京都・滋賀で事業を伸ばしたい経営者を、リアルタイム月次決算と行動計画で経営支援する、コーチ型経営支援税理士。
京都市下京区御供石町368番地 北阪ビル6階
  1. 事業の倍速コラム。
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事業の倍速コラム。

2021/06/23
資金繰りの改善といえば、
・売上の増加
・利益の改善
・経費の削減
をイメージするのではないでしょうか?
事業の改善としては王道ですので常に考えるところではあります。

他にも現金を増やす以外にも改善につながることもあります。

入金は一日でも早く、支払いは一日でも遅く。

例えば、売上が末締、翌末日入金 支払いも末締め、翌末締払いの場合
入金が支払いに間に合ってそうですけど、入金が入るまでは手続きが間に合いません。
銀行が他行の場合・・・間に合わない可能性がでてきますね。
こうなってくると必要な資金は、たった一日なのに倍必要になってきいます。

入金を翌月25日にできたり、支払いを翌々月10日にするだけで、必要な金額は一月分ですみますね。

不足分は借入で

しかし、なかなか入金・支払日を変更することはできないことも多いです。
下請けの場合は、勝手に入金を伸ばされる・・・なんてこともあるかと思います。
回収の催促はするとしても、資金繰りに翻弄されると、本業に集中することができなくなってしまいます。
そのための借入が、運転資金の借入になります。
月末に資金が足りないからといって、急に借りれるわけではありませんので、
事前の対応が必要になってきます。

2021/05/31
人の信用を得るのは難しいですが、信用を失うのは簡単です。

ただ、人の全てを信用する、疑うのではなく、ある部分は信用する、ある部分は信用しない
といった関係が仕事では一般的だと思います。

お互いの相性にも繋がるんでしょうけど、お互いの勝手な阿吽の呼吸がズレているから起こる問題です。

言っていた事とやった事が違う。

よくあるトラブルのような話ですが、言った言ってないという誰が悪いんやと言う問題ではありません。

最初話に出ていたので、やってくれるのかな?と思っていた事が、相手は話が終わったから
もしくは変わったからしなくて良いだろうと判断した。
といったものが不信感の始まりだったりします。
客観的見れば、あえて再度お願いするような事か?と言ったレベルだけに相手が気付かない事も多いです。

思っていたレベルでやってくれない。

このレベルの仕事を依頼しているのだがら、やってくれていて当たり前の事。
特に日本に多いのだと思うのですが、サービスというものに対して過剰に求められる傾向にあります。
昔はしていて当たり前の事でも、今は当たり前でない事はたくさんあります。

費用対効果というもので、サービスを提供している側から見れば、その金額以上の仕事はしていますよ。
と思っているのですが、受ける側は書いてない事であっても当たり前にあるものと思っているものがあります。

仕事を受ける側はする事は伝えても、しない事まで伝えません。
特に、その当たり前だと思っているサービスが本業とはいえない事に関しては。

相手の求めているレベルを汲み取って、するしないを伝えられる実力というのは本当に難しいかと思います。

2021/01/25
とある本で、
「経営者とは負けないように勝負をしていくもの。」
とあり、とある本では
「リスクを取らないとリターンが得られない」
ってことが書いてあります。

人の性格だと思うんです。
負けるのが嫌いな人は、地道に進んでいく。
大きなリターンが得たい人は、リスクを取って行動していく。

どっちが悪いわけでもない・・・と思います。

ただ先に進んでない人は、
リスクがあるといって全く動かない人
リターンがあるからと、リスクではなく単に危険なことをしている人
のどっちかなんですけど。

なんもしない人と、何も考えてない人は成功がないということで。

2020/12/14
絶賛年末です。

コロナ禍で・・・といいつつも、ちゃんと業績を上げてられる人もいるもので。
個人の場合、

・節税なんかないん?
・この費用つかっていいん?
・iPhone買っていい?(なぜか毎年一定数います(笑))

なんてことを話したりします。
個人の節税は・・・まぁ、決まったものがいくつかあるので、説明するのですが。
(小規模企業共済とかセーフティ共済とか)

費用について。
人によるとは思いますが、
・真剣に払うか悩んでいるものが、未来の投資または未来の費用の先払い
・勢いで払ってしまおうとしているのが、浪費
というイメージです。

税金を減らすためだけに、税金以上の現金を減らす無駄はだけは避けるようにしてくださいね。

2020/10/05
・面倒なことややりたくないことは後回しにしたい。

こんなことは常に思ってることだと思います。
私だけですかね?(笑)

そのまま、せずに済むなら一番ですし、
しないですむようにするのが仕事のしどころとも言えますが。

なかなか、そうはいかないのが現状です。

ほっとけば、ほっとくほど、ろくなことになりませんし、
不安だけがかけめぐり、悪循環となります。


解決方法は、いややけど、ほんの少しだけ進める。

これが一番かと。
少し進めてみると、全体像が見えてきます。
全体像が見えると不安がなくなります。
不安がなくなると、面倒が消えてきます。
好循環ですね。

問題は、それがわかっていても、やりたくないものはやりたくない。
という頑固な意志なんですけど。


2020/09/28
同じ税理士がどんな広告をしているのか。
気になるところです。
・・・・の割には自分で見に行くことはないんですけど(笑)

さて、特に私のような「一般的には」お堅いイメージのある職業のチラシを見てると

「専門書かよ!」

と突っ込みたくなるような、漢字と専門用語が並んでいます。
限度のある文字数の中で、一番かっこよく書こうとするとそうなってしまうのと
いい加減な言葉を使うと、正しくは違う意味に取られてしまう可能性があるので
仕方ない部分があります。

が、同じ業界でもできれば関わりたくない用語が連発している広告を
ターゲットは理解できるのでしょうか?
そもそも、見ようとするのでしょうか?

チラシの作成する側の理解度は常に100%ですけど、
チラシを見る側の理解度はこれだと限りなく0%になってしまいます。

相手の理解度を100%に近づける努力。
ついつい忘れがちになりますね。



2020/09/14
以下の中で、どれが一番信用できるでしょうか?

(1)いつか、この会社引き継いてもらおうと思っているから。

(2)3−5年後に、会社渡すから、今この仕事手伝って。

(3)5年後に、あなたに会社を引き継いでもらいたい。
 そのため5年間にこのように進めたいと考えている。
 計画通り、まずこの仕事をしてもらえないか。

並べるとわかりやすいですけど、(3)だというのは納得していただけるかと思います。

(1)だと「みんなにいってるんじゃないの?」
(2)だと「3−5年後って、いつやねん。すでに10年たってるやん」ってことも多いです。
(3)だと上記の考えは出にくいですね。

ただし、(3)だと相手も覚悟をせざるをえませんので、「私には無理です。」
という回答もでてくるかと思いますが。

相手に納得してもらうには、「情報の開示」「期限」「覚悟」を並べないと難しいのが現状です。

昔は(1)でもいけたんでしょうけどねぇ。

 

2020/08/31
安倍総理の辞めた時期はどうなのか。
といった話ではありません。

政治的にどうかは人それぞれでしょうし、それは、個人的にお会いするときにでも。
(特に深い意見ありませんけどね)

会社と作ったときには全く考えてないですが、
・事業の辞め時
・会社の辞め時
・会社の引き継ぎ時
といったものは出てきます。
引き際ってやつですね。

会社をやめた後の事を明確にしている人は
引き際は綺麗です。
なにせ次への明確な目的等がありますので。

逆に今の事で精一杯という人は、先のことはなかなか考えられないです。
今はしゃーないやん。
という意見もあるでしょうが、昔なら考えてたかというと
それも考えてなかったかと思います。

自分があと何年働けるかを考えた時に、一人で事業をしていても
周りの関係者に迷惑をかけないことは考えてみてはいかがでしょうか?

会社を手放す。
色んな方法がありますが、もしお金を最大限に手に入れようと考えられるなら・・・
事前準備とタイミングが大事になりますね。
もし、興味がありましたらご連絡を。

それはともかく、
「あと2・3年したら交代するわ。」
と言ってる人で、交代した人は見たことがない。
というのが人生中途半端な状況ですが、学んだことの一つです。


2020/08/24
仕事の途中では、
相手に動いてもらわないと終わらないもの
という部分があります。

税理士の王道の仕事、申告業務であれば、
・相手に資料を準備してもらわないといけない
・相手に必要なデータを入力してもらわないといけない
・申告をするために相手に説明して納得してもらう時間のとってもらわないといけない
なんて感じです。

反応まちー・・・・って感じにしておくと、あっという間に期限直前ってことになりがちです。
相手は、なぜかしら、その対応をしたら(例えば、資料を渡しさえすれば)
その日のうちに出来上がって完成すると思っているからです。
なので、ギリギリでも良いと考えます(笑)
(全員ではないです(笑))

前回の動かすと同じですが、相手に資料を持ってきてもらうまでして一段落です。
連絡だけしたというのは一段落していません。

相手の対応を待っていると・・・一定量超えると自分の時間が足りなくなってきます。
自分の予定が相手の気分に左右されるからです。

相手に気分良く短期間でどう動いてもらうか。
簡単なようで、難しい課題です。

2020/08/17
人を動かすというと、

「従業員を動かして・・・」

と言ったイメージが強いかと思います。


しかし、

・チラシを作るときは「(未来の)顧客を動かす。」
・計画を作るときは「自分(と仲間)を動かす。」

と、仕事に絡むことであれば、

なにかをする=(対象となる)人を動かす。

となるかと思います。
と思ったときに、作ったチラシや計画をみたときに・・・

具体的にどう行動するか書いてない。
動きたくなるモチベーションにさせていない。

なんてことだと・・・

人間察して動ける人はごく一部です。

ってことは、書いてない=動いてくれない。
ってことは、動いてくれない=その仕事の効果がない

ということになりますのでご注意を。



2020/06/08
投資と言っても、証券やFXの話ではありません。
証券やFXは投資ですけど、それは専門家の人に話してもらうとして。

税理士としての投資。
というより、経営者としての投資。
となると、人・モノ・カネ・時間を使って投資していく形になります。

殆どは、自社の本業。
たまに、本業ではないところでの投資も可能性としてあるかと思います。

株式や証券、FXやその他色々。
こういった金銭債権の投資というものは
・損切りの大事さ
・利益確定の難しさ
など、色々言われております。
ちゃんとできている人は一握りなんだろうなぁとは思いますが。

しかし、意外と事業としての投資のときは
「これはしなあかんもんやねん。」
というお話は聞きますが、

・リターンは年間いくらで、トータルどれぐらいの稼ぎになるのか
・どの時点で損切りすべきか(いくらでも。人とお金と時間が突っ込めるもの限定ですけど)

を聞くことは、少なかったりします。

たとえば、ホームページを作るときに
「これからオンラインが必須やから最低でもホームページはいるんや」
という話になったりしますが、そのホームページでどれぐらいの集客ができて、どれだけの稼ぎになるか
なんて考えて作ってる人は殆どいないと思います。
(私も名刺代わりぐらいにしか思ってませんでしたし)

しかし、曲がりなりにも経営者。
なんでも思いつきでするのはいかんなーと思ったりするのですが、
みなさんは、どんな感じですかね?

個人的には、なんとなくMacBookを買って、
「趣味:MacBook」って事でごまかそうとしているという現状ですけど。

2020/05/25
今年ほど、補助金や給付金の情報について聞かれた年はないのだろうと思います。

メジャーなものは流石に把握していますが、本当に色々あるものです。
受けようとしている人の半分ぐらいは、国が求めてる用途とずれているなーと感じていますが。
ま、それはさておき。

やろうとしていることに対して補助等がでるなら受ける価値は当然あります。
費用対効果を求めるのが当たり前ですので。

が、補助金だけを求める。それはお得感は満載ですけど、事業はその補助金で改善するのか。
それを明確に答えられる人が少ないように感じます。

このコロナの状況がいつ終わるのか
非常事態宣言があけ、日常に戻ったときに、自分(自社)はどうしないいけないのか。

そんなことを明確に答えられる人はなかなかいません。
正直わからないと言っても、なんでわからへんねん!とは言われないかと思います。

ただ、わからないからとはいえ、考えないわけにはいけません。
今できること、今後しないといけないこと。
その行動と補助金が・・・あまりにずれていると、目先のお得に負けて、将来の利益を削ってるかもしれませんよ。

しかし・・・国はともかく、地方自治体は補助金の差がありすぎて本当にむずい・・・

2020/04/27
努力は無駄にはならない。

基本は間違ってないかと思います。

ただし、

「自分(もしくは会社)が行きたい方向に進むには正しい努力をする必要がある」

と思います。

・期限が定めてある。
・努力できる時間が決まっている。

というのが仕事の場合ほとんどです。

そのときに回り道になる努力をしていても進まない。
そのときに、経営者やリーダーが正しい方向性に導く必要がある。

がんばっている従業員にその頑張りは無駄だとは言えないですが、
ただしい努力に導くというのは常に考えてないといけませんね。

2020/04/13
コロナの話題で持ちきりですが、みなさまどのような対応をされてますでしょうか?

こういったときに人間性がはっきりと出てくるものですが・・・

それはさておき、まずは資金繰りです。
潤沢であれば良いのですが、一般的には潤沢である会社は少ないかと。

・セーフティネット保証
・無利子・無担保融資

など、金融機関経由であったり、日本政策金融公庫に直接申込するものであったりと
色々あるかと思います。

詳しくは経済産業省のHPにて

大事なのは、先を見て
・いつまでに必要なのか
・いくら必要なのか
を考えて申し込むことだと思います。

無利子で無担保が一番ですが、日本政策金融公庫は今対応に追われており、
借入にどうしても時間がかかります。
セーフティネット保証のほうが今なら少し早いかもしれません。
(手続きを手伝ってくれる金融機関もありますし)

特に今まで借入をしていない場合、金融機関であっても、日本政策金融公庫であっても、
さらに時間がかかってしまいます。

ゆとりのない会社は既に動いていますが、
ゆとりのある会社もいつも以上に時間がかかるということを考えて行動してください。


2020/03/16
小さい事業主はなにかに特化していかないと。

よくある話です。
間違っているとは思いません。

ですが、今のように状況が一変するとき、
今までの事業では全く先が見えない。

そんなこともあるかと思います。

では分散するのか。
確かにいくつかの分野で事業をしているのであれば
急激に成長ができなくても、安定するかもしれません。

しかし、そもそも分散するパワーがないので分散ができていないのです。

では、どうするか。
特化しつつも、次の事も考えておく。

なにかが起こる前に常に先のことを考えておかないと
なかなか先にはすすめないですから。

たまーに、危機が起こるたびに対策案を思いつき
躊躇なく実行する人間がいますけどね。

多分、その人が特殊ですので、なんとかなるとだけは思わないほうがいいですね。


2020/03/09
タイトルだけ聞くと、インターネットのウイルス対策のようにも見えますが、

災害や今回のコロナウィルスのように、経済に大規模な影響を与える状況で
一定の条件に当てはまれば、今借りている借入金とは別枠で借りることが可能な制度
(今回のコロナ関係はセーフティネット4号です)

ようは借入金なわけです。
セーフティネット自体の書類は市区町村に提出するようですが、お金を貸すのは金融機関です。

しかし、管轄の役所に電話が殺到しているようです。
それだけ影響が多いいということなのでしょうけど。

最終的に貸すかどうかは金融機関が決めるので、金融機関経由で聞いたほうが効率がよいかと。
おそらくは役所の窓口では対応しきれない電話数でも、金融機関ならスムーズに対応してくれますので。
金融機関によっては、書類作成の手伝いもしてくれるそうなので。

しかし・・・どれだけ影響がでるかわからないものは怖いですね。



2020/02/17
私用でもお仕事でも、
相手に良かれと思ってしていることがあるかと思います。

・時間
・お金
・人

などをかけてしているわけです。
なぜか?

それは、気に入っていただきたいから。
俺は無意識にしているんや!って方もいるかも知れませんが。

しかし、それが

・効果が出ている。
・当たり前だと思われてる(寂しい限りですが)

であれば、まだ良いのですが。

・要らない、かえって邪魔。

と思われることもあるという可能性は考えたことありますか?
世間にはいろんなサービスが溢れてますが、意外とうざいサービスもあったりするものです。
感じ方は人それぞれですが。

自分が「気に入ってもらいたい」相手に対して行う自社のサービス・・・
いつまでも・誰にでも「効果があるサービス」とは限りませんよ。

2020/01/27
キャッシュレス還元を受けるために、
今まで現金払いばかりの人がカードを積極的に使う。

ってことも増えているようです。
スマホに慣れている人は、PayPayなどのスマホのバーコード決済を使われることも多いようです。
(たまにポイント当たりますしね)

使う側は、ポイント還元であったり、便利性だったりでいい事だらけですが
(後先考えずに使って、後でお金に困るってこともあるでしょうけど)

今回は使う側の資金繰りではなく、今まで現金商売をしていた人が
キャッシュレス(しかもクレジットカード)商売にしたときの注意点を。

現金商売は、管理は面倒ですが、資金繰りでは一番ラクです。
特に、飲食業のように、入金は現金即金で、支払いは掛けの商売は(全部ではないでしょうけど)。
なにせ先にお金が入ってきますので。

しかし、現金商売の人が、キャッシュレスの取り扱った場合は、先に支払いがいくらか出てくることがありますので、
一定の資金を準備しておく必要があります。

他に、手数料が取られることもありますのでご注意を。

今は、バーコード決済系は手数料も無料のものが多いですし、即時入金されているようですけど、
これも淘汰されてきたら変わってきそうな気がしますね。




2020/01/14
経営は未来を考え、今行動するもの。

とか思ったりします。
過去をいくら考えても変えれないですしね。

しかし、経営、特にお金に関することについては過去を見られることが多かったりします。
過去のお金の使い方が、未来永劫変わらないと思われているようです。
多分、ほとんどがそうだったという積み上げがあるのでしょうけど。

ですので、過去にお金に関する黒歴史
(破産という大きなものから、ローンの支払を一度止めてしまった等)
があったりすると、とたんにお金を借りるということが厳しくなります。

その時は深く考えていなかった、実は親が原因で・・・などなど。
色々理由はあるでしょうけど、残ってるんですよこれが。

簡単に調べられるそうです。
(一回教えてもらったんですけど、忘れてしまって・・・)

もう歴史は変えられない・・・なら、まだきれいな歴史のままなら(殆どがそうですが)
・預金の残高の確認
・保証人にならないように注意
・自分の大事な判子、ID、パスワード等はちゃんと管理
は注意しておきましょうね。

経営者は、会社用のカードを従業員に渡したりもしてますし。

しかし・・・借り入れに関する仕事をするときに、何回かに一回出会うんですよね。そういう人に。
十分ご注意を。

2019/12/23
今年ももう少しで終わりますね。

事務所的には今年をそんな簡単に終わらせている場合ではないのですが、
時間は確実に進んでいきます。

前回のコラムに書いた届け出の期限や、申告の期限以外で
年末までにしておいたほうが良いこと。
それは、

「今年に経費に入れたいものは今年のうちに。」

実際に購入して現金を払ったものもそうですが、物だけ先にもらって支払いが来年でも立派な経費です。
カード払いも同じようなものですし。
今年は売上がいい感じであれば、本来来年することでも前倒ししておくのも良いかと思います。
無駄に使うのは論外ですけど。

パソコンであればwindows7のサポート終了が1/14だったと思います。
どうせなら今年のうちに買ってしまえばよいかと。

10万円未満のパソコンであれば経費になりますが、
10万円以上だと固定資産になりますので注意ください(全部経費にする方法もあります。青色なら)

2019/11/25
夢や目標はいくら大きくても特に問題はないかと思います。
大きければ大きい程、それを達成するまでにしないといけないことが多いだけで。

ただ、自分の立ち位置をわかっていなければ、目標までの距離感も
そのためにしないといけないことも明確にはわかりません。
自分の立ち位置、いい意味でも悪い意味でも日々変わっているものです。

定期的に、自分の現在の立ち位置を確認することも
前を見るために大事かもしれませんね。

最近年をとったのか、段差がある場所に気づかず、盛大にぐねってしまい
歩くのも辛い捻挫に苦しんでいる私のようにならないでくださいね(笑)
アシイタクテシンドイ(´・ω・`)

2019/11/11
相続や事業承継で一話の中心になるのは

・自社株

です。

・誰に渡るのか
・いくらにするのか
・渡すタイミングは
・時価をどう下げていくのか(上げていくのかはあまりないです)

などなど。
いろんな方向から考えて決めていくんですが、金額等イメージできると人間安心するものです。

安心してもらうこと自体はいいことなんですけど、
実行する日までほっとけばいいかというとそうではありません。

ちゃんとどのように実行するか(特に誰にいくら渡すのか)を
みんなに明確にしておく必要があります。
遺言書とかですね。

そんなことしなくても、そのときに言えばいいだけ。
と言われる人も多いのですが・・・

あなたがその時、その意思決定ができる状況とは限らないのです!

若くても死ぬこともありますし、死ななくても意思決定できないと判断されることもあります。
そうすると・・・揉めますよね?

自分の最後のお仕事は早めに、どうするかとみんなが揉めないようにする。
それも自分がどうなっても大丈夫なように。

お忘れなく。

2019/10/21
お金の使い方の基本でよく言われるのが

・投資
・消費
・浪費

という選択ですね。

浪費をなくし、消費を抑え、投資に回す。
綺麗事で言えばそんな感じになるかと思います。

浪費をゼロにするのは私用については味気がないかもしれませんが、
事業であれば、浪費はゼロが基本になるかと思います。

後は何を「浪費」「消費」「投資」と考えるかです。
誰かと食事に行くのであっても、それをどう考えるのかは使った人次第です。
もしその食事を「投資」と考えるのであれば、

1)その食事の最終目的がなにで、期限はいつまでに達成するのか。
2)その投資は他の投資に回すより有効なのか

ぐらいは考えるべきだと思います。

外でお酒を飲みながら
「よく考えたら、このお金数回で、求人募集の費用だせたかも」
なんて事に気づいた私みたいにならないようにしてくださいね(^^;


2019/10/15
10月になりました。

個人事業主さんであれば、年末まで3ヶ月を切ったわけです。
事業は永続するという考えであれば、キリなんてものはないわけですが、
税金というものは1年単位で基本計算されます。

ということで、あくまで予想であっても知りたいところ。
9月までの実績と今後3ヶ月の予想で概算でも計算しておくと覚悟が決まります。

必要な費用があるなら、先に使ってもいいわけですし。
(これはこれで、今後の資金繰りとの相談もありますけど)

ざっくりでも知っておくと、変な不安もなくなりますし。

まずは業績の予測からしてみてくださいね。

税金の計算は予測さえできていれば、税理士に確認してもらえれば回答もらえますし、
事業の予測が難しかったら、税理士と一緒に考えてみるのも良いかとおもいます。




2019/09/30
「なんか恐ろしいくらい利益出てるんですけど」

というときに一番最初に確認するのは在庫
(在庫のある商売だけですけど)

利益率を確認するときに異常に気づくことが多いです。
今までの平均利益率から考えて、高いのか低いのか。

大きな会社であれば、数%違うだけで最終利益が
全く違ってくるものです。
小規模であればおざなりにしがちですが。

・棚卸しの数字が間違っていないか
・仕入れがもれていないか
・売上が重複していないか

数字を見つつ、社長にヒアリングしつつ確認していきます。
そのなかで一番ざっくりしているのが在庫だったりするので。

このネタを提供してくれたお客さんは在庫が百万単位で
違ったというオチだったのですが(笑)
(それでも毎月棚卸しされているのはえらいと思います)

最終的には気づいても、決算前に気づかないと
なんの対策もできずに終わってしまいますし、要注意です。

2019/08/05
こまめに預金残高を確認するのがしんどい。

という経営者さんがおられます。
たしかに、日々の資金繰りに追われるというのは大変だと思います。

経営状態が大変で・・・という中で、資金繰りをこまめに見つつ
対応していくのは精神をすり減らすような作業です。

ですが、そういう状態であるから逃げたくなるのか、気がついていないのか。
そういう人に限って不要な経費が多いように思います。
特に売上はきっちり取ってこられる人に多い傾向です。

たった10万円。
しかし、その10万の利益を得るために100万円の売上が必要だったりします。
(業界によりますけど)

無駄な固定費の削減も大事ですが、無駄な支出の削減も大事ですね。



2019/07/29
会社オリジナルのメニューがあればいいけれど。

といいつつ、自社はそういう会社ではないから・・・
と諦めている人がほとんどかもしれません。

確かに、飲食店なので
「ここでしか食べれない!」
なんてものがあるなら、わかりやすくて良いかもしれません。

しかし、
一点物までこだわらないのであれば、ある程度特化することが
できるのではないでしょうか?
言い方を変えると、絞るとも言うのでしょう。

1)する業務を選ぶ。
中華料理屋さんであれば、基本的には中華料理全般作ることは可能だと思います。
それを、「点心専門」「餃子専門」と絞っていくことが特徴をもたせることができますね。

2)対象の職業を選ぶ
ホームセンターの商品は、基本的には一般消費者を対象にしていますが、
ものによっては、プロの人も購入されています。
では、ターゲットをプロの職人に限定して販売してもよいわけです。
実際ありますし。
こういったことは、いろいろな業種で可能です。

3)対象の人を選ぶ
若者をターゲットにするとか、主婦層を・・・ってやつです。
具体的に、32歳、男性、独身、という絞り方もありですね。

こうして、自社の特徴を作っていくと、オリジナルのメニューに近づけていくことが
可能になります。

「あまり絞ったら、お客さんがいなくなるかも・・・」
と行った不安もあるかもしれませんが、実際にターゲット層のみが来るということはありません。
評判が良ければ、ターゲット層以外も来られますしね。

今は同じ業種が山のようにある時代です。
特徴をもたせるということが必須のかもしれません。

特徴がないのが特徴というのもあるので、一概には言えないのですけど。




2019/07/22
事業を始めたばかりの時は、個人の力で仕事をこなしていかれるかと思います。
そもそも一人で始められてたり、気の会うメンバーで始めてますから、阿吽の呼吸でスムーズに進んでいくかと思います。

しかし、一定の期間が経った時、
・仕事量が個人の能力を超える。
・仕事をする人間の能力の差が広がる。
・新たなメンバーが増えた。
と行った理由から、業績が停滞したり、トラブルが出てくるようになります。

このような時に、仕組みづくりの必要性が出てくるのではないでしょうか?

本来なら、時間の余裕がある最初からすべきことなのですが、そこまで考えて仕事をされている方は少ないのが現状です。

最近細かいミスが増えてきたな?
なんて事を思っているかたは、是非とも仕組みづくりから始めてみてはどうでしょうか?
その時は仲間と一緒に作るか、外部の人間と一緒に作ると、バランスのとれたものが出来上がると思いますよ(^^)

2019/07/08
今はM&Aという言葉を聞いても、嫌なイメージというのは少しずつ減ってきているかと思います。

経営者が引退するときに廃業するより、誰かに引き継ぐ方が良いというのは理解してもらえるのではないでしょうか?

今がその時かは置いときまして、自分の会社がいくらで売れるかは興味があるのではないでしょうか?

その時に一番ネックになるのが、
経営者が誰になっても事業自体が回るかどうか?
ではないでしょうか?

社長がいなくなったら、売り上げが全く上がらない会社だと、なかなか売れないですよね?

社長が居なくても会社が回るか。
それが会社が売れるかどうかの第一歩になるかと思います。

それだけじゃないですけどね(^^)

2019/06/24
一般的には、健康保険・厚生年金・労働保険をさすかと思います。

そのうち健康保険と厚生年金が日本年金機構に会社が支払いするもので、
給与の支給額から控除される、給与明細でおなじみのしろものです。

給与を貰ってる人ですら、
「なんかわかんないけど、たくさん引かれてる」
と思われているものですが、

会社からすれば、
「会社に貢献しない厄介で高額なしろもの」
「従業員は手取りで見ることが多いので、給与を少なく感じさせるしろもの」
「しかし、健康保険と厚生年金を加入してないと、従業員の募集で真っ先に求人対象から外されるもの」
という、三重苦のしろものだったりします。

では、なんでそんなものが会社の場合、強制加入の対象になるか。

それは従業員の老後の生活基礎となる年金の元だからです。

何歳で受け取るかは今は選択ですが、死ぬまで永遠に貰えるものは基本国民年金・厚生年金しかありません。
そのために働きだしてから少しずつ溜め込むようなものなのですが・・・
最近の情報の流れだと、払うだけ無駄だと印象だけが大きくなっている状態です。

ついでになんでこんなの払わなあかんねんと、社長から八つ当たりされる始末(笑)
ちゃんと、こちらも説明するのですが。

昔と違って強制だからでは納得してくれない世の中です。
ちゃんと価値があるものだと誰かちゃんと説明してくれないものかと、毎年この時期には思ってしまいます。


2019/06/17
継続している会社は、

・無駄な費用を使わない。
・私的な費用を使わない。
・税金・社会保険は必要経費として認識している。

という普通の事を継続して行っています。
当たり前ではないのか?
企業で会社員として働いている人からすれば、当たり前と思えるかもしれません。
その感覚は正しい・・・のですが。

経営者になったときにその感覚が継続しているか・・・と言われると、
なかなかおられないのが実情です。
自分に厳しい人はなかなかおられませんしね。

利益があげられるんやから何しても問題がない。
そういう気分の方もおられます。
確かに利益がないとなにも始まりませんし、
利益があればお金を使っても問題ないかもしれません。

しかし、事業を継続していくと必ず危機がでてきます。
そのときに、普通の事を普通にしているとしていないのとでは、周りの対応は違ってくると思いますよ。

2019/05/27
自分のステージは付き合ってる人間で決まる。

この言葉はもっと偉そうな人に言ってもらわないと響かないので、別の視点から。

人脈を得るためには何をするか。
人と会うためにいろんな交流会に参加して名刺を配りまくる。
これはあまりに無駄が多い。
配った本人ですら貰った名刺の人の顔を思い出せないのに、相手が覚えてるわけがない。

しかしその中にも、

気の合った人。
自分の仕事と絡みがあるような人。

がいた時は、仲良くなって、何かのタイミングで仕事に繋がったりします。
そんな人とは今でも名刺を見た時にちゃんと印象残ってたりします。
そんな印象が残っている人の名刺・・・そのままにしてたりしてませんか?

そこそこ長いこと仕事をしていると、そんな名刺ですら結構数があったりします。
じゃ、今から新しい人脈を広げるより・・・すでに繋がってる人との繋がりを再構築した方が早いと思いませんか?

あなたの過去の人脈がこれ以上広がらない・・・なんて事はなかなか無いと思いますよ。

2019/05/13
仕事には
・汎用性の高いもの
・特殊性の高いもの
に分かれるかと思います。

汎用性の高いものは、仕事は取りやすいが、価格競争が起こりやすい。
特殊性の高いものは、仕事は取りにくいが、価格競争は起こりにくい。

独立したときに
売りになるのは「特殊性の高いもの」
お金になるのは「汎用性の高いもの」

とんがって特殊性の高い業態にすると、ニーズをつかめるようになれば安泰ですが
仕事を来るまで耐えないといけません。

汎用性の高い仕事をメインにすると、仕事は取りやすいですが、価格面等途中で辛くなってきます。

最低限の生活ができるまでお金にしやすい仕事、それ以降は特殊な仕事で攻める。
というのが理想かもしれませんが、業種や本人の性格等もありますので、
人それぞれ一番いいバランスを模索することになりますね。

2019/05/07
サービスを提供するとき、

他社に負けないものを

ということが必須になります。
何かしら差があるから選んでくれる。
というわけです。

それは
・サービスの質
・サービスの量
・価格
と、なんでもいいわけなんですが、
顧客のニーズに沿ったものである必要があります。

質も量も価格も最高が一番いいのですが、
その最高レベルを維持するのに負担がかかる場合、
状況を確認する必要があります。

一番ありがちなのは

・相手が求めている以上

という言葉に従って付加価値をつけたときに、
相手がその部分を大事に思っているかです。

マクドナルドでポテトが無料の場合、
普通は喜ぶかと思います


じゃ、そのサイズがバケツいっぱいだとどうでしょう?
店側は負担は相当大きくなりますけど、顧客は喜ぶかといえば
おそらく喜ばないかと思います。嫌がらせに思われる可能性もありますね(笑)

極端な例ですが、サービス業の場合意外とそのレベルでやってたりします。

あとは、定食で言えば、店側はメインのおかずのレベルでサービスを提供していても、
顧客が漬物ぐらいにしか感じていなければ、費用対効果は悪いですよね。

なんでもサービスを足せばよい。
それは最後は自分が潰れてしまう行為になるという事を気にしたほうがよいかと思います。





2019/04/08
最近よく聞くのが、
「人が雇いにくい。」
というお話。
確かに中小企業は、大企業に比べて雇いにくいという事実はあるでしょう。
待遇面でそう差がなくても大企業にはブランドがありますので。

でもまぁ、雇われる人の全てが大企業に入れるわけではありません。
じゃ、なぜ来ないのか?
ちゃんと周りと比較しても問題がない、むしろ少しは待遇が良いはずなのに・・・
という条件であっても。

ありがちなのは、その待遇の良さが伝わっていないこと。
例えば税理士業界で就職しようとしていた時に、「残業ほぼなし」みたいな言葉は無視していました。
んな訳がない・・と(笑)
最初に就職した事務所が残業当たり前な事務所だったので、そのイメージが強かったからなんですが。
今は、ちゃんと残業が少ない、ちゃんと残業手当が出る、という当たり前な事務所も多いです。
こういう場合、伝わりにくいのではないでしょうか。

もう一つは、その待遇の良さが
「業界にしては・・・」
といった場合。
雇う側は、他の求人情報と比較して多少高めに設定するのが雇いやすいと考えます。
ただ、そのときに同業種と比較して終わりではないでしょうか?
しかし、雇われる側は、必ずしも同業種だけを選択しているわけではないでしょう。
業界全体で人が雇いにくいのなら
・業界自体に人気がない
・業界の待遇が、他の業種と比較して悪い
という可能性があります。

ライバルは同業種だけとは限らない。
これは、人を雇う以外の様々な事にも当てはまるのではないでしょうか。


2019/02/18
確定申告時期になりました。

普段からお付き合いのあるお客様だと、
事前に必要なものを頂いているので無駄なものというのはないのですが、

今回はじめての人の場合、
・相手は何が必要かよくわからない。
・こちらも、相手が何をしているかが現時点でよくわかっていないので
 必要なものが何かが判断がついていない。
という状態から始まります。

だいたいは
「よくわからないので、とりあえず全部残しています。」
という人が多いので、
「とりあえず、全部持ってきてください。
 見せてもらって、必要なものを探します。」
というパターンが多いです。
書類がないより、ある方がありがたいですしね。

という話なんですが、
1)必要なものだけある
2)必要なものと必要でないものが混ざっている
であれば、1)の方が効率は良いわけです。
ですので、上記の例で言えば、翌年から必要なものをピックアップして貰うようになります。
(必要なものが増えたりしますけどね)

普段の仕事も同じですね。最初のやりかたで毎年していたら非効率です。
ちゃんと伝えないとお客さんも
「全部残していて、最後にまとめてわたせばいいのか」
という勘違いされてしまいます。

最初から効率的に仕事は難しいかと思います。
同じ仕事を繰り返す時に、少しでも効率が良い方法を常に考える。
忙しい時期こそすべきことですが、ついついサボってしまいますので。

自分で書いて、自分の胃が痛くなるような内容ですが。

2018/11/05

税金なんて払いたくない。
効果がわからない費用は誰だって払いたくありません。
税金には税金の効果はあるのですが、今回はそんな話ではなく。

個人は個人の、法人は法人の、節税対策はあります。
税金を減らす・・・だけでいいのなら好きにして貰えばいいわけですが、どうせなら将来に有用な効果を考えてしてもらいたいところです。

お金の基本。使うお金が、投資か消費か浪費か。
これって考えるときには、将来どうしたいかもセットで考える必要があります。
年始に改めて考えることが多いとは思いますが、せっかくする節税対策。
将来どうしたいかもセットで考えると、さらにお得感が増すと思いませんか?(^^)

2018/10/22
個人であれ、法人であれ、

「税金」

は払いたくない。
その思いはわからないでもないです。

税金は国や地方によって有効に使われているわけですが、
わからないのが現状ですので。
(情報は有効に使われてない事ばかり流れてますし(笑))

税金というのは、基本
儲けたお金から、その儲けのために使ったお金を差し引いた差額に課されます。

ならば、もらったお金を全部使えば税金は出てこないということになります。
(個人的につかったとかは無しで)

逆に言うなら、税金を払わなくていいということは、お金が全く残っていない
とも言えるわけです。

宵越しの銭は持たない。
そんな主義で事業がうまく回る・・・とは流石に思われないと思います。

無駄に払う必要はないですけど、全く払わない、というのも問題がでてくる
ということです。


2018/10/15
個人でも事業でも、
なにかお願いしている人は、必ず求めていることがあります。

例えば、税理士に依頼されるときは
「税金の申告」
であることがほとんどです。

ですので、その要望を外すことはありません。
しかし、必ずそれ以外も期待しています。

・節税対策
・経営状況の確認
・資金繰り対策

などなど、色々あります。
良かれと思って何かをしても、相手が期待する事以外であれば
全く無意味と断言してもよいかもしれません。

こちらとしては必要だと思っていても、相手は気にしていないのですから。
経営状態のアドバイスをしても、相手は節税だけ気にしているのであれば
ほとんど伝わらないのが現状です。

顧客、上司、部下、パートナー

相手が何を自分に求めているのか。
それを知るところからはじめないと無駄な努力になってしまいます。

たまに聞いても本当のこと言わない人もいるので
難しいことでもあるんですけどね。

2018/10/09
仕事の基本は、
「自分が出来ることをする。」
だと思います。
できないものは、できないんで。

しかし、勉強と違って、仕事は自分がする必要はありません。

誰かに回せる仕事であれば、根回しだけ自分がして、あとは他に任しても良いはずです。
その時に一緒に技術が盗めたら、次から自分がすればいい。
もしくは、表に立つのは自分だけど、ほかは人に任せるスタイルでも問題ありません。

仕事は基本的には何かに特化するほうが良いことが多いです。
しかし、
・次の自分の仕事につながる。
・顧客との信頼が上がる。
・会社のブランド力があがる。
などなど、
あなたや、自社の力が上がるのならどんどん受けてしまっても良いかと思います。

そのためにも、信頼できる人との交流は必須になるんですけどね(^^

2018/10/01
みんな税金は払いたくないもの。

しかし、払わない場合。

1)お金は残らない
2)業績が悪くなる

という結果を覚悟しないといけません。

1)お金が残らない。
 税金を減らす行為は、基本的にお金を使います(全部ではないですけど)
 ということは、税金を減らすためにお金を使えば、お金は残りません。

2)業績が悪くなる
 税金を減らす行為は、費用を増やすことで所得を減らし、結果税金を減らします。
 ということは、決算書を見た時に見栄えが悪くなります。

それでも構わないのであればいいのですが、

1)お金が必要な時にお金がない。
2)お金を借りようとした時に、借りにくくなる。

という事も含めて考えてほしいのです。
目先の税金を気にしたばかりに・・・という話はよく聞きますので。


2018/09/25
行動しないと何も始まりません。

ですので、
行動することはとても大事です。

しかし、闇雲に行動しても成果はでないもの。
反省も改善もしにくいですしね。

目標を達成するために行動する。
そして、その結果どうだったかを反省し
改善し、再び行動する。

地道な繰り返しが大事ってことで(^^



2018/09/18
どこからお客様が来ているかちゃんと確認していますか?

紹介されることが多い場合、特に重要になってきます。
ちゃんと覚えているようで、実際は違うってこともよくあります。

きっちり集計されておられるでしょうか?
良いお客様であったり、印象深い紹介、最近の紹介ばかり覚えていませんか?

集計見ると、昔によく紹介していくれていた人が疎遠になっていることに気づくこともあります。

「紹介してください。」

といって、すぐに紹介してくれるひとは稀です。
紹介したくても、紹介できる相手がいないことも多いでしょうし。

常に、思い出してもらえるようにしておくことは大事ですね。

2018/08/06
会計って意味があるん?

と聞かれることがあります。
確かに、年に1度まとめてする場合、

確定申告の手段

ぐらいにしか使いみちがありません。
あまりに過去のことを見ても今とは全然違いますので。

毎月最低でも
・売上
・利益
は見ておかないと、対策が間に合いません。

あとは、
・固定費
の確認ですね。

会計をつけていれば、簡単にわかりますけど、
毎月通帳から
・いくら現金を引出しているか
・いくら引き落とし・振込がされるているか
(仕入れの支払いは別)
を抜き出すだけでも大まかにはわかりますよ。

固定費がわかれば、
・必要な利益

利益と利益率がわかっていれば、
・必要な売上

がわかりますね。
以外にわかっている人が少ないのでびっくりですが。

2018/07/30
事業を行う時に、同業者に勝てる「何か」を探すことから始めるかと思います。
しかし、同業者に勝てる何か・・・なかなか見つからないですよね?
簡単に見つかる強みは、恐らく他の会社も持っているものであったり、真似がされやすいものかもしれません。

じゃ、どうすればいいの?
となるかと思います。
例えば、

・こまめな連絡
・丁寧な対応
・スピーディな対応

なんてものはどうでしょうか?
HPに特徴として書いても、なんの反応もないこれらのこと。

しかし、実際に顧客にサービスとして提供した場合、その後の反応が全然違います。
他の会社も、決してサボってるわけではありません。業界平均値の対応は絶対していると思います。
しかし、業界平均値が、世間の平均値とは限りません。
業界によっては、世間の平均値とはかけ離れた対応レベルだったりします。
それが「サービス業」という業界であっても。

この差異が、消費者にとって、業界の「不満点」であることも多いですし。

業界平均値を遥かに凌駕する上記のサービスが提供できるなら、
それは、業界トップクラスと言ってもいいのではないでしょうか?

一般の消費者として色々なサービスを受ける立場でもありますが、満足できるサービスというのはなかなか無いものですよ。


2018/07/02
仕事の内容にもよるのですが、

顧客へのサービス=顧客の時間、手間を減らす。

という部分があるかと思います。
サービスの向上は、顧客の為ですし、
自社の仕事の質を上げることにも繋がります。

しかし、単純に顧客がしていたことを自社でした場合、
自社の負担=原価の上昇となります。

その原価を、売価に転換できるのであれば特に問題ありません。
新たなサービス=売上アップ
となりますので。

それができない場合、差別化として行う場合。
原価アップを我慢するのか?
できれば、避けたいところです。

一般的には以下の方法が考えられます。
・何かのソフト使い、人の手に依存しない。
・他の顧客の分と纏めてすることでコストを下げる。
・それ以外のサービスのコストを下げることでバランスを取る。

同じことを続けることは、退化することに繋がりますのでご注意を。


2018/06/04
新しい製品や、新しいサービスは完成してから発表すべき。

それも一つの方法で間違いではありません。
しかし、完成したけど、顧客のニーズに合わなかった。
となると費用も時間も馬鹿になりません。

それならいっそ途中で出してしまいませんか。
途中でだして、反応を見る。

それから、どんどん直していく。
それが最速で、最安。

形のあるような製品だと難しいですけどね。
ソフトウエアではよくあるパターンですよね。



2018/05/13
一般的には、
・修繕の前倒し
・必要なものを先に購入
というのはわりとしやすいものですし、

個人であれば
・小規模事業共済
・セーフティ共済

法人であれば、
・上記の2つ(小規模は役員報酬も含めてですが)
・生命保険による対策

などが一般的です。
最初のものは、
「どうせ使うなら、先に使って税金を下げる。」
次のものは
「税金を繰り延べして、資金を貯める。」
といったものです。
大事なことですが、少し後ろ向きですね。

中小企業でよくある話として、
・投資がしたいけどお金が・・・
・人が足りない。
という話を聞くことが多いです。

しかし、なぜかいざ税金の話になると、
「ここはチャンスだ!」
ではなく
「税金払いたくない!」
という一択なのでしょうか?
どうせなら
「節税」と「投資」を両方狙っていきましょう!
お金では買えないもの・出来ないこともありますが、
お金があればできることもいっぱいあるのですから。

無駄遣いは駄目ですよ(^^


2018/04/16
小さい企業には、小さい企業の強さがあります。
・フットワークの軽さ
・情報伝達の速さ
・意思決定の速さ
などが当てはまると思います。
(ちゃんとしていたら、ですが。)

では、小さいままでいいのか?
考え方は人それぞれだと思いますが、ほとんどの企業は
「大きくしておくべき」
だと思います。
せめて次世代につながる形で。

今のお客様が、自分がやめても路頭に迷わないように。
と書くとなになら凄そうですが。

自分が事業をやめた時に、
・うちの味を気に入ってくださるお客様のために、次世代への味の引き継ぎ。
・うちで作った家を大事に使ってもらうために、安心できるメンテナンス先を。
・自分の代では終わらないものなら、次の代に安心して任せられるように。
という事業承継の話にも繋がります。

・自分がなにかあった時に、お客様に迷惑かからないように。

会社は法人ですが、代表は個人であり、人間です。
いつまでも元気で健康で・・・というのはなかなか難しいものです。
自分がいなくなっても、なんとでもなる。
最低その規模まではしておきたいですね。


2018/04/09
住宅を取得した場合の返済は、詳しいFPさんにでも聞いてください(^^;)

さて、事業資金で借りた場合、余剰資金があれば返すべきなのか?
基本的には否定的です。

1)借金が苦手で・・・
それはわかります。
不安もありますし。
しかし、慌てて返したばかりに、またお金を借りる事になっては意味がありません。
事業をしているのなら、事業の拡大のためにも借入は必要になります。
その時にお金は全部返しておかなければいけない・・・それは、間違いです。
貸している状態のほうが貸しやすい・・・なんてこともありますので。

2)早く返したほうが、金融機関にイメージがよいのでは?
逆です。
倒産しそうなら返してほしいでしょうけど。
金融機関は利息をもらってなんぼの商売です。
早期返済は、予定した売上が立たないという事です。
それは金融機関にとってとっても迷惑な話になります。

否定的ですが、状況によっては返したほうがいいこともありますので、
会社の資金状況に詳しい人(できれば税理士であってほしい)に確認してくださいね。

2018/03/26
今、タイにいます。

確定申告も終わったとこでなんですが、
誘われたのでついていくことにしました。

タイの不動産状況や、日本人がしているタイの飲食店視察
新たに出店しようとしている店の状況や要人との会食など
充実した時間を過ごしています。
(こういう文章は書き方で凄そうに聞こえますね(笑))

タイは素晴らしい!!
って話ではなく、なにか話が出てきた時に

・動こうとする意志があるか?
・動けるような状況にしているか

この2つを常に意識しているでしょうか?

「今は忙しくて動けない」

なんて言っていると、永遠に忙しくて消耗してしまいますよ(^^

まぁ・・・
返った時に事務所がどうなっているか私も怖いのですが・・・

いない時に、社内の人間がどのように対応してくれているか。
それを見るいい機会でもあります。

2018/02/13
確定申告の時期です。

高度な知識が要求される申告から、誰でもできるだろうなぁと思われる申告まで色々です。

では、誰でもできるだろうなと思われる申告がプロに回ってくるのか。

1)本人はできないと思っている。
2)なれないことをして時間を無駄に使いたくない。

という考えだと思います。

1)の人も、最近は調べてみたり、税務署や相談会場で申告をされる人も多いかと思います。

税理士の立場から言えば、じぶんでされる人は
「顧客の対象ではない。」
とも言えます。

2)のように自分の時間の確保を最優先にされる人が
「顧客の対象になる。」
と言えるわけです。

仕事のレベルは変わらないのに、人によって
「お金を払うかどうか」
が変わってくるわけです。

簡単な仕事に限定する話ではありませんが、
自分の営業の対象を
「お金を払ってくれる人」
に限定しているかどうか。

当たり前のようで、意外と対象がずれてるかもしれませんよ。







2017/12/18
利益というと、ホワッとイメージがぼやけるかもしれませんが、
ようは
「もうけ」
ってやつです。
「もうけ」が多ければ多いほど
「お金」は増える。

これが基本だと思います。
お金が増えていない時、2つの考え方があります。

一つ目は、
「もうけ」の回収が遅い。

商品は販売したけど、お金が入るのは翌月とか翌々月って場合、
本人が「もうけた!」というイメージと実際の入金に差が出ます。
継続して仕事をしていると、それが当たり前になりますので感覚のズレは減ってくるでしょうけど、
開業したての場合は大きく違ってくると思います。

もう一つは
個人的に使い込んでいる。
事業として使っていないので費用としては出てきませんが、実際のお金は個人として使ってしまっている。
この場合、お金は残りませんよね。
会社であれば少し問題がある行為ではありますが、個人の場合は自由ですので。
自己責任ですが。

もうけていると思っているのに、お金が残っていない場合、
殆どはこの2つだと思います。
(集計が出来ていないのは別ですけど)

なぜかしら、自分で使い込んでいる人に限って
「なんか知らないけど、お金がない!」
と主張されることが多いですけどね(笑)

2017/12/11
年末になりますと、

「これ買ったら、税金さがるよね?」

という質問を受けます。
大体の回答は、

「なりますよ」
「それは固定資産になるので、あまり今年には効果がないです」

の二択です。
その回答で間違いはないのですが・・・

「そもそも、それっているん?」

とツッコミたくもなる事もあります。
(そしてだいたいはツッコむわけですが・・・)

店舗の修繕や、必要な備品の購入
なんてものは、来年にするのなら今年にしても・・・というのはわかります。
しかし・・・・税金がでそうだからと車を買い換える必要があるのでしょうか?

普段、出そうかどうかためらってる広告とかHPの改定とか
そういう利益に貢献するものを優先すべきではないでしょうか?
たしかに、年末に急にできるものではないのですが。

税金で払うぐらいなら、大きめの出費でも・・・
この時が一番、

「利益に貢献できるだろうけど、いままでためらっていた出費」

をする時期ではないでしょうか?

まぁ 私は今年、車買い替えますけどね(笑)
(13年も乗ってたし・・・・)

2017/12/04
新しいことを考える時に

「自分だけでは無理」

って着地点はよくあることです。
ここで諦めると何もできませんので、次の段階へ

・誰かを雇う。

特殊な能力が必要でなく、単にマンパワーが足りない場合なら一番最初に考えます。
あとは、コストに見合うかを考えます。
デメリットが、この新しいことが期間限定なら、雇用という固定費の上昇は後々大変なことになります。

・誰かに依頼する。

多少特殊な能力が必要であっても、外注であれば、レベルに応じた対応をしてもらえます。
コストに見合うかは色々ですけど。
メリットは、期間限定なら、固定費にならないこと。
デメリットは・・・期間を見れば雇ったほうが安い可能性はあります。

・誰かと組む。

大きな事業になりそうな者の場合、自分の会社の規模での限界があります。
しかし複数の会社で組めるなら、上記の2つより大きな事も可能でしょう。
メリットは、一番大きくなる可能性があること。
デメリットは、きっちり最初に面倒でも決めておかないと問題が起こった時に揉めやすいです。
あと、そんなに簡単に相手は見つかりません。

誰かと組むのが面倒で一人でやっている。

そんな人も多いかと思いますが、自分のパフォーマンスが良い内に、
自分のパフォーマンスが落ちても良い状況にはしていかないと先が閉ざされるのもまた事実です。



2017/10/23
決して、売りたい商品のほうが儲かるからというわけではありません。
(そういうことも、多いとは思いますが)

売る側が

「これはすごいサービスやで!!完璧!」

と会心の出来に喜んでいても
買う側は

「なんの意味があるん?」

ということは、数知れず。

1)ニーズがわかっていない。

例えば、私、税理士が、

「税理士は究極のコンサルができるで!!」

と思ったところで、顧客の超基本のニーズは

「申告やってぇな」
「税金減らしてぇな」

なわけです。
もし、究極のコンサルができるなら、究極のコンサルを求める人に言わないと意味が無いわけです。
究極っていうと高そうですし、

「うちとこ小さいから、そんなんいらんねん」

って言う事も多いですから。

2)相手に取って大事だと気づかせていない。

その究極のコンサルが相手にとって、とっても大事だとしたところで、
先程のように相手に理解してもらわないと、単なる押し売りです。
相手に

「なんか高いの売りつけようとしている」

って思われないように、ちゃんと理解してもらわないと、商売のスタートラインにたてません。
気づいてもらうって本当に大変です。

3)どうすればいいねん?

相手に聞いてみると意外と簡単に需要というのはわかる事が多いです。
ただし、わがままに付き合うことはありません。
全て盛り込んだら、どえらい高いものになるのはお互いわかっているわけですし。
お互いの着地点としてベストを探せばいいわけです。

iPhone(スマホ)のように、今までなかったもの(あったものの集合体ですが)を作り出す!!
なんて事は・・・・できれば最高ですが、できなくても商売は成り立つということで。

2017/09/11
「お金を借りたいんです。」

こんな話を立て続けで受けました。

この時に

・起業・会社設立のタイミング

であれば、今から間に合わしたい期限に応じて頑張っていきましょう。
という話になります。
(と言っても、一ヶ月以内とか言われると厳しいのですけど)

で、他に

・既存の会社が新規事業をする
・資金繰りの問題

という場合、タイミングと言うものがあります。

要は、
「自社が一番よさげに見える時に借りる」
のが一番借りやすいからです。

聞いたら、殆どの人が
「当たり前やん。」

と思うかと思います。
しかし、実際借りたいと思っている人は
タイミングを見ていません。

数ヶ月前に交渉していれば簡単だった。
ということがほとんどです。

又は、

数か月前にした大きな出費を借りた後にしてれば簡単だった。
ということも多いです。
まぁ 出費したから借りたいってこともあるのですけど。


現状のまま行けばどうなるのか、
それを判断するものとして

「早期経営改善計画」

というものが、あります。
計画を作ってみて、
・現状のままだとどうなるのか
・今後どうしていきたいか
などを判断してみるものです。

「早期経営改善策定支援」
と言って、
この計画の作成と1年度のフォローについて助成金もでます。

一度、今契約している税理士に聞いてみるか、
今の税理士に不安があるのなら、
この制度を利用して相性がいい税理士を探してみるのはいかがでしょうか?

2017/08/28
仕事はやりたいことだけやって、後は人に任せようね。

というのが、当事務所のスタンスなのですが。

やりたいことといっても、相手(お客さん)から支持をえないとお金になりません。
自分のやりたいことを、お客さんの求めていることに変換する。

自分よがりな商品では相手には響きません。
自分のやりたいことを、いかにお客さんが求めている事に変換していくか。
表現の違いでもでてくると思いますよ。


昼寝がしたいけど、お客様視点に変換・・・・
何かいい案ありましたら(^^

2017/08/07
「お客様は神様です。」

という態度で出てくる人をお客様にしてもろくなことがない。

という話ではありません。

お客様からは、色々要望が出てくると思います。

もし、その要望をすべて答えることができたなら。
又は、できるような商品が開発できたら。

それは、ものすごく売れるサービス若しくは商品でしょうか?

答えは、微妙です。

お客様がでてくる要望に答えるのは大事だと思います。

ただし、

1)他の人にしてもらったほうがよいものまでする。

これは、中途半端になることが多いです。
自分の売りが薄まるぐらいなら、誰かにお願いしたほうが良いことも多いです。

2)お客様くる要望と本当にお客様が求めていることは違う。

お客様が本当に望んでいること。
これは、お客様自身もわかっていないことが多いです。
ですのでその要望の本筋も考える必要がありますし、
そもそも全く違うことを望んでいる可能性もあります。

お客様に振り回されて、自分を失うことのないように。
自分にも常に戒めないと行けない言葉です。



2017/07/10
じーっ。

と見ているだけで何か見えてくるようだと、
超一流か変態かのどちらかです。

さて、一般人の我々がまずどこから見るかというと・・・

純資産の部:
ここがマイナスかプラスを単純に見ます。
資産と負債の差額がこの純資産の部の金額なのですが、
マイナスってことは資産より負債が多いわけですので。
もしマイナスだった場合、ここをプラスにするところから始めます。
地道に利益を出すのが一番の手段なのですが。

流動資産と流動負債の差額
「流動資産」の意味は一年以内に現預金となるもの若しくは現預金
「流動負債」の意味は一年以内に支払わないといけないもの。
です。
流動資産>流動負債であれば、ここ一年はちゃんと支払いができるのかな?
という見方をします。(本当は色々ありますが)

これだけで大枠はOKだと思います。

あとは気になる科目の残高で
「あれ? これってあってる?」
というのがあれば中身を調べていく形になります。

もし他の人(経理の人、税理士)に作ってもらっているなら
わからないことはどんどん聞いてもらうのが一番早いです。

知らないのが恥ずかしい・・・。
そう思われる人がもしいるのなら・・・
大丈夫です。貸借対照表を見て全て分かる人なんて
だれもいないんで(^^

慣れてる人は、
不自然な場所に気づきやすいだけです。


2017/06/26
お金があるのに借りるわけないやん?

そうお思いかもしれません。
その後の展開によってはお金があっても借りるほうが賢明ってこともあるんです。

今回は、その話ではなく。
ないので借りるわけですが、
その理由は大きく2つに別れるのではないでしょうか?

1)新たな設備投資
その借りたお金分以上の収穫があればOKです。
返済がきつくなければ、既存の事業で返済できるので、
如何ににこの設備投資が有効であるか、
若しくはこの設備投資しないとマイナスになるか。
その観点で借りる借りないの判断になると思います。

2)急激な売上増で資金繰りが悪化。
利益的には黒字だが、支払いの関係で資金が必要であれば、
入金・出金のサイトの交渉が必要ではありますが、
一定規模の現金が入れば自然と資金繰りが解消すると思います。

3)利益が赤字で経営改善が必要。
この場合スタートが赤字です。
借りたことで、いっときはしのげますが、再びお金がなくなるのは目に見えています。
とりあえずの延命措置というのも大事ではありますが、借りる前に
「どうしたら黒字になるのか」
「いつに黒字になるのか」
という判断が必要です。
お金はいつでも何回でも借りれるものではありません。
最初に借りる時に、
「いつに資金繰りが改善するのか」
をしっかり考えて必要金額を借りないと、
借りたはいいけど、半年後にまた借りなければならない。
という状況になるやもしれません。
その時は、最初に借りるより条件は必ず悪化しますし。
最悪
「借りられない」
なんてことにもなるやもしれません。

借りるときには
いつになったら、お金が回復するか。
そこまで計算して、必要金額が借りれるよう交渉しましょう。


2017/06/12
あなたの本業はなんですか?

と聞かれれば、
私であれば、

「税理士」

という答えが出てきます。
誰に言ってもわかりやすいってのもありますが。

たとえ士業で無くても、
何かをしていれば「なになにしています」
というのは出てくるかと思います。

たまに、色々しすぎていて
「何でも屋」
という回答をされる方もおられますが。

(これはこれで、プロデューサーとかだと思います)

さて、この本業。
大枠でいれば合っています。
しかし、もっと細かく言えば何でしょうか?

私であれば、
税務にとらわれず、あらゆるものの相談ってものが
メインになります。

お客さんの悩み事という「ボケ」をうまく拾って「ツッコミ」をする作業の繰り返しです。

これ以外は自分以外でも良いわけです。

そう、自分しなくてもいいこともその「本業」には含まれている。

それが普通だと思います。
しかし、それは自分でしなくていいですよね?

・時間がない
・忙しい

本業が忙しいのは嬉しいことです。

経営者ならそんな事をしている時間があるなら、他のことをすべきではないでしょうか?
大事な本業でも自分以外がしても問題ないもの。
探せばいっぱい出てくると思いますよ。



2017/05/15
仕事が増えてくると一人では限界が来ます。

そこで、
従業員なり
アルバイトなり
外注なり
と誰かに頼むことがでてくると思います。

この時には
人との意識の差
に悩むことになります。

アルバイトや従業員に経営者と同じ視点をもたせる。
というのは大変な作業です。

無理に近いかもしれません。

外注でも自分のスピードや感覚、品質に
合わせてくれるとは限りません。

その時は2択です。

・相手はそのレベルだという認識で付き合う。
 教育も考えていく必要があります。
 相手のレベルに合わせた仕事だけさせる可能性もあります。

・自分のレベルに合わせた人間に変える。
 費用負担は増える可能性は高いです。
 満足するレベルの人間に出会えるまで、
 何回も変更する可能性があります。

さて、あなたはどっちを選びますか?

一人で続けるという選択肢もありますが、
何も選ばないのは本人が疲れてしまうか、仕事量を減らすことになります。

どっちも楽ではないので、好みの判断にはなりますね。 



2017/05/08
社長との会話で

「景気が悪いから大変やで。」
「業界が廃れてきてるから大変やわ。」

なんて会話があります。
皆さんも聞いたことあるかと思います。

「大変」

って言葉、実は視点によって中身が違ってきます。

大方の人の言葉は

「景気(業界)のせいで、利益が出ない、困った。」

という現状の不満と不安です。

たまにおられるのが

「景気(業界)が悪いから、違う視点で動かないといけない。面倒。」

という、
簡単には売れないけど、売るために手段を考えて行動してて忙しい。
という現状への対応と経営者としての行動の現れです。

動くのが面倒っていう社長もなんですが、
普段は部下に任せていても、いざってときは自ら行動する。
そのあたりをまともに言うのが恥ずかしいので「大変」って言葉で表現されます。

どの業界・どんな景気でも、必ず
「もうかっている会社」
は存在します。
今までの動きでは、難しくなったとき・・・
そこから事業としての「本気度」が試されているかもしれませんね。





2017/05/01
ひらがなオンリーなタイトルです。
熟語アレルギーの人も安心。

タイトルのまんまです。
ちなみに、従業員の人には言えません。
多分首になりますので。

個人事業主と経営者。
実態として何が違うんでしょうか?

税理士の観点からみれば、

自分で全部こなせるか(個人)
なにかしら人に頼むしかないか(法人)

という感じです。
税金はどっちが得とかそういうのは抜きですが。

例えば、
法人の確定申告は流石に自分でするのは大変です。
個人は出版物やソフトが山ほどありますし、
あるということは、それだけ自分でされる人もいるのでしょう。

さて、最初にもどります。
個人事業主と経営者
なにが違うか。
それは「人に任せられるか」
だと思います。

個人事業主でも人に任せるものは全て任せ、
最終判断だけしているのであれは、立派な「経営者」でしょう。

逆に、法人であっても殆ど一人でしているのであれば
それは「経営者」ではないともいえます。

究極を言えば、
最終判断も人に任せてられるのであれば・・・
みんなが憧れる究極の
「不労所得」
といえるでしょうね。

やりたくないことは全部人に任せて
やりたいことができる。
究極ですよね。

2017/03/21
今回は会社のお話です。

個人と会社とはっきりと分けている中小企業は
まだ少ないです。

会社にお金がないときは、個人のお金を出し。
個人のお金がないときは、会社のお金を出す。

こんな感じになっているのではないでしょうか?

厳密に言えば、会社から見て
前者は、借入金
後者は、貸付金
となります。

「ふーん。費用になるわけでもなし
 問題ないんじゃないの?」

と思われるかもしれません。
確かに、前者は銀行に借りる代わりに
代表者が貸しているだけです。
通常大きな問題にはなりません。

しかし、長い年月がたってその代表者が
なくなった場合、
その借入金

それって
「相続財産」
ですから!!

長く続いている会社の場合、
その金額が何千万円となっていることもザラです。

会社も返したくても、そんなお金はありません。

そう、帰ってくるあてのないお金に対して
相続税がかかる可能性があるわけです。

個人の会社のお金のやり取り。
安易に考えていませんか?
一度確認してみてくださいね。

貸付金については、次回書きたいと思います。
(覚えていれば)

2017/01/10
こんなことを・・・あまり聞かれたことはありません。
契約しているお客さんは、理解していただいていることが多く、

「とりあえず、なんでも聞いてみる。」

スタンスができておられますので。

ただ、又聞きでよく聞く言葉です。
そこで、ついいつも通り

「なんでも」

と答えていたのですが・・・・
これだと、相手に伝わらないですよね。

そこで、ほんのり具体例を。

社長:「新しい店出したいねん。
 こういう感じでしたら儲かると思うんやけど。」

私:「儲かるのはいいんですけど、
 今それしたら、従業員さん死んじゃいますよ。
 お金の確保の前に、人の確保が急務ですね。」

社長:「あいつなら・・・もうちょいいけへん?」

私:「社長が新店舗はメインで働いたらわかりますよ。
 現場で動いてみます?」

社長:「・・・人探してくるわ」

私:「そうしてくださいねー。
 今、あの人倒れたらえらい事になるんで。」

こんな感じですかね。
人の前にお金の話はしますけど。
(こう書いてみると・・・Sっぽい会話ですね(笑)

それはともかく。

決断の後押し。


やばいときの引き止め。
(できるだけ引き止めるのではなく、不足部分の提案がしたいのですが)

がメインですかね。
こういうのって言葉にするの難しいですね。


2016/11/28
年末といえば、

「年末調整」

が一番メジャーです。
当事務所も、バタバタと進行しております。

さて、今回は年末調整ではなく
個人事業主が年末にしておくべきことを書きたいと思います。

棚卸し
 商品販売をしている場合は必須です。
 売れないものは廃棄や格安の金額で処分してしまうのも一つの手段です。
 廃棄すれば、その損失が費用となり、節税になります。
 格安で処分して、処分しきれなかっても、その金額で棚卸しできますのでそれはそれで節税にはなります。
 (一定の届出が必要です。)
 置き場所を売れないもので埋めるのももったいないですし。

修繕
 儲かっていること前提ですが、
 修繕しておいたほうが良いものがあり、お金にも余力があるなら今年のうちにしておくのも一つの手ですね。

広告
 HPの作成や、チラシの作成も売上にも貢献できますし、節税+将来の売上貢献といいとこずくしですね。
 ただし、チラシを作っても配らず在庫にしてしまうと、広告費を減らしてしまいますので注意です。

棚卸し・広告のチラシのように、

・実際に今年売れなかったもの
・作ったけど、使っていないもの

は基本的には、今年の費用にはできません。
商品はさすがにご存知の人も多いですが、チラシのように在庫しているものについても基本的には経費にならないと思ってくださいね



2016/10/31
扱う商品が決まっている場合、
適正価格で売ることになりますね。

ただ、扱い商品を決めていない場合、
最初だと圧倒的に高額商品を販売したほうが楽です。

なにせ、商品を1個売る労力はあまり変わらないから。
そして、数個、下手すれば1個で事業が維持できるから。

もう一つ、単価の安い商品で大きな企業が参入している場合、
価格競争、物量、色々な点で勝つのは厳しいです。

・大企業が狙うには売れる量が限られているもの。
・大企業には出しにくい個性で勝負できるもの。
・接近戦ができるもの(お客様の目の前で販売できるもの)

大企業は価格・ブランドで勝負をかけてきます。
それ以外で勝負できるものを選ぶ。
既存の商品でも、切り口を変えればそういうものもあるかと思います。

いろんなものを見ながら切り口を考える。
なにげにやってみると楽しいですよ。

2016/10/23
不動産は賃貸がいいのか買ったほうがいいのか。

「賃貸でお金を払い続けていても、何も残らないから買ったほうがいい。」

持ち家派の意見ですね。

「賃貸だとライフステージに合わせて住む所を変えられる。
 借金返済で人生終わらせたくない。」

賃貸派の意見です。

さて、どちらが良いでしょうか?
んー。 人それぞれですね。

ただし、事業の場合は違います。

飲食店の経営をしているとしましょう。
賃貸にするのか購入するのか。
殆ど賃貸だと思います。
なぜか?

それは、購入するには高すぎるから

です。
えっと、怒らないでくださいね。
資金が足りないからという意味ではありません。(それもあるんですけど)

事業は、投資した資本をできるだけ短い期間で回収する事が大事です。

店舗物件を購入する。
最低でも何千万円の投資ですよね?
返済期間も20年と長期になります。

その何千万の投資、5年以内に回収できますか?
恐らくできないと思います。
長くても5年も立てば色々改修する必要がでてきますよね?
追加で投資するまえに回収できていない。

この経営は成功といえるでしょうか?
なかなか厳しいんじゃないかと思います。
5年も経てば、人の流れも変わってきます。
事業方針の変更等も必要です。

その店舗を所持していた場合、身軽に変更はできないですよね。

と、いうわけで賃貸のほうがよいと考えるわけです。

しかし、不動産投資をする場合や、規模が大きい会社の場合
数年単位ではなく、数十年の単位で考えます。
この場合は、「購入」という選択肢も十分考えられますね。

不動産所有・・・憧れはありますけどね(^^


2016/10/17

「お金借りたいんやけど、どれだけ借りたらいいん?」

と、借入前に聞かれます。
それは借入理由によります。

・事業開始時の借入
 設備投資に必要なお金。
 事業が安定するまでの運転資金
 の合計

・新規事業の借入
 新規事業に必要なお金。

この2つは、
実際に使った金額を領収書等で提供する必要があるものですので、
必要な資金を借りるべきです。
借り方にもよりますけど。

ただ、起業して何年かしていると、
上記のように明確な計画を立てなくても
過去の実績でお金を借りる機会が出てきます。

金融機関側から
「お金かりてもらえませんか?」
とアプローチがあったり、

会社側も先を見て、
「春先に一時資金が厳しいときがでてくるかも」
というのがわかる時です。

このときには

・必要な資金を借りるのか
・借りれるだけ借りるのか

という2つの選択肢があるかと思います。

私の主張は

・最大の金額を
・最長の期間で

借りる事を勧めています。
(必要性がないときは借りる必要はないですけど)

一旦借りると同じ金融機関からは
一定期間の返済をしておかないと借りにくいからです。
(若しくは少し不利な借入になる)

中途半端に借りて、本当に必要な時に借りれない。
それは避けておきたいですね。


余分に借りていた預金が残っているのなら
それは、資産としてちゃんとカウントされますので、
次回の借入時にちゃんと優位に働きますよ。


2016/10/03
税理士は、北は北海道から南は沖縄まで存在しております。(未確認(笑))

では、

「地元の税理士さんでいいんじゃないん?」

と言われると、

「(こちらも交通費等のコストが安くすむという意味では)そうかもしれませんね」

という回答になるかと思います。

税理士業とそのオプションとしては

・税務署類の作成(申告書が一番わかり易いですね)
・税務相談(節税とか)
・経営コンサルティング(しているかは人によります)

といったところでしょうか?
この並べた業務・・・・

「現地に行ってする必要ってありますか?」

ということです。
私も、現地に行って状況を見たり、直接お会いしてお話することも大好きです。

しかし、実際の業務は

・郵送・メール
・電話かSkype

で、十分成り立っております。

現地でしっかり手伝ってくれる、フットワークが良い。
そんな税理士さんがいれば一番です。

しかし、そうでなければ・・・
エリアを広げても問題ないと思いますよ。

なんか起こった時に、現地に向かうのは
それが遠い先であろうと、今なら簡単に行けますしね。


2016/09/20
個人であれ、法人であれ、移動することはあるかと思います。

個人であれば
・自宅の引っ越し
・事務所の移転

法人であれば
・代表取締役の引っ越し
・事務所の移転
・代表の変更

そんなに頻繁にあるわけではないと思っていたのですが・・・
これが実に多い(^^;

この時に、

・光熱費関係
・通信関係
・得意先

には、移動しました!!
って伝えていると思います。

しかし・・・税務署に伝えていますか?
すぐに何か問題が起こることがないので忘れていませんか?

「いやいや、郵便物は転送されるからいいやん。」

とか思っていません?
実は、モノによっては転送されないんですよ。これが!!

届出1枚で済むので、済ましておいてくださいね。(無料です)

ちなみに法人であれば、税務署の前に法務局で変更しないと行けないので注意してくださいね。
(異動の証拠書類として税務署等から求められます。)

あ、法務局での手続きではお金がかかるので注意してくださいね。
少し面倒な手続きなので、

「ようわからん」

って人は司法書士さんにしてもらってください。
税理士に言われても・・・懇意にしている司法書士さん紹介するぐらいですかね(笑)

税務署等への届出は、税理士ができますが・・・・
お金取れるものでもないので、主に顧問契約しているお客さんの分を必要に応じて提出しています。

2016/09/05
コストパフォーマンス重視

響きのいい言葉だと思います。

実際、出した費用に対してどれだけ成果が出たのかは常に見ておかないといけないことです。

それは、使った時間に対する効果と変えてもいいかもしれませんね。
事業によっては一人でされている方がパフォーマンスのいい事も多いです。

さて、この一人でされていて稼げている人。
この人は決して一人でされているのではありません。
ただ従業員を雇われていないだけです。

自分の対象外の分野は全て外注として人に任せられています。
殆どは、自分のパフォーマンスの最大化のために、誰かにやってもらっていることが多いかもしれません。
しかし、

「この人に任せておけば、この分野は安心」

だけでなく

「この人と新しい事業では組んでやったら面白いかも」

とも考えられていることがほとんどです。
コストパフォーマンスがいい人をただ選ぶだけでなく、自分の価値を更に上げてくれる人を選んでいるそうです。

人との出会いが、一番手っ取り早い自分の価値の向上です。
自分の価値を上げるためにも、目先のコストパフォーマンスだけで判断して、将来の自己価値向上のチャンス摘まないでくださいね。



2016/08/29
あなたの価値を教えて下さい。
というわけではありません。

仕事は全て自分一人で完結させることができると思います。

ただ、あなたがやる価値が有るかは別問題です。

・自分が苦手な分野
・自分が一から勉強しないと行けない分野

この分野で必要があるなら、外注を頼むべきでしょう。

・自分の専門分野

であっても、自分がそれにかかる時間で稼げるお金より外注で頼んだほうが

・自分より完成度が高い
・外注の費用より、自分が稼げる金額のほうが高い

のであれば、積極的に外注すべきです。

・時間

これだけは、後で買いたせないのですから。

そのためにも、自分が

・日当いくらの人間か
・それを時間に割るとどれぐらいの人間か

これは常に知っておくべきだと思います。
そして、この単価を常に上げる努力が必要です。

2016/08/15
頑張って売上を上げて行けば、利益は増えます。
(経費もちゃんと抑えつつです。)

しかし、その利益と同じ金額だけ現金が増えているかといえばそうではありません。

なぜでしょう?
社長がこっそり私用につかっている?
いや、そういうわけではありません(そういう事もありますが(笑))

(1)頑張って上げた売上金の回収はいつになっていますか?

(2)ちゃんと原価を考えて売っているから、赤字なんでないよということですが
以前と比べて在庫量が増えていませんか?

(3)おっきな資産を買っていたりしませんか?
(おっきな資産は全額その時の費用になりません)

(1)は売上がいくら増加しても、回収するまでは現金が増えません。
(2)(3)はお金を使ったからといって、すべてがその時の費用になるわけではありません。


難しい言葉で言うと
損益計算書とキャッシュフロー計算書の違いになります。

損益の動きを追うことは、とても大事なことです。
しかし、現金の動きを確認することも、とっても大事です。

両方ちゃんと確認しましょうね(^^






2016/06/27
なにやらコンサルタントみたいな書き方をしてみましたが、自社がしているアプローチと
結果としてきてくれたお客様は一致しているか確認されているでしょうか。

結果としてお客様が来てくれたり、なんかしらの反応があるってことは嬉しいので
「良かった良かった」
で終わっている場合が多いように思います。

まず、今回反応があったお客様に
・何を見て来てきてもらった。
・何に惹かれて興味があったのか。
の確認をする必要があります。

ターゲット層と一致しているのであれば、行っているアプローチは正しいと考えられるので
今しているアプローチを拡大したり、掘り下げていけばいいと思います。

もし、ターゲット層と違う人がきてくれたのなら、
・求めてるターゲットには届いていないのではないか
・いっそ今来ているターゲットに絞ったほうがいいのではないか
等を考えないといけないかもしれません。

日々の何気ない外からの反応にどう対応していくか。
この積み重ねが最終的に大きくなっていくのだと思いますよ。

※先日きた予想外の問い合わせに対応するだけで満足してしまい、確認等を怠ったという反省を込めたコラムです。
※ニホンジンジャナイダケデウロタエルショウシミン(´・ω・`)ゞ

2016/05/02
事業をはじめて順調に推移していくと、従業員を増やしつつも自分が
めいいっぱいになってしまい、時間が取れなくなってしまいます。

そのために従業員を・・・といいつつ、自分の仕事の殆どを人に渡していますか?
渡せていないのであれば意味がないとは思いますが、逆に全て渡してしまって
どうなっているかわからないという状況も、問題かもしれません。

自分の仕事を他の人間に任すことで

自分は他の仕事(事業の拡大や、インプット等)に時間をさける。

ことができますが、逆に

その人がいなくなった時に現場がわからなくなる。

ということが起こってきます。
全てを任せたばっかりに・・・ってなってしまうと逆にしんどくなってしまいますよね。
そのためには

1.誰が行っても問題がない仕組みづくり。
2.現状がすぐわかるようなチェック体制

が必要になってきます。
あいつに任せているか大丈夫というのは、無責任とも言えるかもしれません。
最後に困るのは経営者自身ですので。
本当に最低限の報告を受ける以外は必要なくなる。
こんな理想的な状況にはやくなりたいものです。


2016/04/18
事業を継続している場合、複数の銀行から何本も借りている場合があります。
時期によって金利もバラバラでまとまっていない分、毎月の返済額が多額になってしまい、その返済が経営を圧迫していることがあります。

こういった時は、今借りている銀行に一本にまとめてもらったり、他の銀行にまとめてしまうことで毎月の返済が減る場合があります。
金利も今の時代だと下がる場合がありますね。

今の銀行に聞いてみることも、他の銀行に確認してみることも、今後の資金繰りには大事なことです。
一旦決めて借入の契約をしているのだから変更はできないと思っている人もいますが、有利な条件への借り換えは資金繰りの劇的な改善に繋がることも多いです。

税理士と顧問契約している人ならまず聞いてみてもいいかと思います。
銀行とつきあいのある事務所は多いので。

2016/02/22
この時期の仕事といえば、税理士は個人の確定申告がメインになります。
(法人の12月決算の申告・1月決算の準備もありますが)

こういった時に必ず
・今年から税理士に依頼して申告をちゃんとしたい(若しくは自分で申告はしんどい)という思いで依頼してくださる人
・1月から開業します!という人
という個人事業主がおられて、嬉しいことですがバタバタ度が増します。

ただこういった時に
・営業のための色々なアプローチの準備
・セミナーや勉強会に参加
という、自己啓発及び売上増のための施策をしてはどうでしょうかという前のめりな提案です。

「えー しんどいやん。」

と言われそう(実際自分も言うのですが(笑))なこの提案。

実は、
1.今の仕事とは少し違うことに触れることや、前向きな事を進めるので、仕事といいつつストレス発散になる。
2.時間がない中進めるので、濃度の濃いものが仕上がる。
3.おしせまっているので、100%を目指し途中で止まってしまうということが少なく、最低合格点で次に進めることができる。
というメリットもあります。

例えば、暇な時期に、勉強や売上増の仕込みをすればいいと思っていてもダラダラと暇な時間を過ごしてしまったり、
ぼんやりと勉強をしたりしてしまっていませんか?
忙しいからこそ何事に対しても集中力がでることもあるかと思います。

そんなことを言われても、追い込まれないとできないと思っているあなた!!
その時は、Amazonでポチッと欲しいものを買うかのごとく、何かのセミナー参加のボタンや
営業のチラシやHPの作成依頼のボタンを、

「ポチッ」

と押してしまえばいいんですよ。
そうすれば、セミナーの開催日や、業者の方からの催促が勝手に来ますので(^^

何から手をつけたらわからないって思っている人は当事務所で企画している・・・セミナー・・・
あ、今なにもないや(笑)
と、販売チャンスを逃さないためにも忙しい時にも行動してくださいね!!

それでも時間が・・・って人にはすこしヒントを。
「時間ができない時は、今してる何かか、今したい何かを人に丸投げしちゃえばいいんです。」
何を丸投げするかは・・・今ワクワクしてない事ですね。




2015/12/28
個人の場合12月が決算月になります。
法人も12月決算であれば同じですね。

決算月の時に必要なもので後からだと手に入れにくいものとして
「棚卸一覧表」
というものがあります。
商品等の在庫の数量をチェックして、それに単価(色々な方法があるのですが何も指定していなければ
最後に購入した時の金額)に掛けて金額を出すものです。

扱っている商品が多いほど面倒なシロモノです。
ですので、ついついおざなりに作っている会社も多いのも確かです。
ただ、この金額がわからないと正確な利益がわかりません。

社長さんは
「うちはだいたい利益率30%ぐらいでいけてるで」
とか話すことが多いのですが、この棚卸しがちゃんとできていないと本当に30%の利益が出ているのかがわからないのです。
決算してみて予想以上に利益率が低くて愕然とすることもしばしば。
本当は常にやっておかないといけないものなのですが・・・最低月に1回の棚卸し。検討されてみてはいかがでしょうか?


2015/11/24
お客様の中にはお得意様となられている人もいるかと思います。

でも、その得意先様は本当に得意先様として扱う人なのでしょうか?
人の感覚ですと、どうしても声が大きい人が目立ってしまいます。

本当にお得意様であれば、他と差別して対応してしかるべきです。
商売ですので、すべての人に同じ対応をすべてきではありません。
(横柄に対応していいというわけではありませんよ。)

話がずれました。
商品を購入してくれたお客様の中で誰がお得意様なのか。
単純に考えれば一番利益を落としてくれる人です。

つまり
1)その人個人に対する利益
  売上ー原価(商品代金以外にもその客様に提供したものを含む)✕購入回数
2)その人に紹介してもらったお客様の利益
3)(1)+(2)
の(3)が大きい人がお得意様ということになります。

実際に数字にしてみるとどうでしょうか?
意外と目立たない人が利益に貢献してくれている可能性はあると思いますよ(^^

2015/11/16

・社会保険関係
・証券口座や預金口座
・保険契約や満期解約時

と、こういうことにも来年から影響があるわけですが、これはそれぞれの本業の人から書いてもらうとして。

・給与以外にもらっているもの

というざっくりとしたものです。

ひとつめは、デザイナーや我々士業のようにお客様からお金をもらうときに源泉所得税を引かれている場合。
このときは払っている人や会社から番号を聞かれます。

あとは家賃もらっている人。
相手が一般の人であれば聞かれることはありませんが、事業をされている場合聞かれることになります。

給与であれば、転職しないかぎり聞かれることはありませんので、教える回数も少ないとおもいますが、
今回の例であれば、数多く聞かれることになります。
不特定多数とまではいきませんがなかなか不安な数だと思います。

対策としては、会社を作ることです。
会社にもマイナンバーは発行されますが、これはオープンな番号ですので調べれば誰でもわかる番号です。
伝えるのに抵抗はないと思います。

個人の事業を法人にするとメリットやデメリットも有りますので、マイナンバーの件のみで会社を作るというのも
どうかと思いますが、マイナンバーの展開次第では真剣に考えないといけない問題かもしれませんね。


2015/11/09
年末調整の季節であって、確定申告の季節ではないのですが。

さて、個人事業主として仕事を始める場合
「白色申告」
「青色申告」
という選択肢がでてくるわけですが(無申告ってのは論外として)

誰かに
「どっちがトクですか?」
と聞かれると
「青色のほうがトクですよ。」
と答えます。

ですので、税理士が関与していて白色申告で提出していることはほとんどありません。

ただ、白色と青色どっちが楽かといえば白色であることは確かです。
青でも10万円控除か65万円控除かで簡単さは変わってくるのですが。

私どもはプロですので、慣れがあったり、品質の保持の兼ね合いから白色と青色の手間は
そんなには変わりません。

ただ、普段されないのであれば、白色のほうが簡単です。
今はパソコンや会計ソフトもありますので青色も簡単にはなっていますが、パソコンを
苦手としている人もいるので。

何が言いたいかといいますと、白色申告のほうが青色申告より申告業務に時間がかからない
ということは、簡単に申告して、その残った時間を仕事に使ったほうが青色申告を自分で
行って時間を使うより価値が高い可能性があるわけです。

ま、続きとして税理士に頼んたほうが、その余った時間で仕事をしたほうがお金を払って
時間を作った分儲かる可能性もあるのですが。


使った時間に対する効果が、自分の時給より大きいか小さいか。
これも重要な判断だと思いますよ。


2015/11/02
地域振興券。結構流行ってますね。1万円の地域振興券を購入すると、12000円か13000円分の買い物が
できるものです。
地元京都でも2回目の募集がありました。来月に当選者の発表があるようです。
親に頼まれて今回も応募することになりました。当たるといいのですが。

国からの助成を受けてエリア限定の商品券を発行し限定エリアで使ってもらうことで地域経済を潤すものです。
特に購入する人の住所地は決まっていませんので、地域によっては地域外の人に買ってもらって観光してもらい
振興券を使ってもらうことで地域経済が潤うという良い循環になると思います。
しかし、京都では地域振興券を京都の人だけで消化してしまうので、単純にあたった人だけ税金が還付される
ようなイメージもしますが。

さて、それはさておきこの振興券、前払いすることによって利息ではないですが、いくらかお得をする制度です。
公共機関の回数券や、コーヒーチケットのようなものになります。
これって・・・・商売に利用できたら、料金を先にいただけて資金繰りはたいへん楽になります。
今されている商売でなにか思いついたら・・・やってみる価値あると思いません?

2015/10/26
未だに手元に届いていないマイナンバー。

テレビを見てると、届いている人もいるみたいで。
(テレビクルーを家の中に入れて見せているのもどうかと想いますが)

どーすればいいの?
とーしましょうか?

と、気にしている経営者も、存在すら知らない経営者も色々おられるところです。
ざっくり3パターンにわけてみますと。

1.法人のマイナンバー
  これはまだ郵送されてないのでしょうか?
  13桁のナンバーです。届出等につかったりしますが、基本的にオープンな番号です。
  色々使いみちがでてくるらしいので、その時のために置いておきましょう。
  ネット上に公開されるらしいです。

2.個人のマイナンバー(個人編)
  これはちまたに噂のものです。
  基本的には大事にしてください。
  会社勤めの方は、会社から確認されますので(現在、税金と社会保障関係のみ)
  その時に見せることがあると思います。
  今後、銀行の口座や、保険等にも使いますが、最初はそれぐらいです。
  変な人から聞かれたら、とりあえず断って確認してくださいね。

3.個人のマイナンバー(事業主編)
  2と同じものなのですが、立場が違います。
  そう、従業員等(ほかにも何人か回収しないといけない場合もあります)のナンバーを
  回収して、管理しないといけません。
  回収も面倒でしょうが、それ以上に面倒なのは管理です。
  管理上のいろんなルールがありますので、それにしたがってきっちり管理しないといけません。
  違反すると罰金まであったりします。

という感じです。
厄介なのは3の立場でしょうか?

「全然そんなのしらへんで」
「知ってたけど、不安だけしかでてこーへんで」

と、ネガティブなイメージが払拭出来ていないあなた!!
(このコラムでは対応策書いていないので、ポジティブは難しいです。すいません。)

そろそろ年末調整の話をしてくる税理士や社労士を捕まえて、ネガティブなイメージを払拭してくださいね(^^
(丸投げ(笑))

当事務所では、こんな対策をしていますよー

 

マイナンバー対策

 

良ければ一読を(^^

 


2015/10/19
物事を始めるのは、基本お金がかかります。

そのお金をどうするか。

・お金を貯める。
・誰かからもらう。
・お金を借りる。

会社に例えると、恐らく資本金は自分で貯めることになります。
運転資金か設備資金については、全部貯めるのはなかなか大変ですので、
金融機関から借りるのではないでしょうか?

このときってどうされましたでしょうか?
恐らく、最初に考えて、
「んー 全部は自分のお金では賄えないので借りるしかないか」
と判断して、お金を借りたのではないでしょうか?

何が言いたいかといいますと、実際に動き出す「前」に借りる必要があるのか考えるために計画をたてたわけです。
もしその時点で借りれなくても、事業を開始するのを伸ばせば、被害はありません。
新たに貯めてから再度チャレンジするか、足りない部分を補ってから借入に挑戦すればいいわけです。

これが実際事業が始まって借りる時になると・・・ギリギリになってから借りようとする人が多いです。
設備の借換や、運転資金の調達の場合、特にこの傾向が強くなります。
これって・・・相手からすればいきなり言われるわけです。足元見られると思いません?
相手の都合も無視してるわけです。ちゃんと計画して、相手の都合のいいタイミングで
こちらが一番良く見えるタイミングを見計らえば全然違ってくると思いませんか?

それに、危なくなってから借りようとして失敗したら・・・・えらいことになりますよね?
お金を借りることは面倒ですし、嫌な仕事だとは思います。
こういったことを先延ばしにすると・・・・もっと面倒になるので気をつけてくださいね(^^

2015/10/13
家計が厳しくなると

「食費を抑える」
「贅沢をしない」
「外食をさける」

と、今までしてきたことを我慢すると普通
考えてしまいます。
これはこれで間違いではないと思いますが・・・

がまん。。。なかなか続かないですね。

本当にピンチであれば身の丈に合わせて我慢するしか無いのですが、
その前に毎月当たり前のように払っているものはありませんか?
例えば、

・通信費
・保険料

などです。
特に通信費に関しては、最初にオプションをやたら進められるので
そのまま放置ってこともあります。
(2ヶ月以内に解約すれば無料ですという言葉とともに)
今はスマートフォン全盛期です。ひょっとしたら家のインターネットも
そんなに必要ないのかもしれません。
逆にスマートフォンの料金も色々お高いかもしれませんね。

保険料については、必要以上に保険にはいっていないか。
10年前と今では必要な保証が違うこともあるでしょうし。
と、保険を変更したほうが、今の保険より同程度の保証で安い可能性があります。


家計もそうですし、事業についても同じことがいえます。
定期的な見直し、大事ですよ。
(インターネット代金を多額に払っていたお客さまがおられたので(^^;)


2015/09/14
先日お客様から食事の招待を受けました。
とても楽しい時間でした。

個人や法人の事業をされているかたと打合せを兼ねて食事をしたり、決算等無事に終わったことを記念して
懇親会に参加させてもらうことはあります。

しかし、そのお客様は相続の相談及び申告で、通常であれば1回きりのお仕事のお相手です。
そんな方からの招待でしたので、少し驚きましたし、招待を受けもてなされて大変感激しました。
ここまでされると、このお客様に対してまだ何かできないか?と考えてしまいます。

この件、逆にお客様が私や事業をされる人に対して、上記のように感じてもらえればどうなるでしょうか?
まさに一生のお客様になってくれるでしょうし、よい情報として会社のことを口コミしてくれるでしょう。
こういう「ファン」をどれだけ増やせるか。
これが、経営の基本で最高の到達点かもしれませんね。

一生懸命を見てファンに貰えればいいでしょうし、そういう仕組づくりも大事だと
痛感した1日でした。

2015/09/07
先日、海外でお仕事されている方とお話しする機会がありました。
レベルはだいぶ違いますが業種的には同業種にあたります。どのような経緯で海外でそのような仕事をする事にされたのかしたのか、どのような流れでその業務をする事ができるのかと、色々聞かせてもらっている中で、

・同業他社がしていない事を探す。
・現状の顧客層ににライバルが多いなら、違う層を探してシフトする。
・どのような状態でも回る仕組みを作る。

こういった事を常に把握し、考え、行動する。
そういった意思と実績を感じらるお話しでした。

先の事を全く考えていない人はなかなかおられないとは思いますが、この3つの事をキッチリと進められる人と話すと、反省と元気をもらえますね( ´ ▽ ` )ノ

2015/08/31
逆の立場になってみて。

就職活動は得意な方ではありませんでした。
敬語ができていないという致命的なこともありましたが、おそらく話しているとすぐ地がでてしまうので
雇う側としては、
「クセが強いから従業員として扱いづらそう」
というイメージだったと思います。
ですので、雇っていただいた会社には素直に感謝しております。
相手側はどう思ってるかはともかくとして(笑)

で、現在は逆の立場になっています。
「やる気いまいちだけど、実力もあって元気でやる気ありますオーラ全開で面接にくる。」
と思っていましたし、それでいいとも思っていました。
それを見抜いて、それでも欲しい人がいれば・・・と思っていましたので。
が、意外とそういう人はいないので少し残念です(笑)

それはともかく・・・就活でも転職でもそこそこ決まった形の服装というのはあると思います。
さすがに新卒をとっているわけでもありませんので、リクルートスーツである必要はないので
すが、お客様の前にたっても大丈夫である服装はしてほしいと思っています。
無難なとこだとスーツですよね?

意外と中身以前にこの辺りで不安な方が面接に来られたりします。
これだと、当事務所としてはなめられているとしか思えません。

残念ながら、人間見た目で印象がほぼ決まってしまいます。
美男美女である必要はありませんが(そっちのほうがいいでしょうけど)
身なりは大事ということです。
・・・書きながら、自分でも不安がいっぱいですけどね(^^;

2015/08/17
個人であれ法人であれ、保険には主目的が有ります。
それは

「なにかあったときの補填」

です。

病気や怪我で入院をした時の入院費用の補填。
事故を起こした時に支払うべきお金の補填。
家が火事にあった時の補填。
自分が死んでしまった時の家族に必要なお金の補填。
などが主な使い道ではないでしょうか?

そう、あくまで補填であって儲けるための手段ではないと思います。

「病気で入院した時におりた保険金が入院費用より多くてもうかった!」

と喜びの声をたまに聞きますが、結果はともくとして、それだけの保険料をはらってるとも言えます。
そんなに払うことがよいのでしょうか?

あと、あくまで補填なので、何か会った時の費用をすべて保険で補填する必要もないと思います。
高額な保険に入るなら、必要最小限の保険をかけておき、残りを貯金しておくほうが
よっぽど有意義ではないでしょうか?

このあたりは考え方次第ですので、最後は本人の考えを尊重しますが、保険料は固定費です。
法人であれ個人であれ、経営や家計簿を見直すときはまずは固定費の確認から始まります。
毎月支払う費用・・・こういったものを購入するときは、年間支払額や総額を計算してから
判断することをおすすめします。
予想以上に高くてびっくりされると思いますよ。


2015/08/10
お金を借りるときには理由があると思います。

・住宅を買いたいとき
・新しい投資をしたいとき
・通常の資金繰りの改善のため
 などなど。

タイトルはともかく、必要な金額が借りれたら問題ないんじゃない?
と思われるかもしれませんが、一般的に借りる目的によってその中身が変わってきます。

住宅取得であれば、35年の長期でかりることができ、金利も安いです。ただし、住宅限定です。
投資が機械の取得や、店の改装等であれば、7年から10年、ものによっては20年の長期間で借入が
可能であったり、運転資金より金利が安い可能性もあります。
運転資金は、通常5年です。

返済期間が長ければ、当然利息額は大きくなりますが、月々の返済額は抑えられます。
会社は赤字だから潰れるのではなく、お金がなくなった時点で潰れてしまいます。
余裕が有るのであれば、短期間で返してしまうのが一番安くすみますが、いつどうなるかわからない
事が多いので、長期間で余裕をもって借りるのがいいと思います。

ところで、通常新しい事業をされるときは、設備投資の費用と何ヶ月分か収入が不安定な期間の費用を
借りることになります。
そのときに、設備投資の時点では自己資金を使ってしまい、費用の借入のみを希望される方が結構おられます。

この状態ですと、借入としては運転資金で借りることになり、特に起業したての場合、借りれる金額に
限界があったりします。しかし、設備投資の前に借入の申請をすれば、同じお金をかりるにしても設備投資
として借りることが可能になります。そうすると長い期間で借りられたり、借りれる金額が多かったりします。

それは、運転資金という、こちらが試算したよくわからない金額(計画にかかれている数字で判断)より、
設備資金という使う用途と金額がはっきりしているもの(賃貸契約書や設備投資の見積書をつけます)
ほうが金融機関としても貸しやすいからです。

ほとんど同じ状態であっても、面倒だと言って借入の行動を少し送らせてしまったばかりに、
最初の借入で予定が狂うこともありますので、行動する前に専門家に相談することをおすすめします。

私も専門家の一人として、相談にのっておりますので、よろしくお願い致します。


2015/08/03
仕事に対してタイトルのことは、気をつけないといけないことではありますが、
皆様がされていることだと思います。

しかし、このふつうの事をちゃんとする。

これだけでは売上が伸びないので、色々と特徴を出そうと研究しているわけです。
けっして、ふつうの事をおろそかにしているわけではありません。
ただ、ふつうの事をちゃんとして欲しいだけのお客様もまたおられるのも事実。
しかも、ふつうの事をちゃんとすることでお客さんになってくれるなら本来
ありがたいお客様です。

研究も大事ですが、このふつうの事をもとめているお客さんに対するアプローチを
考えることも大事ですね。

※先週、人に言われて「確かに!!」と思ったことです。
※人と会って話すことは色々刺激があって楽しいですね(^^

2015/07/13
起業したての時はなんでも自分や社内でしがちです。

その理由として、
1.お金がかかる(経済的理由)
2.基本的なとこまでは知っておきたい(ノウハウの蓄積)
3.頼む人がいない(人材不足)
があげられると思います。

3.は人材確保をする方法になるのですが、1だけの理由であれば、
社長自らしたらお金はかかりませんが、お金を稼ぐ機会をそれだけ逃すことになります。
自分や社員の稼ぐ金額より、社外に頼む金額のほうが安いのであれば、すぐシフトすべきですし、
そうなるように稼ぐ力を磨かないと行けません。
ただし、そのノウハウを社内で蓄積すべき場合には、最初はすべて社外に任せるとしても
そのノウハウが社内に蓄積できるような仕組みは作るべきです。

1回方針を決めたから終わりではなく、社内・社外の変化に応じた方法を選択して
いくことが大事になります。


2015/06/01
何を提供しているか。

「コーヒーを提供しています。」
「建物を提供しています。」

物販の方であれば、このような回答をされると思います。
これが間違っているというわけではないのですが、これは事業主の視点です。
お客様の視点であれば、例えばコーヒーの販売(喫茶店含む)であれば

1「うまいコーヒーが飲みたい。」
2「カフェインを摂取したい。」
3「少し時間が潰したいので(コーヒーでなくてもいいけど)喫茶店に入った」
4「疲れたので休みにきた」
5「少し考える時間がほしいので快適な空間を求めてきた」

と考えで来られていると思います。
自分の販売がお客様のどの視点に立って提供しているのかを把握して置かないと
極端な話、快適な空間を求めているお客様にコーヒーの質自体を向上させたとしても
効果が薄いことになります。

自分の求めるお客様は何を求めているのか、中小企業であれば1~5にすべてに対応
することは厳しいでしょうし、大企業であってもどこかに注目して販売しています。
コンビニコーヒーであれば1や2を低価格で提供することで、スターバックスで
あれば5を中心に進めていると思います。

自社の商品は、お客様の要望のうちどこを中心として提供しているのか、それを考える
だけで自社のカラーがはっきりしてくると思いますよ。


商品については様々な考えがあります。
今月発行のメルマガにも商品について少し書いてますので良かったら登録してくださいね。
あ、もう今月号は発行しているので、6月分のメルマガが希望でしたら、メルマガ登録フォーム
ではなく、問い合わせホームから登録してもらってお問い合わせ内容に「6月分も希望」と
記載ください。個別メールで送付致します(^^

・メルマガ登録
http://aki-tax.com/webform_10.html
・お問い合わせ
http://aki-tax.com/webform_3.html


2015/05/07
お久しぶりです。
決してサボっておりませんよ。
月曜日が休みの時は次の営業日と変更いたしましたので。
(次の更新がすぐ来るだけなのですが)


初めてお会いした人に
「どんな仕事をされているんですか?」
と聞くことがあります。

「営業です。」
「車を修理しています。」
「飲食店を経営しています。」
「○○ではたらいています。」(有名企業限定ですが。)

とはっきり一言でおっしゃられる人もいれば、一から自分のされていることを
説明される人もおられます。しかし、

「どういうことをしたいと思っていますか? どういうことをしようと思っていますか?」

と質問すると、悩まれる方が多いです。従業員の方であればまぁ仕方ないのかもしれません。
(部下に伝えていない上司や、経営者が問題だとは思いますが)ただ、経営者であればこれは
大きな問題だと思います。常にこの点を考えて答えをだして、また、更新しておかないと、
2・3年後には会社の存続自体が危ぶまれます。

自分のしたい思いを常に言葉で伝えましょう。できるだけ短い言葉で。
(長いと伝わりにくいですので)

私は、企業に依存しなくても経済的に自立できる人たちを増やせるように
サポートしていきたいですね。
(これもまだ曖昧な表現で、具体的に数字はでてないのでまだまだ考慮ありですが)


2015/04/27
資金繰りの改善として何を思い浮かべるでしょうか?

1)利益率の改善
2)無駄遣いの削減
3)借入等による現預金の確保
4)大きなものは分割払いにする

1)と2)は確かに資金繰りは良くなるでしょうが、資金繰りの改善というより
経営の改善ですね。
3)の借入により現預金が増えれば、資金繰りに悩むことは少なくなります。
必要なお金の数カ月分があれば、かなり動きやすいと思います。逆にあまりに多いと
投資ができていないとも上場企業であれば、株主総会時に言われそうですね。
(中小は無理に投資先探すこともないでしょうが・・・)
4)の分割払いとは、車はリースにするとかですね。普段使っているものは結構リースに
できたりします。手数料が取られるので、どちらを取るかは状況次第です。

あと一番しないといけないことは、売上を回収する日より、経費の支払いの日を1日でも
遅くすることです。例えば3月に50円のものを100円で売ります。両方とも翌月末払いです。
4月の資金繰りは

 4月末残高 100円−50円=50円 

月末まで現金が0円でも問題がないように思えますね? 
しかし、同じ当日でも、売上入金が朝一番にもらえるとは限りませんよね?
支払いも午前中に済まさないといけないかもしれませんし、当日振込みできる時間も決まっています。
同じ当日でもタイミングが合わなければ

 4月末AM 0円−50円=△50円
 4月末PM △50円+100円=50円

 これでは、午前中に資金ショートになってしまいます。
しかしこの締日を翌月末に安易に決めるのではなく、売上入金を1日早くしてもらうだけで
または、支払いを1日遅くする約束をするだけで、改善されます。
たった一日でへたすると1月分資金に余裕が生まれます。

 一回決めてしまうとなかなか変え難いものですが、話し合ってみるのもひとつの手段だと思います。
借り入れより費用もかからず、とっかかりも簡単なので。



2015/04/13
お金は借りたいとは思わないでしょうが、運転資金として一定金額を借りていることは
必ずしも問題があるわけではありません。

よくニュースで実質無借金経営という文字がでてきますが、この場合、借金はあるが
いつでも返せるだけの現金もあるということです。

なぜこんなことをしているかというと、投資案件が来た時に素早く投資することができるからです。

借入をする場合、すでに起業していれば過去の実績として決算書の提出を求められ、ある程度期首から
期間が過ぎていれば試算表を求められます。その後早くて2週間後に銀行の決済が下りて無事借入です。
早くて2週間・・・実質は1月ぐらいかかるかもしれません。
それでは投資のチャンスはとっくに過ぎてしまいます。

例えば、すでに銀行との取引がある場合、毎期決算書を求められるでしょう。
その時すでに今期に投資する案件があって、しかも時期が決まっているのであれば
「何月ぐらいにこれぐらいの投資案件があるので、このぐらいの金額を借りたいと思っている」
と伝えておくのもいいと思います。
銀行員もその話を聞いていれば、そこに借り入れしてもらえるチャンスがあるという認識を持ちますし、
事前に本人の売上の計画にいれてもくれるでしょう。
逆にその時点で借入が厳しいようなら、銀行員もそれは伝えると思います。

どうしても借入の話になると後ろめたいイメージがあるので、後回しにしがちですが、
先に伝えておけば相手の反応も読めますし、それによって経営方針も変わってきます。
何事も前もって伝えておく、実際にそのように100%進むわけではありませんが、
可能性も含めて話しておくことは無駄ではないと思いますよ。


2015/03/09
生活ができる最低限の月の売上は?

1.生活費として必要な金額を決める(会社の場合自分の報酬)
2.事業で何もしなくても出ていく経費を計算する。

ここでどれだけの利益を出せばいいかが分かります。

3.利益率を考えどれだけの売上を上げればいいか考える。

ここが損益分岐点となるわけです。

事業を開始したら最低限どれだけの売上の上げればいいかは考えます。
そのあとは、どうでしょうか?

単純に毎年売上げを前年比でいくら上げようと考えている方が多いかもしれません。
それも間違いではありませんが、具体的に自分がどれだけ欲しいか。
そんな欲望から逆算しても楽しいかもしれませんね。
そうすれば、前年比何パーセントアップより具体的な売り上げ目標になるかもしれませんよ?

従業員の方がいるなら、従業員の給与アップも含めてみんなで共有すると、みんなの
目標にもなりますしね(^^

2015/02/16
年に数回しかしない仕事というのは、そのたびに思い出す作業から始めます。
それでも無事にできるならいいのですが、ちょっとしたコツというものは、その仕事の後半に
思い出すことが多いです。

また、その人しかできない仕事というのがあるとは思います。
その仕事が分類的にその人が行うべき仕事であれば問題はないのかもしれませんが
特に上に立つ人であれば、本来は誰かにやってもらうべき仕事もあるでしょう。

こういった場合に、できるだけ誰でもできるように文章化しておくのも大事になります。
そのあと使っていくうちに修正してどんどんバージョンアップしておきます。
それによって、たとえば何人かでやっている仕事であれば、レベルの均一化が図れますし、
誰かが病気等で急にしばらく仕事ができない状況になっても、なんとかなります。

面倒な作業ではあるのでなかなかできないですし、いざしようと思っても文章にするのは
時間はかかりますが、自分のしている仕事の振り返りにもなるので勉強になりますよ。

確定申告のソフトの使い方や注意点ってのも思い出すまでに時間かかって
最初の申告書作るときって何回か作り直すんですよねぇ(^^;


2014/12/22
 経営指標といえば、利益率、前年比率、人件費率や現預金残高から売上高までいくらでもあるのですが、
その中から自分の事業に必要なものを選ぶというのをこないだとあるセミナーで聞いてきました。
起業の段階によっても変わるので、段々気になる指標というのは増えていくとは思います。

と、いう話も大事なのですが!!
それの前提として、普通に経理処理(雑に言うと会計ソフトに入力)をしていること!!


この時期になると、
「今年なにか節税した方がいいのですか?」
とか
「なにかいい節税はありませんか?」
と個人事業主さんにたくさん聞かれるのですが、

その半分ぐらいの人が、会計の処理をしていない=現状を把握していない。
その状態に聞かれても・・・と思います。
税金を払いたくないという気持ちはわからないではないですが、節税にはお金がかかるものが多いです。

節税対策をしたばっかりに、その後の資金繰りに困っては意味がありませんし、
節税対策というのは継続的に行って初めて意味があるものです。

まずは、現状を把握する。
そのために現状を把握できる状況にする。

年末年始にバタバタ会計処理しても、それは単に税金の計算するだけのものになります。
常に入力していれば、極端な話税理士に確認しなくても、自分の現状を正確に把握する事ができますよ。
それでもわからなければ詳しい人に聞いてくださいね(^^


2014/12/08
販売の仕方には、業種によって二種類の方法があります。

一つは、洋服の販売のように毎回交渉して販売する方法。
(積み上げ式とか狩猟式という表現もあります)

もう一つは、私のように顧問料を毎月いただくような方法です
(積み上げの反対はなんでしょうか?農耕式とは言われます)

一つ目だと、来月の売上が一体いくらになるのかはなかなか予測できません。
極端な話、まったく売れないかもしれません。
しかし、二つ目ですと来月の予測は簡単です。新規顧客の獲得や、解約によって増減はしますが
いきなりゼロになることはありません。

「税理士さんは顧問料もらってるから安定していいですね。」

とよく言われますが、確かに私もそう思います。
ただ、顧問料とまではいかなくても、それに近いことは可能です。

よくあるのは、コーヒーショップの珈琲チケットです。
服でも定期的に決まった金額の範囲で洋服を販売しているところもあります。
顧問料ほど確実に毎月でないものであっても、それに近い販売方法はあるのではないでしょうか?


2014/12/01
個人で事業をしていたとしても、会社の従業員として働いていたとしても営業活動は行います。

こういった場合、
 ①集客
 ②見込客フォロー
 ③セールス
 ④ファン化
といった流れになると思います。
(と色々な本にもかかれていると思います)
こういった事も大事なのですが・・・

今までに購入してもらったお客さんに対してちゃんとフォローをしておられるでしょうか?

恐らく、飲食店であれば来客につながるようなダイレクトメール等をされていたり
販売店であれば季節のセールの連絡等はきっとされているとされてると思います。

接触回数≒信頼の構築なのでつながっておきたいのですが、売り込みすぎるとお客様には嫌がられます。
なので、売り込み以外の連絡をされてみてはいかがでしょうか?
販売した商品の状況の確認をしてみたり、お客さんが喜びそうな情報を提供する。
そうしたことでお店の事も思い出してもらえますし、④のファン化につながります。

なにより、新しいお客さんを作る費用より格段に安い金額で次回の購入が期待できます。

常にお客さんとつながっておくこと。
こちら側はつながってるつもりでも、お客さんの視点からだと切れていることは多いと思います。
既存のお客様は宝ですしね(^^

2014/11/04
「会社にするのっていつの時期が良いの?」

こういった話は、個人のお客様からたまに覗います。

個人では対象のお客様と契約ができない(相手が取引先として認めてくれない)という場合や、
個人ではできない業種でない限り、個人事業のほうが基本的に簡単です。

では、どのような時に法人に移行するのか。
それはお客様の状況によって一概にいえないことも多いのですが、

①個人で3年目に入る前に法人に移行して、消費税の申告を後2年伸ばす。
②法人で申告したほうが、個人で申告するより税金が安くなる場合。

の理由が一番多いです。(私が税理士なのでという理由もありますが)

ただし、法人になったほうが、節税面でも色々できることが増えますが、個人であれば
許されていることで法人になったばっかりに許されてない部分もあります。
代表的なのは健康保険や厚生年金等の社会保険の加入です。労働保険は従業員がいれば必須のものですが、
厚生年金保険は個人の場合従業員が5人未満であれば強制ではありません。
(大雑把に書いておりますので、詳しくは社労士さんや年金事務所に確認して下さい。)
この社会保険料というのは恐らく人件費の次に支払う金額が大きなものです。

結局は、個人から法人になった場合のメリットと、法人になった時に発生するリスクや責任を
天秤に掛けて、どっちを選択するか経営者自身に判断してもらうことになります。
(法人の方が得するのはわかっているけど、個人の方が気楽だから法人にはならないという人も
 おられますが、それはそれで正しい判断と思います。)

法人を設立してからでは遅いものだと思いますので、会社を作りたいと思った方は
まずは司法書士や税理士に相談してくださいね(^^

2014/09/22
事業で言えば経費削減、家計簿で言えば無駄遣い削減といったとこでしょうか?
こう言われて何をすればいいかと思われるでしょうか?

仕事だと
・消耗品の無駄遣いをやめる。
・交際費を減らす。
・節電等、光熱費を減らす。
でしょうか?

家計簿だと
・安売りを探して回る。
・お菓子・服など嗜好品を制限する。
・節電等、光熱費を減らす

が浮かぶかと思います。
当然、上記を減らせば経費は減らせます。
ただ、それは継続することができるでしょうか?
会社であれば、仕事ですのですべきでしょうけど、
個人事業で従業員がいないようなとこではなかなか継続できないと思います。
交際費といえでも売り上げにつながることも多いのですから。
個人でも、お菓子が好きな人だと減らすことでストレス等がたまって家庭内が暗くなるかもしれません。

なので、一回の行動で効果がずっと続くものから選ぶべきです。
固定費といわれるものですね。
まずは通信費があげられると思います。
固定電話や携帯電話、インターネット回線です。
これらのものは契約を変更するだけで大きく変わってきます。
変更した後はしばらく違和感があることもあるかと思いますが、その後にストレスを感じることは恐らくないと思います。

通信費だけではなく、保険や家賃に関しても契約したらそのまま放置ではなく
変更したほうが良い可能性があります。
単純に費用がやすくなることもありますし、同じ金額で今よりよくなることもあります。
今は色々な制度がコロコロと変わる時代です。
現状の再確認を定期的に行って、得をしたり損を回避することをお勧めします。

そういう事が苦手な方は、それぞれのプロフェッショナルに頼ってはいかがでしょうか?
無料相談もあると思いますので(^^

さて、今度のiPhoneどうしようかな?

2014/09/15
旧 倒産防止共済なんですかね?
普段説明するときは倒産防止共済と言ってしまっていますが。

さて、このセーフティ共済、どんなものかといいますと。
売掛金がある得意先が倒産してしまった!!
回収ができない!!
回収できないと資金がショートしてしまう!!
といったときに、掛け金として積み立てていた金額の10倍の金額まで
無担保無保証で借りれる制度です。

いざって時に、とりあえずの資金繰りに対応できるものですが、
その本来の目的を主目的にして加入されている人は少ないのではないでしょうか?

もう一つの目的、それは節税です。
掛け金が全額損金(費用)として処理でき、任意解約で40月以上経過後であれば100%返金されます。
通常の保険ではなかなかここまでのものはないと思います。

ただし、掛け金の総額が800万円が限度になります。
前回の小規模企業共済に続く第2段ってことです。
この二つは機会があれば必ず説明するようにしています。

注意点は、目先の税金を減らすために無理をしないことですかね?
興味がありましたら連絡くださいませ(^^


2014/09/01
 どの業界にも業界の常識というものがあります。
それは、その業界で生き抜くための知恵の結晶ともいえます。
ですから、その常識を知ることは非常に大事です。

しかし、業界の常識を習得すれば、業界で生き抜けるわけではありません。その常識を知ったうえで
その業界の常識に囚われない、または、常識を打ち破る方法を考えるのです。


同業他社との差別化ということは大事になりますが、その差別化を考えるときに
業界の常識を疑ってみる、さらに進化させてみる方向で考えることを意外としていない事が多いです。

囚われていると呪縛から逃れらないですが、客観的な視点で考えるいいヒントにもなるかと思います。

 
仕事であれば、業界の考えにとらわれず、お客様の考えに立てばするべきことはおのずと見えてきます。
それを、商売として成り立てるところにまで持っていけるのであれば、他社との差別化は図れるのではないでしょうか?
そのヒントはお客様から色々漏れ出ていると思います。


なかなか漠然とした状態から、新しいことを考えるのは難しいので、まずは己の常識から疑ってみる。これも大事かと。
商売として成り立つにはどうしたらいいかで、止まることも多いですけどね(笑)

2014/08/10
やる気が出まくりで、なおかつ行動力がありまくりの2チームがあります。
やる気と行動力がある人の話を聞くのは大好きなのですが、
(びっくりするぐらいのポジティブを感じられてこちらのテンションもあがります(^^))
借入等でその思いを文章にしてもらうことがあります。


この2チームに、やる気・行動力・それに伴う結果には差がありません。
しかし、文章や資料として表現する力に大きな差がありました。

1チームは思いを文章にすることが苦手で、売上や利益のような普段つかっている数字はすらすら出てくるのですが
そこから会社全体の経営の数字であったり、その思いを順序だてて記載することが苦手でした。
(実際の借入の時には文章を社長と一緒に考えたり、訂正したりします)

もう1チームは、現状の把握、新たにすることの状況、計画、目的、将来の展望をきっちり文章にされていました。
ただの文章だけではなく、その根拠となる資料も添付されています。
(一店舗の展開から世界規模へ、初年度から10年・20年後まで書かれていたのでワクワク感が止まりません(^^))


両チームともお金を借りることができれば、返済も滞ることもなく順調に成長されることでしょう。
きっと色々問題も出てくるでしょうが、この2チームにはそれを乗り越えるバイタリティも備えているからです。

しかし、お金を貸す立場としては前者より後者のほうがお金を貸しやすいのが実情です。
担当者から上司へ、そして会議によって決議されるのが通常ですが、経営者の思いが口頭だけだと、
担当者にはわかってもらえても、上司や実際に会議で決定される人には伝わりにくいです。

後者のように思いをきっちり文章にされ、それの根拠も資料として添付している
と担当者も上司に伝えやすいですし、会議でもその資料が根拠にもなります。


思いを口頭で伝えることも大事ですが、それを文章や資料にすることができる力がないと
自分の力を100%相手に伝えることができません。
どんな野球のうまい人でも、バットがプラスチックだとやれることは限られてくると思います。
表現力も口頭だけではなく文章でも表現できるほうが成果が大きくなると思います。

文章での表現力はビジネス本を読むことでも鍛えられるとは思いますが、長編小説などを読んでみるのも
いいと思いますよ。

このお盆に一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

2014/07/28
お客さんからであったり、友人からであったり、ちょこちょこ聞かれる質問です。

今はやりの職種というのはあります。
今ならオリンピック関連で建築業は景気がいいそうです。
(その割には注文単価が安いままだったりと色々大変そうではありますが)
ま、東京限定で、関西では深刻な人材不足になってる原因ではあります。
(今は、なり手も少ないそうです)

しかし、どのような業種であっても必ず利益を上げている企業があります。
それは価格で競争していたり、その企業でしかできないもの、ニッチなエリアを
ねらったものと色々です。

隣の芝生は青く見えるものです。
しかし、今いる場所でも視点を変えれば必ず光は見えると思います。
・角度を変えてみてみる。
・業界でやってないことに挑戦してみる
・違うものを足してみる。
・逆に引いてみる。
やれることはいくらでもあると思います。昔にやって駄目だったことでも
今なら成功できるかもしれません。

小さいチャレンジで、小さい失敗と、小さい成功を積み重ねるのが大事ですね(^^


2014/06/14
「お金は次回来てもらったときでいいですよ。」

何気に言ってしまうことありませんか?
現金商売で、たまたまお客さんが財布を忘れてたとか、少額だから、
常連だから、ちゃんと払ってくれるから、とか理由は色々あると思います。
しかし、それって会社の経営破綻につながる一言かもしれませんよ?

モノの販売は、モノを売り上げて手渡した時点で終わるのではありません。
その代金を回収して初めて終わります。
(手形とか小切手ならその現金化が終わるまでです。)
モノを仕入れて、販売して、回収する。
このサイクルが1回にどれぐらいの期間がかかっているか定期的に確認すべきです。
業界によって色々ありますが、代金の回収より、そのモノの支払いの方が早い場合
それが業界の常識であってもその差を縮めるべきです。
(飲食業であっても、その日の売るものだけをその日に購入するとか、掛仕入にしてもらうとか)
製造業や建築業で販売までに時間がかかる場合、手付金や内金をもらうことも検討すべきです。

たとえば珈琲チケットのように、先に払ってもらえれば、1杯無料にしますよといったことも
販売サイクル期間の短縮になります。
回収が遅れるというのはその分お金を借りているようなものです。見えない金利を払うぐらいなら
利益率を下げても回収を上げる方が経営が改善するかもしれません。

普段の何気ない行動が大きな結果となることはよくあることです。
これを機に一度確認されてはいかがでしょうか?



2014/06/08
この2週ほど大きな買い物をするために営業を受けてきました。

 1件は自社のアピールを前面にされており、対応等も丁寧でした。
いざ見積もりの時に、なかなか引いてしまうような金額を提示され(笑)
おーさすがに高いなーと思ったわけなのですが、そのあとに今なら
この価格ですよと4割ぐらい引かれた見積もりを提示されました。
明日以降は無理なんですと今だけですよ!と、説明の倍ぐらいの時間粘られましたが
とりあえず保留。

 もう1件は、自社のアピール以上に1件目や他社の欠点をアピールされて
ドン引きして帰るという状況でした。
同じ相手の欠点でも、悪口に終始するのか、こういうこともありますがうちは
このようにしていますよとアピールのアクセント程度にとどめるとか言いようは
色々あるとは思うのですが。

 1件目は、顧客に選択肢を狭めて、こちらの思うように誘導する方法で通常でも使われているでしょうし、
2件目もライバル商品より当社のほうがいいというアピールで成果が出ているものかもしれません。
けどこれって・・・そのセールスさんを信用できませんよね?

 今回の話は1回買うとリピートされることがない商品だったので、このような手段が
日常的に行われているものかもしれませんが、税理士業はその後長く付き合っていただきたい
業界ですし、通常の商売であればリピートを求めることが多いと思います。
今回の例は特殊な事例でしょうか?
そうではないと思います。
普段されている営業方法・・・目先の商売だけを意識していないでしょうか?
先につながらない営業であればまだましですが、先をつぶす営業になってませんか?

 人の経営を見る商売をしていますが、私も一経営者であり、一営業マンです。
改めて考えさせられるものでした。


2014/04/07
会計処理をまめにしていると
「前年の同じ月と比べて」とか「現状はこのような」と
説明することができますし、お客様自身で現況の把握が可能になります。

だいたい把握しているいいよ。とおっしゃられる方もおられます。
だいたいわかっていれば問題ありません。
ただ、その把握が実際と異なっていることが多々あります。

たとえば棚卸という作業があります。
棚卸は現在の在庫はどのようになっているかを、商品別に在庫数を数え
その個数や合計金額を把握します。これにより、正しい利益が導き出されます。
なかなか面倒な作業になるので、決算の時しかされていない方が多いです。
ただ、一年に一回されている会社と、毎月されている会社では明らかに
毎月されている会社のほうが業績がよい先が多いです。

なぜなら、毎月しておけば、動いていない在庫の把握や、毎月の利益率の
確認等ができているからです。
毎月同じことをしているから、同じ利益率ともかぎりませんし、動いていない
商品があるのなら、在庫処分で処理してしまう等の対応をする必要があります。

年に一回の棚卸だと、この把握が1年に一回しかできないため、対応が
遅れてしまいます。

この棚卸というのは、

売った金額—仕入れた金額+「在庫に残ってる金額(これ)」=商品を売った利益

という商品を売った時の利益の計算の基礎となるものです。
この金額がもし間違っていたら・・・どんだけ儲かっていたかの指数が大きく違ってきます。
物を作って商品を販売している業種(飲食・製造)や多品目を売っている業種は利益率の
変動が大きいのでしっかり把握しておく必要があります。

棚卸をしっかりしているところは在庫の整理もきっちりされているので、ロスが少ないです。
面倒なだけではない、思っている以上に効果のでる作業なので、されてないかたは
ぜひ実行してください。

2014/03/24
私は、個人的に仕事をお客様の事務所で行うことが好きです。
必要な書類がすぐ手に入るという実務的な面もあるのですが、
仕事場を見ることで何をしているのか、現在どのような状況なのかを
感じることができるからです。


 仕事をするときは自分のパソコンを持って行って入力等をするのですが
お客様自身が会計データの入力等をしている場合、直接お客様のパソコンで
することや、データのやり取りの時にお客様のパソコンを触ることがあります。
その時に

「このソフト使えへんようになってん」

と言われたり、

「このパソコン、遅くないですか?」

と思わず言ってしまうことがあります。
理由として、古いパソコンだからということが多いのですが、市販のパソコンを
そのまま使ってられる人の場合、いらないソフトが大量に入っていたり、使っていない
ソフトが常に常駐していたり・・・と。

 本業の話をしながら、そのときに簡単に改善できることは直したりすることがあります。
もともとパソコン関係について好きなのもあって(今は全然詳しくないんですけどね)
気になってしまうからするだけなのですが、これが案外喜ばれます。
個人的には、単なるおせっかい程度であり、特になにも考えていないレベルのことなのですが、
お客様にとっては、その改善で快適度が相当向上されるからでしょう。
税理士と契約して毎月顧問料を払うのはちょっと・・・という方でさえ、パソコン関係なら毎月払っても
いいと言われる方もいます。(なんだか悲しくはなりますが(笑))

 たまたまパソコンの話ですが、自分ではお金にならないものと思っていても、相手にとっては
お金を払う価値があると考えていることがあります。
自分のできることで、お金のもとになること・・・整理してみるとでてくるかもしれませんよ?


2014/02/24
 組合というのは、一人一人の力は小さいけど、目的に向かってみんなで集まって頑張っていこう!!という考えで発足したものだと思います。大きな会社にある労働組合から、商店街等の組合、有名な生協や農協も組合の一種です。
ここでは、その組合の中で、飲食店組合や建築業組合とう業種別に集まっている組合について少し書こうと思います。

 昔は組合というのは入ってないと逆にその業界からつまはじきになるぐらいの大きな力だったと思います。
しかし、時代がかわり、組合の考えについていけなくなったり、会費が払えない等の理由で、組合員人数の減少しているところが多いとのことです。集団で集まってなにかをするのが煩わしく感じる人もおられます。

 「組合に入ったって、会費払うだけでなんのメリットも今はない。」

と考える人もおられます。しかし、その組合には昔からのその業種に関する英知が集まってるわけです。
それを使わない手はありません。ただ簡単に教えてはくれないでしょうけど、長年その業種に携わっている人の話というのは聞くだけで大きな価値があります


 もう一つ確実にあるメリットとしては、そういう組合には組合の健康保険というものを扱っているところがあります。
昔からある組合にはだいたいあるものです。この健康保険は、国民健康保険や社会保険より負担が少なくすむ可能性が高いです。
国民健康保険や社会保険と違って月額決まった負担額です。(所得の大きさで金額の変動がありません)
これは金銭的に見ても大きなメリットだと思います。


あとは、クレジットのシステムを斡旋していたり、いざ事故が起こった時に保障をしてくれたりもします。


当然、自分の事業に該当する組合しか入れませんし、エリアも限定されています。
上記の事をすべての組合がされているわけでもありませんので、組合員になられる前に確認したほうがいいです。
(最近はホームページをもたれている組合も多いので、簡単に確認できます。)

昔からあるものには、それ相当の価値があるということですね。

※ただ、こういう組合で確定申告等を一緒に考えながら手伝いますよという体裁で
実際は申告業務代行をしているところもあります。
※税理士業務は無償であれ、有償であれ税理士しかしてはいけないという点と、そのかたがされている手続きが
※正しいとはかぎらず、相手は責任をとらないという点はよく考えてくださいね。

未来こうなるシート

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税理士に相談!みたいなお固い感じじゃなく、気軽にお茶でも飲みながら、今の経営のこと、将来の夢などを語りに来てください。相談料は不要です。

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