ものを大事にする事はいいことなのですが、長期につかい続ける事と、比較的短いサイクルで買い替える事
どっちが得なのでしょうか?
経済的に言うなら、頻繁に買い替えてもらう方が経済活性化のためいいのでしょう。
事業であれば長く使ってもらった方が、経費が抑えられるのでよいともいえます。
ただ、使っているものの種類によって違ってくると思います。
椅子や机であれば、よっぽどでない限り壊れるということもありませんし
壊れても急に大きな問題に発展することもなかなかありませんので、
長いこと使ったほうがよいでしょう。
車だったら?
今の車は故障も少ないですし、定期的に車検を受けるので、長いこと乗った方が良いのかもしれません
(燃費や車検の費用の上昇によっては買いなおすことも検討に含まれますが)
ではパソコンでは?
今年はウインドウズではXPのサポート終了があり、新しいパソコンに交換された方も多いと思います。
それ以外には? 動きがよっぽど悪くない限り変えない方が多いようです。
ただ、パソコンの部品の中にハードディスクという部品があります。
これはもっとも稼働する部分で、なおかつデータ等の記憶媒体です。
これが壊れると、基本中のデータはすべて消えます。
経験側からいうと、いずれは必ず壊れます。(使用頻度にもよるのでしょうが)
定期的にバックアップをとっているから大丈夫。サーバーやクラウドに
常にデータを取っているから大丈夫。という方も新しいパソコンにした時に経験したことがあるかと思いますが、
その前に自分が使っていた状態に持っていくのに下手すると1日以上かかります。
それだけ中身が複雑になっているのです。
その間完全に仕事が止まってしまいます(パソコンがないとできない事が多い場合)
勤めていた時には誰かが調子の悪いパソコンに苦労して時間を無駄にしていました。
パソコンがないと仕事にならない職種だったので、その影響はほかの人の仕事にまで影響しています。
それを考えるとパソコンは定期的に買い替えたほうがコストパフォーマンスが良いことになります。
長く愛用すべきものと安全や安心の為定期的に買い替えたほうが良いものを分けてお金を使っていくのも大事です。
いや、単純に当事務所でも来年までには買い替えないと危険だなと思ったもので。
(バックアップはきっちり取っていますが)
ただ、パソコンがわりと好きなので、好きだから買おうとしてるのか、仕事的に必要なのか、理性で考えているのか、
欲望なのかの判別がむずかしい・・・