老後の心配というものは誰にもあるかと思います。
私の世代ですと、今は元気でもいつかは親の介護をしなければいけないと感じますし、
もう一つ上の世代になると実際介護をしている方も多いです。
もう一つ上の世代になると介護が必要か、もう数年後には介護の可能性が高いなぁと
感じる世代だと思います。
そうなっていく前にだんだん記憶力の低下や判断力の低下を感じてきて不安になることもあるでしょう。
こういう時に、成年後見人という制度が使われています。
成年後見人。簡単に言うと、本人の代わりに色々してもらう人を指定する制度です。
してもらえることは色々あるのですが、ざっくりとした括りですと、契約関係、財産管理
身上監護(介護施設にいれてもらうとか)です。
ほとんどは親族がされていると思っていましたは、今は50%超は第三者がされているそうです。
なられている方は、親族を除きますと、弁護士、司法書士、社会福祉士の方が多いです。
税理士もなれるのですが、今のとこなられている方は少ないですね。
弁護士:契約関係には強いですし、トラブルを抱えられている場合には頼りになると思います。
司法書士:契約関係に強いのは司法書士も強いです。成年後見人制度について司法書士団体あげて
頑張られているそうです。
社会福祉士:身上監護に強いです。ケアマネージャーさんとのやりとりや、介護施設への入居等に
主に本人さんの身近な世話についての手続き等をしてもらえます。
税理士だと、財産管理には強いでしょうね。
こういう事を、実際に困る前に契約することを任意後見契約といいます。
実際に起こる前に色々相談して考えておくことも大事だと思います。
近くに、弁護士、司法書士、税理士がおられるなら一度相談してはいかがでしょうか?
話を聞くだけで老後の心配が減ると思います。
もちろん私にでも結構ですよ(^^