決して、売りたい商品のほうが儲かるからというわけではありません。
(そういうことも、多いとは思いますが)
売る側が
「これはすごいサービスやで!!完璧!」
と会心の出来に喜んでいても
買う側は
「なんの意味があるん?」
ということは、数知れず。
1)ニーズがわかっていない。
例えば、私、税理士が、
「税理士は究極のコンサルができるで!!」
と思ったところで、顧客の超基本のニーズは
「申告やってぇな」
「税金減らしてぇな」
なわけです。
もし、究極のコンサルができるなら、究極のコンサルを求める人に言わないと意味が無いわけです。
究極っていうと高そうですし、
「うちとこ小さいから、そんなんいらんねん」
って言う事も多いですから。
2)相手に取って大事だと気づかせていない。
その究極のコンサルが相手にとって、とっても大事だとしたところで、
先程のように相手に理解してもらわないと、単なる押し売りです。
相手に
「なんか高いの売りつけようとしている」
って思われないように、ちゃんと理解してもらわないと、商売のスタートラインにたてません。
気づいてもらうって本当に大変です。
3)どうすればいいねん?
相手に聞いてみると意外と簡単に需要というのはわかる事が多いです。
ただし、わがままに付き合うことはありません。
全て盛り込んだら、どえらい高いものになるのはお互いわかっているわけですし。
お互いの着地点としてベストを探せばいいわけです。
iPhone(スマホ)のように、今までなかったもの(あったものの集合体ですが)を作り出す!!
なんて事は・・・・できれば最高ですが、できなくても商売は成り立つということで。