのか、引き気味でアプローチするのか。
それは、想い人とあなたのタイプ次第ではないでしょうか。

恋愛なら、三角関係になるとドロドロしそうですが、
仕事は略奪しても誰も(ライバル以外)文句はいわれないですし、やり放題ですね(笑)


2018/12/25
ザ・年末です。

私生活も、仕事も、ついでにお家も、大掃除・整理整頓の最終期限です。

家の掃除については、マメな方は、12月に入ってから少しずつされていて、
年末には終わっている人もおられるそうで。

我が家は、無効地帯と化してますが(笑)

仕事についてはそういうわけにはいきません。

・在庫を数える準備

整理整頓はもちろん、要らないものは処分することで今期の費用とすることもできます。
整理整頓していれば、数を数えるのも簡単ですしね。

・売上もれ

バタバタしていて、つい請求を忘れていた。
来年になったら「そんな前の請求されても困る」
なんて言い訳を先方に与えることになります。

・費用

無駄に買うことは厳禁ですが、必要なものがあるならことに購入することも検討を。
購入物の種類や金額にもよりますが、費用とできるものならば、節税とも言えます。

他にも、今年にお世話になった人の挨拶なども大事かと思います。
今年のことは、今年のうちに。


2018/12/03
不動産価額が上がってきています。

日本の人口減を考えると、そのうち下がりそうなものですが、
相場の専門家ではありませんので、知りたい方は詳しいプロに聞いてもらうとして。

今は、あえて新築を買うのではなく、中古住宅若しくはマンションを購入して
その後に、自分らしいリノベーションを施すことも一般的になりつつあるようです。

注文住宅ならともかく、一般の建売では自由度は少ないでしょうし、
マンションに至っては、自由度はほぼ無いかもしれません。
それであれば、中古物件を購入してリノベーションするもの・・・といった流れなのでしょう。

トータルコストも下るらしいですし。

と、一緒に考えられるのは住宅借入金等特別控除です。
借入金残高に応じて、所得税・住民税を減額することができる制度です。

安易に適用できると考えられているようですが、たまに適用対象外な住宅を
購入されている人もおられるので一応注意点を。
全てではありません、あくまでありがちな例です。

・狭い。
 50平米メートル以上が対象です。
 建売で対象外になることは殆どないのですが、
 個人用にマンションを購入される場合に、たまに対象外になります。
 購入時にチラシ等に書かれている平米が50㎡である場合、登記簿上ではそれを下回ることがあるからです。
 (測定基準のちがい)
 個人でお住まいで、マンションを購入される場合、登記簿上の広さも確認しておいてくださいね。

・古い
 住宅借入金等特別控除の対象には築年数の制限があります。
 通常で20年、マンションのような建物は25年です。
 それより古いものは対象になりません。
 よくある古民家はだいたい対象外になります。
 (増改築の借入については、別の控除がありますが)

住宅購入は、人生で一番高い買い物だと思います。
(なにげに払ってる生命保険もそれについで高いのですが)
めんどくさがらずに、慎重に購入してくださいね。


2018/10/29
初回相談で

必要な情報を中途半端に出す。

といった状況があります。

・相手自身が知らない
・恥ずかしくて言わない
・言わなくてもいいという思い込み

といった状況だとは思います。
こちらもすべてが把握できるわけでもなく、
気づいた点は確認するのですが、コミュニケーション不足は否めません。

相談に来られているので、
もらった情報でお話するのですが・・・・

欠けた情報によっては、相談というか害になる可能性もあります。
次に打てる手というのは、時間が経てば減っていくことが多いので。
下手な手をうつと悪化することもあります。

知っているのであれば、必要であるかは別として話し切る。
必要かどうかはこちら側が判断します。
何を言われても、口外しないのがプロとしての最低限の条件ですので。
(うちの事務所だけではないですよ)

中途半端が、一番お互いにとって損になります。

2018/09/03
・約束を守る
・期日を守る

当たり前のようで、意外とおざなりになっているので注意です。

「俺は、そんなことしていない。」

と、言い切れる人は・・・少ないとは思います。
色々イレギュラーは起こりえますし、人間ですので。

それでも、少し待ってもらったり、
謝ったりで人間関係は出来ていくかと思います。

こちらが気づいていれば。


こちらが、約束・期日を守っておらず、しかも気づいていないこと。
こういったことがたまにあります。
その一つに

「業界だけで通用するあるある」

というものがあります。
この業界では当たり前でも、一般的には当たり前ではない。
ですので、こちら側としては、
 ・約束(そもそもしていない)
 ・期日(一般的に言われている期日は守らなくても支障がない=業界では守られていない)
といった状況で行っている行為が、

顧客側から見たら
 ・普通はこのレベルまでしてもらっているもの(思い込み)がされていない
 ・期日が守られていない。若しくは、思っていた期間よりはるかに遅い(期待した期日が守られていない)
という事がちらほら見当たります。

業界で長く働いていると説明を省きがちですが、顧客は初体験なことも多いものです。
説明って大事ですね。


2018/08/27
目標年商100億円!

なんてしてみると、とってもいい感じに聞こえます。

しかし、根拠のない目標というのはなかなか実行しないもの

「なんで100億円やねん」
「その金どーすんねん」

従業員さんに至っては
「で、俺らになんの意味があるねん」

となりがちではないでしょうか?
違うのかな? 私は常にそう思ってるひねくれた従業員でしたけど(笑)

しかし、それが
「やりたいことをするためには、3億の資金が必要」
「5年後に3億貯めるには、年間にこれぐらいの売上が必要」
「従業員に毎年昇給して、最後に退職金を渡すには逆算すると年100億円ないと、
 今の新人が引退するまでに十分な給与を払えない」
とか行った理由があるのなら、目標に向かいやすいのではないでしょうか?

それが個人的な
「老後の資金」
でも同じかと思います。

漠然と貯めるより、
「老後 毎年旅行に行きたい」
「小さなマンションに引っ越したい」
から計算された金額を貯めるほうが現実味があります。

漠然とした目標より、根拠のある目標。
根拠がある目標なら、そこに向かうための計画もはっきりとできますので。

税理士はそのためのお手伝いもしています。
お気軽にご連絡を。

あ、後半の老後の資金はFP(ファイナンシャルプランナー)さんが専門ですね。



2018/07/17
お金はあればあるほど、いいものですが、
自分に必要なお金がいくらかご存知ですか?

・生活費として1ヶ月に必要となるお金
・事業として1ヶ月に必要となるお金

1年位の平均をとってみたときに、生活費+事業資金分の資金を稼ぐ収入がなかった場合、
すぐにでも、

・収入の獲得
・固定費の削減

が急務になります。

もし、収入が上回っているなら、次に
何ヶ月分の生活費+事業資金が手元にあるのか。

の確認をしてみましょう。
生活費であれば半年から1年、事業資金であれば3ヶ月から6ヶ月あればよいかと思います。

お金を管理している人間として当たり前の事を書いているのですが、
生活費・事業資金に幾ら必要なのか。
そこも考えていない人が大半だったりします。

お金の話は、まずは現状把握からです。
面倒そうですが、やり始めるとすぐに終わりますよ。
ぜひ、この機会に。


2018/05/28
1つの商品が12万円のものがあったとします。

普通に払えば12万円
1年間の分割払いで、月に1万円
1日たったの333円

なんか安く感じません?
でも同じです。
ひょっとしたら、分割払いすることで少し高くなっているときもあります。
しかし、
「1日500円」
なんていうと、手が届きそうな感じに見えるので不思議です。

支払う立場のときには、分割払いの魔術にはまらないように。

売る立場のときには、お買い得感を出すのには便利な表現です。
ただし、実際に分割して、資金繰りに苦しまないように注意してくださいね。

2018/05/01
パソコンは突然壊れるものです。
そして、その時にすぐに復旧できないものです。

という事を、ほとんどの人は認識しながらも、完全な準備なんて出来ていないのです。

ということをまさに再確認しながら、作業してました。
(私のではないですけど)

・慣れない作業に時間を取られる(直せただけまし)
・余計な出費がかかる(正しい部品を購入するには知識が必要)

これを自分でする。
こんなに無駄なコストは無いかと思います。
(個人的な趣味で直してましたが)

実際に、専門店に依頼すると5万程度の作業のようです。
日数は、来てすぐに対応してくれる業者さんから、郵送で一週間ぐらいかかる業者さんまで色々みたいです。

経営者のあなたならどうされますか?
経営者の時給は、パソコン修理に使うほど安くはないと思いますよ。

なんてことを考えて、なんとか無駄に買ってしまった部品の元を取ろうと考えてました(^^
あと一つ考えたことは・・・メルマガにでも書きますね。
(書くネタが豊富な人って羨ましいです)

ちなみに・・・メルマガの登録はここからできたりしますので
よければ(^^


2018/03/19
毎年、恒例のように3月15日ギリギリでしか申告が出来なかったそんなあなた!

来年こそは、そんな面倒な事はやめてさっさと終わらせよう!

といいつつも、毎年同じことになってしまうのが人間ってもので。
せめて、その時にできるだけ楽にはできるようにしておきたい。

会計ソフトに入力している人は、定期的に入力する。
白色申告や、青色でも10万円控除で提出している人は集計を定期的にする。

それもしたくないのであれば・・・・

領収書の束をできれば月ごとに
見やすいようにまとめておくというのはどうでしょう?
何かに貼ってもいいし、まとめてホチキスやクリップで止めておくのもいいかも知れません。

一番面倒なのは裏返っていたり、上下が逆さまな領収書の向きを揃える行為。
「それってすぐにできるし、別に今しなくても・・・」
そう思いがちですが、一年分放置されて山積みになっている・・・
そんな状態を見た時にすぐ行動できるものでしょうか?

一番は
「誰かに見せないと行けない期日がある」
という条件が一番ちゃんとできるんですけどね。
税理士に依頼するとか(笑)

まぁ・・・山積みの領収書の処理を笑顔でしてくれる税理士さんは少ないですけどね(^^;



2018/02/19
まさに確定申告のシーズンです。

確定申告書に必要なものの1つとして
「マイナンバー」
があげられています。
記載する場所があったり、添付書類を貼る用紙に本人確認書類を貼るスペースができたりと
28年から・・・だったと思いますが、対応する必要が出てきています。

しかし、このマイナンバー。
思っている以上に、持ってない人が多い。

税理士としての立場もあり、お客様全員のマイナンバーを確保する必要があります。
(申告する人のお子さんのまで必要だったりすので面倒なのですが)

ですので、年末調整のときにも言っているのですが、
マイナンバーがわからない人については

「住民票を個人番号記載ありでもらってきてください。」

とお願いしています。
住民票には記載欄があるのですが、記載希望にチェックしないと印刷してもらえませんので。

そこまでしても、いまのとこ
「住宅取得控除を受ける場合に住民票がいらなくなった」
ぐらいしか便利になってないような気もするんですが・・・
(他のジャンルで色々便利になってるかもしれませんけどね)



2018/01/09
新年あけまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

なのに、いきなり簿記のお話。

大学で入門簿記を教えてたりもします。
誰もが必要な知識なのか?

「会計を知るならまずは簿記ですよね?」

この質問、
学生であれば、どういう流れで財務諸表(貸借対照表とか損益計算書ですね)
を作られているかを知るというのは、大事だと思います。
学生時代の特権ですね。学問を積上げて学んでいける時間があるので。

しかし、
社会人であれば、経理業務をしたい人でない限り、必要か?といえば

「特に」

というレベルだと思います。
それより、財務諸表を見て、会社がどうなっているかを理解する。
そちらのほうが重要ではないでしょうか?
簿記を知らなくても、十分理解できますので。
事業をされていなくても、あらゆる判断に有用な知識だと思います。

学生であれば、会計の枝葉である「簿記」から親しんで積上げていく。
社会人であれは、会計全体(森)である「財務諸表」から理解していく。

それだけ社会人に残されている時間って少ないものだと思っています。
他に使いたいじゃないですか 時間は(^^)

2017/12/25
年末調整の季節になりました。

「おお! 税金が結構返ってきた!!」

と、喜んでいる人もおられるかと思います。

さて、その時に

「源泉徴収票」

というものももらったかと思います。
去年からハガキサイズからA5サイズになった紙なんですけど。
これって、今年の給与の総額とかが載っているわけですが、意外と雑に扱っていることが多いです。
しかし、これは年に1回しかもらえませんのでちゃんと保存しましょう。
何故か?

1)確定申告に必要
ふるさと納税もある程度は確定申告しなくても良くなりましたが、
確定申告する必要もあります。
他に所得がある人は必ず必要になりますので注意してくださいね。

2)所得証明になる。
家をかうときには所得を必ず確認されます。
家を賃貸するときも、たまに確認されることもあります。
ってな感じで、意外と使いことも多いのです。

毎年もらうものです。
決まったファイルに毎年保存しておくのが一番良いと思いますよ。



2017/11/27
「私は社会の貢献の為にがんばっている」

この言葉には、文字通り

・社会のために行動している。

という意味があると思います。
まさにパーフェクト! 問題なんてなんもなし。

と、いいたいところなのですが。
この「社会のため」って言葉を使う人の特徴として、

・自分の身を削ってででも、社会に貢献している。

といったことがある場合があります(当然、すべての人ではないですが)
事業として言えば

1)お客様の為に値下げをする。(若しくは値上げをしない)
2)なんとしても、早急にお届けする。
3)相手には早急に支払いをしないといけない。(入金は遅くても何も言わない)
4)言われた事は全てこなす。

なんてことをしてしまいがちです。
お客様の立場で「ダメ元」で言っていることも多いです。
全てこなしても、経営上大丈夫な「価格」と「体制」であれば問題ありません。
全てのサービスがよいので、その価格という設定ができているわけですから。

しかし、もし「価格」と「体制」の片方でも欠けていた場合・・・
これは会社として「負荷」が増えてしまいます。
短期間であれば乗り越えますが、これが日常化すれば・・・・
事業が頓挫するのは目に見えますね。
これって最大の「社会への迷惑」だと思うんですよ。

社会貢献も大事です。
でもその前に、「自分と近くの人々への貢献」ってのが必要かと思います。


2017/11/13
意味なく飲みに行くことや、使わないものを購入して浪費してしまう。
これが一番のコストだ!!

という考えは間違いではありません。

確かに、浪費と言われるものはやめたほうが良いでしょう。
たまーに、この浪費から何かが生まれることもあるのですが。

スマホをいじっている時間とかゲームしている時間だ!
時間の無駄こそコストだ!!

この考えも間違いではありません。
少しの時間と思っていても、気がついたら、何時間も触っている
そんなこともありますしね。

気がついたら、首がおかしく・・・
という健康の被害も出てくるかもしれませんし。

今回はちょっと違う話。
相手の約束をちゃんと守っていますか?
そして相手へ返事をちゃんとしていますか?
既読スルーをするな!
って言ってるわけではありません。
が、仕事の場合、それは相手を待たせているわけです。
相手のコストを勝手に増やしているともいえます。
無理して対応することが必要かはないようによりますけど。
今できないなら、いつまでならできる等の返事をするだけで
相手は時間の組み直しができるのですから。

「それは俺のコストに関係ないし知らん。」

と思われるかもしれません。
が、確実にあなたの信用は失われます。
信用を失うというコスト(費用ではなく損失ですが)
それは、戻すことが最も困難なコストとも言えます。


2017/09/19
近所に新しく飲食店がオープンしました。

8月下旬オープンというチラシは前もって配られていましたが、
工事が遅れているみたいで、日曜まで工事されていました。

さて、プレオープンが2・3日あって(夜のみでしたが)いざ、9/1オープンです。

ランチを食べに行ったのですが、
入った途端、不穏な空気です。

・従業員の連携が悪い
・料理がこない
・きた料理がちゃんとできていない
・料理が間違っている
・バイトさんのレベルが明らかに低い

そんな対応に、お客様の機嫌もあきらかに悪い。

最近、なかなかに見られないレベルのスタートです。
一週間後には夜だけの営業になっていました。
恐らく、ランチのバイトさんでは回せないという判断なのでしょう。
今、レベルがどこまで上がっているかはわかりませんが。

ただ、ランチを一度でも食べに来たお客さんは二度とくることはないでしょう。

何店舗目の店舗のようですが、あきらかに準備不足です。

準備万端で物事ができるってことは殆どありません。
何かしらの準備不足からスタートすると思います。
その場合に、スタートして問題のないレベルにまで持っていく必要があります。

上記の例では
・プレオープンの期間を伸ばす
・ランチの営業はしばらくしない(最終判断はこれのようです)
・2階の席は使わない
・ランチのメニューはもっと限定する(売りが餃子なのでそれだけにしてもいいかと思いました)

100%の事ができないのであれば、今できることで100%近くに見せる。
そういう考えも必要ではないでしょうか。

家の近所に定食屋がほしい・・・(笑)

2017/09/04
海外に行く時に英語が話せたら

・便利だな。
・なんかかっこいいな。

と思って、ちまちま勉強しているわけですよ。
しかし、現実に海外に行った場合、

・誰かが喋ってくれるので、喋らなくてもなんとかなる。
・そもそも日本でも初対面は苦手。

その結果、ろくに話さないで帰国。
という残念な結果になるわけです。
誰とはいいませんが。

何かに使える知識を手に入れても、
それを使わないと単なる自己満足。

プライベートでも仕事でも同じですね。

英語全く知らなくても、自らコミュニケーション取れる人の
成長の早いこと早いこと。

海外に行くたびに、毎回このパターンな気がしますが。


2017/08/21
先週は、お盆休みでした。(コラムは単純に忘れていましたが(^^;)

経営者の方から聞く税理士に対してのイメージは

・えらそう。
・何もしてくれない。
・何を言えばいいかわからない。

こんな感じです。
後は、

・この報酬で何をしてくれるのか知りたい。

という意見もあります。
ちなみに私のお客さんではありません。
世間一般のというくくりです。

色々あるのですが、
最終結論は、

「してほしいことを伝えて、気に入らないなら他の人にする。」
というのが一番かと。

税理士って単なるサービス業です。
なにかの権力があって、お客さんを脅せる立場ではありません。
気に入らないなら、変えればいいんです。

ただ、
サービスの使い方が間違ってる可能性もあります。

・要望を伝えてないので、税理士側が気がついていない
・金額と仕事内容がが合っていると思っている

なんてこともありますので、一度話してみるのが一番早いです。
思っている以上のサービスを受けられるかもしれまんし。

あと、
この報酬で何をしてくれるのか。
ではなく
自分がしてほしいことならどのぐらいの報酬か。
という考えも大事かと。

お客さんとのコミュニケーションも取れ、営業力のある経営者さんなのに、
税理士って肩書があるだけで、遠慮するって・・・もったいないですね。

うちのお客さんには・・・いないと思いたいですね(^^


2017/07/31
最近元気にしていますか?
最近素直に生きていますか?

いい歳したおっさんで、お金に絡む世界に生きているわけです。

なかなか元気とも言えません(筋肉痛に苦しんでおります(笑))
どんどん偏屈になっている気もします。

今回紹介してもらった人は

・若くて元気です。
・素直です。
・本人は色々考えていて、表現する言葉に苦労しながら一生懸命伝えてくれます。

いやー。
若いって本当にいいね(笑)

素直にしたいことを言ってくれて、感謝の言葉も言える・・・
当たり前のようで、なかなか難しいことです。

おっさんとして
将来が楽しみな人のお手伝いができるってのは本当に楽しいぜ!

あと、説教臭くらないように注意せねば(^^;


2017/07/24
正しい断捨離とは・・・

ということは全然わかりませんので、
それは専門書を読んでもらうとして。

ここでいう断捨離は、

「整理していらないものを捨ててね」

という部分を独立前にもしてほしいということです。

別に部屋の掃除をしろと言っているわけではありません。

私生活の固定費の見直しをしてほしいのです。

今までの生活なら問題なく維持できていたかと思いますが、
独立してしばらくは生活費がいくら確保できるかわかりません。
その生活費が少なければ少ないほど、生存しやすいわけです。

極貧の生活をしなさいというわけではありません。

一番してほしいのは
「口座振替」や「カード引落し」で毎月引落しがされているものを
確認してほしいのです。

・必要なものなのか?
・金額が高くないか?

これらの固定費は、手続きは面倒ですが、普段の生活に殆ど影響がありません。
毎日の食費を削るよりストレスが無いと思いますよ。


2017/01/23
サラリーマンの皆さんは、
27年の年末調整の時に確認されましたか?
それとも本格的に必要になった28年でしょうか?

事業主の人については、
今年から本格稼働です。

確定申告書を持参するのに

・備え付けの提出票への記載
・自分のマイナンバーの記載
・マイナンバーを確認ができるもの
・本人が確認できるもの

で確認するらしいです。
実際に今年から開始されてるようです。

電子申告してるんで、私自身は行ったことはありません。

なにやら、
税理士が代理で行く場合は、
「税理士証票」
ってものを持参する必要があるとのこと。
(コピーでも良いらしいですが。)
財布に入れてはいますが、実際全く使ったことはありません。
(パウチで作成されている、昔の会員証レベルのしろものです(笑))

確定申告書の提出時期は、どうしても税務署は混みます。
さらにマイナンバーの確認が入ると、もっと混みそうです。

持参していない、記載していない場合は、後で税務署から確認の連絡がくるというお話も。
そんな面倒なことするのでしょうか?
マイナンバーを提出しない人に連絡しても教えないような気もしますが・・・

さてさて、どうなっていくのでしょうかねぇ。
細かいことはともかく、今年は例年より混みそうだぜ!!
とは覚えておいてくださいね。


2016/12/19
反省だけなら猿でもできる!!

こんな言葉に聞き覚えがある人は
同世代かそれ以上の人でしょうか。

しかし、何するにせよ。

「まずは反省」

反省というと、なんか悪いことしているみたいで嫌ですが、
去年まで何をして、成果がどうだったか。

目標を立てていた人は、それはどこまで進んだか。
ちゃんと達成したか。

などなど、
ですね。

よく、会社だと
「決算なので、棚卸してくださいね」

の人バージョンみたいなものです。
あと2週間あるので、終わってはいませんが

「俺はまだ終わっていない。最後まで戦うで!!」

という気持ちとは別に、今のところの整理ってことで(^^

今年種まきっぱなしだったなー
というのが個人的な反省です(^^;


2016/10/10
民泊・・・流行ってますね。
インバウンドの関係上、規制もゆるいのが現状です。
京都は、きつく規制していますけど。
(旅館業の組合強そうですし(^^;)

さて、民泊の現状です。

1)法律上限りなくグレーです。

2)大阪市・東京の大田区以外は基本認めていません。
 (大阪府だったかな? エリアは拡大するかもしれませんが)

3)改正案もありますが、儲かりにくい改定のため守りにくいです。

4)民泊をしている場合、日本政策金融公庫は借入を認めてくれません。
 (借入の理由とちがっているかは関係ありません。)

民泊専門家ではないので、民泊について語るわけではありません。
民泊というのは、恐らく副業の方が多いでしょう。
その副業が理由で、借入の機会がなくなる。
こういった可能性があるということを知ってもらいたいから書きました。

大きく取ると、グレーの業界で何かをしていると、お金は借りれない。

ということです。
まぁ ブラックはもっと駄目でしょうけど。

※民泊でも旅館業法の許可を得た施設でされているところがあります。
※それは、グレーではなく真っ白なので今回の問題点はありません。
※そのことはご留意ください。
※そんな業界の人は見てないと思いますけど(^^;



2016/07/11
なかなか恥ずかしいこの作業。

ちょっとした事で動画を取ることになり、撮ってみたんですが・・・

「俺こんな顔だったっけ?(今更)」
「声ちっちぇー」
「すげー 落ち着きなく動いてる」

と、何十年も付き合ってきた人間とは思えないような存在が画面におりました。
自分だから言ってもいいと思うんですが

「きもすぎる」※元からというクレームは受けません(´・ω・`)

多少録画されるという作業なので緊張はしていたとおもうのですが、この怖さ。
しかし、この状態でお客さんと会話している可能性も高いわけで・・・

直せるところは直さんといかんと再確認したわけです。
みなさんも一度お試しを。
かーなーりーのストレスですけど(笑)

※自分大好きなら幸せなのでしょうか?
※ちなみに、一緒に写ってくれた人は堂々とされていたので、そのギャップにも苦しみました(笑)

2016/05/16
と、いうことで今回は告知です。
何回かコラムでも書いてきましたが、輸出ビジネスをしている人の消費税還付専門のサイトを立ち上げました。
順次パワーアップしていく予定ではありますが、
現時点でも当社比300%のボリュームでございます。

事務所のHP以外に別のサイト使って、管理は大丈夫なのか? コラムやメルマガのネタを倍も用意できるのか?
など、色々突っ込むところはあるかと思いますが、こういうことはやってみてから考える方針ですので何とかなってください(願望)

今回はマスコットキャラもおりますが、決してピン◯ーではございません。依頼した人にも確認を取っております(何をどうやったら違うと主張できるかは不明ですが)

そういった意味で見た目にも見やすく、ボリュームもたっぷりな内容となっておりますので、ペタペタと足跡をつけてアカウント数を増やしていただけると幸いでございます。

あ、忘れてました。
リンクはこちらです。

ペン太君共々よろしくお願い致します。


2016/04/11
なかなか強制的な形で10に変更させられた人もいるのではないでしょうか?
その回避方法や、元に戻す方法も検索をかければ色々出てきます。

ここにリンクを書こうかと思ったのですが、パソコンの状況によって
方法が違うみたいなので挫折(^^;

さて、今回書きたいのが、10を使ってみて、少し困ったことが起こったので
その対策をメモとして。

メールソフトで未読のメールがある場合、そのアカウントやフォルダ(フォルダ分けした場合)やメール自体が太字で表示され、
既読されると通常の文字に変わると思います。
これが10だとわかりにくい。はじめはフォントサイズの変更で対応しようと思ったのですが
イマイチ変わらなかったです。

理由は、10の基本フォント(文字の形)が7や8とは違うからみたいです。
WindowsのフォントはMSゴシック、メイリオ、游ゴシックと変更されており、どれが見やすいかは個人意見が
あると思いますが、とりあえず10の游ゴシックは太字がわかりにくい!!

しかし、ウインドウズ10の設定でフォントを変更することができないらしく(ネットで調べた程度です(笑))
変更できるアプリに頼りました。

Meiryo UIも大っきらい!!
http://tatsu.life.coocan.jp/MySoft/WinCust/index.html

使い方は、ダウンロードしたファイルにアプリファイルが有りますので、実行してもらえれば
わかるかと。
(私は最新版をダウンロードして、そのZIPファイルの中に幾つかあったファイルのうち
 「noMeiryoUI.exe」というファイルを実行しました)

どのフォントにすれば一番いいかは色々試すしかないようです。
私はとりあえず「メイリオ」に変更して太字のありがたさを実感しております。
(これはこれで文字としてなんともいえませんが(笑))

ClearTypeを調整するという方法もあるらしいですが、私は試していません。
 「ウィンドウズキー+X」でメニューを表示して「コントロールパネル」を選びます。
 コントロールパネルが開いたら、右上の検索フィールドに「ClearType」と入力します。
 「ディスプレイ」の項目にある「ClearTypeテキストの調整」を選びます。


長文になりましたが、同じ悩みの人の解決の糸口になればよいですね。
(他におられるんでしょうか?(笑))
あ、何かあっても自己責任でお願いいたしますね(笑)



2016/01/18
親離れできていない子供はのちのち苦労すると思います。

それは、子供自身が悪いのもありますが、親が過保護し続けているという点も大きな原因でしょう。
その理由として、昔は仕事にばかり気が向いて、子供に何もしてやれなかったという思い、
後悔の念が強いのかもしれません。

と、そういう教育論を語ったところで、私には説得力がありませんので。
こっからのお話。

子供が大人になっても過保護にしているということは、それだけ時間もお金も子供に使っているということです。
その子供が30歳以上(既に子供ではありませんが)になっても過保護にしている場合、親にはその時点でなんの余力も
残っていない場合がほとんどです。
それはつまり・・・老後の資金が全く準備されていないということです(お金持ちさんは除く)


色々対策はあるかと思いますし、主張もあるかと思いますけど。
最低お子様にお金を渡すとか、お子様にたいして多額の保険に入ったりして出費するのでしたら、自分の老後の
ためにお金をつかうことや貯めることも考えて欲しいと切に思ったりします。

また、これがいくら話しても聞いてくれないのですが(笑)
仕事上、説得力をもっとつけたい・・・(´・ω・`)

2015/11/30
すっかり寒くなり、年末という感じになってきました。

この時期になりますと、来年のために計画を立てたり
新しい手帳を準備したりと忙しいながらもワクワクしたりもします。


今はスマホが普及してますので、予定はスマホのアプリで管理している人も多いかと思います。
以前と違い、アポイントの話をするときにスマホを取り出しても相手に不信感も持たれなくなってきました。

では手帳はいらないかといいますと、そうではないでしょう。
何かメモする時には便利ですし、紙ならではのよさというのもあります。
ですが、予定の管理だけを使うだけなら、簡単に変更できるアプリには勝てない部分もありますよね。

よくある使い方としては

・ToDoリストとして使う(しないといけないことを思いついたら、すぐに書く)
・日記としてつかう。(日記帳をより書く欄が少ないので継続性は高いです)
・思っていることを吐き出す(予定も、することも、しないといけないことも、したいこともすべて書いて頭をすっきりさせる)
・仕事等の進捗状況を書いて全体にどのような状況か俯瞰する。

でしょうか?
スマホも手元にあり便利ですが、手帳等で手書きというのもなかなか侮れません。
自分の手で書くことによって、覚えたり、新しい案がでることもありますので。
すべてをデジタルですることによって連動させ効率を求めていくのも、手書きで考えながら進めていくのも
ハイブリッドを目指すのも、新しい年度(人によっては4月でしょうか)になる前に色々考えるのは
楽しいですよ(^^

2015/10/05
当然してくださいね。
(一定の条件でしなくていいときもありますけど)

で終わると、コラムの文章が少なすぎますので(そういうレベルでもないかもしれませんが)
もうちょい文章を足しておきます。

当然、一番の理由は

それが日本のルールなので。

です。
なので、普通の人は単純に面倒とは思いながら申告をされているとは思います。
会社から給与をもらっている人であれば、トクをするときか、自宅を売るような時にしかされないと思います。

事業されているかたで

「規模も小さいし、ばれないからいいでしょ?」

と、なかなか困ることをおっしゃられる人もおられます。
ま、職業上

「してくださいね。」

としかいいようがないのですが、
・建築業など、許可申請したい時に過去の申告書が必要になる。
・借入(個人・事業ともに)したときに申告書を求められる。
と必要なことはでてくると思います。

ようは、給与を貰ってる人は、源泉徴収票で自分が働いていた歴史を語れますが、
個人事業をしている人は、確定申告を出しておかないといくら働いていますといっても
歴史を証明するものがありません。

いつ、自分の歴史を証明する必要がでてくるかもしれません。
ですので、多分税金でないからいいか。とか思わないでくださいね。




2015/09/28
個人的なことですが、40才になってしばらく経つと

・体力の低下
・重力に負けた身体
・体重の増加

と、30代に輪をかけて悪化していきます。
(ある意味、怠惰の蓄積の結果なのですが)

かと言って、ノルマを毎日5キロジョギングとすると、初日は走れたとしても
その後一週間は身体のあちこちが痛いわけです。(筋肉痛ではなく、何かしら痛めてます)
そして億劫になってすぐにやめてしまいます。

これでは、継続ができません。
ですので、とりあえず毎日着替えて家から出ればOKという精神的にも負荷がないものにしてみると、
着替えて出て行けばいいだけなので精神的には負荷なくクリアできますし、出れば走るかはともかくとして、
ウォーキング程度の運動は結局します。
(筋トレなら最低1回すればOKとか)

勉強や仕事も一緒だと思います。
最初に無理な計画を立てても、短期間ならともかく長期的にする必要があるものであれば、
途中で止まってしまいます。頭が、その行為に慣れていないので。

あなたの目標は無理していませんか?
短期に無理するより、ゆっくり長期的に行うほうが最終的には短期に成果はでると思いますよ。

※毎日無理せずウォーキングから始めた結果、なんとか走るところまではできるようになりました。
※体重は・・・食事も制限しないと厳しいですねぇ(食欲の秋につらい)

※期限を設けることでプレッシャーをかけたほうがよい目標もありますので
※モノによるとは思いますが。

2015/06/08
先週、知人に誘われてヨガを体験しました。
初心者に合わせてレッスンしてもらったので、しんどいという感覚はなかったのですが
最近姿勢が悪化していたみたいで、一つ一つのポーズのたびにかなり背中がきしんでました。
毎日は無理にしても、2日か3日に一回レッスンをすれば、姿勢も良くなり色々健康に
なれそうな体験でした。
ま、次回は来月らしいので、更に悪化すること請け合いですけど(笑)

仕事でも、今自分のしていることが本来の目的にそっているのか、
実は目先の利益にとらわれて目標からずれていないかの検証が大事です。
早めに気づけば元の方向に戻すのも簡単ですしね。

精神と体のバランスを取るって意味では運動も大事ですね(^^

個人的にも、手段と目標を少し間違って進もうとしていたので、少し修正しようと
企み中です。企み・・・なんか甘美な響きです(^^

2015/05/25
お医者さんや・税理士・弁護士として活動するには免許がいります。
一種の許可ですね。
ただ普段していることでも、商売としてするなら許可がいるものがあります。

例えば
料理をして友人に振る舞うなら特に許可はいりませんが、飲食店として提供するなら飲食業の許可がいります。

最近なら、個人がネットで自分の使っていたものを販売する程度なら許可はいらないですが、
ネットで中古品を買って、また誰かに売るような商売であれば古物商の許可が必要だったりもします。

さすがに今どきは、飲食のお店をするのに許可が必要ってことを知らないひとはなかなかいないとは思いますが、
古物商の許可だと意外と知らなかったりします。

個人でなんとなくしているときは問題がなくてもそれを商売としたときには許可が必要となってくる。
なんか大変に感じるでしょうが、買う方の立場になると少しでもちゃんとしたとこから買いたいと思うものです。

そのちゃんとしたとこ=許可をちゃんととったとこ

と一つの基準になると思います。
あと、大変そうに感じるかもしれませんが、書類を出せば許可がおりるものもわりとありますので、
自分の商売はひょっとして許可がいるんじゃないかと思われたら調べてみてはどうでしょうか?

士業でいうなら行政書士が得意な分野ですね(^^

2015/05/11
ビジネスにおいて、と言うより日常においても大事なことだと思います。
プロであれば何があっても守るべき事だとは思いますが、守れない事もあると思います。
その時はそれが確定した時点か、予想される時点で相手に連絡をすべきでしょう。

と、書いてみたものの普通は皆さんされていると思います。

けど、意外とされていない時もあります。
ひとつめは、自分の私生活で、相手が仕事の時です。
よくあるのは無料相談の来られる側です。
無料なので気が緩むのか、アポイントまで取っておいて来られない方もいます。
ま、自分に害がないから気が緩むのかもしれませんが、相手の時間を奪っているという感覚がないのでしょう。

自分はそんな事をしていないと、読んでくださる大多数の方は思ってられるでしょうし、
実際そうだとは思います。
ただ、ふたつめとして自分がお客の立場なときにアポイントを無視する事はないまでも、
お客様を相手にするよりルーズになっていたりしないでしょうか?

ついつい相手が優しいまたは何も言わないとルーズになってしまいがちですが、
ルーズさは癖になり悪化していきます。
悪化していてもなかなか気づかないものです。

たまの機会に振り返ってみるのも大事だと思いますよ。


2015/03/30
今年で開業して3年目になります。

意識して営業していることも有りますが、基本的には人からの紹介で顧客が増えている状況です。
人からの紹介ということは、わざわざ私を選択して紹介してもらっていることになります。

紹介者は昔からの友人・知人やお客様です。
その友人・知人は私を税理士だと知って紹介してくれていますが、
私は紹介してほしいからその方と付き合っているわけではありません。
個人的な興味やらで付き合っているわけです。
(お客様はともかく、ほとんどは税理士になる前に知り合っていますし)

しかし、最近はもっと営業を意図して人と交流してもいいかなーと考えています。
なんか現金な嫌なやつと思われるかもしれませんが、紹介してほしいということは
相手にとっては「紹介してあげたい人」になるということです。
その地位に上り詰めるということは、相手にもメリットがあるからその地位にまで上げてくれる訳です。
それって、相手にとっては純粋に「いいこと」ですよね?
そのメリットが現金でつながるなら、それはそれで仕事としてお互いに割り切れることでしょうし、
お金以外のなにかでも特に問題はないと思います。

そもそも時間は限られています。
人と会える時間というのも自然と限られてきています。上記のように仕事のためという考え方から書きましたが、
自分の残りの時間を有効に使うためにも自分が付き合うべき人は誰か。
そういった考え方も大事だと思います。


いつものメンツは楽しい・・・これも大事ですが、新しい刺激を求めて交流関係を変えて自分を変化させないと、
そのいつものメンツからも飽きられてしまうかもしれませんよ?



2015/01/19
一年の計は元旦にありと、目標を立てる人は多くおられると思います。

ただ、その中でに目標の見直しをされている方はどれだけおられるでしょうか?

目標を立ててそのままにしておくと、忘れてしまいます。
常に意識しておくことはなかなか難しいです。

常に見えることに貼ってられる方もおられますし、会社のビジョンなどは
全社員が見えるようにされている会社も多いです。

確認して、できていないことがあれば、修正して達成できるようにしていきましょう。
既にできていなくても問題はありません。
これから初めても十分達成と言えるのではないでしょうか?

・・・100個も目標立てたんで毎日見ないとすぐに忘れてしまうという。
ある意味毎日確認しないといけない状況には、追い込んだといえるのでしょうかね?(^^;


2015/01/18
FaceBookの自分の名前が名字と名前が逆の場合、
例:「達也 秋口」となる。
設定で変更することは可能ですが、

タイトルのチャット欄にある友人の名前が逆になってるときは(iOS限定の症状かと)
Facebookの設定をさわって解決するのではなく

「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」→「連絡先 表示順序」→「名、性」から「性、名」に変更

で、Facebookのチャット欄を確認してもらうと・・・

ほら、直ってるでしょ?(^^
直ってなかったら・・・ごめんなさいね(^^;

2015/01/10
Facebookに動画を上げられるようになり、みなさんがバンバンあげてられます。
回線もLTEが基本だったり、パケ放題なので困ることはほとんどないかとは思います。

ただ、

・勝手に動かれてもいややねん。自分の意思で再生したいんや。
・動画になるたびにアプリがとまる(若しくは落ちる)から面倒やで
 (radiko(ラジコ)はそうみたいです。)

と感じられる方は、設定の「動画と写真(若しくはVideo and Photos)」の「自動再生」を
「オン」から「オフ」に変更されると勝手には再生しませんのでよければ(^^

2015/01/05
一日の計は元旦に。
これは去年の初回にも書きました。

今年は計画の立て方を少し変えてみました。
他の人がブログに書かれていたことを試してみました。
その方法は説明は簡単です。
「100個の目標を立てる」
以上です。

確かに説明は簡単ですが、実際に100個考えついたのは正月休み最終日の夜です。
これのいい点は、さすがにこの量です。
自分の事を突き詰めていかないと、とてもじゃないと作れません。
自分の事を一度しっかりと考える方法としてはとてもいいものだと感じました。

その参考にしたブログにも書かれていましたが、全部達成することは恐らく無理です。
3割程度達成できたら上出来かもしれません。
ただ、数が数なので、プロ野球選手の3割打者並みの価値はあると思います。

とりあえず、このコラムの継続もその目標に入ってますので、
無理せぬ形で進めていきたいと思います(^^

本年もよろしくお願いいたします(^^

2014/12/29
本屋にぶらっと行ったときに

「あ、これ読みたいなー。でも何冊か読んでない本が・・・」

と買うのをやめていませんか?
ほしいと思ったときは、ほしいと思ったときに買ってしまいましょう。
積んどくだけで半分読んだようなものです。

本は常に見える場所に置いておけばタイトルぐらいは見れますし、
タイトルを見るだけでも十分価値があると思います。
必要にかられれば、自然と手が伸びますし(^^

あとは、常に鞄に1冊入れておけば、気が付けば読み終わっていますよ(^^

個人的な問題は今積まれている未読の雑誌を読み進めないといけない・・・
雑誌は積んていても厚みがないのでタイトルが一番上しかわからないのが、なんとも・・・(笑)

2014/11/25
前回は、所得税が発生するライン、103万円の壁について書きました。

今回は、130万円の壁についてです。
103万円を超えてしまうと所得税がかかりますが、一定の額までだと所得に応じた税金を払うだけなので、
働いた分ちゃんとお金は増えます。

しかし、配偶者さんが加入されている社会保険にもよるのですが、配偶者に扶養されている方が
扶養から外れると、個人で健康保険や国民年金に加入する必要がでてきます。
このラインが130万円と言われています。

国民健康保険は所得に応じて金額があがりますが、それ以外に1世帯に必ず払ってもらう平等割や
被保険者1人について払ってもらう均等割があり、加入した時点で所得に関係なく支払う金額があります。
(金額は住んでるエリアによって違います)
国民年金については1月15,250円と所得に関係なく発生します。

国民健康保険や国民年金は支払うのが義務ですので、本来であれは働いている方は既におさめているものです。
しかし、扶養に入られている方は、現状納めていません。
(そういうルールですので。親の扶養等に入られている人は年金の納付はあります。)
なので、いままで納めずにすんでいたものを納めることになり一気に手取りが減ってしまうのです。

このため、このラインを超えるなら一気に所得を増やさないと逆に手取りが減ってしまうことになります。
このルールを撤廃して女性にもっと働いてもらおうという話が今の国会ででています。
(選挙になってしまいましたので、色々延期になるのでしょうけど)

この制度が今後どうなるかはわかりませんが、働いている側の視点からですと、この壁を超えるか超えないか
は手取りに大きく左右することになります。

おおまかに書きましたが、国民健康保険や国民年金には免除申請等もあり、またその人の環境によって
違うこともあると思いますので、詳しくは配偶者さんが加入している社会保険の人に確認してみたり
社労士さんに聞いて下さい。

2014/10/20
個人的なお話ですが、ほとんどWiFi環境にいるのにスマホ代が結構なお値段だったのと、
電話は昔のガラケーを使っているので,もし不便になっても仕事にはそんなに支障ないだろうと
今はやりのSIMフリー携帯と月額が安いSIM(通話機能付き)を購入してみました。

結果は今のところ全く不便なく、逆に今までつながりにくいところがつなぎやすくなったぐらいです。
もっといろいろなことにスマホを使っておられる方は不便な点もあるのでしょうが、電話、メール
SMS程度の使い方(月にパケットを1ギガも使ってなかったので)だとただ通信費が安くなっただけでした。

固定費が安くなって節約節約(^^
といいたいところですが、タイトルの通り買ったスマホ自体がたいがいなお値段なので
節約目的より、興味がメインです。
長期間使えば確実に大手携帯電話メーカーより安いのですが、2年縛りがない分
本体をしょっちゅう買い替えそうで、逆に費用負担が大きくなりそうです(^^;

逆に新しく買ったスマホは楽しくは使っていますが、特にサプライズ感はなかったです(笑)

2014/10/06
勉強や仕事で煮詰まって答えが出ない時ってありますよね?
こういう時ってどうしています?

1.時間がないので、そのまま何時間も悩み続ける。
2.誰かに聞く。
3.放置する。

時間がない時であれば、2か書籍等で調べて解決なのですが
(それで解決できないから悩んでいるというのですが)
1日2日余裕があるのなら、あえて3番の選択肢も有りだと思います。

そんなの何の解決にもならないと思われるでしょうけど、一旦放置して他のことをしてみる。
そのまま寝てみると意外と解決することが多いです。

なにやら他のことをしている間、寝ている間にも人間は無意識に考えてくれているようで、
ふと妙案が生まれることが多いです。

最低1日ぐらいの余裕が必要ですし、出てこなかったら更に自分を追い込むことにもなりますので
勧めていいものかも悩むところですが、悩み続けても時間に無駄にすることが多いので、
敢えて置いてみて他の事をしている間に勝手に解決してもらう。

そんな発想もあってもいいかと(^^
さて、こちらも放置していた案件が、放置している間に心の中で勝手に方針を決めてくれたので
進めてみたいと思います。
(チャンスを逃すような案件はこの方法は駄目ですよー(^^;)

2014/08/18
お客様となっていただく方には色々な方がおられます。
業種の違い、年齢の違い。性別の違い、歴史の違い
同じお客様はおられません。
同じ業種で同じ商品を売っておられても、社長の方針の違いで全然違ってきます。

今回お客様になってもらえた業種は「販売」です。
ただ、普通の販売ではなく「輸出業」です。
普通の販売と何が違うかといいますと、当然販売先が違うわけですが、
税務上でいうと消費税の還付を受ける可能性がある業種となります。
通常の業種で消費税を中間で払いすぎたら還付ということはあっても
常に還付の可能性があるというところは珍しいです。

500円の商品を1000円で売った場合、消費税は

80円(売った時にもらった金額)−40円(仕入した時にはらった金額)=40円

と40円の消費税を納付する必要があるわけですが、輸出の場合

0円(外国の人に売るので消費税は受け取りません)−40円=△40円

と40円の還付を受けることになります。(簡単に説明したので、通常ここまでシンプルにはなりません)

当然知識としては知っているので、説明はできるわけです。
ただ、実際にその実務に携わるとすこし違ってきます。
それまでにしておかないといけない準備もありますし、計算も通常より複雑になる可能性もあります。
実務を経験することで単なる「知識」が「能力」になってきます。

「知識」から「能力」への変換が常にできる場にいることが大事だなとつくづく感じます。
会社員の時は単に面倒だなと思っていましたが(笑)


2014/07/20
老後の心配というものは誰にもあるかと思います。
私の世代ですと、今は元気でもいつかは親の介護をしなければいけないと感じますし、
もう一つ上の世代になると実際介護をしている方も多いです。
もう一つ上の世代になると介護が必要か、もう数年後には介護の可能性が高いなぁと
感じる世代だと思います。

そうなっていく前にだんだん記憶力の低下や判断力の低下を感じてきて不安になることもあるでしょう。
こういう時に、成年後見人という制度が使われています。

成年後見人。簡単に言うと、本人の代わりに色々してもらう人を指定する制度です。
してもらえることは色々あるのですが、ざっくりとした括りですと、契約関係、財産管理
身上監護(介護施設にいれてもらうとか)です。

ほとんどは親族がされていると思っていましたは、今は50%超は第三者がされているそうです。

なられている方は、親族を除きますと、弁護士、司法書士、社会福祉士の方が多いです。
税理士もなれるのですが、今のとこなられている方は少ないですね。

弁護士:契約関係には強いですし、トラブルを抱えられている場合には頼りになると思います。
司法書士:契約関係に強いのは司法書士も強いです。成年後見人制度について司法書士団体あげて
    頑張られているそうです。
社会福祉士:身上監護に強いです。ケアマネージャーさんとのやりとりや、介護施設への入居等に
     主に本人さんの身近な世話についての手続き等をしてもらえます。
     
税理士だと、財産管理には強いでしょうね。
こういう事を、実際に困る前に契約することを任意後見契約といいます。
実際に起こる前に色々相談して考えておくことも大事だと思います。

近くに、弁護士、司法書士、税理士がおられるなら一度相談してはいかがでしょうか?
話を聞くだけで老後の心配が減ると思います。
もちろん私にでも結構ですよ(^^



2014/07/07
個人であれば計画を年初に立てる方が多いと思います。
ただ立てるだけでは何の意味もありません。計画の達成のために行動しないと。
達成に近づく行動方法としては、

・忘れないように、計画を毎日見れるところに貼っておく。(意識付けをする)
・日々どうするかをスケジュールして進めていく(細分化して達成しやすくする)

とか、いろいろあると思います。
そのあたりに関してはさまざまな書籍があると思いますので、自分にあったものを実行していけばいいと思います。

その中で、必ずしなければいけないことが「進捗状況の把握」と「今後への修正」です。
自分でどこまでできているのか、できていないなら、今後どうしていくべきなのか。
この2つをしていないと、気が付いたら今年には無理になっていたりします。
(たまにしなくてもできてしまう人がいるのでびっくりですが)
今年立てた計画が来年の計画になってしまわないように、ちょうど今年も半分過ぎたので
見直してみてはいかがでしょうか?


事業の事で計画が立てにくければお気軽に相談してください(^^
新しく家を買いたいが現状で買えるのだろうか?とかいう個人的なことも対応しておりますよー(^^
(FP=ファイナンシャル・プランナーでもありますので。)


※7月になって、「半分過ぎてしまった」と焦るのではなく、「4月から新学年だから3か月過ぎた」
※という素敵な考えの方もおられますよ(^^

2014/06/29
いつものメンバーとの交流も楽しいですが、異業種との交流も刺激が大きくて楽しいです。
会うまでは負荷もかなりありますけど。
税理士という職業はありがたいもので、異業種との交流に恵まれています。
なにせお客様は100%異業種ですから。(税理士専門の税理士ってのもニッチでよいかも(笑))

税務署からの斡旋業務(だと思います)で記帳指導という仕事をする機会に今年も恵まれました。
(2年で交代すると思うので、今年で最後になるのでしょう。)
これは7月から2月にかけて数回、基本個人事業者として今年開業した方を対象に、記帳の指導をするものです。
(国税庁のHP案内があります。)

相手の事務所やお宅に訪問して、指導をしながら色々な話をさせてもらったり、聞かせてもらったりするのですが
結構な件数を担当させてもらいますし、指導時は一対一で話すことが多いので、異業種交流としては個人的には
今年NO.1のメインイベントとなります。

去年は、エステティシャンやネイルサロンという男性としてはなかなか交流がない人の話が大変面白かったです。
なにせ全く知らない業界ですので。
今年も知らない業界の方が何名かおられたので非常に楽しみにしております。

そんな機会は全くないし、異業種交流会はなんか大変そうと思われる方もおられると思います。
ただ、お酒が好きな方なら、バーのカウンターで飲まれてるだけで、たまたま隣になった人と話すこともあるかと思います。
これも、立派な異業種交流です。たまに、同業種だったりしますが、そのときはそのときで楽しみましょう(^^

2014/06/21
ものを大事にする事はいいことなのですが、長期につかい続ける事と、比較的短いサイクルで買い替える事
どっちが得なのでしょうか?

経済的に言うなら、頻繁に買い替えてもらう方が経済活性化のためいいのでしょう。
事業であれば長く使ってもらった方が、経費が抑えられるのでよいともいえます。

ただ、使っているものの種類によって違ってくると思います。

椅子や机であれば、よっぽどでない限り壊れるということもありませんし
壊れても急に大きな問題に発展することもなかなかありませんので、
長いこと使ったほうがよいでしょう。

車だったら?
今の車は故障も少ないですし、定期的に車検を受けるので、長いこと乗った方が良いのかもしれません
(燃費や車検の費用の上昇によっては買いなおすことも検討に含まれますが)

ではパソコンでは?
今年はウインドウズではXPのサポート終了があり、新しいパソコンに交換された方も多いと思います。
それ以外には? 動きがよっぽど悪くない限り変えない方が多いようです。
ただ、パソコンの部品の中にハードディスクという部品があります。
これはもっとも稼働する部分で、なおかつデータ等の記憶媒体です。
これが壊れると、基本中のデータはすべて消えます。
経験側からいうと、いずれは必ず壊れます。(使用頻度にもよるのでしょうが)

定期的にバックアップをとっているから大丈夫。サーバーやクラウドに
常にデータを取っているから大丈夫。という方も新しいパソコンにした時に経験したことがあるかと思いますが、
その前に自分が使っていた状態に持っていくのに下手すると1日以上かかります。
それだけ中身が複雑になっているのです。
その間完全に仕事が止まってしまいます(パソコンがないとできない事が多い場合)

勤めていた時には誰かが調子の悪いパソコンに苦労して時間を無駄にしていました。
パソコンがないと仕事にならない職種だったので、その影響はほかの人の仕事にまで影響しています。
それを考えるとパソコンは定期的に買い替えたほうがコストパフォーマンスが良いことになります。


長く愛用すべきものと安全や安心の為定期的に買い替えたほうが良いものを分けてお金を使っていくのも大事です。

いや、単純に当事務所でも来年までには買い替えないと危険だなと思ったもので。
(バックアップはきっちり取っていますが)
ただ、パソコンがわりと好きなので、好きだから買おうとしてるのか、仕事的に必要なのか、理性で考えているのか、
欲望なのかの判別がむずかしい・・・

2014/06/01
もう6月にはなっていますが、平成26年4月1日より消費税が8%になっています。


事業をされている方には、青色申告をしていただきたいですし、青色申告をするなら
65万円控除を適用していただきたいと思います(個人事業主ならですが)
65万円控除を狙うならぜひとも会計ソフトを使ってほしいですし、逆に会計ソフトを
使わないで控除が適用できる書類を作るすのは難しく、時給換算してソフト代の何倍のも
費用がかかってしまいます。


前置きはそのぐらいにして。
(会計ソフト依存派ですが、ソフト会社からはなんにももらっていません)


 消費税の課税対象者の方の場合、消費税の変更に対応するために最新のソフトを使われていると思います。
基本として、4月以降の日付で入力したら8%で計算するように自動的になります。

でもちょっと待ってください。その入力は本当に8%なのでしょうか?
ひょっとしたら3月(5%)のものを4月に払って(もらって)いるかもしれませんよ。
逆に、家賃とかですと、3月に4月分を払うことが多いです。

この時は、入力しているとことをよく見ると 「5」とか「8」とか自動的に入力されている部分がありますので
その数字を訂正してもらえば無事完了です。
(会計ソフトには、私の知らないソフトがたくさんあり、それぞれ違う形式で入力されますので本等を
 確認してから修正してください)


 会計ソフトは集計、表示に関しては便利で任せておけばいいですが、入力が間違っているかは認識してくれません。
(そこそこしてくれたりもしますが)
細かい注意さえしておけば問題ありませんのでこの件は気にかけておいて下されば幸いです。

もっとも、もっと早く書いとけって話なのですが・・・(^^;

2014/05/15
お客さんからの電話でした。

お客さん:「写真の画像が入ったフォルダーだと、今まで一覧でプレビュー表示されてて、写真の整理がしやすかったのに
      でけへんなってる。どーしたらいいん?」

私(職業は税理士です):「あー、ってそちらVistaでしたよね? 言ってる意味はわかりますが、事務所にVistaのパソコンが
             ないんで、どこにあるかわかんないですね。」

お客さん:「えー なんでないん? なんとかしてー」

ってなことで、調べてみました。

「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→→「システム」→「システムの詳細設定」
→「詳細設定」タブ→→パフォーマンス「設定」→「視覚効果」タブ→
→「アイコンのかわりに縮小版を表示する」にチェックを入れる。

で、チェックが入って無ければ、入れれば無事に見れるとのこと。
調べてると入ってる人がいるらしいので、それについては不明でした。

上記のお客さんについてはこれで解決したので無事に終わりましたが、パソコンの質問を電話で答える
というのはなかなか難しいですね。素人ですので(笑)

税理士としてパソコンの知識を常に得続けるって作業はしておりませんが(笑)、なにかあったときに
気軽に相談できる存在として、色々磨いておきたいところです。


2014/05/12
GW後やる気が出ないみなさんいかがでしょうか?
(でないのは俺だけだって?)

GW後に限らず、モチベーションを高める、維持するというのは
なかなか難しいものです。

そういう時に、自分に変化をつけるために何かしら行動してみるのがよいみたいです。

1.アクティブに活動している人に会いに行く。
 特に身近な人と会って、どういうことをしているのか聞くと
 自分も頑張らないと、とモチベーションがあがります。

2.アクティブな書籍を読む。
 自己啓発本でもいいでしょうけど、じっくり小説を読んでみても
 モチベーションが上がったりします。種類にもよるんでしょうけど。
 主人公がこの状況でも、強い意志をもって戦うなら、おれだって少しは
 という感覚なのですが、みなさんどうです?

3.仕事の方法を変えてみる。
 ほんの少しだけ改善してみたりします。
 それ自体は些細なことだったりするのですが、一つの改善から集中力が
 アップしてきて、他の改善や、仕事全体のスピードがあがってくるから不思議です。

4.がっつり寝る。遊ぶ。
 だらだらと携帯をさわってて、気が付いたら時間だけが過ぎていた。
 最近はこんなことも多いかと思います。
 こういうことをしていてもなかなか次の行動が取れないので、ながらで何かを
 するのではなく、きっちりと寝るなり、遊ぶなりしてみたほうが次の行動が
 しやすくなりますね。

とりあえず動いてみる・・・散歩でも十分だと思いますよ。
動くにはいい季節です(^^


2014/04/13
3月の後半から4月にかけて人の流れが変わります。
入学や卒業、転勤、異動もあります。
そこで新たに人と出会い、交流の輪が広がっているともいえます。

ただ、その広がりは、グループに分けてみると同じグループに属さないでしょうか?
同じグループの新たな出会いも刺激や成長につながりますが、それは全く違うグループ
の出会いに比べると小さいものです。

人は刺激が大きければ大きいほど成長します。
(ストレスもたまるかもしれませんが)

普段の交流に変化がない人は、この辺りを意識して新たな出会いの場に出かけるのも
楽しいと思います。
数字や資格では測れない自分のレベルの向上や知識の奥深さ・・つまりは人間的
魅力の向上になると思います。

ま、何がいいたいかといいますと、先週マーケティングのセミナーに久々に
いってみて楽しかったというだけなのですが(^^
通勤のルートや、外食に行く場所、遊びに行く場所も今までいったことないところ
に行くだけできっと感じることは違うと思いますよ

2014/04/10
相手にメールで資料を送って・・・って時に、便利なのが閲覧にお金がかからないPDFファイルです。
ExcelやWordはソフトが無いと見れないし、変に内容を変えられるのも・・・という時にも便利。
(今はOfficeのファイルを見るだけの無料ソフトはあったような気がします。)

ただし、ファイルを作る際には有料(結構お高い)なのがちょっとつらい。
本格的に作るなら購入したほうが色々便利なのでしょうが、そこまでは・・けど、お安い作成ソフトでも
少しもったいないかな?と思われているそこのあなた!!

「CubePDF]というソフトを使ってみてはいかがでしょうか?
これは、例えばWord等で作ったファイルを印刷する時に、いつも使っているプリンターの選択欄に
CubePDFという仮想プリンター作り、それを選択することでPDFファイルが簡単に作れるものです。
他にも似たようなソフトはありますが、個人的には一番使いやすいと感じています。


お客さん「PDFファイルが見れなくなった!!」
秋口  「なんかしました?」
お客さん「PDFに変換するソフト入れたらおかしくなった気が・・・」

その時に、その元々入っていたソフトを削除して、AdobeReaderとCubePDFを
インストールしたら無事に解決しました。

PDF関連で悩んでいるあなた!
ひょっとしたら、これで改善がはかれるかも!!
(保証はできませんが)

ちなみに、上記のソフトメーカーと当事務所は残念ながらなんの関連もありません。
もひとつ言うと、私の本業は税理士であり、パソコンなんでも屋ではありません。 

2014/04/01
新しいお客さんには会計ソフトを入れてもらうときには、初期の設定も含めてこちらですることがあります。

昔は、そのソフトのシリアル番号といって固有の番号を入力するぐらいしかなかったのですが、
現在はシリアル番号のほかオンラインでの登録を要求するものが増えています。

しかもそのオンラインの登録をしないと最新のバージョンのソフトにしてくれないという弱みに付け込んでいる現況です。
パソコンが苦手な方は、この時点でほぼギブアップされます。
先に進めていいか不安な選択も多いですし。

今回は消費税8%の関係があり、最新にしないと色々不利益が出てきますが、基本大きな変化がありません。
(変化はありますが、ソフトに依存するものは少ないです。実際長い間古い会計ソフトを使ってられた人も多いです。)

しかし、個人の申告で、申告書類を自分で作られている場合、その会計ソフトで確定申告までされる方が多いので、
更新の必要がでてきます。
なぜなら、確定申告書は表示やルールの変更が多いためです。
結果として、毎年購入する必要があります。

私は会計事務所で何社分も使っているので、毎年更新してもペイできるのですが、
お客様の中にはこの毎年の費用に納得されていない方も多いです。
こちら側の説得としては
「青色申告にして、65万控除を得れば十分元がとれますので」
ぐらいしか言うことがありません。
本当は、慣れれば手で集計するより、時間の短縮にはなるんですけど、なかなか実感がわきませんし。
白色や10万円控除なら会計ソフトはいりませんけどね。エクセル集計でなんとかなりますし。
申告に関しては、国税庁のHPの方が優秀だったりします。


会計ソフトは最初の導入の設定さえすればあとは簡単に進めることができます。構える必要もありません。
もし、導入が難しそうだとおっしゃられるなら、ひと声かけていただければ、対応いたしますので遠慮なく。
そそ、最初の導入時に間違えると後で直せないことも設定もありますが、
基本何とでもなりますので、とりあえずやってみるという行動が大事だと思います。


2014/02/10
 開業と直接関係があるわけではないのですが、忙しい時期になると(税理士はまさに今ですが)
あれもこれもしなければいけない状況になってしまいパニックになると思います。
これを解決するのに幾つかのパターンが有るのですが

1.簡単なものからこなしていき数を減らす。

 たくさんあるから人間は焦るものなので、直ぐにこなせるものからさばいていく、
こうするとだんだん数が減っていき整理できてくるので落ち着いていきますし、先の見通しが出てきます。

2.一旦やるべきことを全部書き出し、整理し、優先順位をつけてこなしていく。

 意外と書き出してみれば、今日にしなければいけないもの、明日まで伸ばせるもの、来週で大丈夫なものと
区分けができるので、現時点のしなければいけないものがわかります。
ここまですれば落ち着いてきますので、あとは順番にこなしていけばいいだけです。

3.本能のまま、気になったことからこなしていく。

 私はこれはできないですが、気になったものから確実に片付けていくことも意外と有効なのかもしれません。
1つ片付ければ気になっていることが1つ確実に消えるのは確かなので。
人間はわりと優秀なもので気になっていることが本当に一番しなけれればいけない可能性は高いです。
ま、気になっているものが、テレビを見るとか漫画を読むとかいう、欲望的な内容だった場合
破滅を迎えてしまいますので注意です。
(整理整頓をするつもりが、いつのまにやら懐かしい漫画の全巻制覇というのがありがちですので。)

 整理する時間が・・・と言われる方も多いですが、時間がかかって30分くらいです。
30分闇雲にこなすより、整理して集中力を高めるほうが効率的ですよね。

・・・とりあえず、本日は机の廻りの書類の整理からはじめます。

2021/06/30
法人は個人と比較して、信用力が高いと言われます。
なんとなく、個人より法人の方が規模が大きそうだから信用力が高いのでは?
と言うわけではありません。

法人は規模が大きいから安全なのか。

金融機関から見た場合、
個人と違い、法人には資本金がありますので資本金が多ければ、確かに信用力は高いと思います。
後、個人より法人の方が会計がしっかりしている事が多いので、法人の決算書の信用度は高いといえます。

ただ、資本金が大きくなければ、開業したての法人も、個人も同じように信用は低いですし、
しっかり稼いでいれば、個人も法人も信用はあります。

得意先との関係

基本は、人と人との繋がりや信用から始まる事が多いのですが、上場企業のような先と取引をする場合
法人に限定されている事も多いです。
単発で取引する場合はともかくとして、継続的に取引する場合、相手も簡単になくなってもらっては困るので
一定規模である事も求められます。中には、決算書を提出させる先もあります。

それはともかく、業界によっては法人である事が今後の事業の拡大に必須の場合も出てきます。
最終的には人間性とはいえども、一定規模を超えると最終決済までに何にもの人間の許可が必要になりますし、
そのときには、多少の形式が必要になってくるので、自分のする事業の将来を考えて設立も考える必要があります。

2021/06/29
個人事業ではなく、法人を作るメリットは何か?
税金や国民健康保険のコストダウン以外のメリットを考えてみましょう。

お金に関係するもの。

コストダウンとほぼ同義ではありますが以下のことがあります。

・自分で給与(役員報酬)を取れる
 個人では、設けたお金から税金を引いたお金は自由に使って構いません。
 しかし、法人は、社長個人とは別の存在なので、他の従業員と同じように、給与をとってお金を得る必要があります。
 役員報酬の金額をベースに、給与所得控除や社会保険料の恩恵を受ける事になります。

・退職金も取れる。
 個人事業では、給与も取れないし、自分の退職金も自分の事業から取る事はできません。
 (小規模企業共済をつかって退職所得を得る事は可能です)
 法人であれは、自分に退職金を支出する事ができます。
 小規模企業共済の継続も可能です。

お金に関係しないもの


・他人の出資を受けられる。
 後で面倒が起こる事も多いですが、大きな会社は一人の資本から成り立っているのではなく、
 何人かの(上場企業ならそれこそ何万人?規模なんでしょうけど)出資で成り立っています。
 代表が必ずしも株主である必要もありませんし。
 大きな規模、大きな事業をするには大きな資金が必要です。
 研究開発関係であれば、自分一人の出資で開発する事はほぼ不可能だと思います。

・何人かの仲間で事業を展開する。
 必ずしも一つの会社で何人も役員がいる必要はありませんが、仲間は多い方が大きく事業を展開できる
 可能性が高まります。
 個人事業であれば従業員として雇用するしかありませんが、会社であれば、役員として共同経営する事も可能です。

お金に関係しないものは、法人を作る本来の目的です。
小さい会社を作るときに、何人もの役員、何人もの出資者だと揉める事が多いですよと
言うことにはしていますが、夢と希望と野望で手一杯なお客さんは聞いてくれません(^^;

次回は、本来の目的以外での優位性を探っていきます。


2021/06/28
ある程度の規模を考えている場合、個人事業主という選択肢はあまり考えられていません。
特に、何人かで組んで事業を進める場合は、個人事業主では自由度が少ないからです。

個人事業の必要性

別に、今個人事業主をしている人を否定しているわけではありません。
私も個人事業主ですし。(税理士って法人化するのに、資格者2名以上いるんです)

なぜ、個人事業が選ばれているか。
多くは以下の理由ではないでしょうか?

・開業が簡単
・簡単な会計制度が使える。
・規模が小さい場合、税額が会社より低い
・従業員雇っても、社会保険が必須ではない。

コストが安い間は、個人事業で十分。

よく、法人成り(個人事業から法人(会社)に変更する事)にするタイミングを聞かれます。
最大の理由は、社会保険・税金を含めたコストの違いですね。
一定の所得を超えてくると、所得税等の税金+国民健康保険料の金額が法人より個人の方が高くつきます。
そこまでは、個人で十分と言えるわけです。

とは言いつつ。
小さい会社もやはり多いもの。
では、なぜ会社を作ったのか、会社を作ることによるメリットを、税金や国民健康保険料以外の角度から
次回は見ていたいと思います。

2021/06/25
経費の削減ってときに、一番ちぇっくするのは毎月の引落しされているもの。
その中でも、最近流行りの「サブスク」なんて言い方すら古いでしょうけど、昔からあるものの一つです。
定期購入や月会費と言われるものがそうですね。

知らない間に固定費として滑り込まれている。

毎月引落しされているものなら、経費を見直すときとかに確認することができます。
(それも頻繁にはしませんけど)
これが、携帯電話のように変に年縛りがあったり、年払いになっていると・・・・
「また、次の機会に」
という流れになってしまいます。
毎月自動引き落としになるようなものは、契約時に特に注意する必要があります。
解約方法がわからないなんてこともよく相談に受けますので。

収益としては、一番ありがたい。

なんで、昔からあるのか。
それは、収入を得るものに取っては非常にありがたいからです。
・定期的な売上が見込める
・将来の予測が立ちやすい
・一回入ってもらうと、継続性が高い
当然、価値がないと感じられたら蹴られてしまいますけど、惰性で払ってるものって
意外とありますよね?

一方では面倒なもの、厄介なもの。
逆から見れば美味しいもの、便利なもの。
いろんな角度で考えたいものです。

2021/06/24
前回、少し運転資金の融資について書きました。
銀行が出している、借入の商品は色々ありますが、事業関係で大きく分けると
・運転資金
・設備資金
に分けられます。

運転資金

事業拡大してきたときにお金の動きが大きくなってくると、残高の心配が出てきます。
何か一つのズレが資金ショートにつながるからです。
先払いの仕事の場合、ある程度現金をプールして置かないと仕事を受注することもできなくなります。
こういった場合に使うのが運転資金です。

借入限度額も小さめで、借入期間も次の設備資金と比較すると短いです。
使用理由が通常の事業の費用に使うものですので、借りるときに見積もりを必要としないことが多いです。
そのため、設備で借りてもいいものも運転資金で借りてしまうような事があったりします。

お金は、借りるなら大きく、期間は長くが会社が生き残る基本となります。

設備資金

明確に使いみちが決まっていて、その中身が、機械、車、不動産ならば設備資金になります。
運転資金より、使いみちが決まっているので、状況によっては運転資金より貸してくれることもあったりします。
(最終は、企業が返せるかどうかで判断してるでしょうけど)
基本的には、金額が大きめで、期間が長いです。(20-30年といったものもあります。)
基本的には融資は企業が返せるかどうかですが、不動産を購入する場合、その不動産の担保価値も
加味して融資してくれます。

どっちが優位ってことではなく、使う用途に応じて借りていくのが基本となります。


2021/06/21
なんかしらんけどお金が減っている・・・。
というセリフは若い経営者からはよく聞く話です。

いや、アホみたいに交際費使ってますよ(最近少ないですけど)というわかりやすい場合は
話せば、納得はしてくれますけど。
そんな、損益計算書上以外で影響している場合、残りは貸借対照表で見ます。

資産の増加

現金が減っている場合、基本的にはなにか使ってるわけです。
・固定資産の購入
・売掛金の増加
など資産の金額の増加が原因になっていることがあります。
売掛金の増加がなぜ?という話ですが、売上が上がると損益計算書上は利益が増える計算です。
ですが、売掛金が増えている場合、回収ができてないわけですから、現金ベースでいうと儲かっていない。
なので、その分資金繰りが悪化しているとみます。

負債の減少

あと、損益に見ないものとして、債務の返済があります。
・借入金の返済
・未払金の減少
などです。
通帳を見てたらわかりやすいんですけど、複数の通帳が絡むとややこしいですね。

会計見ていると、こういった数値から計算していきます。
ただし、2期の比較が無いと増加減少はわからないですね。
決算の説明だと、前期の数字になりますけど、先月と今月といった比較も可能です。

そこから、
・固定費
・変動費
・浪費
なんかを探っていきます。

2021/05/28
次の代に移すとき、それは親子や従業員や外部であった時に

「借入の保証人」

といった事が問題になる事があります。
M&Aの場合は、買い手が資金に余裕があれば、返済してしまえば良いのですが、
親族や従業員ではそういった事が厳しい事が多いです。
先代には不動産があっても、親族・従業員には担保となる不動産があるとは限りません。
なんとか、今の保証を次の代には引き継がずに承継をしていきたい。
こういった時に使えるのが


といったものです。

条件はそれなりに厳しい

誰でも使えるのなら、全ての保証がなくなっているはずです。
知っている人が少ないと言うのもありますし、金融機関としてはしたいものではなりません。
ただ、金融機関としても、国(金融庁)から言われている手前、ほったらかしにするわけにもいけません。

では、なぜ浸透していないか。
それは、条件がそれなりに厳しいと言う一点です。

会社として正しい姿であれば問題がない・・・のだが。

細かくは、実際にするときに調べてもらえれば良いんですが、
ざっくり言うと

・公私混同していない。
会社のお金と個人のお金が混ざっていない。なんか当たり前のように聞こえますが、中小企業でできているところは
実際は少ないです。なんでそんな事しないといけないねん。ってぐらいの経営者さんすらおられる始末です(^^;
金融機関としては、会社か個人かわからないところに、リスク100%では貸せないと言う判断ですね。

・黒字である。
借入金の返済は、利益が出てないと返済できません。
赤字が続いているような会社にはお金が貸せないと言うわけです。
これも当たり前のように思いますが、実際には黒字の会社と言うのは少ないのです。

そして、この両方をちゃんとできている会社は・・・製造業のように大きな投資が必要な会社でないかぎり
お金借りてないんですよねぇ。お金があるんで。

言い換えれば、お金が借りれない危ない会社は、
・公私混同していて
・赤字である
と言う事になります。
自分の会社がどのような状況にあるか。
お金が保証人無しで借りれるかどうかで一度判断してみてはいかがでしょうか?

2021/05/27
昨日は主に先代の問題点を挙げてみました。
今回は2代目自身の考え方を挙げてみます。

新しい事にチャレンジしてくれない。

・代が変わったので大きな事をしてみたい。
・アナログからデジタル化していきたい。

など、先代が手をつけなかった問題点であったり、新しい事にチャレンジしたくなると思います。
ただ、今までしてきた事を変える試みについては、なかなか対応してもらえません。
生返事であったり、返事はあったものの実際にはほとんど動いていない。

こんな事もあるかと思います。
ただ、2代目だからかといえばそうではありません。
先代だろうと、従業員は新しい事をする事については懐疑的です。
人間、基本的には変化を嫌うものなので。 
ただ、2代目の場合は、言い訳に「先代はそんな事言わなかった。」と言うワードが使いやすい。
と言うだけです。


新しい事をするには小さな成功体験から。

新しい事をする場合、小さなロットでする事をお勧めします。
失敗してもロスが少ないと言うのもあるのですが、新しい事をする事に抵抗のない人を数人集めて、少しづつ初めて成功体験を増やしていく。
そして巻き込む人を少しづつ増やしていって「新しい事」から「当たり前の事」にシフトチェンジしていく必要があります。

今流行のDX(デジタルトランスフォーメーション)も、一気にするのではなく、
一部門から、一部からといった浸透方法が一般的になってきていますね。
今はやり・・・ってほど、浸透しているかは微妙ですけど。


2021/05/26
先代から会社を引き継ぐ。
次世代に会社を引き継ぐ事ができると言うのは大変素晴らしい事だと思います。

事務所が京都にあるからか、割と何代も続いている会社があったりするのですが。


先代の影響が抜けていない。

親が亡くなって承継された場合には色々な困難が待っていますが
元気な時に交代した時にも色々問題が出てきます。
その一つはお金に関する決定権です。
外部の人間はお金の決定権のある人に寄り添う必要があります。
会社の借入金の担保が親(先代)の財産であった場合、金融機関は社長より先代に権限があると判断します。
先代の影響があるかぎり、実際に引き継いだとはいえません。

先代が会社離れができていない。

先代が初代だった場合、会社への思い込みが強いのと、仕事一筋だったので引退後にする事がないのもあり
頻繁に会社に行く方も多いです。
行ったら行ったで口を出してしまう。
親族の承継の場合は、事前に準備期間が十分ある事が多いので、一度譲ったからには呼ばれないかぎり行かない覚悟
も必要になります。

親族間の引き継ぎであっても、引継ぎを受ける側だけでなく、引き継ぐ側にも覚悟が必要になります。


2021/05/25
スタートが素晴らしく良い社長のうち8割ぐらいは、売上を取ってくる事がとてもうまい社長です。
たまたま、この業界でスタートしているけど、何を売らせても確実に取ってくる。

よく聞くのは、とりあえず注文を取ってきたは良いけど、
その後のやり方はわからないから誰かに聞いて実際に納入まで終わらせる事ができる人材です。

公私が混ざりがち。

売上を持ってくる人の多くは、公私を普段からあまり気にされません。
自分が納得さえすれば、夜遅くまで働くことも、休日働くことも気にしません。
なので、普段の生活の仕事とプライベートの垣根がない事がほとんどです。

こういった人は経費も事業の経費なのか、プライベートな物なのかの判断がつかない事が多いです。
本人は、なんでも仕事で使っているつもりですが、客観的に見れば違ってきます。

判断がだんだん緩くなってくると、無駄な費用が増えてくることになります。

言い訳がうまい。

売上を取ってくる社長は基本的に口がうまいです。
響きが悪いので、コミュニケーション能力がずば抜けて高いと言い換えても良いのですが、
言い訳がうまいともいえます。
得意先からクレームがあれば、まずお詫びから入られますし、言い訳をして拗らせるような事はしないのですが。

お金を使う事、使う理由に対する自分への言い訳がうまいです。
この費用は必要であった理由、使わないといけない理由を並べてきます。
こちらとしては、何言われても無理なものは無理なのですが、どこまでも根拠として話をされてきます。

その話自体の合否はともかくとして、

言い訳をしている=普通なら認められないものである

事を経営者自身が認識しているからの言い訳です。
本人も理解しているのですが、なんだかんだと自分に甘くなってついつい使ってしまう。

こういった事をしていくと、最初の数年は順調な滑り出しであっても、5年後ぐらいに会社が一気に傾くことになります。
売上を上げるのには、人とお金が必要になってくるので、一人の限界を超えるぐらいで一旦落ち着きますが、
人間の欲望に落ち着きはないのと、売上を上げるための本来の経費も増えてくるので、会社が破綻に向かってくるのです。

お金に節度のある経営者さんと付き合ってたりすると、自覚も出てくるのですが、同世代の元気な社長だとお金の使い方も
荒いので、ついついといった事が起こりがちなのも 売上を取ってくることに自信がある社長の特徴ですね。

2021/05/24
売上は会社の根幹となるものですので、一番大事なものになります。
ただし、赤字になってまで追いかけても意味がないのは理解されるかと思います。
が、この赤字というラインが人によって全然違ってくるのが不思議なものです。

経費がかさみがち。

社長であれば全体の数字を見る事があるので理解されている事が多いのですが、
営業マンだと、
「原価を超えなければ利益は出ている。」
という判断になりがちです。
会計で言うと売上総利益(粗利)ってやつです。
それより下の経費については普段営業マン自身が見ているわけでは無いので判断しづらいのが現状ですが。

営業マン本人の人件費、間接的に手伝ってもらっている人の人件費や、移動等の経費色々差し引いての利益です。
無駄に他の経費がかかってしまえば、逆に負担にしかならない。
常にその部分を理解してもらう必要があります。

使途不明金が目立つ

決して、何に使ったかわからないお金が出てくるわけではなありません。
費用対効果が分かりにくい。ノベルティ・飲み代等が増えてくる事が多いです。
相手との関係性を継続させるために必要で・・・と言いつつ、仲間内で単に楽しんでるようなものです。

昔からこの手の費用は出てくるので、担当の変更や移動で対処しているのですが、それはそれで先方から
「前の担当はしてくれたのに・・・」
といった困った対応も増えてきたりします。

経営は全て効率だけで進めるわけでは無いですが、締めておかないと、緩む方向は無限大に広げられますので。
簡単に赤字に転落します。

2021/05/20
前回に人の話をしていましたが、継続的に仕事をお願いする時に人を雇用するということになると
基本的にはその人が退職されるまで雇うことになります。
ということは、退職されるまで会社を継続する必要が出てくるわけです。
となってくると、高齢の人を雇わなければ、10年、20年と会社を継続する必要が出てきます。

20年後の未来を予測することはできませんが、自分の目的を決める事はできると思います。

自分のしたいこと。

例えば20年後にどうしていたいか。
渋いおじさまになっていたい。と言ったスタートであっても、

・渋いおじさまはどのような地位にいるのか
・渋いおじさまはどのように扱われているべきか
・渋いおいさまはどのぐらいの稼ぎが必要なのか

と考えてみてればイメージが湧くかと思います。
会社の20年後を考えるのに渋いおじさまスタートはどうかとは思いますが、
イメージしやすいのは自分自身のことだと思いますので、きっかけはなんであれ先のことをイメージし、
会社のことなので、数字化していきます。
理想の売り上げ、費用、利益、従業員数、支店数や店舗・事務所の平米
具体的にできればできるほどイメージがしやすいです。

目標が決まれば、今することは自ずと決まる。

先の目標(別に10年後でも5年後でも良いんですけど)が決まれば、その目標のために今しないといけないことは
自然と決まってきます。
今すべきことは、先の目標がないと決めにくいです。
例えば税金を減らしたい時に、その減らし方も先が決まっていれば取る手段は変わってもきます。

2021/05/19
従業員を雇うかどうかは悩むもの。

一旦雇うと、固定費がかかりますし、簡単にやめてもらうわけにもいきません。
昔とは違うとはいえ、従業員とその家族の生活を引き受けることになりますし。

しかも、外部の人間に依頼するというのは昔に比べて簡単になっているかと思います。
それでも敢えて従業員を雇う必要を考えてみると。

経営目標を共有できる。

外部の人に、仕事を依頼する。
他の経営仲間と提携して事業を展開していく。
便利であったり、楽しくはあるのですが、目標を共有して進めていくのには向いていません。
提携であっても、それぞれの目的が合っての提携なので、目標の共有とはずれていくかと思います。

従業員であれば、社内の仲間として一緒に目標に向かって進めていくことが基本ですので
経営目標の共有は比較的しやすいです。
(それはそれで、経営者の力量が問われるのですが)

長期スパンで付き合うことができる。

ずっと付き合っている、仕入先、業者さん、経営仲間というのは確かにあります。
ただ、会社として長期に最後まで付き合ってくれる一番の人は従業員です。
会社の色に育ってくれれば、一番の戦力であり仲間になってくれます。

まず、自分の事業をいつまでするか、最後どうしたいのか。
ここさえ決まってくれば、人を雇うのか雇わないのかは自ずと決まってくるのではないかと。


2021/05/18
一人で事業を展開を進めるには限界があります。
なので、人を確保することが一般的になってきます。

人を入れるのか入れないのか。

まず、今後の事業の展開で人が必要なのか。
必ずしも必要とは限りません。

一人でも大きくすることは可能ですし、そもそも必ず大きくする必要もないので。

あとは、人の雇用という選択以外にもありますので。
それは外注です。上下関係が無い言い方をすれば提携とも言いますね。

今は副業が当たり前になっているようですので、アルバイトとは違う形で自社の仕事の特定の分野についてお願いします。
従業員ほどこちらの融通が効くかは相手次第です。
契約書等は交わすものの、秘密保持の点では不安な部分もあるかもしれません。
やってほしいときに、先方が暇かもまたわかりません。
ただ、不要なときにはお金は発生しないというメリットもあります。

人を入れるなら我が身を律する。

人を雇用することがあるなら、
従業員は思っている以上に経営者の行動を見ていますので、
・経費の私物化
・従業員に対する言動と自分の行動の違い
などがあれば、思っている通りの仕事はしてくれないかもしれませんね。

ま、相手も人間ですので、理不尽だと思えば会社のためとは思いにくいでしょう。
人間まず自分の身が一番ですので。
律してやっとスタートに立てる。そんな感じです。

自分が従業員時代にどんな事を思っていたか。
思い出したら、イメージがつくかと思いますよ。

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